
あつい
Infinity企画 照人ひとり芝居
天満天六・音太小屋(大阪府)
2024/12/04 (水) ~ 2024/12/06 (金)公演終了
満足度★★★
コスパは悪い(時間どおり入場できず、始まりも遅延…実質一時間強)し、最初から躓き感が…
本当に10年継続できる…と疑問が出てきたが、後半はなかなか面白かったし、共感するところも
まずまず 次回期待してます‼️
専門学校の先生だからか、学生風の人も多かった 缶バッチのコンプリートは興味そそるかも

Paper
Washi+
THE HALL YOKOHAMA(神奈川県)
2024/12/03 (火) ~ 2024/12/03 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
伝統の和紙が、工業品である紙に取って代わられた現代がシビアに描かれ、それに携わる人々、家族の様相が生々しく表現された舞台でした。
時代といえば一言で済んでしまいますが、それに向き合う人の心が丁寧に表現され心に染みてくる良い舞台でした。

青春にはまだはやい
プテラノドン
「劇」小劇場(東京都)
2024/11/26 (火) ~ 2024/12/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/11/27 (水) 15:00
ファンタジー系(翔んでいるとも言う(笑))な状況から「青春」がクローズアップされてムネアツになるといういかにも笠浦作品な秀作。終盤で最初は丁寧に描きつつ繰り返すうちに短くなるテンポの良さも巧く、こういうの、大好き♪

only
m sel.プロデュース
スタジオ空洞(東京都)
2024/12/04 (水) ~ 2024/12/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/12/04 (水) 15:00
座席1階2列
価格4,000円
故人に対してそれぞれの属性が持つ責任、悲しさ、その度合いがとても丁寧に描かれている。そのベースに個々の思いを乗せている。そこでやっとこの作品に触れた気がする。
登場人物それぞれが迷いながらも気骨のある道を歩もうとしている物語。五人の役者さん全て好演。
これは見てよかった。

青春にはまだはやい
プテラノドン
「劇」小劇場(東京都)
2024/11/26 (火) ~ 2024/12/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/11/26 (火)
面白かった。すごいなぁ、この設定とか…。私のところは放送部がなく放送委員会しかなくて、Nコンはわからなかったけど、高校演劇の大会みたいなものなのかな?なんて見ていました。それぞれの時代背景もあんなに詰め込んでもちゃんとわかるってすごい!!ラストも良かった。

「コーヒーが冷めないうちに」
カワグチプロヂュース
萬劇場(東京都)
2024/11/19 (火) ~ 2024/11/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/11/24 (日)
Aチーム観劇。演劇では初めて観ました。
過去に戻ってこれだけは言いたいものがあるって素敵ですね。

寸劇の庭
渋谷コントセンター
ユーロライブ(東京都)
2024/11/20 (水) ~ 2024/11/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/11/20 (水)
この前にユーロライブに来たのはいつだっけ?と考えたら「寸劇の館」でした。
このシリーズずっと続けて観ていきたいです。
もうお腹がよじれるくらい笑ったり、おぉっ…と思ったり。
なんかとても良かったな。

峠の我が家
森崎事務所M&Oplays
本多劇場(東京都)
2024/10/25 (金) ~ 2024/11/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/11/11 (月)
久しぶりに岩松了作品を観たっ!!!!って感じがしました。
それぞれの秘密が…。とても不可思議な空気の流れを感じました。

リフレクション
レイジーボーンズ
小劇場 楽園(東京都)
2024/12/03 (火) ~ 2024/12/11 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
作、演出、キャストのこの顔ぶれは観ておかなければという半ば義務感のような気持ちで初日を観たが、期待を相当上回った。二重構造が目まぐるしく変わり、これで終わりだなと思ったらしつこく(失礼)ラストも魅せてくれる。1時間半、釘付けになりました。

メイジー・ダガンの遺骸
名取事務所
新宿シアタートップス(東京都)
2024/11/30 (土) ~ 2024/12/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/12/02 (月) 14:00
メイジー・ダガンは本当に死んだのか?
なんてどうでもよくなってしまうほど、彼女は歌って叫んでスコップを振り下ろす。
このバランバラで一人ひとりがどうしようもなく壊れかけている家族は
血まみれになりながら、どこでどうすればよかったのかを問い続けている。
彼らが信じたのは暴力しかなかった・・・。

ゴーギャンおやじ2
グワィニャオン
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2024/11/27 (水) ~ 2024/12/01 (日)公演終了

リフレクション
レイジーボーンズ
小劇場 楽園(東京都)
2024/12/03 (火) ~ 2024/12/11 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
なかなか巧妙な構造の台本で面白い。もちろん青山・狩野の両一流舞台俳優による掛け合いとなれば面白くないはずがない。

リフレクション
レイジーボーンズ
小劇場 楽園(東京都)
2024/12/03 (火) ~ 2024/12/11 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
想像を遥かに超えて面白い。凄まじい才能が爆裂している。誰もが認める天才の集結。青山勝氏と狩野一馬氏のユニット、「レイジーボーンズ」はCOMPLEXを彷彿とさせる。(JACROW演出助手・野月敦氏もメンバーの一人)。脚本は中村ノブアキ氏の書き下ろし、ONEOR8の田村孝裕氏が演出。二人芝居とされていたが実質は音楽担当の宏菜さんも含めた三人芝居だった。
東京ドームでコンプを観に来た大観衆の前、突然現れたアイナ・ジ・エンドが最高のステージングで喝采を浴びるような舞台。天才は天才を知る。このシチュエーションで舞台二作目の新人がよく暴れ回れるものだ。末恐ろしい。宏菜さんはギターも巧く手が綺麗。
脚本も圧倒的。入れ子構造が互いのイニシアチブを奪い合い二転三転し続けるようなメタフィクション。このアイディアにもひれ伏す。
演技合戦としても面白く、玄人から素人から唸らされるだろう。終演後の物販では脚本が飛ぶように売れた。宏菜さんのCD直販もあり。「来年3月30日、王将を下った先の下北沢LOFTでワンマンがあるそうだ。」
メチャクチャ面白い。是非観に行って頂きたい。

沖縄戦と琉球泡盛
燐光群
吉祥寺シアター(東京都)
2024/11/30 (土) ~ 2024/12/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
久々の燐光群。日常の忙しさのなかでさばくように毎日をこなしていたけれど、たまに普段考えない泡盛の歴史に思いを馳せるとそこには風味豊かな世界が広がっていた。
泡盛の原料クースを戦争のなかでも守ろうとした、または戦争を生き抜いて発見した人々の魂を垣間見て、代々に受け継いでいく生業の深さを感じた。いつも同じようにやっているのに、温度やそのときの環境で微妙に違うものが生まれる。泡盛作りとはまるで芝居のようなものだなと思った。いつもまったく同じというわけではない。それが生き物であり、芝居であり、それだからこそ絶望もすれど希望も生まれる。ほんわかした気分で劇場を出られたのは、沖縄のほがらかさに自分も感化されたからか。

LifeとWork
ぺぺぺの会
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2024/11/27 (水) ~ 2024/12/02 (月)公演終了
実演鑑賞
「ぺぺぺの会」と「いいへんじ」という2団体による合同公演。1団体3名×2で、6名の俳優による一人芝居。ぺぺぺの会は普段から作・演出を担当する宮澤大和が3作を手掛け、いいへんじは3名それぞれが「作・演出・出演」を担う。結果、俳優それぞれの個性が反映されつつ、同時に団体の個性も反映された企画になったのでは(ただし6作全部観ていないため、想像も含みます)。6名の出演俳優のことを知る、俳優のことを好きになる契機になり得る公演だと感じました。

ゴーギャンおやじ2
グワィニャオン
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2024/11/27 (水) ~ 2024/12/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
笑いあり涙あり、殺陣や格闘技も盛り込まれた、爽快で心に響く素晴らしい作品でした。
山口勝平さんのお芝居には終始引き込まれ、目が離せませんでした。物語が進むにつれて色々な伏線が繋がり、もう一度最初から観たい!と思うほど感動しました。

『晴耕雨読』
ウテン結構
六本木ストライプスペース(東京都)
2024/11/26 (火) ~ 2024/12/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
素敵な作品に出会えたことに心から感謝しています。今年の中で、私にとって一番印象に残った作品です。
次回作も楽しみにしています!

ムッシュー・フューグ
関西芸術座
ABCホール (大阪府)
2024/11/29 (金) ~ 2024/12/01 (日)公演終了
満足度★★★★
関西屈指の老舗劇団
最初の有刺鉄線の囲い?を見て、これで観にくいな〰️と思っていたが、途中で吊り上げられ、かつ板がトラックに早変わりしたのには、驚き👀‼️
しかし内容は、素人目にはとても分かりにくく、後ろの男性の大きな独り言(全く解らん 帰りたい)でも分かるように、難解であった
ナチスのユダヤ人虐殺の一幕(ホロコーストみたいな)だと思うが、語り尽くされた感もあり、死に対する(至るまでの)狂喜を表現していたと思うけど… 海外戯曲は難解と思わせる一作

サド侯爵夫人
プロジェクト榮
銕仙会能楽研修所(東京都)
2024/11/30 (土) ~ 2024/12/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
今回の公演では、役者各々の戯曲解釈がより深く身体化された表現に達していたように思う。この感想が自分自身の三島アレルギー弱体化によるのかそれとも自分が感じた通りなのか或いはその何れもが作用して相乗効果を発揮したのかは定かでないので、もう一度ゆっくり戯曲を読み直しつつ講評を追記したいと思っている。もう少しお時間を頂きたい。

正三角関係
NODA・MAP
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2024/07/11 (木) ~ 2024/08/25 (日)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★
「カラマーゾフの兄弟」を下敷きに、父殺しの裁判劇(野田秀樹と竹中直人の一人二役の早変わりの繰り返しが面白い)の向こうから、何かが立ち上がってくる。
父と息子が奪い合った女性グルーシェンカ(=長澤まさみのアリヨシとの一人二役)と、長男富太郎(松本潤=熱演)の婚約者・生方莉奈(村岡希美)の二人の女性が出てくるが、生方に当たる人物はドストエフスキーの原作にいたかどうか覚えていない。
「大審問官」や少年コーリャの話はない。スメルジャコフもほんの端役になっているので、父殺しの犯人が誰だったのかは、原作を知らない人にはわかりにくいだろう。
今回は隠れた大テーマ以外にも、戦争中の竹やりでB29を落とす訓練のばかばかしさとか、科学者の軍事研究の倫理問題、軍需物資の横流しなど考えさせる素材がちりばめられている。アリヨシの同性愛の告白もある。
グルーシェンカは火薬につけた名前なのだという弁護士(野田秀樹)のツッコミがあり、男女関係・父と子の対立が、火薬・軍需物資をめぐる争奪とかぶらされているのも、今回の目立つ趣向である。生方と富太郎が婚約するのも火薬がらみのやり取りが関係しており、火薬の調達は、表面の父殺しの裏の重要なサブストーリーになっている。(結像が少し弱いが、でも最後の父殺しの真相で、生きてくる)
「一粒の麦、もししなずば…。一粒の麦がもし地に落ちて死ねば多くの実りをなす」のアリヨシのセリフが序盤、中盤、終盤で繰り返され、大きな意味を持つ。が、戦争の大量殺戮を語るこの作でどういう意味なのか、考えなければいけない。
12月2日夜に配信で鑑賞