最新の観てきた!クチコミ一覧

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はるよこい

はるよこい

演劇ユニット なつがくる

新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)

2018/02/03 (土) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/04 (日) 14:00

価格2,000円

前回公演に比べ、格段に進歩していました。台本がよく書けており、演技面でも全体的に良かったです。コサミサコさんの芝居は特筆。

ネタバレBOX

劇場の特性と合っていない部分があったが、そこは今後の課題でしょう。
恋愛監獄

恋愛監獄

制作「山口ちはる」プロデュース

小劇場 楽園(東京都)

2018/02/01 (木) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

進め!カレーライス脚本の小林さんの作品とあって、小林光ワールドに吸い込まれました。
いつのまにか、世界に入り込むあの感じ。ほんとにすごい。
カンナナのゆいちゃんも出演しており、可愛かったです。
やっぱり恋愛っていいものですね。
そして、難しいものですね。
不思議な世界観の中にメッセージがたくさん詰まってて、ステキな作品でした!

おたまじゃくし【15日より大阪公演開幕、チケット好評発売中!】

おたまじゃくし【15日より大阪公演開幕、チケット好評発売中!】

劇団鹿殺し

座・高円寺1(東京都)

2018/02/01 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★★

一度は見たいなぁと思っていた劇団でやっと見に行くことができた。
大きな箱での公演だが、この大きさでないと良さが出ないのだろうと思うほど凄かった。
ただ観劇中後ろの席に座っていた劇団の方の知り合い?らしい人達が足を延ばして何度も椅子に当たるは隣と話はするわで途中うんざりしてしまった。関係者ならなおのこと、観劇のマナーを守ってほしい。

おたまじゃくし【15日より大阪公演開幕、チケット好評発売中!】

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劇団鹿殺し

座・高円寺1(東京都)

2018/02/01 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

2時間があっという間に感じられるほど目まぐるしくてスピード感あふれる展開でした。そしてラストの演奏シーンの感動はきっと忘れないでしょう。

ネタバレBOX

今回は音楽がとても良かったと思います。丸尾さん作詞オレノさん作曲というコンビの劇中歌、とても心に残りす、
徒桜

徒桜

SAB-on

劇場MOMO(東京都)

2018/01/30 (火) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

搗宮姫奈目当てでA班を鑑賞。

絵に描いたような青春群像劇。

観ていて胸くそが悪くなった。

つまり、脚本、演出の方、そして役者の皆さんが放つ、
意図やメッセージが僕の心に正確に届いた証拠。

人生においての潤いや楽しみなんてとっくに無い。
輝いて居る人を見ても喜びになどは変わらず、自身の窮状を嘆くきっかけになるのみで。
味噌汁三杯飲んで頭がクラクラした時に「チャンスの神様がやって来たのか?」と思う。

良いお芝居を観させていただきました。反芻します。

密やかな結晶

密やかな結晶

ホリプロ

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2018/02/02 (金) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★

この所鄭義信の舞台を立て続けに観ている。在日・朝鮮モノから離れた今度の作品は、私の中ではかつての新宿梁山泊の記憶をくすぐられるものだった。
宣材やタイトルのイメージとは異質なギャグ連発の始まりは、鈴木浩介・石原さとみのキャスティングには適合し、鄭演出の本領がのっけから暴走。シリアス、ナチュラルなモードから異質(笑い)モードへの転換の瞬間は実に判りやすく、コメディエンヌ石原に合わせた演出と得心する。
寓話的で示唆的な原作者小川洋子の筆致が想像される舞台だったが、ラストは原作通りかどうかは判らない。
音楽は芝居全編を、主に「暗鬱な社会」と「その片隅で慎ましく生きる人々」の二つのモチーフで包み、悲話の色調に仕立てている。その色調と適度の笑いのバランスは結果的にとても良く取れていた。
回転式(可動式)美術を筆頭にスタッフワークは美しく、作品世界を十全に表現した一方、キャスト(の演技)の評価は分かれるかも知れない。
いずれにしても初日、思わぬハプニングもあったが、終わってみれば鄭義信らしい愛の物語だった。
ハプニング分を差し引き、今後の伸びしろも計算に入れると、結構質の高い舞台になるかもである。

ネタバレBOX

ある島では一つずつ物(概念)が「消滅」し続けていて、今も新たに「鳥」が消滅し、やがては「小説」が消える。いろんなものが消失していくという荒唐無稽だが詩的イメージに満ちたSF物語である。
秘密警察が暗躍し、殆どの島民は消失を感知し、受け入れるが、中に例外=レコーダー=と呼ばれる人たちがいる。彼らは記憶を留めているがゆえにそう呼ばれる。芝居の冒頭は、鳥が消滅した日、鳥かごを抱えて逃げる男がついに秘密警察に捕らえられ、人々はそれをフェンス越しに見、ある一人が闇に隠れるように姿を消す、という場面だ。
照明が明るくなると、主な舞台となる邸の居間で、父母を失った娘(石原)が、「おじいさん」と呼ばれる献身的な男(村上虹郎)と共に消滅したはずの品物(両親の遺品)を手に取りながら語り合う場面。彼らはレコーダーではないが、父母の遺品を捨てられず隠し部屋に隠しているという小さなレジスタンス。ただし大多数の市民と同じく彼らも物の名を忘れ、消滅を受け入れ、その物にまつわる感情も消えている。その日、秘密警察がやって来て、父の遺品である書物を奪っていった。
小説を書き、1~2冊本も出版できるようになった娘の、貢献者だろう編集者(鈴木浩介)は彼女の小説の第一のファンと自称し、熱い賛辞を送っている。その彼は実はレコーダーであった。失われた物を全て記憶するが故に失われた物の貴さを説かずには居られない衝動を抱えもつ。秘密警察の追っ手を逃れながら、いつかそれらが自分らの手に戻ってくる日を、まだ見ぬ夢のように望んでいる・・この設定が、「物について語る」態度によって伝わり、喪失した物への愛着と、知って欲しい相手への愛が自然と重なる。かくして「消滅」の意味、消滅させる意思?の正体へのベクトルが生じるが、そこは秘密警察という見える存在によって巧みに伏せられている。
喪失について、「あながち悪いものではない」、人はそれが無くても生きて行ける事が判り、むしろサバサバしている・・と、物語の始まりで登場人物に語らせる。この「清貧」に通じる観念の一方で、失わせようとする意思の存在が、明示されないながらも変質していく局面が、終盤「左足」が消滅した時だ。不便極まりない状態に、アウトローの最後の掬い網である秘密警察の面々が「一抜けた」と言い始める。島は滅亡の予兆をはらむが、別の何かが変わる(明るい)予兆にも感じられ始めるというポイントだ。
この寓話は、愚かな権力の理不尽を人間の宿命として設定した暗喩で、まさに今の状況に当てはめる事もできる象徴的な芝居ともなったが、物語中での「消滅」が、身体に関する場合、消滅の予感があるという設定は、この暗喩から遠ざける。人が左足を引きずりながら動き回る「世も末」な終盤で、次に何が失われるかが判る、と娘は言う。衰弱した娘はついに命を落とす。一方レコーダーは左足を引きずることはない。実は消滅とは人々への洗脳を意味するのではないか・・その仮説は娘が命を奪われる事で否定されたかに見える。
秘密警察のボスとレコーダーの青年が兄弟であったエピソードや、元気の素にと娘から手渡されたラムネ(消滅したはずの)がアダとなり、町で集団リンチに遭って食材を奪い去られる「おじいさん」、一つずつ物が失われるたびに生きる力を奪われていくという様・・それらが不思議に一つの物語の中に溶け合って共存し、直線的でなく広がりのある芝居になっていた。

最後に一言。石原さとみのある種の器用さは、なり切れなさから来る下手さと同居し、結局下手に着地している。鈴木浩介の方は巧さが勝ってはいたが、二人の愛し合う様が芯の所で融合していないと、判りながら見ている状態。石原の根明さが救い、と言ってしまって良いのか考えてしまう。
むろん欠陥の無い舞台などなく、不足は観客が想像力で補うもので、今回もそのように観客は観たに違いないが、演技的にはうんと上を目指せると思われた。

初日のハプニングとは、回転舞台を回す時、現われた居間の上手端に置かれているはずのワゴンが、遠心力だろう、暗転中にガラガラガッシャンとやってしまった。明転した後、鈴木氏が下手前の惨状を、様子を窺いつつアドリブで対応し、ワゴンと必要なカップだけ拾って芝居を続けたのに客は笑いを返していた。だが上方席から見るとこのカップの残骸は一幕の最後まで気になり、またアドリブ後の仕切り直し以降の芝居は、二人の間のビビッドな関係を会話で表現する場面であったはずで、芝居としてはそこが「喪失」した穴となってしまった。もっとも、それに奮起して稽古以上の芝居ができたのだとしたら、怪我の功名なのだろうけれど。
長々と駄弁を弄した。陳謝。
おたまじゃくし【15日より大阪公演開幕、チケット好評発売中!】

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劇団鹿殺し

座・高円寺1(東京都)

2018/02/01 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★★

ファミリーツリーの作品でした。
フライヤーのイメージとは随分違いました。良い方向でですが。
ただ、受付の応対の仕方には呆れました。
劇団のイメージが悪くなるのではないでしょうか。
メール返信をして、受付完了の返信まで貰っていたのに、返信が無いと受け付けられないと言われました。
チケットはいただだけましたが、劇団側からの返信メールを見せてもなんかおざなりな対応で、帰ってしまおうかとも思いましたが、観て良かったです。
なかなか「情」を感じさせて貰える良作でした。

ネタバレBOX

主人公が精子無力症(?)という設定は必要だったのか疑問です。
登場する息子は架空の産物ではなく、実在の存在として描かれているのですから。

コロスを使う手法は面白いとは思いますが、彼等は何者なのでしょう?
作者の都合とも取れますが…。
テーマは「親の想いと子の想い」「親子の絆」でしょうから、コロスが問い掛ける言葉とは方向が違うように思えました。自身の存在意義は確かに親あってのものでしょうが、彼等コロスは生き方自体を問い掛けていて、それはまた別の展開になってしまうように思います。
余談ですが、コロス達が村上春樹の作品によくある手法に倣っているのかなと感じました。

タイムスリップは便利なツールです。
ネタバラシには持ってこいですが、それに頼りすぎてないでしょうか?
特に、本人達が見ているという設定が深みを軽減化しているようで、勿体無いなと思いました。自身が親の想いを追体験する設定になっているのですから、自身の想いで気付いて欲しかったです。
観客だけが観られるという構成もありではなかったかと思います。

ライヴシーンで終わりかなと思いましたが、エピローグ手法を取って、ハッピーエンドをしんみり感に持って行ったのは、作者の趣味でしょうか。
難しい選択ですね。
どちらもありでしょうが、今回はエピローグ無しでも良かったかなとも思います。

色々書きましたが、それは本作のポテンシャルが高いという事に起因していると思います。
もう少し刈り込んで、あと20分くらい分を整理したらもっと伝わる作品になるかなと思いました。

最後に、女優さんが良かったですね。それと、『ルーツ』が良かったです!
犯人(おまえ)はもう知っている

犯人(おまえ)はもう知っている

Ⓡ360°

中国茶芸館 BLUE-T(東京都)

2018/01/30 (火) ~ 2018/02/05 (月)公演終了

満足度★★★

明るいコメディ調で進むストーリーなのですが
もう少し細かな説得というか説明部分を出して欲しかったかなぁと思えたデス

BARのカウンターを前面にみての
ユニ~クな室内劇であり
小学生2名と幼女1名もおとなしく感激できる雰囲気は評価できるな~♪と

俺を縛れ!

俺を縛れ!

柿喰う客

本多劇場(東京都)

2018/01/24 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

本多劇場で柿喰う客!
なんとも感慨深かったです。

瀬戸の花嫁

瀬戸の花嫁

ものづくり計画

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2018/01/31 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

穏やかな優しい気持ちになれました。
良い芝居でした。

おせん

おせん

サスペンデッズ

シアター711(東京都)

2018/01/30 (火) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

最前列で観劇しましたが、迫力が有り3人での芝居とは思えないほど・・・
想像して芝居とは違いましたが、とても楽しめました!!!

小鳥たちのプロポーズ

小鳥たちのプロポーズ

劇団しゃれこうべ

ザムザ阿佐谷(東京都)

2018/02/02 (金) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★

「劇団しゃれこうべ」の旗揚げ公演「小鳥たちのプロポーズ」、それはニール・サイモンの「求婚」(邦題)が原作になっている。
ある避暑地での出来事、そこで繰り広げられる不器用な愛のカタチが紡ぎあう人間模様といった物語である。夏の魔法にかけられた小鳥たちのプロポーズの結末は如何に。”ハートフルフィーリングコメディ”との謳い文句であったが…。
(上演時間2時間20分 途中休憩10分)

ネタバレBOX

舞台セットは、1950年代のアメリカ、ポコノ山脈にある別荘地をイメージさせる。周りには緑色の平板を立て、いかにも森の中を思わせる。上手側に別荘が建ててある。その上部にはテラスであろうか、別スペース。下手側は切り株をテーブルに見立て、籐椅子が置かれている。
場内に入ると一気に森の中の別荘へ導かれる。そして上演前は小鳥の囀りが聞こえ、雰囲気作りに努めている。

梗概… 病気の父バートと独身の娘ジョージー、家政婦クレンマが住む山荘に、離婚し別の男性と結婚している元妻アニー、ジョージーから婚約解消されたが未練が残るケン(ケニー)、実はジョージーが愛する相手でケンとその父親に恩義を抱えているレイ、勝手にジョージーを追いかけてきたヴィニーという粗野な男、レイの恋人であるモデルのサミイも加わり、複雑な愛情模様を繰り広げる。

人物紹介で、父バートはユダヤ人、家政婦クレンマは黒人という人種的な事が触れられたが、物語の展開には無関係のようだった。あくまでひと夏の恋愛、その騒動をコミカルに描き出した公演であり、人間ドラマとしては表層的で物足りなさが残った。
一応ハッピーエンドという結末だが、行き場を失ったケンがもっぱら笑いを誘う道化の役割を担う。そこには面白さより哀感が漂うような。また実際の家族ではない、家政婦クレンマの少し距離を置いた存在がスパイスのように効いている。しかし総じて人物像の立ち上げが弱く、人間的な深みと係わり合いが感じられなかった。

演技がぎこちないのかテンポが単調なのか、いずれにしても上演時間が長いことも相まって冗長と思えてしまう。せっかくセットと雰囲気作りに努めており、その環境下で紡がれる物語に魅力が持てなければ勿体無いと思う。

次回公演を楽しみにしております。
iaku+小松台東「目頭を押さえた」

iaku+小松台東「目頭を押さえた」

iaku

サンモールスタジオ(東京都)

2018/01/30 (火) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

因習・風習という社会的な要素に、人間が持つ様々な思い・感情(愛憎)という極めて人間的な要素を融合させている秀作。因習などに縛られながらも、その土地と風習を受け入れ愛する人々の姿を様々な感情を交えながら描く。閉鎖的で逃げ場のない地域社会が人間関係を少しずつ変化させていく恐怖。またその環境が恋愛(対象)にも影響を及ぼすという多面的な描き方も見事だ。
チラシは遺影を思わせる構図、そしてタイトル「目頭を押さえた」は単なる泣くだけではなく、別の意味が…。
(上演時間1時間50分)

ネタバレBOX

舞台セット…旧家の居間であろうか。中央に囲炉裏。後方の上手側に衝立、下手側に別棟(正面の格子ガラス窓)が建っている。この別棟が”喪屋(母屋ではない)”という今では特別な場所であることが説明される。死者の血族 が一定期間,葬地の近くで忌籠りをするための小屋。現在では忌籠りの習俗が廃れ喪屋もほとんど痕跡がないらしい。

物語は、この喪屋が残る地方(ヒトミ村?)で代々林業を営む家族(ここで育った従姉妹同士2人の女子高生を中心とした人達)に集落に残る葬送の因習を絡めたもの。冒頭、女子高生が全国高校写真コンクールで優勝し喜んで帰ってくるところから始まる。この従姉妹は一人は撮影者でもう一人は被写体(モデル)の関係であり、幼い時から行動を共にして来た。
物語は大別すると2視点で描かれている。1つは因習という地域・社会という生活基盤と世襲という制度の柵(しがらみ)である。もう1つは、一人ひとりの人間性、特に思春期の女子高生2人の恋心と誤解・嫉妬による微妙な距離感が生じたこと、さらには親子(父と娘)関係の強い思いのすれ違いである。

喪屋は特定の人しか入れない、即ち家督相続人しか入れないが、この家長は女子高生に暗室として使用することを認める。今の時代、柔軟な発想が必要だと説く。この家の跡取り(長男)は中学生であるがゲームに興じてばかりで頼りない。そんな時、事故が起きて…。一方、進路に悩む女子高生だが、当初2人とも地元の短大へ進学しようと考えていたが、1人はコンクール優勝を機に上京し美大(写真学科志望)へ気持が揺れる。この2人と高校写真部顧問との関係に誤解が生じ…。さらに上京させたくない父親の思いが絡む。

しっかりとした構成は、綿密な取材や研究の成果の表れであろうか。偏りのない視座、主張も情緒も抑制し坦々と地方生活が描かれるが、ラスト、事故後の対応にはやはり因習に帰する展開。この公演には独特な品格を感じるが、それは今でも残る日本的な感覚であり、その地で生きている普通の人々へ思い、因習(歴史)に対する謙虚さの表れであろうか。

次回公演を楽しみにしております。
瀬戸の花嫁

瀬戸の花嫁

ものづくり計画

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2018/01/31 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

3年前の初演観ました。とても感動し再演楽しみでした。
新しいお芝居に変化されていて、さすが!凄い!と思いました。
いっぱい笑って、ほんわかと優しい気持ちになりましたが、やっぱり最後は涙が止まりませんでした。

おせん

おせん

サスペンデッズ

シアター711(東京都)

2018/01/30 (火) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

井原西鶴・好色五人女の巻二「情けを 入れし樽屋物語」のおせんをモデルにした創作で、江戸時代に実在した大坂・天満の樽職人の女房せんの話…それを題材に劇中劇のように仕上げているが、それも単なる劇中劇ではなく、物語性を別の角度から捉え芸術性豊かなものにしている。

観劇当日は雨が降っていたが、前説で「雨から雪になるかもしれない天気予報にも係わらず(中略)観て良かったと思えるような公演にしたい」とあったが、その期待は裏切られることなくとても素晴らしい公演であった。
3人芝居、その演じる主体が特徴で原作の悲喜交々とした物語を別次元の高みへ導いていた。
(上演時間1時間20分)

ネタバレBOX

舞台セットはシンプルで、大きな衣桁のような衝立(所々に唐草模様の布が縫いつけられている)、折りたたみ式の木机3つ。劇団員三人が複数の役を担い、サスペンデッズの「おせん」を創っている。物語は、木机に折り重なるように横たわっているところから始まる。

梗概...貧しい農家の娘おせんは、14歳の時、麹屋に女中奉公に出される。姿かたちがよく、働き者のおせんは麹屋で重宝されている。そのおせんに出入りの樽屋は惚れているが、しがない職人の樽屋はそれを言い出せない。樽屋の気持ちを知った産婆は、樽屋のためにおせんがお伊勢への抜け参りに出かけるよう仕組み、樽屋を同行させる。しかし、やはりおせんに気のある久七も一緒に旅をする事になってしまう。邪魔は入ったが何とか夫婦になった樽屋とおせん。数年後、麹屋の法事の手伝いに来ていたおせんは、麹屋主人の長左衛門との仲を女房のおきちに疑われてしまう。そして…

物語を紡いでいるのは人形3体。それを役者3人が擬態(体)化した設定であり、冒頭、横たわっているのは、用済みで廃棄されたような格好に思える。3体は主役になれない、端役のような存在であったらしく、主役人形は出て行ったという。勿論、主役人形は登場しない。その状況で芝居が出来るか心配な3体は、そのうち自分たちで全てを演じてみようと…その演目が「おせん」である。既にボロボロに傷んでいるがまだ役に立つ、廃棄されたくないという危機意識のようなものが働く。主役も含め自分たちで複数役(女形あり)を割り当て必死に練習する姿(勢)に圧倒される。練習という設定であるから、自分たちでダメ出しをし始めのうちは貶し合っていたが、いつの間にか励ましあう。生身の人間という設定より、人形という視点で捉えることによってより人間(社会)を客観的に観察することが出来るという優れた演出。

また舞台技術が効果的で、和物らしく拍子木を用い、照明はモノトーンを意識し暗・明の強調で引き立たせる。演技も素晴らしく、思わず人間劇と思い勝ちであるが、人形による芝居練習であり、体が時々軋むような擬音を織り込む細やかな演出によって人形芝居ということを確認させる。人形によって人間の情や社会の在りようが浮かび上がる秀作。

次回公演も楽しみにしております。
ドアを開ければいつも

ドアを開ければいつも

オスカープロモーション

テアトルBONBON(東京都)

2018/01/31 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/03 (土) 18:00

価格4,800円

母の七回忌前日、実家に集まった4姉妹の会話劇。

ドラマ「白線流し」世代の自分としては遊井亮子さん目当てで予約し、
後日、「ゲスの極み乙女」のさとうほなみさんが出演する事を知りました。
会場にはファンの方も多かった様でライブ仲間の再会的な場面を何度も目にしました。

それぞれに悩みを抱えてきた4姉妹。
隠さなければならなかった事、隠す事になってしまった事、
隠し続けるべきだった事、何が正しくて何が間違っていたのか。

会話劇はストーリー的に重要でない部分が多いが、
それを省いてはリアリティがなくなってしまうので、
上演時間もちょうどよかったと思います。

めいめい

めいめい

ステージタイガー

近鉄アート館(大阪府)

2018/02/03 (土) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★

ステージタイガーさんの作品を初めて観させていただきましたが素敵でした
サイド席だったんですが、どこから観ても楽しめる作品
オープニングとエンディングは心ウキウキでした、正面からも観たかったかな
個人的には澤井里依さんの絵を描く場面は素敵すぎです、⻄分綾香さんのパワフルさと可愛さたまらない感じでした
がんばる人を応援したくなる作品、ほんと素敵でした

舞台 恋とか愛とか(仮)2

舞台 恋とか愛とか(仮)2

広島ホームテレビ

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2018/02/01 (木) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★

テレビさながらに笑わせて頂きました。

ネタバレBOX

2時間15分は長いかな。。
俺を縛れ!

俺を縛れ!

柿喰う客

本多劇場(東京都)

2018/01/24 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

柿喰う客初観劇です。膨大な台詞量とハイテンション、なんといっても圧倒的な熱量に感動です。
流れが速すぎて私には理解が及ばないところがありましたが、それでも面白かった。大満足の舞台でした。

小鳥たちのプロポーズ

小鳥たちのプロポーズ

劇団しゃれこうべ

ザムザ阿佐谷(東京都)

2018/02/02 (金) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

一人ひとりのキャラクターがしっかりあって声もセリフも聞きやすく、気持ち良く観ていました。

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