最新の観てきた!クチコミ一覧

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明日になるまえに

明日になるまえに

おやすみ深呼吸

テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)

2018/02/02 (金) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

おたまじゃくし【15日より大阪公演開幕、チケット好評発売中!】

おたまじゃくし【15日より大阪公演開幕、チケット好評発売中!】

劇団鹿殺し

座・高円寺1(東京都)

2018/02/01 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

そう言ってはなんですが、鹿殺しさんの作品としては素直に腑に落ちて共感できるお話でした。私が誘って一緒に行った友人も「とても良かった!」と言ってくれました。劇中の歌も素敵でCDが欲しかったです。アフタートークもそれぞれのお人柄や好みが分かって楽しかったです。

追記:2022年8月6日 20周年記念配信で見ました。あきのりは自分の未来を変えることができたということだったんですね。ここにたどり着くのに4年かかってしまいましたが、配信で見られて良かったです。

ネタバレBOX

タイムスリップものの疑問「あそこで現代に来たのは母子家庭だったからで、憲一が死ななかったら母子家庭になっていないわけで、そしたら・・・」と言うのは残りました。
あと、パンフレットの人物紹介の文字が小さくて辛いです。

瀬戸の花嫁

瀬戸の花嫁

ものづくり計画

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2018/01/31 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

はじめからぐいぐいと話に引き込まれていきました。

ネタバレBOX

島の人たちのみなが家族であるという温もりがひしひしと伝わってきました。
お見合いというストーリーの中にも、いくつかの小さいドラマが盛り込まれていて、
横幅と奥行きのある見応えたっぷりで、笑いもありました。
最後はそうなるんだろうなあという展開ですが、
島のみんなの心の温かさに魅了されて、感動し、涙が出ました。
台本と演出もすばらしいですが、方言もすごくしっくりきて、演技も最高でした。
元気をもらった、すてきな時間でした。
ダンス30s!!! シアターコレクション

ダンス30s!!! シアターコレクション

モモンガ・コンプレックス プロジェクト大山 MOKK

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/02/01 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

■モモンガコンプレックス『ウォールフラワーズ。』鑑賞/約70分■
ただのダンス公演を超えた一級のバラエティーショー。ダンスはもとより、楽士の奏でる音楽、美術、照明…すべてを緻密に統合・制御し、可笑しみ、妖しさ、神々しさ…現出させたい諸々を的確に表現しおおせる白神さんの演出家としての才に射抜かれた。演出に多くを負わないダンス公演が多いなか、この図抜けた演出力は価千金。

瀬戸の花嫁

瀬戸の花嫁

ものづくり計画

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2018/01/31 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/02/02 (金) 14:00

にぎやかで素敵なステージでした。誰が誰を好きになってという複雑な人間関係を見事に整理して表現し、しかも、全員の個性が生き生きと描かれていました。心があたたまりました。

小鳥たちのプロポーズ

小鳥たちのプロポーズ

劇団しゃれこうべ

ザムザ阿佐谷(東京都)

2018/02/02 (金) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/02/02 (金) 19:00

人生経験を積んだ大人でなければ演じられないステージでした。社会人劇団とのことなので、仕事の合間に稽古をしたのだと思いますが、丁寧な作りで、演劇大好きという気持ちが伝わってきました。

瀬戸の花嫁

瀬戸の花嫁

ものづくり計画

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2018/01/31 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

初めての劇団さんでしたが、ほのぼのと、ゆる〜く続くストーリーに、ちょっと好みではないかなーと思いながらも、観終わったらホッコリしてました。これはこれでありかなーと。こういう世界観の劇団なんだなと納得です。

『カザカミ』

『カザカミ』

kazakami

インディペンデントシアターOji(東京都)

2018/01/31 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★

じわじわ明かされていく展開は良かった。作品の持つ力みが伝わってきてちょっと疲れた。

Shakespeare's R&J

Shakespeare's R&J

トライストーン・エンタテイメント

シアタートラム(東京都)

2018/01/19 (金) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

演劇だからできること、だらけでした。官能的でスリリングな約2時間。

Bitter Room

Bitter Room

A.R.P

千本桜ホール(東京都)

2018/01/31 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★

途中から、なんとなく展開は感じられてしまいましたが、面白かったです!ホテルマンがいいアクセントになっていました!

ネタバレBOX

わりと真面目なラストだったので、コメディー色の薄まった余韻になってしまいました
オホヒルメ

オホヒルメ

アブラクサス

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/02/01 (木) ~ 2018/02/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

 738年女性として初めて立太子した後749年孝謙天皇として即位し、一旦は上皇に退きながら重祚し再度称徳天皇として返り咲いた聖武天皇と藤原光明氏の娘・阿倍内親王を中心に、物語は展開する。
背景には645年に大化の改新で功を遂げ死後天智天皇から藤原姓を受けることになった鎌足の子孫で紫微中台長官及び太政大臣を兼任した仲麻呂、同じく新勢力として躍進していた藤原四兄弟の子で従兄弟に当たる永手と共に律令制を取り入れようと画策していた。即ちこれまで朝廷を支えてきた旧貴族勢力、長屋王や橘諸兄・奈良麻呂らとは対立関係にあったのだ。
なお、この物語の半世紀ほど前には壬申の乱、更に10年程前には白村江の戦いがあり、大和は、大敗を喫していた。しかも壬申の乱では、天智天皇の子・大友皇子が叔父である大海人皇子に敗れ大化の改新以来天智天皇の重臣となっていた貴族達も散り散りになっていたため、天武天皇は皇族中心の中央集権政治を実現することができるようになっていた。
 今作は、このような経緯があって後、疲弊した大和で仏教を重んじた聖武天皇及びその子、阿部内親王(718年生まれ。後の孝謙、重祚して称徳)は、728年に生まれた弟、基の死を受けて女性初の立太子として立った後、749年に即位したのだ。(追記2018.2.3)

ネタバレBOX

 先にも述べた通り天武以降天皇の権威が増し神の憑代としてその権威は高まりを見せていた。このことが、今作の改革派中心人物である藤原仲麻呂の権力の背後で権威として機能している聖武天皇の皇后であった藤原光明子(今作では多くのシーンで皇太后)の権威の源泉、力の源泉であることは言うまでもあるまい。光明子を演じた女優に品があることもキャスティングの良さを示している。長屋王の変、についての解釈、内親王の生涯についての通常とは反対の立場に立つ解釈(道鏡及び彼との関係に関しての解釈についても)自分にはとても納得のゆく解釈であり、今作の解釈が正しいのではないかと思う。何となれば歴史などというものは所詮勝者が己の為した悪逆非道、人倫無視の政策を隠蔽する為のものでしかないのは、事実を発掘し続ける者達の努力によって綴られる歴史とは大方対極を為すからであり、政治という人民操縦の具だからである。
 以上の事実から、今作の眼目は、現安倍政権に対するアイロニカルな批判ともとれる。実際、現政権の無定見、無思慮、無責任、そして反人民性、反人間尊厳性は明々白々である。この事実を、実際に現天皇及び天皇の家族が、政治的立場を明確に示せない現行法の中で示し得る最高の方法でアピールしているのを見ても、そして本音では、これら良心の鏡とも言える天皇家の国民的人気が、自民党の議員にとって頭の痛いことであるのも事実であろう。だが、自分は天皇制には反対である。天皇、皇族に対する現在の日本の総ての人民が、彼らを特別視することが逆差別に当たると考えるからである。ヨーロッパの国々にも王や王族を抱えたまま民主主義国家である国々は多いが、王、王族も人間として民と同じである。(無論、キリスト教という一神教の国々が多いことと無関係ではないが)
ヨーロッパに比して若干難しい問題はあるにせよ、人間及び人間性をベースにしたシステムの中で、天皇や皇族に人として当然の権利を与えるのは、主権者、国民の義務でもあろう。そのようなシステムを我々自身が用意しない限り、天皇制の問題は穏便に片付くまいしこの国特有のファシズム形態を乗り越えることもままなるまい。今作はこのような問題迄考えさせてくれる力を持っている。
演技では、特に主役の羽杏が気に入った。
瀬戸の花嫁

瀬戸の花嫁

ものづくり計画

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2018/01/31 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★

いい人しか出てこない世界観、
嫌いじゃないです、むしろ好き(笑!)
こーゆう世界観が、
現実社会ではなくなってきているのが
ホント寂しいなあ~と思いながら観ていました。

ネタバレBOX

ストップモーションのシーンがすごく良かった!
あのくだりだけ、
何度も何度も観たいです(笑!)
第56回「a・la・ALA・Live」

第56回「a・la・ALA・Live」

a・la・ALA・Live

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2017/12/09 (土) ~ 2017/12/09 (土)公演終了

満足度★★★★

クセになる面白さアリ!なんだか独特の世界観に引き込まれ、もう1回観たいな…と、毎回思わされます。

ネタバレBOX

公演の主軸となっている、主宰さん脚本・主演のストーリー…いつも、じんわり共感&ほんのり感動したりします。
この時のお話は、ちょっとシュール気味で解釈が難しかった(;^_^A
おせん

おせん

サスペンデッズ

シアター711(東京都)

2018/01/30 (火) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

見たいと思いつつ中々行けなかった劇団。
詳しい内容を知らずに見たのだがすぐに理解できこの独特な世界へ入っていけた。
3人で何役もこなし、それがきちんと使い分けられていたのが見事!
スタッフの方達の丁寧な対応がとても印象的でした。

「春、夜中の暗号」

「春、夜中の暗号」

ヨハクノート

十色庵(東京都)

2018/01/31 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/01 (木) 20:00

価格2,500円

20:00の回(霙)。

19:30開場、靴を脱いでL字の客席(入って)右に。正方形の床、丸椅子が4つ、毛布・服などが散らばっている。ドリンクのサービスあり。

4つの椅子には:卓上カレンダー、水差しとグラス、発砲スチロール、目覚まし時計が配置されている。

ヨハクノート3作目「曾根崎心中(2016/12@眼科画廊)」「HAMLET be(2017/11@王子1)」
臼杵遥志さん「スケルトンの呼吸(2016/8@BASE)」他

ここ十色庵は「四月になれば彼女は彼は(2016/6)」以来。

TBSラジオが聴こえている。

19:50前説(60分)、暑い寒いのアンケート、8:00の時報、前説2(スマホは明かりが漏れないように)、上階(ムエタイジム)の音がよく伝わってくる。

開演~20:58終演、トーク21:04~21:32(ゲスト:ヤリナゲ主宰越寛生さん)

この作品は(調べてみると)2009年九州戯曲賞最終候補とのこと

男2X女1の組み合わせで4チームで観たのは「鐵祐貴+山田和弘+太田彩寧」組。

鐵祐貴さん「厄病神とジレンマ(2016/6@梟門)」。
山田和弘さん「インド象 首がもげる(2017/8@プロト)」。
大田彩寧さん「チル、幻滅。(2017/5@上野小)」「夢遊トリップ(2017/10@絵空箱)」他。

正方形の見えない境界線の中、見た目の通りにはみえず、4隅の黒い椅子はリングコーナーかもしれないし、時を示すカレンダー、また一方では動いてなさそうな「目覚まし」時計の配置はなんだろう。

何かがあったから(原因)このようになった(結果)というつながりがない。

生活感のない閉じ込められたような場。

非連続のシーンが絡み付き合い、冷え切った感情がときどき身もだえするような印象。

弱さか、自己防衛なのか、ほとんど(日常的には)理解できない動機、行動。

たとえば、世界で最後に残った3人とでもいおうかそんな印象すら。

男二人の衣装が、一方は上/白+下/黒、もう一方はその逆だったので、これは同一精神の中の2面性ではないかとストーリーに先んじて自己設定しましたが、そうではなかったようです。

上階の「音」と会場の壁の色から「atelier SENTIO(2014/3閉鎖) 」のことを思い出しました。すぐ横が東武東上線の線路で、水を流す音もよく聴こえていた。

なかなか不可思議な公演でした。

天竺ダイヤモンド

天竺ダイヤモンド

ひげ太夫

シアター風姿花伝(東京都)

2018/01/30 (火) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

「飛び出す絵本のように、立体で見える見える!」を初体験。そう言う意味だったのね!と実感できました。シャンデリアやフックの「拡大!」とか最長の「エクステ」とかいちいち笑えて面白かったですが、お話の部分もよかったです。みなさん早替えでいろいろな役をなさるのですが・・・

ネタバレBOX

水源と言う水の精(?)が出て来た時にこんなきれいな方いたかしら?と思っていたら、主人公編三郎が後ろ姿で登場。水源が腹話術風に話した時にやっと、さっきまで編三郎を演じていた吉村さんだと分かりました。みごと騙されたひげ太夫初心者でした。
最後のメイキングNGシーン再現も面白かったです。
『カザカミ』

『カザカミ』

kazakami

インディペンデントシアターOji(東京都)

2018/01/31 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/01 (木)

小雪混じる雨の中、2月1日のソワレ(80分)を観て来ました。

ネタバレBOX

80分の舞台、観させて頂いている間、ヒロインの早川の心情はもちろんのこと、彼女の同期の要領の悪い男性社員・松井や、内心は心優しい人間ながらも部下への接し方が不器用過ぎる上司の重沼に、ワタシ自身の過去が重なりました。
気持ちのあちこちが疼き始め、なんだか、自分の半生の反省会を終えた気分で、会場を後にしました。
簡素なセットと、ほのかな照明に包まれた本作品、当日の肌寒さに臆せず観に行って…ヨカッタ!

【配役】
早川あおい…森山景さん(とても共感させられました)
アヤメ(あおいや重沼の先輩社員、あおいの「メンター」役)
…石井舞さん(役から醸し出される信頼感が凄い!)
松井(あおいの同期)…中西崇将さん(駆け出しの頃の自分と重なりました)
重沼(あおいの上司)…内山拓磨(管理職の頃の自分と重なりました)
海野(先輩社員☜よくいるタイプ)…安味誠貴さん
鳴海(先輩社員☜よくいるタイプ)…鑑恭司さん
川瀬(アヤメの同期、面倒見のいい女性社員)…沖野沙弥さん
瀬田(バイトの女子大生)…西風生子さん
長谷川(バイトの女子大生)…早舩聖さん
法則(あおいとアヤメの「旅」の途上で現れる、謎の存在)…レベッカさん
長いお別れ

長いお別れ

富山のはるか

STスポット(神奈川県)

2018/02/01 (木) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★

「(500)日のサマー」のような「あの時あんなに仲良かったのに今はもう・・」という、ほろ苦く甘酸っぱい恋の物語。BGMのセンスが良く、Alvvays"In Undertow"が流れたときは「たまらんっ!」って気持ちになった。
登場人物の女性がニコ生主をやる場面で映像と女性が掛け合う箇所があったり、ハンディラップを用いて時間や空間を分けるといった、キラリと光るアイデアが随所にあったのに生かしきれていない感があったのは勿体無かった。とはいえ楽しませてもらいました。余談ですが、主役の男の子の声がニノに似てました笑。

ネタバレBOX

ゲームをプレイ中の主人公と友人が恋愛に関する会話をしている最中、唐突に友人が「あ。そこにアイテムあるよ」とつぶやくところや、理想の女性について語る主人公に彼女が「石原さとみはCGだから」とさらっと言うところなども気が利いていてよかった。
開場時のBGMを含め、音楽に拘るところに好感を持っただけに、最後に流れる物語の肝となる曲が「今夜はブギー・バック」だったのは、安易な気がした。なぜ彼女がぶち上がる曲が「今夜はブギー・バック」なのかの説明もないし。年代もずれていて、物語とリンクして歌詞から掬い取る意味合いも特段ないような気がした。
せっかくならFor Tracy Hyde"Leica Daydream"とか爆音で流れたらよかったのにって思った。過ぎ去った恋の記憶って、振り返ってみれば「白昼夢」のようなものだし、主役の女の子は常にカメラを携えていて、歌詞の内容も合ってると思うのですが。いかがでしょう??

"過ぎゆく瞬間が「いま」を都合のいい幻に変えてゆく。
誰もが気づかぬうちに手にしてた、そんなありふれた魔法。
砕けたしゃぼんが音も立てずネイヴィーのブラウスを濡らした、風の日。
ありのままの退屈さえなぜか美しい色になって、
頼りない陽の光のなか、君は記憶の世界で呼吸をする。
ねえ、小さな過去を重ねてやっと巡り会えた愛しい人。
何千の色を束ねた君の光がやがて白になる。
瞬きの狭間で捉えたしぐさ――ときめきはいつも君のそばにある。
「好きな花を選び取っても、そこには永遠はないの」と笑う、
そんな君 を永遠にしたくて、僕はファインダーの向こうを覗いて見るよ。
ライカ・デイドリーム・・・。"
For Tracy Hyde"Leica Daydream"
オホヒルメ

オホヒルメ

アブラクサス

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/02/01 (木) ~ 2018/02/05 (月)公演終了

満足度★★★★

権力抗争の渦中、父 聖武天皇から受け継いだ理想郷を胸に2度も天皇の位に就いた孝謙天皇の物語は、史実的にも面白い時代を取り上げた作品だと思います。
ただ付け刃の知識で挑んだ私にとって、混乱の時代だけにコロコロ情勢が変わる描写についていくのを大変に感じた箇所もいくつか。
なので例えば孝謙天皇の側で仕えた和気広虫からの視点に特化して、彼女の所見を加えて描かれる等のひと工夫があったりすると、もっと消化しやすかったかなーと思えました。
何より側近同士のやり取りが面白かったので、そこをもっと観たかった、というのもありますが。

瀬戸の花嫁

瀬戸の花嫁

ものづくり計画

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2018/01/31 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

今までの経験上からいうと、再演って初演より落ちるというか・・・。まぁストーリー知っているわけですし、観る側の新鮮味も落ちる。なので最初のような感動には出会えないという事が多いのですが、改めて、前回の感想をそのまま書きたい気分です。ストーリーがわかっていても、そのあったかさが心に浸み込んでくる。気づけば涙がぽろぽろこぼれていた。多分初演の時よりこぼれたように思います。島に来た女性たち同様、観る側も島人たちに“癒された”のだと思います。心をあったかく柔らかく包んでくれるそんな舞台でした。再演拝見させて頂き、有難うございました。

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