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棒が歩いて犬に当たるくらい納得できない事件の顛末 バツイチ探偵・興呂木参次郎の事件簿

棒が歩いて犬に当たるくらい納得できない事件の顛末 バツイチ探偵・興呂木参次郎の事件簿

東京ストーリーテラー

ブディストホール(東京都)

2017/02/15 (水) ~ 2017/02/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/20 (月)

2年前の第一作「よく喋るマダム達は、パクチーより食えない」に続く第二作「棒が歩いて犬に当たるくらい納得できない事件の顛末」。主人公参次郎と助手である純平の、漫才のようなやりとりは健在。また、前作同様に参次郎は中川むっくさん、純平は久住ヒデトさんと鈴木顕吉さんがWキャストで演じており、嬉しかった。方言丸出しの米山夫妻や、来来軒の親父さんが出てくると、自然に頬が緩む。クールな役どころの荒井典子さん、ムラナカユカさんも良かった。笑って、ジンとして、最後のオチがまた最高であった。あんな目に遭っても、参次郎と純平はこれからも探偵事務所を続けるのだろうなあ。ナイスなキャラを続々登場させて、是非シリーズ化して欲しい。【キャストAB観劇】

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

「シン・浅草ロミオ&ジュリエッタ」

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

ドガドガプラス
『シン・浅草ロミオとジュリエッタ』
初日と2日目観てきました。
進化する劇団ドガドガプラス。

衣装もダンスも歌もステキです。
殺陣も圧巻です!
沢山の人に観て欲しいんです。

棒が歩いて犬に当たるくらい納得できない事件の顛末 バツイチ探偵・興呂木参次郎の事件簿

棒が歩いて犬に当たるくらい納得できない事件の顛末 バツイチ探偵・興呂木参次郎の事件簿

東京ストーリーテラー

ブディストホール(東京都)

2017/02/15 (水) ~ 2017/02/20 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/02/20 (月)

座席1階1列

東京ストーリーテラー『棒が歩いて犬に当たるくらい納得できない事件の顛末 バツイチ探偵・興呂木参次郎の事件簿』 於:ブディストホール

Aチームを観劇
前作がお気に入りだったので、続編と聞いて観に行きました。
探偵コンビの掛け合いは相変わらずの面白さ。ラストのお約束的なオチも良かったです。
是非、シリーズ化してもらいたいですね。

前作と比べるとウェルメイドな感じは弱くなった気がします。
息子の話と会社の話は両立させるより、もう少し関連性を持たせた方が良かったのでは無いかと思いました。(それかどちらかに絞るか)
なんだか個別の話を見ているような印象を受けました。

ネタバレBOX

秘書?が技術系の質問をしたことを伏線にしていたのは逆にびっくりでした。
丸見え過ぎてこれは伏線ではないだろうと勝手に思ってました(^_^;)
ウズベキスタンにムラムラする

ウズベキスタンにムラムラする

こまばアゴラ演劇学校“無隣館”

アトリエ春風舎(東京都)

2017/02/17 (金) ~ 2017/02/20 (月)公演終了

満足度★★★★

気になる人が出てきたものだ。個性的で奔放で憎めない。

二十世紀少年少女唱歌集

二十世紀少年少女唱歌集

文学座附属演劇研究所

文学座アトリエ(東京都)

2017/02/17 (金) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/17 (金)

無題2021(17-024)

18:30の回(晴)。

18:00開場、事前の予約受付番号順に入場(赤優先、続いて青と黒)、昼間部の公演は2回目でもう卒業公演。

赤くさびついた色の舞台、波板トタン、井戸(ちゃんと水が出る、本物の井戸のように少し遅れて出る)、舗装されていない地面。

子供の頃と今とを並行させたお話、最初はつながりがわかりませんでしたが途中から「!」と理解する。

貧しさの中に希望をずっと押し込めていた時代、日々、ただ繰り返す日々。

本科生徒さん総出の作品は、自分の幼かった頃を思い出させるものでした。

研修科:「萩家の三姉妹(2016/5)」「キル(2016/8)」「お気に召すまま(2016/10)」「川を渡る夏(2016/1)」。
本科:「女の一生(2016/11)」。

普段ならまず観にいかない作品ばかりなのに此処には来てしまいます。本作では、生きてゆくことで精一杯、それでも夢を持つ者/だから忘れてしまった者たちの生活がよく(真っ直ぐに)伝わってきました。

演劇を志し、学ぶ生徒さんの作品だという思い入れがそう感じさせるのかもしれません。

山下智代さんだけはずっと前から観ていたので知っていますが、その他の方々の顔とお名前はすみません覚えられませんでした。でもどこかの劇場で出演されるとき、過去公演を調べて思い出すのではないかと期待しています。

斬劇『戦国BASARA』関ヶ原の戦い

斬劇『戦国BASARA』関ヶ原の戦い

エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ、エイベックス・ヴァンガード、 エースクルー・エンタテインメント、サンライズプロモーション東京

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)

2017/02/17 (金) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★

熱い想いが行き交うステージ
美しさに見惚れ、まばたきを忘れてしまう殺陣
客席も参加できる演出もあり、素敵な公演でした。

淵、そこで立ち止まり、またあるいは引き返すための具体的な方策について

淵、そこで立ち止まり、またあるいは引き返すための具体的な方策について

カムヰヤッセン

ワテラスコモンホール(東京都)

2017/02/16 (木) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

 仲の良い母子家庭で38歳になる息子が母を殺した。花5つ星

ネタバレBOX

犯人も母殺害に関しては早くから犯行を認めているが、頗るつきに優しく見えるこの息子が、母を殺害する動機が腑に落ちない。担当する刑事は3人。その誰もが、この点に疑義を抱いているが、登場する役者は3名。総て刑事役である。だが、犯人役として4人目の役者はそもそも存在していないのだ。その代りと言ってはなんだが、犯人の代役として登場するのは、車椅子である。母を殺害した後、心中しようとした男は、足と言わず、腕と言わず、自分で刺して自殺を図った。その所為で取り調べは退院直後の48時間である。警察での留置期限は、通常丸2日と法で定められているからである。
 物語はこの48時間の間に行われた犯人と刑事との、また刑事同士取り調べ方法を巡る対立を通しての若手刑事の成長物語でもあるが、実際の取り調べ場面では、刑事2人、犯人1人の構図が最後まで貫かれ、浮いた役者1人が犯人の科白を語る形を採る。が、決して車椅子には座らない。この非在こそが腑に落ちないこと、即ち訳の分からないことXの象徴だからである。別の言葉を用いれば謎ということもできよう。いずれにせよ、刑事たちは真実に至る為に、この尋問と裏付け捜査を進めている訳である。
 さて、車椅子には犯人が座っていると想定される中で、劇は進行する訳だが、この非在への集中によって緊張感が途切れることが一切ない。何となれば、この非在こそ、想像力を投影する場そのものであるからである。この演出の素晴らしさは、最初から在った設定で、矢張りこの非在を巡って作劇されたという話も合点がゆく。
 更にこの”場”へのアプローチの仕方が刑事間で問題視されるのだ。というのも3人の刑事のうちの1人が、取り調べ中、己の事件解釈を犯人に強要し、調書をデッチアゲている点があり、先輩刑事が、注意しても中々己の非を認めたがらない。散々、諭しても理解しないので、一番の先輩に当たる刑事が、誘導強要している事例をカマを掛ける形で仕込んで見せ、その結果を証明してみせることで、若手を論破する挙に出る。こんな方法を採りたくないので、それまで抑えていたのだ。何となれば、精神的に傷を負わせることは、暴力的な怪我を負わせるより遥かに重い傷を、肉体にではなく魂に負わせるものであることを先輩は知っているからである。いずれにせよ、後輩刑事も、その後の様々な先輩たちからの働きかけに己の未熟を漸くにして知り、成長してゆく。こんなサブストーリーも見事に織り込まれ、改心した刑事の説得によって初めて犯人も腑に落ちる説明に至るのだが、犯人が、頼ろうとした社会的救済システムでの窓口対応の杜撰さや、認知症に陥ってさえ、残り続ける人としての母に誇りと存在の間の奈落、その奈落を、母を理解するが故に、共に爪を引っ掻けながらずり落ちてゆかざるを得ない状況に追い込まれた、心有る人間(犯人)の苦悩を描いて秀逸である。
ENGAGE

ENGAGE

劇団C2

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2017/02/08 (水) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/10 (金)

ストーリーに惹かれて観劇。見てよかったと感激!! ともかく殺陣がかっちょいぃ~。お気に入りの劇団がまた増えてしまった。

棒が歩いて犬に当たるくらい納得できない事件の顛末 バツイチ探偵・興呂木参次郎の事件簿

棒が歩いて犬に当たるくらい納得できない事件の顛末 バツイチ探偵・興呂木参次郎の事件簿

東京ストーリーテラー

ブディストホール(東京都)

2017/02/15 (水) ~ 2017/02/20 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/02/18 (土)

座席1階1列

価格3,500円

おそらくブディストホールでの観劇は15年ぶりくらいだと思う。この空間は和む。

舞台はというと、優しい芝居だ。
設定や人物像を大事にして、けしてデティールをおざなりにしない演出。律儀といってもよいくらいに、描くべきことをきちんと描く(叔母さんとの電話のシーンとか)。
舞台装置の移動も淀みなく進められ、車や電車を椅子やソファーで描く技も熟練している。小物へのこだわりもすごくて、おもすび村に住む夫婦が使う携帯電話は、単なるガラケイではなく、アンテナ付きのやつ。土砂崩れを整備するための荷車、スコップなどもおざなりではない。

伏線もしっかり張っていて、「犬も歩けば棒に当たる」というセリフは、冒頭で用意されているし、「納得できない事件の顛末」も単純な落ちではなく、状況こそ異なるものの、前半部で興呂木参次郎に同様なリアクションがあったりする。だから、こういう人物なんだなという説得感が強く印象に残る。
小ネタの応酬に、観客は大喜びだ。

会場は年配のご婦人が多く、子供さんも目にした。安心して、役者さんたちに身を任せて観ていられる芝居だということを知ってきているのだろうなあ。築地本願寺が参拝者なんかに広報なんかしているのかしらと、ふと思う。

ネタバレBOX

ただし、気になる点もあったことは事実。
細かいことはいろいろあるのだが、
何で興呂木参次郎を雇うことを促した社員が、それをもって会社を辞める口実になるのかが判らないし、おもすび村へは、駅からバスもタクシーもなくて、皆へとへとになって歩いてきたのに、後から来る人々は平気の平左(叔母さんまでも笑顔で来る)。

しかし一番気になったのは、物語構成としてはどうなんでしょう。近くの席の方が、役者さんに話していたのを聞いて、私も、と思ったのだが、各パートで雰囲気がバラバラなのである。

前半、気の強い有能な役員秘書(女性)と息子の紹介で入った社員(男性)との確執があり、それぞれ怪しげな言動があり、嫌が上にも事件の予感が色濃く漂う。赤川次郎のようなミステリーもあるのだから、そちらの方に進むのかと思い、会場はやや緊張。2人の間には何があるのか、彼らは何を企んでいるのかと思わせておいて、一方の男性の謎はあっけなく解けてしまう。えっこれで終わりなの。彼はとても良い人でしたとさ、チャンチャン。

途中からのどかな田舎の労働を通した人間形成のお話に。

もう一つの女性側の謎は、田舎での労働や仲間作りによる息子の自立を描ききった後に、最後に取って付けたように収束される。そして、悪事を暴かれたにも関らず、社長に強弁を吐く秘書に対して、従業員が社長への愛情を語りながら、秘書に強く反駁するシーンでまとまる。まるで松竹新喜劇じゃないか。

物語の入りの雰囲気(興呂木参次郎周辺のゆるーい雰囲気と、社長の息子の事故の隠ぺい工作や先の2人の登場の緊迫感)がとてもよかったので、もう少しユーモアミステリーを追求してほしかったのだけれどなあ。

オルゴール

オルゴール

劇団Birth

上野ストアハウス(東京都)

2017/02/15 (水) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

若い純粋な思いが私の心に優しく伝わってきました。
歌声もとても綺麗で、心地良かったです。

オルゴール

オルゴール

劇団Birth

上野ストアハウス(東京都)

2017/02/15 (水) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

若い純粋な思いが私の心に優しく響きました。
歌声も綺麗で、心地良かったです。

SUBLIMATION-水の記憶-

SUBLIMATION-水の記憶-

護送撃団方式

萬劇場(東京都)

2017/02/15 (水) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/02/17 (金)

セットはどこか懐かしいようなレトロ感とちょっと危うげな雰囲気を醸し出していて期待が高まりました。 温度によって変化する水が記憶する事ってどんな事なのだろうと・・・ キャストは滑舌よく聞きやすかったです。主宰の前説も楽しかったです。

颱風來了

颱風來了

エムズクルー

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2017/02/15 (水) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/16 (木)

価格3円

それぞれの人間が心に秘めた思い、闇、思惑。
探偵、依頼人、企業舎弟のボスと子分、情報屋、カウンセラー、依頼人の恋人「美花」とその夫が荷物のように複雑に積み重なる。やがてメイファ(美花)と名ずけられた、暴風雨が全てを飲み込む。スマホという、化け物は嵐を越えて、人の心に何をしてくれるのか・・・。迫力の舞台‼

たくらみと恋

たくらみと恋

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/19 (日)

座席3階A列11番

価格4,000円

これを観られたのは、至福の幸運。
シラーの戯曲なんて日本ではまずやらないだろうから、記念に観ておくかくらいの気持ちでチケットを買った。もちろん、レフ・ドージンもマールイ・ドラマ劇場のことも知らない。外国語の演劇は字幕がついていても、映画と違って同じ画面の中に納まっていないので、やたら首を振らなければならないので、そのしんどさもあって乗り気の観劇ではない。ロシア語なので単語聞いても、全く判らないだろうし。

この戯曲は、シラーの中でも有名な作品らしい。それも悲恋もののようだ。古典主義の悲恋物は、ガチガチの硬さ(几帳面さ)と形式主義のイメージ。退屈かな、疲れるな、と席についても悲観的な観測。そう、あくまで記念だよ、記念、と私の心の奥底がつぶやいている。

しかし、開幕10分で杞憂は裏切られる。この舞台は、ひたすらラストの悲劇に邁進するのだが、それが時間を感じさせないくらいにぐいぐいこちらの心を鷲掴みにしていく。そのポイントは、軽快な音楽を使い、ところどころで軽妙(セリフ回しや女性陣のテーブル上のダンス?など)に、笑いさえも挟み、本来は重いトーンで貫かれている戯曲に弛緩と緊張を交互に与え、けして観客を飽きさせない。
 もちろん、タイトルの通り、権力による「たくらみ」は陰湿で執拗で、本来なら見ていて強い嫌悪感をいだかせそうなストーリーである。そこに純真な恋愛感情が翻弄されるわけだが、物語に通底するテーマを削ぐことなく、けして私たちに不快感を与えることはない。(ネタバレに続く)

この舞台が、わずか4000円で観られた幸運に感謝したい。

追伸:三軒茶屋駅を降りると、とにかくロシア人、ロシア人。もちろん目当てはこの芝   居。うらやましい、言葉が判って観られたのは。
追伸2:フェルディナンド役の男性、よほどキスがうまいのだろうなあ。女性陣が演技    離れてうっとりしているように見えた。

 

ネタバレBOX

若い2人はもちろん、劇中何度も心が揺れる。
16歳の女は自ら身を引こうとし、両親の命のために男を騙す(それでも高い純潔性を保つのだが)。そして共に死を選択することすらも考える。
20歳の男は、父親の女への侮蔑に対して毅然と立ち向かいながら、一方で大公の愛人の誘惑に負けそうになり、だまされたと知らず女に嫉妬しを罵倒する。
その果てにたどり着くのは、、、

どの役者を見ても隙が無い。

なんということだ、けして観衆迎合をするような卑下ない高尚な舞台、厳粛な心中劇。ラストの数分間では、今までの芝居から突然突き放されたように感じ、涙が出た。

演劇を観て、生きててよかったと思ったのはいつ以来だろう。
満足度は★がつけられないくらい。
Baobab レパートリーショーケース 2017

Baobab レパートリーショーケース 2017

Baobab

急な坂スタジオ(神奈川県)

2017/02/16 (木) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題2020(17-023)

14:00の回(晴)。

13:30受付(整理券あり)、13:40開場、桟敷+椅子席。14:04開演~15:07終演。

初演(2014/5)は観ていません。神式(厳かに)と普段着(コミカル&ポップに)と闘い(獰猛に)。

「靴屑の塔(2016/9@吉祥寺)」から半年。

寺町通りは行ったことがあるとすれば修学旅行だろうが覚えていない。

衣装や演出に変化があり、緩急つけた振り付けは目を離せない。

Saturday Balloon

Saturday Balloon

ヌトミック

BankART Studio NYK(神奈川県)

2017/02/17 (金) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/19 (日)

無題2019(17-022)
18:00の回(晴)。

17:31受付、開場。予約確認メールにも劇団のサイトにも「整理番号順にご入場いただきます」とありましたがそうではありませんでした(?不思議?)。

BankARTには、過去ダンス公演を観に2回来たことがありますが3階だったのでこの会場(Kawamata Hall)は初めて、蜂の巣の中のような、古代の建造物内のような、でもなんとなく未来的な印象も。

大きな逆「ハ」の字型になった座席(ひな壇、ザブトンあり)、正面上部の白い板に小さな白い文字が流れています。右から左へ、¥、アルファベット、数字...。

舞台には黒に近い色の砂でいろいろな形の「輪」が6つ造られ、中に薄地の衣装が置かれています。石庭の石のような気がしました。

「それからの街(2015/11@site)」「シュガドノペラテ(2016/11@みんなのひろば)」、本作で3作品目。

なんでこんなに細長いチラシなのかと思っていましたが、当パンに貼り付けられた状態を見て、さらに戯曲全文が載っているので読んでみて、ナルホドと。

床部分を除き木製パレットが貼り詰められた場内は異様な雰囲気。

隙間のひとつひとつに何者かが潜んで(住みついて)いるような感じがしました。

18:04開演~19:10終演

基本的には「コトバ」の(気持的には)無限の展開、波紋のように拡散しあらゆるところで反響し、ぶつかり合う。ほどよく湿ったような会場の響きがいい感じでした。

衣装や砂の輪にも意味/意図があるのでしょうが、そこまで理解/推察がいたらず、きっと表面的な部分のみ楽しんでいたのだろうと思いますが、そういうことはよくあるので。

今年のTPAMは、横浜でttu「会議体」、小野彩加&中澤陽「宇宙からの文明(Civilization from Outer Space)」、Baobab「TERAMACHI」。自由が丘でH-TOA「これはペンです」。吉祥寺で砂地「アトレウス」。渋谷で「0db」を観ることができました。

調べますと平吹敦史さんは「チェインソング(2012/12@駅前)」を観ていました。

河童

河童

劇団キンダースペース

シアターX(東京都)

2017/02/08 (水) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/11 (土)

芥川のえがく河童の世界は理想の世界?自らが生きる悲しい世界?
理想、妄想と現実は表裏一体で、生きると死ぬの境界線も紙一枚ほどの薄い壁で分けられている。正常と異常も。
僕らの世界ととっても似ている河童の世界。だけど決定的に違う何かがあればそれは全く違う遠い世界。僕と、決定的に違う何かがあれば、隣にいるこいつは異常。
いまある価値観を、見直さざるを得なくなるような作品。
新しい世界にいざなってくれた作品。
白州本樹さん、とってもよかったです!

朧の森に棲む鬼

朧の森に棲む鬼

劇団@ホーム

川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)

2017/02/16 (木) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★

話の展開がとても面白く、3時間があっという間だった。
台詞が多いからか長台詞を早口で話すので、所々聞き取りにくく「何々??」となってしまったのが残念。

全段通し 仮名手本忠臣蔵

全段通し 仮名手本忠臣蔵

遊戯空間

シアターX(東京都)

2017/02/16 (木) ~ 2017/02/19 (日)公演終了

満足度★★★★

忠臣蔵の内容をほとんど知らないまま観劇してしまったため、古典の言い回しなどわからず戸惑いましたが、迫力の演技と衝立の使い方に魅せられました。
きちんと理解してから見たらもっと面白かっただろうと後悔・・・

ウズベキスタンにムラムラする

ウズベキスタンにムラムラする

こまばアゴラ演劇学校“無隣館”

アトリエ春風舎(東京都)

2017/02/17 (金) ~ 2017/02/20 (月)公演終了

満足度★★★★

無隣館の若手企画が目白押しだが、今回は五反田団・宮部純子企画による自身と二人の女優の三人芝居。チラシとタイトルの適当感が、見事そのままの劇空間となり、ウズベキスタン云々のくだりもさして期待しなかったが一応台詞に入れて来たという感じ(スジナシかっ)、「芝居を作る」という話で入れ子ではあるがむしろ宮部女史自身の「現実」を軸として見れば特段ややこしくもなく、また無理矢理に「作品」に仕上げようとの意志もなく、劇の見方についての示唆が最初に呈示されているので戸惑う事もなく、面白く観た。
やはりと言うか、五反田団の芝居に通じる何か、それがこの芝居の動力となっている感じは、脱力の力という、言葉上矛盾したものの存在について考えさせる。
不思議と記憶に残りつづけそうな、観劇体験になった。

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