満足度★★★★
鑑賞日2017/02/11 (土)
芥川のえがく河童の世界は理想の世界?自らが生きる悲しい世界?理想、妄想と現実は表裏一体で、生きると死ぬの境界線も紙一枚ほどの薄い壁で分けられている。正常と異常も。僕らの世界ととっても似ている河童の世界。だけど決定的に違う何かがあればそれは全く違う遠い世界。僕と、決定的に違う何かがあれば、隣にいるこいつは異常。いまある価値観を、見直さざるを得なくなるような作品。新しい世界にいざなってくれた作品。白州本樹さん、とってもよかったです!
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2017/02/20 12:49
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