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ギロチン伯爵と七つの秘宝

ギロチン伯爵と七つの秘宝

駄目なたすいち

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2016/04/13 (水) ~ 2016/04/17 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2016/04/15 (金)

15日の夜、新宿・SPACE雑遊で観て来ました。

ネタバレBOX

ひとことでいうと「ハイテンション・エキセントリックB級演劇」でした。
とりあえず観た印象だけ述べると、おもちゃ箱をひっくり返して、その上からフライング・ボディアタックかましたような芝居でした。

素人&凡人のオイラには、何故、そのキャラがいるんだろう?という登場人物2名も含め、マトモな性格のヒトが殆ど存在しない、ものがたり世界の中、条件反射的に瞬間・瞬間の場面を笑い続けてました。でも、なんとなく…なんとなくですが、昨日・今日の熊本の地震のような大災害と、唱(うた)や演劇といった芸術との関わりについて、作者が言いたかったんじゃないかな?とかいうのは薄々感じられました。
これ、あくまで個人の印象です。思い込みの大的外れ、かもしれません(汗)

85分の芝居はスピード感抜群の、いっときも観客を飽きさせない展開。無駄に(笑)スケールの大きい大風呂敷の設定と、実は内々の人間関係だった、という登場人物たちの関わり具合…テレビでも・映画でも・小説でもない、ナマの演劇だからこそ、表現できたんじゃないかなあ。
自分的には、期待していた以上の満足感、得られた観劇でした、とさ♪
快楽の谷

快楽の谷

劇団 背傳館

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/03/08 (水) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★

同人サークルをテーマにした舞台、ということで期待していました。
劇場に入ると、テーブルやポスター・机に置いているフィギュア隅々まで丁寧に事務所を再現していて(友人のエロゲー作家の机もあんな感じです)、大道具・小道具担当の丁寧さを感じました。
暗闇や暗転シーンの照明も美しく、好印象。そしてこんなに喫煙シーンがある舞台も珍しい。タバコの煙は大丈夫なタイプですが、終盤やっぱりにおいが気になりました。

ネタバレBOX

正直、ストーリーは理解できませんでした。
彼らは本当にエロゲーを作っているのでしょうか。今回サークルで作った作品の中身への言及はなくて。ただぼんやりエロをやりましたという印象しか受けなくて、登場人物間の衝突もピンときませんでした。
役者さんも黒髪メガネ男子が何人もダブっていて、誰が誰だか最後までぼんやり。
舞台セットや照明が秀逸だったので、それが救いでした。
エロゲー割とか企画は悪くないです。話の奥行きが欲しいのです。
キズツクキカイ

キズツクキカイ

たすいち

ザムザ阿佐谷(東京都)

2014/10/09 (木) ~ 2014/10/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

天空の城ラピュタみたいな建物・ザムザ阿佐ヶ谷で、たすいちさん初体験してきました。

ネタバレBOX

陰陽師(おんみょうじ)の家に生まれた次男の唱(しょう)。霊感よりもテンションの方が高そうな家族や、愉快な?!妖怪たちに囲まれて、毒気を抜かれたのか、ネガティブ思考の小説家希望。
そんな唱に、ネットを通して、若い女性読者が初めてついて…陰陽師の家柄であることを知らされていない長女の彼氏(☜後半、騒動を起こします)、長男の彼女(☜唱の幼馴染)、そして唱が創り出したらしい新たな妖怪・キズミ。
周囲のユニークな人々(+妖怪)が舞台狭しと駆け回るなか、唱の気持ちは揺れ動き…。

想像の翼が間違った方向(笑)に伸びたようなおなはしなんですが、以前、舞台を拝見したことのある村松ママンスキーさん、小鶴璃奈さん、加瀬恵さんを初めとした役者陣。自身の役柄を愉しんで演じているご様子。
照明や音楽もコスプレ紛いの衣装の登場人物たちと合わさって、何やら時ならぬ○○区・納涼盆踊り大会の賑やかさを醸し出します。
そんな中で、作者の投影と思われる主人公の視線が少しづつ・少しづつ、うつむき加減から相手の目を見つめるように変わってきた…ように思えました。

ネガティブでナイーブな主人公の心の成長?みたいなもん、表現するのには下手に真正面から当るよりも想像の翼を間違った…いえ、自由に伸ばしていった、こんなコメディの方が、かえって後でじんわり来るのかなぁ。ってことを思いながら、会場を後にしました。

役者陣。
主人公「唱」役の野澤太郎さんはもちろんですが、「ケータイの九十九神」役のみやでら みほさん、「キズミ」役の永渕沙弥さん…個人的には大変印象に残りました。

最後に配役を記しておきます。
明神裂(祖父…ではなく、実はその正体は妖怪)…末永全さん
明神致(父)…村松ママンスキーさん
明神説子(母)…小鶴璃奈さん
明神理桜子(長女)…真嶋一歌さん
明神創(長男そう)…窪田裕仁郎さん
明神唱(次男しょう。主人公)…野澤太郎さん
明神紀里(妹)…三品優里子さん
十兵衛(猫又)…佐藤修作さん
こっくりさん…加瀬恵さん
垢舐…白井肉丸さん
けらけら女…松倉彩夏さん
ケータイ(付喪神)…みやでらみほさん
琴川れのあ(創の彼女。唱の幼馴染)…青山祥子さん
兵馬昴太(理桜子の彼氏。実は本作の悪役となる退魔師)…柴田淳さん
キズミ(唱の悩みが創り出した妖怪)…永渕沙弥さん
キョーコ(唱にとって初めてのファン)…黒沢佳奈さん
第19回公演『隣人』

第19回公演『隣人』

劇団天然ポリエステル

OFF OFFシアター(東京都)

2017/03/08 (水) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★★★

「寂し部」は2回目です。
後半は笑いながら涙が・・・
とても楽しめました。

「母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ~キャンピングカーで巡る真冬の東北二十都市挨拶周りツアー♨いいか、お前ら事故るなよ、ぜったい事故るなよ!!編~」

「母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ~キャンピングカーで巡る真冬の東北二十都市挨拶周りツアー♨いいか、お前ら事故るなよ、ぜったい事故るなよ!!編~」

MICHInoX(旧・劇団 短距離男道ミサイル)

ぶどう座稽古場 (岩手県)

2017/03/11 (土) ~ 2017/03/11 (土)公演終了

満足度★★★★★

原作を知っていても知らなくても楽しめる、新釈・人間失格。クスクス笑っているうちに他人事とは思えなくなってくる独特の味わい。東北のみなさんへ届け!

ゼロゼロゼロ

ゼロゼロゼロ

日本のラジオ

スタジオ空洞(東京都)

2016/04/26 (火) ~ 2016/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/04/29 (金)

29日の午后、今回がお初の観劇となる、日本のラジオさんの舞台、観て来ました。

ネタバレBOX

山の奥深く。姉妹2人でやってる「死体処理場」。世の中から何の痕跡もなく消滅させてもらうため、ヤクザが、たまに堅気の依頼者が、そして必ず「死体」が足を運ぶ場所…。
ダーク、というより、ノアールと表現する方が似つかわしい設定の中、シニカルなセリフが交錯して…演劇観たぞぉ~!と終わってから叫びたくなるほど濃密な80分でした。
ええっと、それから個人的にはですけど、依頼者のミュージシャン役・フジタタイセイさんが終盤に演じた「一寸の虫にも五分の魂」的・独白。ノアールな色調のこの芝居の中で、唯一、鮮明なカラーに映ったシーン、ちょっくら胸に迫るものがありました。
前から評判は耳にしていた日本のラジオさん。もっと早くから観に行けばよかった!と観劇後、悔しがる程度には、すげえ芝居を見せてくれる団体さんでした。

【追記】
窪寺奈々瀬さんを認識した最初の舞台でした。その後、何度か出演作品を観させていただいて、アノ時の「あっ、このヒト、いい役者さんだなぁ!」という印象に間違えは無かったと改めて思う今日この頃でした、とさ♪
家族と呼ばないで −I can't say it enough−

家族と呼ばないで −I can't say it enough−

GENKI Produce

テアトルBONBON(東京都)

2017/03/15 (水) ~ 2017/03/20 (月)公演終了

満足度★★★★

実はそれほど期待してなかったんですが、面白かったです。笑えました。話がよく出来ているので最後まで飽きずに楽しめました。
次公演も期待が持てます。

赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み

赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み

キ上の空論

新宿眼科画廊(東京都)

2014/05/09 (金) ~ 2014/05/21 (水)公演終了

満足度★★★★

『赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み』…なんか、往年の日活ロマンポルノみたいなタイトルですね(苦笑)

ネタバレBOX


【エピソード1】天涯孤独の売春婦&大学生の男の子
【エピソード2】東京の音大に受かった妹とその兄
この2組に関わるエピソードが、それぞれシーン毎に交互に繰り返し演じられていきます。
ちょっと文章ではわかりずらいんで、アルファベットを使って説明すると…
【エピソード1】時系列での、おはなしの流れ:A→B→C→D→E
【エピソード2】時系列での、おはなしの流れ:a→b→c→d→e
これを、C→c→A→a→C→c→B→b→C→c→A→a…と、同じシーン、リピートされ続けていくんです。
最初の30分、正直いってクドい!と感じました。脚本の意図は何となく読めていたんですけど、途中だけど席を立とうか、とも思ったほどです。ですけど…繰り返し・繰り返ししていくシーンが、終盤の悲劇と、その後日談的エピソードへの大きな盛り上がりにつながっていきます。
まるで主旋律と副旋律のリフレインが、壮大なフィナーレに導いていく、オーケストラの交響曲のように!
観終わった後、感動で胸を打たれたせいか、恥ずかしながら、ちょいとの間、腰が立ちませんでした。ああ、最初の30分で出ていかなくってヨカッタ(笑)
「空想、甚だ濃いめのブルー」「赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み」

「空想、甚だ濃いめのブルー」「赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み」

キ上の空論

新宿眼科画廊(東京都)

2014/11/07 (金) ~ 2014/11/19 (水)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2014/11/08 (土)

今年の5月、新宿眼科画廊で観た『赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み』という芝居に味をしめて、ほぼ6カ月後の今夜、『空想、甚だ濃いめのブルー』観て来ました。

ネタバレBOX

おはなしは中学生の頃に出逢ってからの二人の女性の友情譚(たん)なんですけど…
今宵、観客の前で披露されたのは即興劇。登場人物の設定など、幾つかの決め事を除いては、どうやらセリフは決まっていない?役者さん達、アドリブで演じているそうなんです。すなわち…左右横列に向かい合った役者さん達。「ワタシは○○になります!」と宣言してから、真ん中のアクティング・エリアに進んで、登場人物や猫や樹木やテレビやドア!なんかを「演じ」ます。そして、どこまでか決められたセリフで、どこまでがアドリブなのか、観る側は見当もつかない、やり取りを交わすんです。
この雰囲気、昭和生まれの観劇オジサンとしては、何となく、相撲部屋での場所前の稽古、連想してしまいました(笑)

稽古…といえば、役者さんのトレーニングに「インプロ」「エチュード」。台本無し、事前の取り決めも無しの、全くの白紙で演技する「インプロ」、場面(シーン)や登場人物の前提条件を定めたうえで即興で演じる「エチュード」…今宵、目の前で見せられたのは、この「インプロ」以上「エチュード」未満のモノだったようです。
でっまあ、端的に言えば、「稽古風景」を部外者が覗かせてもらったような芝居だったんですが、それでも「本番の芝居」同様、ラストは胸を打たれたんですから、演劇の世界は不思議なモンです。
ということでぇ、どこまでがセリフで・どこまでがアドリブか、確かめたい衝動が抑えられません!出来得れば、もう一度、観に行けたらなぁ…(願望)
「母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ~キャンピングカーで巡る真冬の東北二十都市挨拶周りツアー♨いいか、お前ら事故るなよ、ぜったい事故るなよ!!編~」

「母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ~キャンピングカーで巡る真冬の東北二十都市挨拶周りツアー♨いいか、お前ら事故るなよ、ぜったい事故るなよ!!編~」

MICHInoX(旧・劇団 短距離男道ミサイル)

いわてアートサポートセンター 風のアトリエ (岩手県)

2017/03/14 (火) ~ 2017/03/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/03/14 (火) 19:00

価格2,000円

太宰治の人間失格としながら、息もつかせぬ笑いに感服しました。シリアスなシーンにおいても笑わせ、半裸になっても不快感すらなく、ひたすら面白かったです!観客を巻き込んでの演出は新鮮でした。ぜひまた見たい公演です。

ネタバレBOX

出演者の人生がモロバレします。体張ってます!
金曜日、白井家の場合 ~せいのでインを踏め!~

金曜日、白井家の場合 ~せいのでインを踏め!~

キ上の空論

新宿眼科画廊(東京都)

2015/02/13 (金) ~ 2015/02/18 (水)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2015/02/13 (金)

白井家は一男三女。既に働いている長男・長女。高校生の次女。中学生の三女。両親は再婚同士で、三女だけが母親の連れ子。他の兄姉とは血の繋がりがありません。
こんな家族構成の子供たちが、外に向かっては不倫・登校拒否…。内に向かっては、血の繋がりが無くても家族・血の繋がりがあっても…。
1時間10分という短い上演時間の中で、白井家の一男三女各々のエピソードが、ラップのリズムに乗って交互に、あるいは、重なって、時制を越えて前後して・繰り返して語られていきます。そして最後には意外な結末が…。

週末金曜日の午後7時半開演。場所は新宿、のせいか、小劇団系の芝居にしては珍しく、老・壮・若、男女の比率、バランスが取れた広い客層。でぇ、そんな観客の誰もがストーリーの何処かで自分と重なる部分もあるだろうおはなし、でした。

東京虹子、7つの後悔

東京虹子、7つの後悔

キ上の空論

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2015/09/03 (木) ~ 2015/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

キ上の空論さんとは何かご縁でもあるらしく、立ち上げ公演の『空想、甚だ濃いめのブルー』から『赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み』『金曜日、白井家の場合 ~せいのでインを踏め!~』と過去の作品全て拝見する機会に恵まれました。
でぇ、今回は『東京虹子、7つの後悔』…青・赤・白の次は七色の虹で来るとは(笑)!

ネタバレBOX

母の死をきっかけに、叔母・ナツに引き取られ、大好きな田舎町を離れて東京で暮らす事になった、13歳の少女・虹子。
東京にも・ナツにも…新しい環境に馴染めずに吃音症を患った中学時代。
やがて高校に進み・卒業して・大人になって・出版社に勤め出し・そして、子持ちの男性との結婚…その半生の折々に、相手に伝えられなかったコトバや後悔を抱えていく虹子…。

空虚にだだっ広い、四角いアクティングエリアの中、「ヒロインの虹子」「虹子の結婚相手の連れ子の娘」二役を演じる斉藤ゆきさんを初め、登場する役者の皆さんの抑制の効いた演技。音楽・音響に照明が醸し出す蒼い月の光に照らされたような静寂。二つが合わさって、一人の女性の走馬灯のようなストーリーを、細氷(さい ひょう)を飛ばしながら更に透明に磨き上げていくように感じられ…気がつくと、舞台にのめりこんでいました。そして、ラスト近くの、あるシーンからは、ええ歳こいたオッサンでさえ、不覚にも涙腺に来ました。

キ上の空論さんの集大成かなあと思った程、感慨深い舞台でした。
ポッケの中の折々

ポッケの中の折々

劇団ウルトラマンション

ワーサルシアター(東京都)

2017/03/15 (水) ~ 2017/03/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日、たった今観終わりました!最高でした🎶笑って泣ける、さすがウルトラマンションさんでしたね!楽しかったーあっという間でした。ポケベル世代も、そうでない世代でも楽しい時間が過ごせますね、ほんとありがとうございました。最終日も行きますよ!もちろん、本公演DVDも予約しました。夏公演も今から楽しみです。頑張って下さいね!

根も葉も漬けて

根も葉も漬けて

やみ・あがりシアター

中野スタジオあくとれ(東京都)

2017/03/09 (木) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

不思議な感覚に包まれる妙にそわそわする物語。
幕開けから奇天烈な言葉を話し始める役者たちに
いきなりホラーを感ずる。
しかし巧みな展開に引き込まれ得体のしれない笑いと恐怖に包まれる。
やみ・あがりの沼に片足を取られそうなワクワク感。
終演後の物販を覗こうかと思ったが、役者面会の皆さん多数で近づけず残念。
前作のDVDか台本を買っとけば良かったかなーと悔やむ。
次回のチャンスに期待。

Water

Water

キコ qui-co.

三軒茶屋ライブ&バー GRAPEFRUIT MOON(東京都)

2017/02/12 (日) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/12 (日) 19:30

価格3,000円

なるほどキコqui-co.流「銀河鉄道の夜」の本歌取り。
「希望を捨てない限りあいつは死なない」という台詞にそもそもの上演のきっかけも含んであれこれ納得。
一番の中心となるザネリを年齢・性別とも不詳とし、それを十七戦地の藤原薫が演ずるのがまたキャスティングの妙。
最初に登場した時は「ひねた」感が拭い去れない(失敬!(爆))ジョバンニも観ているうちに次第に説得力をもってきて、むしろ可愛く見えてくるのはさすが!(笑)

ネタバレBOX

何度も死んで生き返る猫が幸せを感じて生き返らなくなる物語と永遠の生命を得るキッカケの時まで遡り(当時の)幸せを確認する物語と……ということで、佐野洋子「百万回生きたねこ」の裏返しな気もする。
虫侍

虫侍

お芝居空間イスモナティ

ART THEATER かもめ座(東京都)

2017/03/09 (木) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★★★

大棚の若旦那を守る女侍のめちゃくちゃかっこいいし、刀での戦い(チャンバラ)も上手ですね。見ごたえありあり。虫侍より上手って感じ。
虫侍の声の代弁者、なかなかの趣向ですね。天の声の代弁者も兼ねているのかしら。
時代劇、初めてという感じはまったく感じられませんでした。

その先にあるモノ

その先にあるモノ

デッドストックユニオン

ウッディシアター中目黒(東京都)

2017/03/14 (火) ~ 2017/03/20 (月)公演終了

満足度★★★★

確かに少々長い。途中中弛みも感じる。しかし、ちぐはぐさはあるものの、心に響いてくるものは有り。人の繫がりや優しさ、まっすぐな願い、そんなものに溢れた舞台でした。

その先にあるモノ

その先にあるモノ

デッドストックユニオン

ウッディシアター中目黒(東京都)

2017/03/14 (火) ~ 2017/03/20 (月)公演終了

話の流れは好き。後半にかけて人情味は深まる。
テンポは気になるものの、最後まで観れた作品でした。時間はもう少し短いと嬉しい。2時間15分弱。
見応えはあると思います。

ネタバレBOX

終盤は特にいい感じ。家族の絆が恋しくなる。それでも風俗をさせていること、警察絡みは違和感がありました。
台詞のテンポは早すぎて、一般客は付いてこれないと思う。途中の面白さもあるので、尺はもっと詰めて良いと思います。一部の役者さんのペース調整がありがたい。
上袖のドア音や話し声?が聞こえたのが残念。SEの音響はタイミングが素晴らしいです。
夏の夜の夢

夏の夜の夢

青年団リンク・RoMT

サンモールスタジオ(東京都)

2017/03/10 (金) ~ 2017/03/20 (月)公演終了

満足度★★★

悪くはない。いや、面白いのだが・・・、今さら(などというと沙翁に失礼だが)「夏夢」をあえて上演するのなら、どう見せるかという、ある意味の観客サービスが必要になるのではないだろうか?
こちらも少々、ひねりを期待しすぎたのかもしれない。

第19回公演『隣人』

第19回公演『隣人』

劇団天然ポリエステル

OFF OFFシアター(東京都)

2017/03/08 (水) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★★★

“天然ポリエステル”初観劇になります。
バックステージ物のありがちなストーリーでしたが、笑いや間合い等上手く作られており面白い舞台に仕上がっていました。次回公演も楽しみです。

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