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終わらない世界

終わらない世界

ジェットラグ

紀伊國屋ホール(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/11/30 (木)

11月30日ソワレ(125分)を拝見。

ネタバレBOX

2014年12月の『私はスター』(初演)が大層気に入って、それ以来、全ての公演に足を運んでいる、ジェットラグさんの舞台。
全ての作品が素晴らしい…とは個人的にはいきませんでしたが(汗)、宝塚出身者をヒロインに据え、唄やダンスをふんだんに盛り込んだ舞台には、好感を抱くことが出来ました。

さて、今回のヒロインは大和悠河さん。
ズカの歴史に疎い私でもお名前を存じ上げていた、宝塚の元・トップスターです。
そんな彼女が「大女優・七瀬ミワコ」を演じる訳ですから、ジェットラグさんの従来作品以上に、主演の魅力を前面に押し立てた作劇。会場で大勢見受けられた大和さんのファンのみならず、他の役者さんのファンも巻き込んで、観客全てを魅了したんじゃないかなぁ…客席の反応をみて、そう感じました。

役者陣。
個人的に印象に残ったのは

まずは、藤田奈那さん。
『みんなのうた』『罠』とジェットラグさんの舞台で拝見してきましたが、芸達者な他の出演者たちと並んでも負けない舞台映えの良さ…今回は過去2作品から一足飛びに巧くなったなぁと(素人がいうのもおこがましいのですが汗)思われます。

次に、頼りない?プロデューサーを演じている、野口オリジナルさん。
小劇場の世界で何度も舞台を拝見している方ですが、今年の4月に拝見したnophonic orchestra『グリーン・マーダー・ケース』の執事役と同様、今回も役柄以上の存在感を感じさせてくれました。

最後に自分の記録用なんですが、配役一覧を掲載しておきます。

大和悠河さん…かっての大女優・七瀬ミワコ
百名ヒロキ(ひゃくな・ひろき)さん…ミワコの復帰舞台の小道具係
野口オリジナルさん…ミワコのプロデューサー・タカオ
帆風成海さん…ミワコのライバル女優
渡辺慎一郎さん…中堅舞台俳優
廣瀬響乃さん…タカオを脅迫する3人組の一人
藤田奈那さん…抜擢された新進女優
森田匠さん…タカオを脅迫する3人組のリーダー
伊藤真奈美さん…演出家・熊川の妻
安楽信顕さん…熊川の息子(ニート)
椎田香王子さん…タカオを脅迫する3人組の一人
鈴木歩己さん…演出家・熊川
音楽劇 チンチン電車と女学生

音楽劇 チンチン電車と女学生

劇団往来

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2017/12/02 (土) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/12/03 (日)

12月3日マチネ(2時間40分+途中休憩15分)を拝見。

ネタバレBOX

平成22年、大阪での初演を皮切りに、広島、大阪、そして広島と上演を重ねて来た作品の、満を持しての東京公演。

純粋に音楽劇としての本作品に触れると、何度も上演を重ねてきた脚本に、稽古を重ねたのであろう出演者たちの演技・歌唱は、当時の若いヒト達の心情がわかりやすく・丁寧に描かれており、途中休憩をはさんだとはいえ、上演時間2時間40分の長丁場も苦になりませんでした。

ただ、自分だけかもしれませんが、メインの戦時中パートの合間に挿入される現代パート、祖父・真太郎と孫娘・マユのやり取りのみに留めておいた方が良かったのでは?と感じました。
今の社会に向けた警告を、現代の少女達が踊り・唄う場面の歌詞に託した作者の想いは大変共感できるのですが、ココで芝居の流れが途切れるのが難点に思われました。

さて、今回の東京公演は2日間のみでしたので、もしでき得れば、都内での再演を期待したいと存じます。
もっと多くの、特に若い方達に観てもらいたいので!
リアル一軒家、のぞき放題。

リアル一軒家、のぞき放題。

ガレキの太鼓

文京区 某一軒家 ※千代田線「千駄木」駅徒歩3分(東京都)

2017/12/03 (日) ~ 2017/12/09 (土)公演終了

満足度★★★★

ガレキの太鼓復活公演。
面白いじゃないかっ!!

予約なしでも入れる、とかで、予約なしで行った。
入れた。
その感じもいいね!

ネタバレBOX

ガレキの太鼓は、普通に劇場で行う演劇以外にもいろいろな挑戦をしてきた。
劇場だけど、全体を「教室」に見立てて、観客もそこの生徒となって演劇に参加する、なんていう公演もあった。観客にも台詞や動きがあったりする。その指示の方法がまた上手いのだ。

のぞき見パフォーマンスは、「普通の一軒家を使って行われる公演」だ。過去にも上演されていたが、初めての参加となった。

一軒家内の3つの部屋+1で行われる会話を観客は自由に行き来する。

ある事情を抱えた家族が、家を取り壊す前の1カ月間にシェアハウスにしようとする。
住民が集まってきた初日の1時間の話。
リアルタイムに1時間で、観客は「場所とタイトル、そこで会話が始まる時間」が書かれたスケジュール表を渡される。

主に2階と3階で、それぞれの登場人物たちが部屋を行き来しながら会話を繰り広げる。
それぞれの事情があり、気になる会話ばかり。

観客同士が見えるため、言うほど「のぞき見」感はないが、「見たいところに行く」という観客側にイニシアティブがあるのが面白い(出来事が時間的に微妙に重なっていたりするので)。
実際、台詞の途中で観客が部屋を出ていく場面も多く、その姿を見ている役者さんたちは、「えっ出て行くの?」って感じではないだろうか(笑)。どうなんだろう。

観客は各部屋の中で、観客エリア(役者が演技をする周りを取り囲むような)から観るのだが、なにしろ普通の家なので、役者と近い。
その、役者との近さがスリリング。
役者と目が合ってしまうこともある。
役者は(普通の公演でも同じではあるが)「自分たち以外にはこの部屋に誰もいない」というテイで芝居を続けるのだが、その、ある種、異様な感じ、異常事態がまた面白いのだ。3階奥の部屋でカップル(たち)の話をのぞき込むように取り囲む、観客たちっていう姿も異様で面白い。

役者にとって「観られること」の快感もあるのかな?

お姉ちゃん役の山本陽子さんが中学の同級生との会話でする、「うむむむむ」な、なんともな表情や、次女の友だち役の小瀧万梨子さんの、観客がまったく目に入ってないような、生き生きとした感じが、上手いなぁ、と。さらに、長男のパートナー役の新田佑梨さんが、雰囲気を作るのが上手いからか、生々しくてリアルで、彼女の主張する意味がわからなくて、長男が可愛そうで、腹が立った(笑)。
役者との距離の近さでさらに役者の力が見えたような気がする。そういうところも楽しめる公演でもあった。

60分の作品ながら、ヒヤヒヤするような、ぞくぞくとするような、どきどきするような、そんな会話が散りばめられている。登場人物たちのキャラが見えてくるし、その後も気になってしょうがない。
できればいつの日にか、同じ家で「1週間後」「1カ月後」も観てみたい。

+500円で時間延長もできる。
そうすれば、気になる会話を完全に確認できたであろう。私はラストの時間だったのでできなかった。

あと、気になる役者さんの後ろについて歩き回るっていうのも面白いかも。
ホテル・ミラクル5

ホテル・ミラクル5

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/12/01 (金)

12月1日20時の回(125分)を拝見。

ネタバレBOX

本編4本観終わっての印象は、過去のホテル・ミラクルと比べて、随分、味つけが濃くなったなぁと。

まず、トップの『ミラクル戦隊』。
坂本七秋さん演じるブルーの(土壇場でビビッている故の)屁理屈を並べ立てる弁舌には素直に笑えた…が、さすがに「弁舌」に取られる時間、ちょい長過ぎかな?
あと、後半での、石井智子さん演じるピンクとの攻守逆転?は素直にウケた。

お次は、『クロースチーム』。
ホテル・ミラクルを4を除き、初回・2・3と観て来た者には、一番、ミラクルらしく感じられた作品。
白野熊子さん演ずる小娘(☜失礼ッ!…でも、褒めてマス)に翻弄されっ放しの、依乃王里さんの中年作家に限りないシンパシーを覚えたw

三番手は、今回の『ホテル・ミラクル5』で、一番吹っ切れた印象の『やっちゃん×チャーコ+ミズオ』。
小劇場界隈の男性作家にはシャイな方が多いから、このテイストは多分、女性の…と思った通り、mizhen(みずへん)の藤原佳奈さんの作。
好悪が分れる作風だろうが、個人的には好み。
なお、蛇足だが、後半から登場する、坂本さん、依乃さんのお二人の恰好を目にした瞬間から、「ピアノ売ってちょーだい♪」のタケモトピアノのCMが脳裏に浮かんでしまい、笑いをこらえるのに往生して…セイシに耐えかねた。

トリを務める『きゅうじっぷんさんまんえん』。
接客側なのにぎこちない女B(演・大田彩寧さん)の突飛な言動の中に見え隠れする可憐さに、次第に惹かれていく、手慣れた客の女A(大和田あずささん)の様子が丁寧に描かれた佳品。延長料金払ってもいいから、もっと長い時間、二人のやり取りを観ていたかった。
三月の5日間 リクリエーション

三月の5日間 リクリエーション

チェルフィッチュ

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/20 (水)公演終了

満足度★★★★★

それじゃ『三月の5日間』の感想をはじめようって思うんですけど。
やっぱり、これってスペシャルな作品って思うんですけど。

ネタバレBOX

過剰な動きも言い訳じみた言い回しも、やっぱ自分の周りにバリアーっていうか、バリアー張っている人たちって感じがするんですよね、みんな。傷つきたくない人たち、みんな。

で、舞台の設定である2003年と、今の2017年って何が違うかと言うと、そういう人たちは相変わらずいるし、「戦争」との距離感も今と何ら変わってないんじゃないかな、と。イラクもアフガンも北朝鮮も渋谷のずっと向こうじないですか。それってテレビの向こう側ってことじゃないですか。
渋谷にいる彼らのように、テレビのスイッチ入れなければ、「戦争は起こっていないし」「終わってもいない」そんな感じじゃないですか。

政治に関心が高い人たちっているじゃないですか、デモとか。意識高いみたいな。
だけどイベント的なそういう感じって、やっぱりあるんじゃないかって思うんですよね、そんな人たちにも。いや、いい意味でイベント的な感じであって、まあ悪いと言ってるわけではないですよ。マジで。

この作品って、場所も時間もかなり特定されているじゃないですか。でも、登場人物たちの姿はボケているじゃないですか。いろんな役者さんたちが演じていき、台詞の繰り返してさらにいろいろと薄まっていくんですよね。その不確かさがたまらず良いって思うんですけど。実際。スペシャルな感覚で。

それと、台詞がなんか音楽なんですよね。気持ちいいぐらいの音楽。ずっといろんな音(声)で鳴ってる。少し声を張ったり、静かに話したりって、スペシャルな、なんかスペシャルじゃないですか、音の響きが。台詞そのものが音楽っていうか、BGM不要っていうか、そんなんですよ。たぶん。

チェルフィッチュの舞台って、影響的なやつ受けるじゃないですか。演劇の人は、イヤでも意識せざるを得ないってあるんじゃないですか。まあ、「ある」って言い切れるわけではないやつで、ない人もいるのかもしれない、「ある」なんですけど。

あと、アフタートークのこと書いて、この感想を終わりにしようと思います。
アフタートークに平野啓一郎さんっていたじゃないですか。トークの中で岡田さんに「批判性」っていう問いですけど、その問いって良いなって思ったんですけど。まじ、これってスペシャルなトークだと思っちゃったんですよ。
『ゴールデンバット』『セブンスター』

『ゴールデンバット』『セブンスター』

うさぎストライプ

アトリエ春風舎(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/09 (土)公演終了

満足度★★

■『ゴールデンバット』鑑賞/70分弱■
当日パンフの登場人物紹介を読んで、もっと厚みのある物語を期待したのだが…

高速を降りて、国道を2キロ走った、モミの木に囲まれたカフェレストラン

高速を降りて、国道を2キロ走った、モミの木に囲まれたカフェレストラン

初級教室

OFF OFFシアター(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/12/03 (日) 17:00

それを奇跡と信じるか、偶然の重なりと受け取るかによって、真実の色合いは変わる。
役者さんは隙なく熱演、悪人も出てこない、美しいエピソード、
だがちょっと物足りなさを感じるのは、人々を取り巻く現実的な背景が見えづらいせいか?

ネタバレBOX

高速道路が出来たため、経営難に陥っている森の中のカフェレストラン。
オーナー夫妻から店を任されている青年信之助(石井俊史)と、
オーナーの親戚で、知的障害を持つ聖美(川口果恋)が日々切り盛りしている。

オーナー夫妻には、交通事故で2人の子どもを死なせたという苦しい過去がある。
実は聖美は親戚ではなく、オーナーが森の中に座っていた少女を連れ帰って来たのだった。
あまりにも死んだ娘にそっくりだったから。
そしてもう1人、オーナーが見出した若手バンドのメンバーのひとりも、
死んだ息子にそっくりだった…。

森とレストランの一帯を買い取って再開発しようとする堀田(奥村渉)の
真意がつかみづらかったのが残念。
オーナーの一族と昔選挙で争ったことがあるらしいが
どんな思いでここへ戻って来たのかがあっさりしすぎて伝わってこない。

聖美が本当に奇跡を起こすなら、オーナーの病気が治るはずだが
そこは単なるファンタジーではない作品らしく、一方的なハッピーエンドに終わっていない。
人生はハッピーもアンハッピーも同じくらいあるのだというバランスが良かった。








BALLO~ロミオとジュリエット~

BALLO~ロミオとジュリエット~

CHAiroiPLIN

東京グローブ座(東京都)

2017/12/02 (土) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

スズキ拓朗さんが振付・構成・演出されるコンテンポラリー・ダンス・カンパニーCHAiroiPLIN(チャイロイプリン)の新作。

大人数の群舞、大量の服、大がかりな装置移動などで東京グローブ座の大きな空間を埋めます。モンタギューは赤、キャピュレットは白という風に紅白で色分けし、2つの家の対立を運動会のようににぎにぎしく見せました。タブレットや手のひらに乗るぐらいの大きさの電飾(LEDのおもちゃ?)などを使う工夫も面白いです。

2017円は安すぎ!(笑)

詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2017/12/03/7891/

屋根の上のヴァイオリン弾き

屋根の上のヴァイオリン弾き

東宝

日生劇場(東京都)

2017/12/05 (火) ~ 2017/12/29 (金)公演終了

満足度★★★★★

ミュージカルファンとしては押えておかねばならない基本演目ということで行ってきました日生劇場。昔、ミュージカルに興味がない、というか精神的にも金銭的にも余裕がないころに森繁さんで話題になっていたことは覚えています。何十年も経ってようやくの鑑賞です。

歌、踊り、ストーリーのバランスが絶妙です。
ミュージカルのストーリーというと単純すぎたり、壮大すぎたりで軽視されていることが多々ありますが、この作品では力まず、急がずじわじわと心に沁みこんできます。日本での初演から50年というのも納得です。

実咲凜音さんはしっかりものの長女にぴったりで凛とした美しさにあふれ、神田沙也加さんはいかにもその妹らしい柔らかな振る舞いが印象的でした。また肉屋の今井清隆さんのバリトンボイスは歌もセリフも朗々と響いて、しかも嫌味がありません。もちろん鳳蘭さんの安定した歌と演技は全体を引き締め、…他の方も挙げればキリがありません。

何かあっと驚くものを求めるという人を除き、どなたにもお勧めできるものです。

ネタバレBOX

初回のためか、長い休符のあとの歌い出しがこのレベルではありえないくらいバラバラなことが2度ありました。たぶん何人か居残り特訓させられているでしょう。
無気力宇宙船メロディライナー55号

無気力宇宙船メロディライナー55号

劇団東京都鈴木区

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2017/11/30 (木) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/12/02 (土) 13:00

座席1階2列

劇団東京都鈴木区『無気力宇宙船メロディライナー55号』要町アトリエ第七秘密基地

鈴木区さんらしいシチュエーションコメディでした。楽しかったです。
上映会で初演を観ているはずなのだけどストーリーをあまり覚えていなかったので
新鮮な気持ちで観られました(^^;)
ヒロアゴや翔べスぺを想起させる設定や場面があったりして、
いろんな作品の元になっていたりするのかなぁなんて思いました。

船長の適当っぷりとマザ山さんのホログラムを表現した動きが印象に残りました。

かがみのかなたはたなかのなかに

かがみのかなたはたなかのなかに

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2017/12/05 (火) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

今回もスリリングで楽しくて、最後はやはり考えさせられました。長塚圭史さん、首藤康之さん、近藤良平さん、松たか子さんという豪華キャスト。上演台本がまるごと掲載されたパンフレット(800円)はお買い得!劇場へはお早目に~♪ 詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2017/12/05/7937/

たまご祭

たまご祭

味わい堂々

スタジオ空洞(東京都)

2017/12/02 (土) ~ 2017/12/05 (火)公演終了

満足度★★★★

みてきました。
10周年おめでとうございます。

ホテル・ミラクル5

ホテル・ミラクル5

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★

4作品それぞれ面白かったですが、1発目…いや、1つめの「ミラクル戦隊」のバカバカしさが一番好きかも。本編前の「ホンバンの前に5」も秀逸。

『ゴールデンバット』『セブンスター』

『ゴールデンバット』『セブンスター』

うさぎストライプ

アトリエ春風舎(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/09 (土)公演終了

満足度★★★★

「ゴールデンバット」
憂井おびる(元・梅原純子)のモデルは、町あかりあたりかしら。このタバコの銘柄がついたシリーズ、タイトルの意味がよくわからないんだよなぁ。

【満員御礼 御来場ありがとうございました!!】俳優名鑑vol.2

【満員御礼 御来場ありがとうございました!!】俳優名鑑vol.2

KUROGOKU

新生館アトリエ()

2017/08/05 (土) ~ 2017/08/08 (火)公演終了

満足度★★★★

卵と落語の融合したフライヤーデザイン。秀逸だと思いました。
演出の大竹氏がインスピレーションを受けたという三年目。確かに大竹氏が好きな演劇。

ネタバレBOX

どうしても落語になると役者の動きが制約されざるを得ず、その点演劇なのに少し残念に思ってしまうが、どうにもならないかとも思います。
夫婦円満が大事ということですね。
高速を降りて、国道を2キロ走った、モミの木に囲まれたカフェレストラン

高速を降りて、国道を2キロ走った、モミの木に囲まれたカフェレストラン

初級教室

OFF OFFシアター(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

30日の回を観劇しました。大盛況でした!
個々の役者さんたちの色んな表情が観れたのがとても良かったです。それぞれに抱えてるものがあって、2面も3面も見せてくれるので、最後まで引き込まれっぱなしでした。
綺麗事じゃない、重いテーマの中に、温かみのあるストーリー。死と向き合うことは生きることなんだなと感じました。
観れてよかった、、、!!

D・ミリガンの客

D・ミリガンの客

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/11/22 (水) ~ 2017/12/05 (火)公演終了

満足度

ストーリーについて。
辻褄はあっているのかもしれませんが、無理矢理な感じがしました。

「テンリロ☆インディアン」、「Life is numbers」、この作品と松本さんの伏線回収には同じものを感じます。

病は気から

病は気から

SPAC・静岡県舞台芸術センター

静岡芸術劇場(静岡県)

2017/10/07 (土) ~ 2017/10/22 (日)公演終了

モリエールの古典をノゾエ征爾さんが脚色、演出。モリエール自身とノゾエさんも登場する入れ子構造で演劇の妙味とその担い手の魂を伝える。今の感覚で笑えるドタバタ喜劇に私は大いに笑い、最後は感動して涙。お笑い風のネタや脱力系ナンセンス、身体能力を駆使するコントに俳優は全力投球。人間関係を俯瞰し滑稽さを炙り出し、静かに迫る死のドラマもあり。被り物、群唱、ラップなど工夫も山盛りの再演。

坂の上の家

坂の上の家

(公財)可児市文化芸術振興財団

吉祥寺シアター(東京都)

2017/11/03 (金) ~ 2017/11/10 (金)公演終了

岐阜県の可児市文化創造センターによるala Collectionシリーズでは、全ての観客に可児市のバラを一輪プレゼントしてくれます。家に持って帰って花瓶に生けると、家族で会話が始まるのがいいですね。ありがとうございます。

ネタバレBOX

弱者が弱者を救う話だと受け止めました。妹役の造形が類型的女性像に見えて残念でした。畳の部屋の下の部分が照明で光って、精霊流しを表現するアイデアが良かったです。
ちょっと、まってください

ちょっと、まってください

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2017/11/10 (金) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

劇団ナイロン100℃の三年振りの新作ツアー。めちゃくちゃ面白かった!
客席から観ていて明らかにおかしいと思える舞台上の発言、解釈、行動が、次に起こる出来事によってすぐに覆されます。正誤、善悪、虚実がくるくると反転し続けるので、ずっと集中してゾクゾクしながら楽しめました。私の中にある常識を疑い、舞台上の出来事から“本当のこと”を探す時間でもあったと思います。
詳しい感想はこちら:http://shinobutakano.com/2017/11/16/7638/

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