実演鑑賞
ザ・スズナリ(東京都)
2015/08/24 (月) ~ 2015/09/09 (水) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://rinkogun.com/Bartlebies.html
期間 | 2015/08/24 (月) ~ 2015/09/09 (水) |
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劇場 | ザ・スズナリ |
出演 | 円城寺あや、都築香弥子、中山マリ、鴨川てんし、川中健次郎、猪熊恒和、大西孝洋、杉山英之、武山尚史、樋尾麻衣子、松岡洋子、田中結佳、宗像祥子、長谷川千紗、秋定史枝、川崎理沙、宇原智茂、根兵さやか |
脚本 | 坂手洋二 |
演出 | 坂手洋二 |
料金(1枚あたり) |
1,500円 ~ 3,600円 【発売日】2015/07/19 チケット発売中! 【全席指定】 一般前売¥3,300 ペア前売 ¥6,000 当日¥3,600 大学・専門学校生/U-25(25歳以下) ¥2,500 高校生以下 ¥1,500 ※学生、U-25は、前日までにご予約の上、当日受付にて要証明書提示。 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 8月 24日(月)19:00 25日(火)19:00☆ 26日(水)14:00/19:00☆ 27日(木)19:00 28日(金)19:00 29日(土)14:00 30日(日)14:00 31日(月)19:00 9月 1日(火)19:00 2日(水)休演日 3日(木)19:00 4日(金)19:00 5日(土)14:00/19:00 6日(日)14:00 7日(月)19:00☆ 8日(火)14:00/19:00 9日(水)14:00 ☆ゲストと坂手洋二によるアフタートーク 8月25日(火)19:00の部 池澤夏樹(詩人・評論家・作家) 8月26日(水)19:00の部 巽孝之(慶應義塾大学文学部教授、日本アメリカ文学会第15代会長)・Samuel Malissa(イエール大学東アジア学科大学院博士課程) 9月7日(月)19:00の部 大和田俊之(慶應義塾大学教授) |
説明 | Bartleby できれば私、そうしないほうがいいのですが。 ↓ Bartlebies できれば私たち、そうしないほうがいいのですが。 アメリカの国民作家ハーマン・メルヴィルの『白鯨』と並ぶ代表作、『バートルビー』。 逃避か、拒否か、怠惰か、絶望か。彼の選択には、いかなる言葉もあてはまらない。 永遠の謎を湛えた人物像が、混沌の現代日本のどこかに佇み、あなたが気づくのを待っている。 燐光群はかつて、「アメリカの第二の聖書」とも称される「国民文学」であるハーマン・メルヴィルの長編小説『白鯨』を、アメリカ現代演劇のトップランナーであるSITIカンパニーのリアン・イングルスルードを招いて上演し、演劇界のみならず英米文学界からも多大な注目を集めました。 「バートルビー」(Bartleby 1853)は、メルヴィルのもう一つの代表作であり、内容の不条理性からカフカを先駆けた作品とも言われ、ブランショ、デリダ、ドゥルーズなどの現代思想家にもさまざまなインスピレーションを与えてきました。「バートルビー的人間」は、社会の中で違和感を抱えつつ生存する人間たちの総称となっており、文学の域を越えて、「不条理な状況に於いて棲息を余儀なくされる近代の人間のありようを象徴するもの」と言及されています。 本作『バートルビーズ』は、このバートルビーの物語をより広い視点から見直し、「複数形の物語」=「バートルビーズ」と転換、現代人の象徴として普遍的に捉え直すことにより、新たな物語を紡ぎ出します。「バートルビー的人間」は、人間が、いかに二十一世紀以降の新たな時代に棲息できるかについて、演劇の持つ社会性、個人の内面を描いていく表現の多層性を駆使し、また、音楽、美術との複合による豊かな時空間の提案により、これまでにない演劇表現を目指します。 6月の「国際メルヴィル会議」では、そのプロトタイプというべき断片がメイン・イベントの基調講演として、坂手洋二自身による朗読劇の形で紹介されました。「3.11後」を日本から体現する表現の誕生として、早くも注目を集めています。 劇団外からは、「夢の遊眠社」で活動後、舞台以外にも映画・ドラマと幅広く活躍中の円城寺あや、『現代能楽集 クイズ・ショウ』で燐光群に初参加し鮮烈な印象を与えた都築香弥子を、前作に引き続き迎えます。 これまで様々な素材、文学的事象を演劇で表現してきた坂手洋二と燐光群が、現代社会が抱える「心の闇」を描き出す今作品にご期待ください。 『バートルビー』(Bartleby 1853)について……19世紀半ばのウォール街。法律事務所に代書人として雇われた青年バートルビーが、やがて一切の仕事を温和な口調で拒否しながら事務所に居座り続けようとする、寓話的な中編小説。内容の不条理性からカフカ的世界の先駆として、ブランショ、デリダ、ドゥルーズなどの現代思想家にインスピレーションを与えた。現在も多くの研究家により「バートルビー的人間」についての考察は続けられている。 |
その他注意事項 | ★ご予約・お問合せ 燐光群/(有)グッドフェローズ TEL 03-3426-6294 ticket-rinkogun@ee.alles.or.jp |
スタッフ | 照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所) 音響○島猛(ステージオフィス) 舞台監督○久寿田義晴 美術○じょん万次郎 音楽○太田惠資 擬闘○佐藤正行 衣裳○ぴんくぱんだー・卯月 衣裳協力○小林巨和 舞台協力○森下紀彦 演出助手○山田真実 文芸助手○清水弥生・久保志乃ぶ 美術助手○福田陽子 イラスト○三田晴代 宣伝意匠○高崎勝也 協力○浅井企画 オフィス・ミヤモト 制作○近藤順子 鈴木菜子 Company Staff○古元道広 桐畑理佳 齋藤宏晃 小林尭志 鈴木陽介 西川大輔 宮島千栄 橋本浩明 内海常葉 秋葉ヨリエ |
チケット取扱い
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できれば私、そうしないほうがいいのですが。
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Bartlebies
できれば私たち、そうしないほうがいいのですが。
アメリカの国民作家ハーマン・メルヴィルの『白鯨』と並ぶ代表作、『バートルビー』。
逃避か、拒否か、怠惰か、絶望か。彼の選択には、いかなる言...
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