最新の観てきた!クチコミ一覧

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最果てクロニクル

最果てクロニクル

関西大学劇団万絵巻

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2016/10/15 (土) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

もはや万絵巻さんのファン、「最果てのクロニクル」感動した
赤鬼さん版を拝見して、とっても良かったので、伺いました。

赤鬼さんの時は舞台が遠かったのですが、今回、間近に演技拝見し、
とっても「最果てのクロニクル」を堪能することが出来ました。

また2度目と言う事もあり(赤鬼さん版を思い出しながら)、より作品が理解でき、感動できた気がします。

追伸、最近、万絵巻さんの舞台はほぼ全て拝見している気がします。
ほとんどファンですね。

お誂え四十七士

お誂え四十七士

空間製作社

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2016/10/27 (木) ~ 2016/10/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

前芝居から面白かった
前芝居から面白くて(アドリブなのか、台本通りなのかわかりませんでした)、賑やかで、華やかな舞台でした。町人なのに侍より侍らしくなっていく役者達や馬鹿にしか見えない綱吉と桂昌院など大げさな芝居もこのストーリーならぴったしでした。ただ、赤穂浪士の一部が役者だったというのをもう少しネタとして使えば良かったかな(赤穂浪士が米屋や小間物屋にうまく化けたのは元々町人だったからとかすれば納得できた)。

ネタバレBOX

仙石久尚が桂昌院を斬り殺すというのは、さすがに歴史から離れすぎですね。3年殺しの秘孔を突く程度にしておけばよかったかな。
治天ノ君【次回公演は来年5月!】

治天ノ君【次回公演は来年5月!】

劇団チョコレートケーキ

シアタートラム(東京都)

2016/10/27 (木) ~ 2016/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

人間味あふれる姿
人間味あふれる大正天皇像を描いて感動的な舞台でした。皇后は割と受身な姿で描かれていましたが、宮中某重大事件が出てくれば、皇后の見せ場になったと思ったけど、牧野宮内大臣・内大臣以外はみんな良い人として扱うには、難しい事件なのかな。

月が大きく見えた日

月が大きく見えた日

The Stone Age ブライアント

サンモールスタジオ(東京都)

2016/11/08 (火) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

不思議な感覚だが面白い!
現代社会の大きく深刻な問題を小さな団地の一室で表す。物語の真の中心となる人物は登場しない。観せ方は、その人物の心情というよりは、周りにいる人々にどう影響を与えるのか、その問題の広がりに軸を置いたように思う。

帰り際、夜空を見上げていた。スーパームーンが見られるのは11月14日...そう教えてくれたのは徳永梓さん。ありがとうございます。
(上演時間1時間30分)

ネタバレBOX

舞台セットは、都心郊外の団地5階の一室。上手側には整理タンス、ダンボール箱、そして隣部屋への出入り口。下手側はキッチン、冷蔵庫と風呂・トイレへ続く廊下。さらに客席内左側はこの部屋のドアがある。中央奥は大きなガラス窓で、その外にベランダ手摺が見える。壁にはシミが浮き出ており、はり紙の跡もくっきり。

梗概...母子家庭で育った一人っ子の少年は天文学者を夢見ていたが、今は 母(亡くなったばかり)が住んでいた団地を離れ、私立中学の理科教師になっていた。何でも他人のせいにして逃げてきた性格。この教師を慕い話しかけてくる生徒がいたが、その相手をする(話を聞く)のが面倒くさく億劫になっていた。その生徒は自宅通学ではなく、学生寮に入寮していた。そして寮で苛めにあっており、耐えかねて慕う教師の自宅で飛び降り自殺をした。教師の同僚で恋人・霧矢梨子(徳永梓サン)、学年主任であろうか栗生沢先生(アフリカン寺越サン)など、学校側の対応が問われる。そして生徒の母親が登場し、学校・教師の責任を追及し出す、という典型的な展開。

本公演、自殺した生徒は登場しない。苛め=本人の心情吐露などが描かれそうであるが、本公演ではその空(くう)にした設定にすることで、少年の人物像を観客に想像させる。どんな容姿、声なのか...共通して思うことは「宇宙、天文好き」で孤独なイメージではなかろうか。この現れない演出は、映画「桐島、部活やめるってよ」(2012年)を思い出す。そして最後までどんな人物だ、という興味を持たせる。本公演ではその演出効果ではなく、残された人物...気弱な教師の姿に人の一面が垣間見える。そこに「日々溜め込んだ切実な人間のマグマ」を観るような気がする。

本公演は舞台技術、特に照明は印象付けのため中央ガラス窓に時間を演出する。その照明色が時間、その経過を示す巧みさ。
登場人物はわずか5人。どの人物もキャラクターを際立たせバランスよく観(魅)せる。表層的には少し痛く、時にコミカルに演じている。だだ、会話が途切れた間(ま)が少し長い時がありテンポが緩くなるシーンが何箇所かあって勿体無かった。

次回公演を楽しみにしております。
アプローチアプローチ コンフリクト

アプローチアプローチ コンフリクト

lambent

カフェ・テアトロ・アビエルト(広島県)

2016/10/29 (土) ~ 2016/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

色々丁寧な劇団。
演出にしても劇作にしても接客にしても、色々丁寧で好感が持てる劇団でした。

「ラット 逃げる」、「ハバナのタクシー」とタイプが違う、どちらかというと短編二作の上演で、一粒で二度美味しい感じでした。
特に好きなのは、設定が飛んでてクスッと笑える「ラット 逃げる」でしょうか。

4人の役者さんの芝居を観てるだけでも良い時間が過ごせました。

次公演も行くと思います。

奇々怪々~江戸の千本もみじ~

奇々怪々~江戸の千本もみじ~

カートエンターテイメント

俳優座劇場(東京都)

2016/11/07 (月) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

「誠物」
ほんものと読ませる言葉、時代劇を大切に考える気持ちは伝わって来ました。

ネタバレBOX

天明三年(1783年)十一月、宮益坂から道玄坂、大坂を下り目黒川を渡って池尻へ、そこから三軒茶屋を通って大山詣でに行く一行が、池尻辺りでトラブルに遭い、妖怪に会う話。

時代劇にふさわしい役者さん、腰が据わっていて殺陣は重厚感がありました。

脱藩藩士に絡むトラブルが発生し、武士を捨てることで解決するところは上演前に上映された前作の内容と同じようなものでしたが、とっさの機転が嘘から出たまことのようになる展開は素敵でした。
俺んちに神様!? 2016

俺んちに神様!? 2016

タッタタ探検組合

ザ・ポケット(東京都)

2016/11/09 (水) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

初演を観た方にもお勧め
 シナリオ、キャスト、演出、出てくる神様も可也変わっているので、初演を観た方々にもお勧めである。

ネタバレBOX


 初演では、カラッとした笑いに主眼が置かれていて、この作品も抜群に面白かったのだが、今作では笑いの要素に深い哲学の要素が加わった。無論、表現の仕方は極めて自然で、哲学的専門用語などは使われていないし、ストーリー展開と密接に絡んで日常的な言葉でしみじみ語られている。つまり、言葉の意味するものの深さに哲学を感じるような作りなのだ。
 無論、タッタタお得意の空中殺法は今回も健在。主人公がうだつの上がらない二ツ目の落語家の設定なので、導入部とラストには、一言の主という落語家に身をやつした神様が出てきて、今作をサンドイッチしている。
 一般的に喜劇作品は、極めて知的な創造行為だが、その知的行為が観ていて気にならないほど自然に描かれて寧ろ、人情に訴えかける作りになっている点で高く評価されてしかるべき作品である。
 初日が終わったばかりなので、内容は観てのお楽しみ!
奇々怪々~江戸の千本もみじ~

奇々怪々~江戸の千本もみじ~

カートエンターテイメント

俳優座劇場(東京都)

2016/11/07 (月) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★

TVの時代劇を観るつもりで
カンパニー初見。
安定した芝居をする役者が多く、安心して観れた。
TVの時代劇風娯楽作品でした。
廻り舞台の使い方が上手いと思った。

Rock'n will~石の意志~

Rock'n will~石の意志~

super Actors team The funny face of a pirate ship 快賊船

ブディストホール(東京都)

2016/11/02 (水) ~ 2016/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★

石の意志
よく耳にした戦国時代の武将や忍びの名前がたくさん出てきて懐かしかったです。飛び降りたり、チャンバラのアクションがすごかったですね。
よくもあれだけのストーリーが考えられるものですね。
それぞれの役者がそれぞれの役になりきって演技されている感じがよく伝わってきて見ごたえ十分って感じでよかったです。

着メロはお気に召すまま!

着メロはお気に召すまま!

CAPTAIN CHIMPANZEE

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/11/02 (水) ~ 2016/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★

着メロはお気に召すまま???
噴水の女神さまから金の携帯を授かり、いろいろ事(事件)まきこまれ、解決していくストーリーはよくあるストーリーですが、とても面白かったです。
変身といいながら、本人がそのまま出てくるなんて。
ごく普通のOLの設定どおりで女性が演技される設定もいいですね。
ただ、最後にスマートフォンを授かるのはなぜなのだろうか。
お芝居のタイトル「着メロはお気に召すまま」はどんな意味でつけられたのだろうか。

SHORT GUN SECOND SHOT

SHORT GUN SECOND SHOT

東京ハイビーム

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2016/11/09 (水) ~ 2016/11/15 (火)公演終了

満足度★★★★★

とても面白かったです
久下恭平君のファンなのですが、オムニバス作品に恭平くんが出演するのを観るのは初めてだったのですが、キャストさんの息もあっていて
とても面白くて、今まで恭平くんが演じたことの無い役をとても楽しく観ました。 お話もそれぞれ面白く、キャストさんもとても魅力的でした特に裸で散歩は びっくりしたり、笑ったり、ちょっと泣いたり盛りだくさんの楽しさでした。詳しく書けないのが残念なほどです。ぜひたくさんのみなさんに観て欲しい作品です。この作品を観てますます久下恭平くんのお芝居が好きになりました(*´∀`*)

月が大きく見えた日

月が大きく見えた日

The Stone Age ブライアント

サンモールスタジオ(東京都)

2016/11/08 (火) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

”逃げたい”本音
“逃げたい”人間の本音を鋭く突いて、観ている側にも緊張感が伝わってくる。
リアルな台詞の応酬に、同時進行で一緒に追いつめられて行く感じ。
これまでとちょっと違った役どころの常連役者陣も新鮮でとても良かった。
澤原剛生さんの“これって素なの?”と思うほどの挙動不審ぶりが自然で素晴らしい。
痛々しいほど純粋な青年の存在が、作品の中で問題提起を体現している。
同時に、シリアスな中に巧みに笑いを差し込んでくる間の良さも秀逸。

ネタバレBOX

舞台は古い団地の一室、正面にベランダと手すりが見える。
その向こうに空が広がっている。
中学教師の稲葉は、かつての自分と同じ天文少年の教え子から慕われていた。
ところがその教え子が飛び降り自殺してしまう、それも稲葉の部屋から…。
自分と同じ教師だった母が亡くなり、稲葉は母親の住んでいた団地に
逃げるように引っ越してくる。
亡くなった母の教え子や、自殺した少年の母親、付き合っている同僚の教師など
様々な人々が訪れるうち、次第に真実が明らかになってくる…。

長年貼ってあった紙の跡が残る壁など、団地の一室がリアルに再現された舞台。
特に舞台正面に広がるベランダと手すり、その向こうに広がる空が強い印象を残す。
照明によって空の色が変わり、時間の経過が見える。

希望する天文学部のある学校へ進学するために、この中学に入った少年は
いじめの事実を母親に知らせてくれるなと教師に口止めをする。
相談された教師も、目的を持った彼ならいじめに屈することなく頑張れると期待した。
効果的な助言もできない自分、その自分と天文学の話をすることがすべての少年、
稲葉がそれらに向き合うことが重くて怖くて逃げていた結果、最悪の結末を迎えたのだ。

稲葉役の末廣和也さん、「俺のしたことはそんなに悪い事ですか?」という
この期に及んでまだそんなこと言ってる教師像が超リアル。

亡き母の教え子でやはり飛び降り自殺を図ったという鰯駿介
(イワシとう名字がすごい!)を演じた澤原剛生さん、
その言葉にならない不安と緊張を見事に表現している。
彼の生き方そのもののような、挙動不審と情緒不安定ぶりから
怪しさを超えたピュアな心がビシビシ伝わってきて切なさでいっぱいになる。

唯一信頼し相談していた教師が約束の日に留守をしたために、
息子は絶望して自殺したのだと、教師を責める母親の狂気が本当に怖かった。
演じる仁瓶あすかさんの“あたしも人のせいにしたい”という台詞に実感があって
稲葉が「殺される」と感じるのがよくわかるような、
緊張感と憎悪の表現が素晴らしい。

稲葉の恋人である同僚教師役の徳永梓さん、稲葉よりも責任感が強く、
自責の念から教師を辞める潔癖さがよく表れていた。
可憐な容姿もとても素敵。

彼らの間に入る学校の教頭先生(でしたっけ?)を演じたアフリカン寺越さん、
いつもの熱血漢とは違って、上手く責任を回避して自分の立場を全うする、
世渡り上手な先生が上手い。
メリハリのある台詞のうち、力の抜けた台詞に要領の良さが出ていて良かった。

解決策の見出せない問題に、敢えて向き合おうとする作者に拍手。
天文学という浮世離れした趣味といい、ミステリアスなスーパームーンといい
実に効果的なアイテムだった。









歓喜の歌

歓喜の歌

劇団扉座

シアターX(東京都)

2016/11/03 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

盛り沢山な舞台
映画化もされてる立川志の輔師匠の同題落語、今回の舞台化にあたり志の輔師匠の他の創作落語も加えた扉座舞台リミックス版というべきか。
舞台上のdiva達と一緒に口ずさめば気分はもう年末。
ノセ上手な役者陣にも楽しませてもらった。
観劇後は餃子を欲すること請け合い。約130分。

ある場面からコーラス団員として一般客によるコーラス隊を登場させるが、終演後の壇上関係者さん達の盛り上がり方に劇場ロビーがどうしても混雑するのは致し方ない。

ネタバレBOX

気弱な職員、小狡い主任、適度な大人の恋愛と、成仏できない鹿の人間への復讐がなぜか良い方向になってしまうわ、一人歌舞伎で飛び六方に小技の光るハナシカ源九郎鹿、全身で指揮する石田先生の格好良さがまたいい、エスコルタみたいな歌声の城山クラブの三人衆、隠しきれない一芸を持つ商店街の男達のタップダンスなどなど。
オチ(結末)に辿り着くまで地口、間抜け、見立て、ドリフぽいコント?諸々に落語ネタ三昧、舞台から客席まで一体化の仕草オチで締めてもらい、今回も楽しめました。
ファウストの檻

ファウストの檻

BLACK★TIGHTS

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2016/11/03 (木) ~ 2016/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★

自分の観劇メモとして
この日が2回目の観劇。
話の流れを理解する上ではよかったけど、お疲れの方もいらしたのか、1日目を観たあとでは物足りなさが少々残る。
自分が見慣れてしまったのかと家でDVDを見て、やっぱりそうではなかったんだなと再確認。
舞台は生物だなあと思った回でした。
これを自分の最終回にしたくなかったな。

評価は2回の平均。

震えた声はそこに落ちて

震えた声はそこに落ちて

劇団時間制作

劇場MOMO(東京都)

2016/11/02 (水) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

重い内容だが...【Bチーム】
加害者は信用を回復することは難しい。それ以上に被害者の苦しみが癒える事は、難しい(ない)。未成年による犯罪...その更生を見据えつつも、第二の人生はその家族をも巻き込んで...。説明にある「言葉にする事の重みと、言葉にならない思いの強さ。 直向きに幸せを追い求める圧倒的な現代劇」の謳い文句通り、素晴らしい公演であった。

敢えて明るく振舞う笑顔、しかしその顔は心底から笑っていない。そんな緊密した物語は飽きさせることなく力強く引っ張る。

(上演時間1時間35分)

ネタバレBOX

舞台セットは、「たかまつ食堂」をしっかり作り込んでいた。中央奥にカウンター、客席側の上手・中央・下手側にテーブルセットが置かれている。この配置に誘拐・拉致監禁事件の加害者・被害者が上手・下手のテーブル席に座る。この対比構図による展開が物語を分かり易くしていたようだ。

梗概...「たかまつ食堂」には3姉妹がおり、結婚している長女が夫と経営している。誘拐されたのは次女・神崎琴子(はらみかサン)。そのショックで声が出なくなる。家族はこの事件には触れず忘れることを選択していた。そこに別事件の加害者となっている女性が現れ、どうしたら被害者(家族)から許しの言葉がもらえるのか。そして誘拐した犯人や共犯者が現れ、被害者の心情に踏み込んでくる。

本公演はドキュメンタリー風のように感じた。現実はもっと深刻であり、重たい展開にすることも出来たであろう。物語では監禁しても陵辱はしていない。犯人の誘拐動機...未成年者が逆恨みによる相手家族を困らせたい、そんな幼稚なもの。だから真に悪い事(犯罪)という認識が希薄である。もっと重たい事実を突き付けた場合、その先に見えるのは絶望。ここでは敢えて未来を見つめる方向にしている。

その見守り役が、冒頭のラジオパーソナリティ・三郷岬(真砂尚子サン)である。その立場を示すのであろうか、被害者(家族)・加害者(家族)の間に介在するかのように中央テーブルかカウンターに座る。物語のリアリティよりも人間の心情を抉り出すという展開で観(魅)せることに主眼を持たせたところに好感が持てる。そしてラストもけっしてハッピーエンド、予定調和ではなく、むしろ自分を苦しめた行為、犯罪に対する”怒り”を加害者(家族)にぶつける。

役者は熱演...登場人物のキャラクターや心情はしっかり体現しており、演技バランスもよい。また、舞台技術として照明はラストのスポットは印象付け、音響は棒説明にならないようラジオ番組を通じて興味を惹く。また食堂の出入り口を開けると外の喧騒・車の音が聞こえる。何気なく聞こえる「音」は今回テーマを意識しているのだろうか。この食堂内は事件を忘れるために立ち止まっている。その意味で非日常、対して外は日常の暮らしがイメージ出来る。とても細かいが効果的な演出であった。

次回公演を楽しみにしております。
マケイヌバー

マケイヌバー

朝倉薫演劇団

シアター風姿花伝(東京都)

2016/11/08 (火) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

【古橋/松田の回】観劇
大鶴義丹さん、慣れましたが、慣れるまでは臭いしゃべり方でした。

ネタバレBOX

1986年に開店したMAKE WIN BARの開店時の様子、1996年の様子、そして閉店した2006年の様子を描いた話。

バーテンダーの山辺、通称山ちゃんが観客側にいるという設定は斬新でした。

オーナーの神戸がバブル時の28歳で開き、48歳で閉じた訳ですが、なぜ店を閉じたのでしょうか。不景気が続いたからでもあるでしょうが、2006年のシーンで山ちゃんに挨拶する人が誰もいなかったことから、神戸が話していたのは思い出の山ちゃんで、山ちゃんが死んでしまったからかもしれませんね。

帰った後で差し入れを入れた人はいましたが、バブル期のバーの開店に知り合いが手ぶらで行くというのは全く考えられないことだと思いました。
奇々怪々~江戸の千本もみじ~

奇々怪々~江戸の千本もみじ~

カートエンターテイメント

俳優座劇場(東京都)

2016/11/07 (月) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★

奇々怪々!?
しっかりした演技をする方が多かった。特に熟年組みの渋みのある芝居は良かった。しかし、脚本・演出共にどうもスッキリしない。旅芸人はやたらと人に突っかかる言い方をし、あんな状態ではとうの昔に無礼討ちされてるんじゃないかと、思わせてしまうし、なぜか、この旅芸人の旦那と髪結い(女)のボケ・突込みが多いのが不自然。その他にも、どうもつじつまの合わない不自然さがつきまとう。奇々怪々な出来事もスモークばかりが凄すぎて、演出の発想の足りなさを感じた。

えんやこら讃歌

えんやこら讃歌

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2016/11/02 (水) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

えーんやこーら
同年代の友人と見に行きましたが、私たちの世代の原風景なんだろうねと。子どもの頃はこんな風景がよく見られたし、大人たちはこんな話ー後になって意味が分かるようなちょっと卑猥な話だったりーをしていたものです。戦争によって引き裂かれた家族がたくさんいたことを思って胸が痛くなりました。ひとつ気になったのは・・・

ネタバレBOX

おばあさんが電報を持って駆け込んで来た時に、上手後方にいた学生2人。え?だれ?と思って見ていまいたが、何も話すこともやることもなく引っ込んでしまいました。このまま帰っては眠れなくなる(?)と思って、終演後演出の方に聞きたかったのですが、今日はいらしてないとのこと。仕方ないので一番近くにいた役者さん(電報を受け取った奥さん)に聞いてみたところ、ただの見物人なのだそうです。この前のシーンでくみさんが施工主に乞われておてもやんを歌って踊るのですが、それを聞きつけて見物に来た少年2人、丸山君と美輪君だそうで、実はあの「ヨイトマケの歌」はこれを見た美輪さんが作ったと言う裏設定になっているのだとか。しかし私はおてもやんのくみさんに惹き付けられていたので、少年が登場したことに全然気づいてなくて、おばあさんが上手から慌てて登場したのでやっと2人に気づいた訳で、一緒に見ていた友人もこの2人がなんなのか分からなかったと言っていました。美輪少年が見物に来ていたと言う設定は面白いですが、登場に一工夫欲しいと思いました。
木ノ下歌舞伎『勧進帳』

木ノ下歌舞伎『勧進帳』

KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭

京都芸術劇場(京都芸術大学) 春秋座(京都府)

2016/11/03 (木) ~ 2016/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

これぞ一級品のエンターテイメント♪
歌舞伎を現代風にアレンジした素敵なお芝居
この劇団のとか公演は今回で4度目の観劇!
京都造形芸術大学内の京都芸術劇場 春秋座

観劇後、思わずTwitterで呟きたくなるほど素晴らしい作品でした!

役者さんの佇まいや会話、構成や魅せ方などゾクゾクする程のセンス
劇中に笑いあり、ラップあり!
これぞ一級品のエンターテイメント♪

弁慶役の弁慶役の外人のリー5世さんは さすが芸人だけあって笑いのツボを心得ていて面白かった〜^_^
その他の役者さんも素敵過ぎる!
関所での緊張感あるやりとり惹きつけまれます!

久しぶりに刺激的なお芝居を堪能!
納得のトリプルコール!
いゃ〜やっぱり面白い!
これからも見逃せない劇団

PS:外国人客向けに英訳付きの字幕があるのもいいですね^_^

震えた声はそこに落ちて

震えた声はそこに落ちて

劇団時間制作

劇場MOMO(東京都)

2016/11/02 (水) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

深い・・・
事件の被害者と加害者の家族の苦悩。それぞれに抱くものが違うのだろうけど 記者が加害者側の人間に語ってくれないだろうと隠して近づくのは相手はもちろん自身も苦しいはずだが その接し方は卑怯だと感じた。もちろん碧君もだ。初めての劇団の作品もキャストの熱演も私の心に響いてきた。次回作が楽しみです。

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