最新の観てきた!クチコミ一覧

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プロトタイプ

プロトタイプ

劇団衛星

KAIKA(京都府)

2015/08/27 (木) ~ 2015/09/02 (水)公演終了

満足度★★★★

劇団衛星『捕虜』『義経千本松原』観劇♪
劇団衛星さん、初観劇ですが…、20周年おめでとうございます♪
とっても不思議な雰囲気の舞台でした!
『捕虜』、立川さん、お綺麗でした。
『義経千本松原』、ますます不思議な雰囲気でした!

面白かったです。
そして今回、両公演とも早割1000円で拝見できて、超お得でした♪
ありがとうございました。

アトリエ、のような場所で。

アトリエ、のような場所で。

中央大学第二演劇研究会

中央大学多摩キャンパス・イベントスペースnight(4201)(東京都)

2015/09/03 (木) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

アトリエ、のような場所で。
ちょっと遠い多摩地区ですがモノレールで遠足のような気分で出かけました。観劇の満足度はお芝居そのものはもちろんですが、その他諸々に影響されますね。今回はせっかく初めて中央大学に行くのだからと、スタッフさんに学食についてメールでお尋ねしたところ、場所から営業時間まで丁寧に教えていただきました。また入り口にいた守衛さんにもとても親切に対応していただいて感謝です。今回はあいにくのお天気でしたが次回は構内の散策もしてみたいものです。さて、舞台ですが・・・

ネタバレBOX

サークル棟のイベントスペースという場所でしたが、音響設備が悪いのか声が聞き取りにくかったり、ほかのサークルの練習の音が聞こえて来たりとちょっと残念でした。
アトリエのような場所で共同生活をする若者たちのところに、新入りの青年が連れて来られます。訳が分からないままそこでの生活に巻き込まれる青年でしたがやがてある事件が起こり、その結果そこを出て行くことになります。そこは心を病んだ青年のための病院だったのかもしれないとも思えましたが、青年の心の中の葛藤だったのかもしれないとも思えました。最初真っ白だった青年の服が汚されて行くところが象徴的でなんだか心がひりひりしました。若いっていいな・・・だけではすまされないものがありますね・・・ってひと事なら冷静に考えられるのに。
龍 -RYU-

龍 -RYU-

劇団ZAPPA

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/09/02 (水) ~ 2015/09/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

面白かった
歴史の表舞台に立つ前の坂本龍馬を主軸に、時代背景や土佐という土地、人間関係が丁寧に描かれ、そこに一つどこか不思議な少女の存在が加わり、時代劇としてだけでなく、どこか幻想的な感じを抱かせていると思いました。殺陣も素晴らしくて、劇中の見どころのひとつでした

オパンポン☆ナイト番外 〜感謝勘弁〜

オパンポン☆ナイト番外 〜感謝勘弁〜

オパンポン創造社

自由表現空間 シアターカフェNyan(大阪府)

2015/08/22 (土) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

大巨人は、5mの女 面白かった。
2作品を観た ★大巨人とスタンドバイミー ★5mの女 久し振りのオパンポン 極端な設定と人の心の残酷な部分と優しさと 面白かった。

ネタバレBOX

☆感謝バージョン
★大巨人とスタンドバイミー
「あの池には大巨人が住んでる!」と僕ら兄弟だけでなくクラスの皆も夢中だった、のは子供の頃の話で。大人になっても夢中から覚めないのは兄ちゃん一人。そんな僕ら兄弟のある晩の現実。
会場 カエルの泣き声 前説 携帯、他の劇団が言っているように宜しく。
兄ちゃん 兄ちゃん ここか 母ちゃんが説得してくれって ここに大巨人がいない いるよ 妄想 組んず解れつ パンチドランカー心配 やっちゃんの仇 居ると言ってた 子供の頃 おびき寄せる 黒猫のタンゴを踊る スリラー 止めんじゃねえぞ 止めるよ 止めんじゃねえ クオリティが低い 週5バイト よっちゃん と やっちゃん 巨人に引き込まれた 翌週この池でおぼれて死んだ 死んだのは兄ちゃんのせいではない。 この前なぐり合った 写真撮った? 撮ってない 迷惑かかる 誰にもかけてない。 母さんはどう ボクシング止めて 夢は大巨人じゃなくていいだろ ちょうちょ 歌 現実から逃げているだけだろ。 俺たち巨人バスターズ 一緒に見張るか 一緒に帰ってやっるか 今日だけ。 ブロー--- ドカン 大巨人バスターズ ハイキック ボクシングは、 大巨人ありがとう

★王様大脱走
ある男が収監される。
そこには王を名乗る先客が鎮座していた。
「王様おめぇよ、今までの分加算されて懲役が...」
「260年」
王は国へ帰る為、脱獄を手伝ってくれと頼み出る。
牢獄 新入り 何さまじゃ 古参が新入りをたしなむ 古参はトファン王国の王 かかってこい よわ。 戻って民を守る おぬしは何のために生きる 私は民を守るため ・・・・(投げる)  中断。

☆勘弁バージョン
★5mの女
池下敦子の一人芝居
5mに成長した女が「普通」の幸せを求めて彷徨う、何一つ普通じゃない哀の噺。
 女が戻ってきました んけな野郎につかまってしまった 5mもあって ちんけ 役に立てよ。 もういいかい池下見っけ 池下前だと観えない 組体操扇 ちんこみたい バスケ部卑怯と言われる ケーキ屋かわいいものは出来ません米に字を書くようなもの 飲食あきらめました。 希望を求めて盗んだバイクで飛び出した、人より早く育った このバイクの様に。 君はどうすれば幸せ 普通に ムリだ バカ ごめん 分かち合おう 二人の生活 働いてくれよサーカスでもフーゾクでも、 またバイクは私専用になった 5階から飛び降りた 足が、じーーん 池にドボーン 下へ下へ 池下だけに 底 苦しくない 長い年月 窮屈 やっちゃんの仇だー やられたふりをした。 歩いた 私があなたを守ってあげる 抱きしめた 今更の様な事を 筋肉だけの笑顔・・・ 気づいたらタコ殴り 海に飛び込んだ 苦しい 巨人が打ち上げられた政治家の女が流木で殴っていた 写真撮った ガリバー 私なんて生まれてこなければ良かった。  ポンポン出囃子 凄いじゃないかよ 待ってくださいよ池下様 5mもあれば何とかなる チャンチャン 出囃子
BROADWAY MUSICAL LIVE 2015

BROADWAY MUSICAL LIVE 2015

オフィス・ミヤモト

新国立劇場 中劇場(東京都)

2015/08/28 (金) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかったですよ~
ベテランから若手まで、色々な出自の人たちが一堂に会するんですから。

音楽って良いなあ、歌って、ダンスって良いなあとしみじみ思いました。

幼女Xの人生で一番楽しい数時間

幼女Xの人生で一番楽しい数時間

範宙遊泳

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/09/02 (水) ~ 2015/09/07 (月)公演終了

満足度★★★

準備
面白い。100分。

ネタバレBOX

「幼女X」
変な髪型の弟(埜本幸良)と、精神的に起伏のある姉、その娘(幼女)、後々癌が見つかる母が新宿御苑で遊んで、徒歩20分程度の高層マンションで金持ちな姉の夫と飯を食べる。その帰りに母が倒れ、弟は夫のポルスケ(ポルシェ)に傷をつけ、娘のパンツを咥えてオナニーする。
姉の元彼で敵を探し彷徨っている男(大橋一輝)と姉らが御苑で会って、(弟が遅れたせいで)一緒に飯を食べる。結局敵が出ないから学校を覗いて女先生に握手してもらえないし、バイトは首になる。連続幼女強姦魔逮捕の場面に居合わせ、強姦魔に金槌で襲い掛かるも警官らに取り押さえられ、果ては自身の頭をハンマーでボコり死ぬ。

序盤の生まれる準備が出来てないという赤ちゃんの叫びという映像導入が上手い。根底から不安が付きまとう感じ。敵を探してた男の、社会不適合な性質とその母に宛てた手紙という構成がいい。
一転、ややハイテンションな腋臭を気にしちゃう弟が、玉の輿にのった姉(とその夫のオーラ)に戸惑い、わけもわからず、娘への性癖も込みで奇行(変態プレイ)に走っちゃう感は、なんとも言えなくなる。
両方とも、現代的な病みという気持ち悪さが生々しい。
時に姉らの言葉を映すという映像の使い方も面白い。セリフを聞かせるのでなく読ませるのは、(客の持つ)気持ちを増幅させてくれるのかなと。

「楽しい時間」
正直眠くて仕方なかった。
今日はこのくらい

今日はこのくらい

Outside

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2015/09/03 (木) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

サッカー好きも納得!
とてもおもしろかったです。
びっくりしました。

地方?サッカークラブの運営にちょっと関わるお話ですが、よくわかってるな、と。誰か好きな人でもいるのかというくらい、私界隈でも話されてるJ3や地域リーグ、Jリーグのことを知らなければ書けない脚本でした。

ただ、宣伝にもあるように、サッカーの話だけどサッカーの話じゃない。

仕事に対する意識、地元に対する気持ち、好きなもの、人に対する愛とかいうやつ。
そういったものの描き方が非常に的確で歪んでないから、嫌な気持ちにならないで観ていられる。
つまり、地方サッカークラブの話じゃなくてもよかったんだけど、きちんと地方サッカークラブのことをわかって書いている。

そして、何より、役者さんがみんなよかった。力の入れどころを間違っていない、きちんと芝居をしていて、少し歳上の方達が元気に素敵に芝居をしている。ってこれなかなかないからね。納得できるキャスティングっていうことはきっと、演出がいい。

なんというか、アラフィフの役の配置が絶妙。クラブの営業、娘が結婚しそうな薬剤師の女性、地元企業の社長。あー、営業ってこんな人種!そうそう、この歳の女性って母親役ばっかなんだよね、こうやって仕事してる女性全然いるし!てちゃんと世の中が見えてる作家さん。私と同世代じゃないかな。当事者はこんなに的確に描けないだろ。

無理がない。

それだけでいいのに、なかなかそれができてる芝居はない。作演が同じ人だと、かなり高い確率で無理無駄があって見にくい。

観ることができて、とても幸運でした。

これ、芝居好きが観てサッカーちょっと興味持ってくれたら嬉しいし、サッカー好きが観て芝居に興味持ってくれたら嬉しいな。
レプユニ着てきたり、タオマフ持ってきたらなんか特典とかやってくれたら楽しいのに。あでもそれだとお芝居側のお客さんがひくか。

幼女Xの人生で一番楽しい数時間

幼女Xの人生で一番楽しい数時間

範宙遊泳

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/09/02 (水) ~ 2015/09/07 (月)公演終了

満足度★★★★★

身体表現パフォーマンス映像ショー
幼女Xは、スクリーンに映し出される文字(背景もあり)をたどりながら、負担の出演者が身体表現パフォーマンスをしながら、なぜ、こういう事件に巻き込みながらも、現代の演劇から、近未来への演劇へと模索しながら異次元の表現さが光ったし、楽しい時間は、一人芝居の進化型パフォーマンスショーという感覚で、言葉と身体表現さがすばらしかった、100分でした。

半夏の会 読む・話す・演じる

半夏の会 読む・話す・演じる

オフィス樹

南大塚ホール(東京都)

2015/08/05 (水) ~ 2015/08/05 (水)公演終了

満足度★★★★

危機意識
「鉄道開通(私のよこはま物語)より」「おとうさんの家、ぼくの家」「汽笛」「雨傘」「羅生門」「ハエ」の6篇を朗読形式で演ずる。

ネタバレBOX


 鉄道開通、汽笛、ハエは長崎 源之助という作家で初めて作品に接したが、よほど鉄道好きな作家なのであろう。3作品に共通しているのは、西洋的な知に対して日本のそれの遅れ。追いつき追い越せレベルで引っ張ってゆかれた大衆の反応であろうか。前者は、文明開化を象徴する新橋・横浜間丘蒸気開通当時の人力車夫らの反応を中心とし、後者は、原爆投下後の荒野を走る汽車に対する子供たちの反応を描いている。原爆開発だけに当時の日本の国家予算と同額程度の資金をつぎ込み、完成させたアメリカの経済力・知財収集能力と活用能力の根底を為す合理性とプラグマティズムに対し、幼稚なセンスしか持たなかった日本の哀れが悔しい。(ハエについてはラストを参照)
 おとうさんの家、ぼくの家は、F1人災の犠牲になった犬の親子の話だ。実際、犬だけではなく多くの牛、豚、鶏などの家畜、犬、猫などのペットが、息絶えた。親が子を思う気持ち、子が親を思う気持ちが切ない。自分が犬を余り好きになれないのは、切なすぎるからなのだが、犬の、死を賭して義を守る姿勢が鮮やかに出た作品である。作家は、悠崎 仁。
雨傘は、川端 康成の作品だ。いかにも彼の作品らしく、繊細である。1本の傘だけで、よくまあ、これだけ繊細な世界を描く、と感心すると同時に、今時こんな男女は居ないな、と思わせる作品。
 羅生門は言うまでもあるまい。芥川である。支配階級末端の男が、実存に目覚めてゆく話だが、その決定的変化の鬼気迫る様子迄は伝わってこなかった。
 ハエは、わざとカタカナに開いたそうである。実際、一神教世界に於けるハエは、悪魔の中でも、サタンの副官、ベルゼブブという名で高い位につく。態々、演者がカタカナに開いたというのはそういうことを意識しているだろうし、ゴールディングの傑作「蠅の王」も意識しているかも知れない。
一方作家の長崎は、かなり西洋に対する日本を意識しているのだろう。長崎という名も本名かペンネームか調べなかったが、ペンネームであれば、かなりアイロニーが入っているかも知れぬ。これは、日本の軍隊の非合理性を端的におちょくった作品であるから、大西 巨人の「神聖喜劇」には、質量共に及ばぬにせよ、非常に面白くアイロニーに富んだ作品である。
 全体としては、長崎の作品が半分を占めることもあって日本の非合理性と心情主義に対する欧米の合理性の対比をベースに、ただ湯を沸かすだけの原発を更に推進させようとする政府・官僚共の愚かさと危険、戦争に向かうアホな安部政権の狂気の結果、川端作品のように良質の感性や、相互監視によって何とか保たれてきた人倫の箍が外れた世界へ、民が船出する真っ暗な近未来迄を描いたといえよう。ホントに日本で上に立つ奴ってのは、どうしてこうもアホなのか? 
虹とマーブル

虹とマーブル

森崎事務所M&Oplays

世田谷パブリックシアター(東京都)

2015/08/22 (土) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

ハングリーな時代
確かにラストはこうなってしまうのかと・・・それがちょっとばかり残念!ハングリーでエネルギッシュな生き方をする主人公。登り詰めても「成り上がり者」の末路はこんな風に終わってしまうのかと、少しばかり残念な気がする。ともさかさんは映像より舞台の方がイキイキして、観ている側の期待をそそる。黒島さんも少女時代はナチュラルでいいのだが、その後を演じるには少々幼すぎる。おじ様三人のの役代わりはとても見事!弾けると上手い木村君、落ち着いた役のほうがしっくりする小出君、逆だったほうがと思わないでもない。高度成長期の日本の匂いを感じる作品だった。

時をかける206号室

時をかける206号室

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

分からないなりに楽しめた
客席に入った瞬間から「なんじゃこりゃ」と思わされる舞台セット。
それがグルグルと回るのだが 上に乗っている役者さんが振り落とされないか見ていてハラハラ・・(千秋楽まで怪我なく終えられたようでよかった)
あのセットはすごいな~ 後ろで盆を回している人が見えてしまうのは難点だけど(きっと久保田氏はそれも計算の内なのだろうが)あれを考えて作るのがスゴイ。

内容は複雑過ぎるかとも思ったが 分かる範囲で楽しめたと思う。
あれだけの罪を重ねた主人公が最後に救いがあるように見えたのはオイオイ・・・だったがそこはファンタジーなのでアリなのでしょう。

ネタバレBOX

二重生活の男を演じていた竹石悟朗さん、今回は本当に腹立たしく思わせていただきました 笑

大家役の椎名亜音さん、タイミングよく、邪魔にならずかつ存在感のある演技で魅了されてしまいました。ボク団には初客演ということが信じられないくらい馴染んでましたね。

事実しか書けない小説家役の高田淳さん、追い詰められて壊れていく様子が狂気を感じて目が放せなかったです。

劇団員ももちろんですが 今最も旬な客演陣を集める力があるのがボク団の集客を伸ばす理由の一つなんだろうなと思いました。
平成舞姫

平成舞姫

第27班

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/08/29 (土) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

【Cグループ】観劇
素晴らしい構成でした。

ネタバレBOX

下手側は姉弟、上手側は兄弟の、二つの家族のエピソードを描いた話。

姉弟の微妙な情感、兄が漫画家になったきっかけを描きながら、最後一方の姉ともう一方の兄が婚約していたということで繋がったところが素敵でした。ふと、てがみ座『ありふれた惑星』を思い出しました。

70分という上演時間も優れた長編になり得る可能性を秘めた作品だと確信しました。
音速アキレス

音速アキレス

葡萄のグミ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/08/28 (金) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★

そんなあ
あり得ないと思いました。

ネタバレBOX

好奇心の強い女性記者が取材の過程で自分の出自を知ることになり自殺する話。

自分は捨て子で、母が産みの母でないことを知って自殺するなんて、あり得ないと思いました。
嘘でしょ。

嘘でしょ。

艶∞ポリス

OFF OFFシアター(東京都)

2015/08/26 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白くて
センスがいい。

ネタバレBOX

船上お見合いパーティの話。

個性的美人が多く、顔の表情が良く、そして顔の表情を使った小ワザが面白く素晴らしかったです。
漂着(island)

漂着(island)

下鴨車窓

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/08/26 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

投瓶通信
読んだ順なのですね。

ネタバレBOX

映像作家の実生活と、かつて日本人が住んでいて、現在国境線が存在する島に島流しされた男女を描いたシナリオの世界を描いた話。

俊寛かと思いました。そして、どこだろうと思いながら観ていました。

アフタートークによると、初めて聞いた言葉でしたが、最後の緊急事態に瓶に手紙を詰めて意思を伝えようとする投瓶通信の面白さ、現実と虚構、境界線、水の侵食に象徴されるような境界線の曖昧さ、現実と虚構の一部分を同じ役者が演じたらどうなるかなどをテーマに作ったそうです。

男女を管理している日本の公務員のような男は国境線の向こう側にも行けるようで、話としてはチグハグさを感じました。そんなこともあって作家は途中で放り出したのかもしれません。映像作品としては中途半端で失敗でも、作家の挫折の情景を加えることで、舞台作品としては成立する面白さを味わいました。

投瓶通信という言葉は初めて聞きました。手紙は拾った人の物、書かれた順ではなく読んだ順というところが妙味です。別の女が読んだ弟が姉に当てた手紙も逆に読んでいたらその後の行動はどうなっていただろうと思いました。

お芝居もそうで、作家のアイデアが早い遅いではなく、観客は出会った順、観た順に感想を持つもので、出会わなければ感想もないわけです。
TEAM NACS 第15回公演 悪童

TEAM NACS 第15回公演 悪童

CREATIVE OFFICE CUE

EX THEATER ROPPONGI(東京都)

2015/08/26 (水) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

3年ぶり本公演。
前回はアンサンブルのかたも大勢いた、ど迫力の戦国物。今回はいつもながらの、出演者はNACS5人のみの舞台。

脚本・演出は初めての外部発注ということでしたが、多分この5人なら、難なくこなすだろうと思っていたら、やはり、難なくこなしていた。

キャラもそれぞれしっかり性格をだし、これといって硬さも気負いもない。

面白かったとは思うのだが、どうも「脚本が若干くどい。二時間が少々長く感じる。」そんな感想をもってしまった。

10年前、私の観劇習慣のきっかけを作ってくれた、日本一チケットのとれない劇団。はたして、次回公演は何年後か?

作品とは関係ないのだが、劇場の案内が少々不親切な気がした。
入場口とグッズ売り場の入り口が別だったので、この列は何待ち(グッズ・入場・キャンセル)とか、始終、声をはりあげる必要はないが、適度なタイミングでの声出しの案内は必要かなと思った。グッズを買う列に並んでいたら、後からきた人が「この列はなんの列ですか?」と必ず最後尾の人に聞いていたので。

ネタバレBOX

森崎リーダーが「第2部」と呼ぶ「カーテンコール」という名のメンバー一人づつの「ご挨拶」コーナー。

それぞれの個性が出まくりで、もう、大泉さんにいたっては「漫談ショー」(笑)

「第2部」のカーテンコールも全力で。今回も観られてよかった。

龍 -RYU-

龍 -RYU-

劇団ZAPPA

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/09/02 (水) ~ 2015/09/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

なんて幻想的な
誰よりも男らしい乙女姉の「女だから」の悔しさが強烈に伝わってきました。
しかし人望はあるけどあんなに屁っ放り腰の竜馬は今までで初めてでした。
脱藩前の竜馬・お祭りのシンボル・最後の蛍と「龍」にはいろいろな意味があったんですね。ともかく面白くて楽しくて切なくて ZAPPA最高!!

笛を吹け吹け 双子のフロイライン

笛を吹け吹け 双子のフロイライン

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2015/09/02 (水) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

よかった!
熱演でとてもよかったです。
アドリブで笑はせてくれて、和ませてくれる。
ちょっとやりすぎなところもあったけど、面白かったです。

TEAM NACS 第15回公演 悪童

TEAM NACS 第15回公演 悪童

CREATIVE OFFICE CUE

EX THEATER ROPPONGI(東京都)

2015/08/26 (水) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高!
今日本で一番チケットを取りにくいユニット

2公演振りの本公演、脚本&演出が外部ということで若干の不安がありましたが…

プロの脚本でプロが演出してプロが演技をすると芝居はこんなに面白くなるんだなと改めて認識しました。

やっぱり凄いわこの人たち

龍 -RYU-

龍 -RYU-

劇団ZAPPA

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/09/02 (水) ~ 2015/09/08 (火)公演終了

満足度★★★★

面白かった…けど
前回初めて『空』を見た後の感動ほどではなく…新作の初日は大体こんなもんなのかなと感じました。千秋楽や再演時に今から期待(笑)
役者さんの演技の熱さは健在、特に女性陣が気に入りました!
パンフレットを売りにきてくれたのは前回のみだったのでしょうか?楽しみにしていたのでそこは残念でした。

ネタバレBOX

ちょっと乙女さんが前面に出過ぎかなと思いましたが、龍馬との対比であえてそうしたのかなと素人なりに推察。乙女さん役の方の眼力にやられました(笑)殺陣もお見事でした。
以蔵役の方はピッタリはまっていました!
『龍』の見せ方はよかったです、美術さん達の努力の賜物ですね!お疲れさまでした。とても綺麗で勇壮な龍でした。

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