
+51 アビアシオン,サンボルハ
岡崎藝術座
元・立誠小学校(京都府)
2015/03/11 (水) ~ 2015/03/15 (日)公演終了
面白いようなわからんような。
岡崎藝術座の神里さんの創る作品は前回も観たのですが
ちょっとわかりにくい。
物語っていうより神里さんの脳内を覗き見てるような感じのもの。
私は物語が好きなのでちょっと苦手だったのですが
大村さんが出ていたので拝見しました。
神里さんのルーツな話が含まれていてその中に沖縄もあるから
興味深くは見れた。
久高島とか大宜味村とか知ってる地名や
比嘉さん、金城さんなんかの聞き慣れた名字が出てくるとワクワクもした。
メキシコだからかミルマスカラスみたいなマスクを被った演出?とかあって
面白かった。
自分エコーの所で初めて声に出して笑えた。
お芝居の中で笑えるとそこから観る集中力が増す気がする。
なかなか難しいなという感想。
もっと理解できるようになりたい。

宮地真緒主演 「モーツアルトとマリー・アントワネット」
劇団東京イボンヌ
スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)
2015/12/08 (火) ~ 2015/12/10 (木)公演終了
モーツアルト
説明 に※この物語はフィクションです。とあるようにフィクションなのですが、本当にマリー・アントワネットがモーツアルトとこんな風に出会えていたら良かったね!と思えるお話でした。しかし、気の毒なアントワネットに寄せる思いは切実なのに、モーツアルトの結婚観は最低で、これじゃあコンスタンツエもぐれちゃうよねと思われ、そのあたりの設定は考えて欲しいと思いました。またあの時代の衣装を再現するのは予算的に難しいと思いますが、アントワネットが結婚してからも同じ衣装と言うのは残念でした。それと私はクラシックになじみがないため、演奏されている曲名はもとよりそこのシーンと関係があるのか無いのかも分からなかったので、そこらへんはもう少し親切でも良かったのではないでしょうか?

ダイナマイトと蛙たち
劇団ピアチェーレ
Ito・M・Studio(東京都)
2015/12/12 (土) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
無題1692(15-381)
18:00の回(曇)。
17:30受付、開場。17:55前説、19:00開演の挨拶~19:01終演。
舞台には(たぶん)椅子がひとつだけ。
「 ダイナマイトと蛙たち」は既存の作品。
「MOMOS(2012/4@ここ)」から9作目(他に合同公演が1つ)。
世代交代後の本格的な舞台。第一印象としてはだいぶ硬さが残っているようでした。お客さんは役者さんの眼をみながら、表情をみながら、カラダの動きにあわせて、お芝居の中へ入ってゆくのだと思っています。もっと肩の力を抜いてカエルになりきって寓話の世界を楽しむくらいの余裕がほしいところです。
また、どうしても立っている時間が長くなりがちなので演出面でなにか工夫があれば、と思いました。
今月は、日芸2、日本女子、早稲田、慶應、多摩美、六本木高校と学生演劇が多い月でした。経験(場数)の差はあれど、生まれたて、成長過程の創作は興味が尽きません。
一度、コメデイ作品を観たいと思っています。

最後のサムライ
メディアミックス・ジャパン
天王洲 銀河劇場(東京都)
2015/03/04 (水) ~ 2015/03/15 (日)公演終了
満足度★★★★
とても熱い舞台
一幕はちょっとぎくしゃくとしたものを感じる部分もあったけど
二幕がかなり良かった。
見せる所でちゃんと観客を魅了し感情を盛り上げてくれて昇華して終わる
そういう爽快感がある作品でした。
市原くんは何年ぶりかの舞台で主演は初めてらしく
あんまりドラマの市原くんも見てなくてほとんど知らなかったのですが
熱いっていうのはなんとなく情報としてインプットされてました。
そしてこの舞台でも熱かったです。
その熱さが河井継之助という男のキャラクターに合っていたように思いました。
個人的には
秋月悌次郎役の永島さんと主役の市原くんの絡みが多かったのが喜ばしく
この二人の関係性がまた爽やかで潔くて
男の友情を感じれてボロボロと泣いてしまったほど。
勉強不足で河井継之助という人を知らなかったのですが
とても魅力ある変人でした。
先見の明がある計算高い男。
だけど忠誠心があり義に熱い。
主役が舞台でちゃんとその人物を生きれてるのは作品として強いし伝わる。
そして他の方たちもステキな人が多かった。
花魁のソニンさん
凛とした花魁 小稲と長岡の遊女 紅小壺の二役をしっかりと分けて見せてくれました。
姿勢が良かったです。
長岡まで出向き地元の人のお話を聞いたりしたそうな。
市原くんも。
そういう個々の頑張りが伝わり
座組みを良い雰囲気でとても良い気を舞台から感じました。
戦わない為の武装…
今の日本の在り方を考えさせられました。

完熟リチャード三世
柿喰う客
ABCホール (大阪府)
2015/02/21 (土) ~ 2015/02/24 (火)公演終了
満足度★★★
少し
いつもより物足りなかったように思いました。
衣装やフォーメーションなど
スタイリッシュなのは変わりなくこの作品にもあったのですが
もう少しパンチのあるものを期待してしまいました。

Soundtrack.
富山のはるか
ART THEATER 上野小劇場(東京都)
2015/12/11 (金) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1691(15-380)
19:00の回(曇)。
18:30受付、開場、パイプ椅子席。舞台床、正方形の薄緑(ダンボール製、芝生のイメージ?)、周辺の床に白い布、正面と下手に天井近くトイレットペーパーが垂れていて、同じく天井からロールがいくつか、きのこのような手のひらサイズのランタン風の灯りも。正面にベンチシート風の横長椅子と屏風のような板(イラストはヨットの帆にみえる)。
「犬の下~(2014/11@コンシール)」を観ていて2作目です。作演出は同じなのにだいぶ印象が違いました。
役者さん交代は、当日知りました(こりっちには載っていないし、サイトにもないし、twitterくらいでしょうか。
その毛利さんは「太陽とサヨナラ(2013/10@吉祥寺)」「あの記憶の記録(2012/10@DECO」。渡部さんは「チャーリー(2015/9@ここ)」。左藤さんの2015年はこれで7作。
なぜ「Soundtrack」なのかはありますが、CDジャケットサイズのチラシは両面だいぶ凝っていて、デザインの篠原さんは「小宇宙(2013/6@SENTIO)」から数作観ています。
夏に降る雪、高校生、屋上、仲良し、空には鯨、謎の少女...どれもが(かつて読み続けていた)SFジュブナイル物のエッセンスに近い。
「52ヘルツ」のクジラは実在するようで、広大な海のイメージが深まります。空に浮かぶ白いクジラはなんだったのか、少女が背負っている簡易宇宙服(生命維持システム的な)のようなものが、なんとなく、そうなのかなと感じさせます。
目的も行方もわからないままで終わる本作、個人的にはとても好み。
ちなみに「クジラとSF」では、「ジョナサンと宇宙クジラ(R.F.ヤング)」ハヤカワSF文庫がお薦め。「神鯨(T.J.バス)」は絶版らしい。
白いレスポールタイプのギターは本物だそうですが、ちゃんと元に戻るのだろうか。客入れ、カーペンターズやビートルズが流れていた。
追記:毛利さんは「女子高生ロボット、ハル」でした、とありました。ということは「HAL 9000」からきているのでしょうか。

エバーランド 第5話
フロアトポロジー
新大久保ホボホボ(東京都)
2015/12/02 (水) ~ 2015/12/23 (水)公演終了
満足度★★★★★
好き!
4話の時にけっこう好きな感じになったなと思ったけど
5話は完全に好きなヤツです。
新キャラの二人もいい味出してました。楓、面白い!
小崎さんの演技はホント好きです。
おばちゃん・○学生・3話での女子高生
同一人物の違う年代を見事に演じていますね。

緋色、凍レル刻ノ世界、永遠
黒薔薇少女地獄
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2015/11/24 (火) ~ 2015/11/29 (日)公演終了
満足度★★★★
えぐられる
アニメ、ゲームに造詣がないので
多少セリフ回しとかについていけない部分があったが
全体としてはとても楽しめた。
実在の事件をテーマにしてる分、
そんなにしちゃっていいの?と思う部分もあったけど。
酒井さんの美しさが作品にバッチリでした。

もっとも迷惑な客死
上野くん、電話です
スタジオ空洞(東京都)
2015/11/17 (火) ~ 2015/11/23 (月)公演終了

その王国の夜は明けない
シアターノーチラス
シアター711(東京都)
2015/12/09 (水) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★
観劇の感想です。
とても面白かったです.演劇で表現するのがふさわしいと言うか、観ていて刺激を受けました.前回も面白かったので期待していましたが,年末にふさわしいような題材でした.昨日は賃金のデモとかあったようですが,そんなことともリンクしていますね。ラストは救いがあるような...どうなのでしょうか?観ながら観ているこちら側の人生とシンクロしていく感じがいいです。

【『比丘尼』全公演終了しました。御来場、誠にありがとうございました!】
殺陣集団 伽羅牡丹
調布市せんがわ劇場(東京都)
2015/12/11 (金) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しかった~
オープニングが「恰好いいぞ!! これは楽しめるかも」の思い通りラストまで楽しめました。 語り部の尼僧の存在感が出ていて良かったです。ただ最初から彼女も人魚族だとわかってしまいました。 バラエティな部分が多くて楽しめましたが 作品としてはどこに重きを置きたいのかが・・・ あとは殺陣がもうちょっとね。

海の五線譜
青☆組
アトリエ春風舎(東京都)
2015/12/05 (土) ~ 2015/12/14 (月)公演終了
満足度★★★★
透き通っている
青☆組 の作品を見て感じるのは、清らかな清流からオゾンを吸収しているかのようだ。人間関係の描き方も、染み入ってくる。見終わって、体が少し軽くなったように感じられた。

MID騎士(KNIGHT)ミラージュ
無頼組合
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2015/12/11 (金) ~ 2015/12/14 (月)公演終了
満足度★★★★
安定のクオリティ。
冒頭の歌とダンスでさー、もうやられちゃうのよ。
あー、いいなーって思うの。
まずここで涙が出る(笑)
ストーリーの核の部分が今回は今までで1番良かった。

時代絵巻AsH 其ノ七 『朱炎〜あけぼの〜』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2015/12/10 (木) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
切なく美しかった
お互いの事を大切に思いながらも、戦いを選択した男達の哀しく切ないストーリーで泣けてきました。そして、とても美しく感じました。役者さん達は全力で演じていて、とても良かったです。景虎を演じた黒崎さんの出陣シーンが神々しくさえ感じました。目頭の熱くなる、感動的な舞台で、大満足でした。

ツインズ
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2015/12/06 (日) ~ 2015/12/30 (水)公演終了
満足度★★★
作風の灰汁の強さ
安部公房と北村想が合体した映画「バクダッドカフェ」+「渚にて」、てな印象。個性的なキャストに期待はあったけど、全体的にモノトーンな雰囲気で、見ているだけで感情が薄暗いままうつむき加減で見てしまいそうだった。調理場面も多い為、少しお腹を充しておかないと舞台上からの匂いにやられるw。
各自、個性的な人物設定の印象が残り、サイドストーリーで見たら、もっと話が理解できたんじゃないか、人物の枝葉の部分がダイジェスト的展開、と思った。
今回のお話(暴力とか性描写セリフなど)、渡英前の阿佐スパの作品をいくつか思い出したが、何と無くその時の作風に戻りかけてるのかな。
約2時間。

『痕跡≪あとあと≫』◆◇終演。ご来場ありがとうございました!!!◇◆
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2015/12/05 (土) ~ 2015/12/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
良作
劇団結成して20周年だとか。
円形劇場での初演も見て、見せ方も面白かったし役者さんも素晴らしかったし、話もわかっているし。リピートして見ても感慨も薄いだろうな、と思いつつ劇場の使い方がどう変化しているのか見たくて見に行った。
わかっているのに、世代の違う母の行動とそれぞれの意思の強さに今回もまんまとボロ泣き。
円形のステージを彷彿とさせる見せ方も面白かったです。

その王国の夜は明けない
シアターノーチラス
シアター711(東京都)
2015/12/09 (水) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★
シアターノーチラスの「今」が今作=いろいろと右肩上がりかな(^^)と感じました
EX:個々の登場人物の作り込みは凄かったと・・・・・
BGMの少ない作品で=台詞と雰囲気が重苦しい感じで、
緊張感を観客に強くしいるかしら?と思えた1時間50分。
体調=特にメンタルな方が万全でないとダメージを食らうかも・・とも思えたデスよ

ポーラー
金曜の夜の集会
小劇場 楽園(東京都)
2015/12/10 (木) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
満足度★★★
ファンタジー色よりもSF観が強かったかしら
言葉遊びが気に入るかが好みの分かれるところかなって思えたさ
ファンタジーでもファタモルガーナ系は久々で楽しかった♪

あゆみ(長編)
野方スタジオ
野方スタジオ(東京都)
2015/11/19 (木) ~ 2015/11/25 (水)公演終了
満足度★★★★
初「あゆみ」。野方にて。
マンションの一室をスタジオとして運営しているこの場所で、先日シアターミラクル公演を終えたばかりのfeblabo作「あゆみ」を間近に観た。長方形のスペースを壁沿いに椅子で囲み、役者がハケる場所は客席の輪の中の椅子数個のみ。主人公あゆみの誕生からの一生の物語は、「歩む」形態をとりながら描かれ、客席の輪の内側を円状の道として進みながら、女優らが入れ替わり立ち替わり主人公や母、友達、同僚その他諸々を演じる。主人公の女の子も一人ではない、というのがミソだ。入れ替わりも潔く快い。膝の先30cm位を役者たちが横切ると風を感じるほどの接近具合で、時おり目が合うことも。観客数は「本日最多」との主宰の弁だが、狭い部屋の中、対面の客の顔もくっきり見え、他のお客はどう見ているんだろうとつい表情を覗いてしまう。・・そうした全てが新鮮で、面白かった。
舞台の出来としては、何より女優たちの好演が大きい。出ずっぱり、快活、しなやか、爽快だった。全員が同時に中央に立つ事はないが、椅子に座っている間も安閑とはできず、劇が流れる時間を呼吸し、スムーズにバトンして行く。全てを7人が総力で作り上げた舞台、爽快。
作品は、柴幸男らしい(といっても「わが星」位しか知らないが)、人生という「時間を俯瞰」する作品で、印象的なエピソードを織り込みながら進行する。展開がリズミカルで、そのリズムは終り近く、「山を登る」スローな歩行として、人生の道行きの比喩となる。歩行する彼女の「想念」に浮かぶシーンとして、それまで紹介されたエピソードの謎解き(後日談など)が簡明に点描される。この「進んで行く」感は、音楽のように響いてエピソードと併走する効果を持つ。うまい。
野方スタジオという小さな主体のプロデュースとして、この美しい演劇が生み出された事は、様々な可能性を開かせる話題だと思う。無から何かを生み出す「創造」の営為が、演劇である。
「あゆみ」という作品について。ここには「感動」の典型的なモデルがある(意味が重複しているが・・)。この点が考えさせどころなのだが、最初の投稿では雑な思考そのままを書いてしまった。書き改めたら、ネタバレに載せることにする。

ロボットの未来・改(またはつながらない星と星)
中野成樹+フランケンズ
アキバナビスペース(東京都)
2015/11/20 (金) ~ 2015/11/25 (水)公演終了
満足度★★★
ロボットと人間の境界
人間をその比較対象とする場合の「ロボット」とは、ロボット的存在・・即ち、明確な目的がありそのための行為(仕事)を行う存在のことで、人間がロボット的である局面を見出すことが目論見の一方。他方ではロボットが人間に近づき、「人間的」という尺度において精度を増したときの、ロボットの「人間的」あり方を見出す。時代を、既にそんなロボットが登場している未来に設定し、一見区別のつかないロボットと人間が共存している状況を、今の私たちの生活風景の延長として眺めてみる・・ そこがこの作品の狙いだろうかと思う。
このアプローチで多彩なシーンを連ねた「ロボット・人間エピソード集」となっており、精神科のカウンセリングに来る相談者と医師との対話など、興味深いシーンも幾つかあった。しかし、この着想が触手を伸ばし得るだけの幅は各エピソードに見られるのだが、一つ漠然とした印象を脱せなかったのはなぜか・・。 うまく言えないが「主語」が統一されていない感じ、とでも言おうか、見方を統一できない感じが残った。人間にとって切実な問題につながる警告というようなものになっている訳ではなく、面白がるならもっとやっちゃって良いのではないか、とも思う。あるいは、表現上の拙さの問題だろうか(俳優の)。
ロボット=人間論は面白いテーマだ。テキストの練り上げの余地があり、今後もバージョンを変えるなどで(断続的にでも、シリーズ化などして)温めていってほしい。