『VAGUENIGMA -1999- 宮堂青年の幻怪モラトリアム』 公演情報 疾駆猿「『VAGUENIGMA -1999- 宮堂青年の幻怪モラトリアム』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    時代が変わってもベイゲニはベイゲニ!
    晩春→初夏の順に、観劇。
    おのおの約2時間でした。

    基本の展開はほぼ同じで、
    途中に主人公たちが遭遇する事件が別のもの…というつくり。

    人間と、それ以外の存在を舞台上に同居させる描きかた、
    違う場所にいる人達をレイヤーを重ねるように見せるシーン、
    一人一人に焦点が当たるオープニングが好みです。

    見えない登場人物には神妖はとことん見えてなくて、
    好き放題の神妖たちの動きも可愛らしかったです。
    役者さんたちが各々フルパワーで動いている場面が多くて
    1回だと「どこが今のメインだ?」と悩んでしまうほどでした。

    過去作品の登場人物と関連していそうなキャラクターがいたり、
    描かれてない過去や今後の展開を匂わせるセリフなど、
    今までのシリーズを見てるとにやりとするし、
    次回以降も楽しみな作品でした。

    事前入金者の列、当日精算の列、キャンセル待ちの列、と劇場前で振り分けるスタッフさんも手際よかったと思います。

    劇場内も、当日券&遅れて入ってくる人用に、
    まえもって座席一列を
    (前の列と高さが同じ場所で、
     出入りしやすいけど
     はっきりいって他のところより見づらい列)
    あけておくのも、考えてるなぁと思いました。

    ネタバレBOX

    個人的に、初夏のエピソードは、
    メインの包丁婆事件に絡む「いじめ自殺した子の名前」などがセリフでしかでてこず、
    少しストーリーとしては物足りない部分を感じました。
    (晩春と続けて観たからかも…?)

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    2015/10/31 09:22

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