満足度★★★
鑑賞日2015/02/13 (金)
白井家は一男三女。既に働いている長男・長女。高校生の次女。中学生の三女。両親は再婚同士で、三女だけが母親の連れ子。他の兄姉とは血の繋がりがありません。
こんな家族構成の子供たちが、外に向かっては不倫・登校拒否…。内に向かっては、血の繋がりが無くても家族・血の繋がりがあっても…。
1時間10分という短い上演時間の中で、白井家の一男三女各々のエピソードが、ラップのリズムに乗って交互に、あるいは、重なって、時制を越えて前後して・繰り返して語られていきます。そして最後には意外な結末が…。
週末金曜日の午後7時半開演。場所は新宿、のせいか、小劇団系の芝居にしては珍しく、老・壮・若、男女の比率、バランスが取れた広い客層。でぇ、そんな観客の誰もがストーリーの何処かで自分と重なる部分もあるだろうおはなし、でした。