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火遊び公演「焔の命--女優の卵がテロリストになった理由」

火遊び公演「焔の命--女優の卵がテロリストになった理由」

オフィス上の空

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2018/05/09 (水) ~ 2018/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

救われるかどうかは観る人次第というのが、正に核心をついているんだと思います。段々と事件の全貌や個人の考えが紐解かれていく爽快感はあるものの、皮肉を含んだような真相や、命の燃やしかたと自己同一性の問題などモヤモヤする部分もあって、しばらくこの劇を通して自分の生き方を考えてみたいとおもいました。

ネタバレBOX

舞台表現の限界と特殊な心理状態が結び付くことが語りから予想できたものの、舞台でそれを演じるアイロニーに惹かれました。
自分の生き方を貫けなければ命を落とし、自分を貫いて娘をも自分のシナリオに組み込む母は、心の拠り所を見つけたことである意味一番自分らしい形で生きていること、生がある、実存していることが苦しいです。
母の心理状態と服装にチグハグな印象を受けたが、それも風水に因るところなのかなと納得しました。
獄中面会のシーン、エコーをいれて表現を分けていたが、重要な部分だけ明瞭に伝える、その演出はいるのかな?と真相を推理しながら観ていた個人として、あからさまで好ましくない演出でした。
主役でなければこの世の中で息をするのも少しは楽になるのかなと思いました。
となりのホールスター

となりのホールスター

演劇集団イヌッコロ

ザ・ポケット(東京都)

2018/05/08 (火) ~ 2018/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かったです。ただ、店を続けようと主張する猿渡の意見は、本来真っ当なはずなのに、どうもだんだん見ていて鬱陶しく思えてきたのは、こちらの体調が今イチだったせいなのか、それとも初日で充分具材が馴染んでなかったからなのか。楽日ぐらいにもう1度見たら印象変わるかも。

GHOSTs

GHOSTs

青年団国際演劇交流プロジェクト

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/05/05 (土) ~ 2018/05/09 (水)公演終了

満足度★★★

どうもピンとこない。GHOSTと霊の湿度の違いだろうか。亀って結構歩くんだ。

紛れもなく、私が真ん中の日

紛れもなく、私が真ん中の日

月刊「根本宗子」

浅草九劇(東京都)

2018/04/30 (月) ~ 2018/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

女子に心を動かされた。真ん中という概念が気に入った。

母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ

母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ

MICHInoX(旧・劇団 短距離男道ミサイル)

せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)

2018/04/27 (金) ~ 2018/04/28 (土)公演終了

満足度★★★★★

地元の劇団なのに、なんで今まで観なかったんだろうと後悔した。
携帯の電源切らなくてもいいなんて!撮影OKなんて!初めての体験…なのに切るのが当たり前になっているから電源入れるタイミング失って今後悔…。

太宰治の「人間失格」をベースに太宰治の人生と劇団員さんの人生が絡まって、時には強引に時には引きながら突き進んで行く。あっという間の時間でした。もう1回観たかった…好きだなこの方達。。

全編に渡ってずっと笑っていたけど、途中でなんだか泣けてくるのは反則だなぁ。あそこでぎゅっと掴まれる。

でも本田さんが全力で前説している時の、加藤さんと小濱さんの冷めた目がツボでした!

次も観たい劇団さんです!

GHOSTs

GHOSTs

青年団国際演劇交流プロジェクト

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/05/05 (土) ~ 2018/05/09 (水)公演終了

満足度★★★

やはり幽霊物

ネタバレBOX

亡くなった家族を偲ぶ幽霊物。

幽霊物は嫌いですが、初めから幽霊物と覚悟して行ったので落胆幅は小さくて済みました。とは言え、初めの頃に幽霊は頭の中に存在するとの台詞があり、少なくとも誰かは生きているのだろうと思わせてくれ、妄想なら理屈は成立すると喜んでいたのですが、結局は全員が幽霊だったような感じで、やっぱり幽霊物だったかと落胆しました。

一人の女性と異父きょうだいの関係なんてどうでもよく、全く関心がありませんでした。
サイキックバレンタイン

サイキックバレンタイン

たすいち

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/04/29 (日) ~ 2018/05/06 (日)公演終了

満足度★★★★

個人的にはあまりハズレがない団体だと思っています。今回も安定の面白さでした。たすいち12ヶ月シリーズの2月作品の再演でしたが他の作品もまたやってもらいたいな。

御釜怪奇譚

御釜怪奇譚

レティクル座

サンモールスタジオ(東京都)

2018/05/02 (水) ~ 2018/05/06 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/05/03 (木) 19:00

限界村落の復興という軸にゾンビを絡ませ、社会派テイストと昭和の映画全盛期の怪奇ものの味わいを併せ持たせるのはいかにもレティクル座。。
そう言えば、哀女「JK OF THE UNDEAD」(3月)、スズキプロジェクトバージョンファイブ「Z-Studio ~ゾンビ映画は愛を育む~」(4月)、それに本作と3ヶ月連続で若手によるゾンビものを観たが、いずれもホラー一辺倒ではなくそれぞれに訴えるものがあり、ゾンビ現象をその隠喩として使っているのがイイ。
また、アレとソレを絶妙なバランスでブレンドしたラストも○。

ネタバレBOX

途中に出てくる「間違った方法で甦っても中身は空っぽ」という台詞がゾンビそのもののことでもあり同時にソンビによって復興した村のことも表現しており、さらに現実社会でのいろいろなことに対する皮肉にもなっていて秀逸。

不死身の筈の「ゾンビ」が朽ちてしまうのはマッドサイエンティストである父親(ボス村松:好演!)に対する娘の復讐によるもの、という怪奇映画・モンスター映画にいかにもありそうなプロットを入れたのも巧い。

さらに、(ゾンビを活用するのではなく)正しい方法での復興を目指す希望を見せつつ、ヒロインゾンビが朽ちる切なさを絶妙なバランスでブレンドしたラストシーンも余韻を残して上出来。
平穏に不協和音が

平穏に不協和音が

演劇企画集団LondonPANDA

小劇場 楽園(東京都)

2018/03/29 (木) ~ 2018/04/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

上質な会話劇で、終始引き込まれて観てしまいました。
「ただそこに存在している」ことに対してとても誠実だと感じる舞台でした。良い意味でヒリヒリする空間がとても心地良かったです。

観劇から日が経ちますが、今でも強く印象に残っている作品です。
また観たいです。

第7回西谷国登ヴァイオリンリサイタル

第7回西谷国登ヴァイオリンリサイタル

西谷国登リサイタル

浜離宮朝日ホール(東京都)

2018/05/05 (土) ~ 2018/05/05 (土)公演終了

満足度★★★★★

綺麗な音色、とても素敵でした。
ツィゴイネルワイゼンでは、呼吸をする事も忘れてしまうくらい感動しました。

LADYBIRD,LADYBIRD

LADYBIRD,LADYBIRD

アリー・エンターテイメント

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2018/05/02 (水) ~ 2018/05/06 (日)公演終了

満足度★★★★

ストーリー的には納得できない部分はあるが、確かに楽しいミュージカルである。子供たちの頑張りも良かったが、やはり大人キャストの演技力あっての舞台。良いメンバーが揃っていたと思う。

表参道文學其の九

表参道文學其の九

表参道文學公式

NOSE art garage(東京都)

2018/05/03 (木) ~ 2018/05/03 (木)公演終了

満足度★★★★★

大島丈さんの「表参道文學」を毎月楽しみにしている者です。
まだ表参道文學にいらした事のない方へ少しでも参考になればと稚拙ながら少し書かせて頂きます。
この表参道文學はただの朗読イベントではなく、五感で感じることの出来る、新感覚の
「朗読エンターテインメント」という新しいジャンルになるのではないかと勝手に思っています。

まず一つ目は、「耳で感じる」
この表参道文學の大きな特徴のひとつとして、目の前のブースにいらっしゃる大島さんがダミーヘッドマイクに向かって、まるで耳元で囁いてくれているかのような臨場感のある声をヘッドホンで聴くことが出来ます。
大島さんの声はいわゆる「イケボ」と呼ばれる低くダンディーなお声なのですが、その渋いお声を使い分け、おひとりで何役も演じられているので、すぐにお話の世界へと引き込まれてしまいます。
個人的には暗転の中で、お水を飲む音がヘッドホンから聞こえるのがとてもセクシーに感じます。
(音量はMAXの方が微かな吐息まで感じることが出来るのでオススメです。)

二つ目は「目で感じる」
大島さんが表情豊かに、右へ左へ、ダミーヘッドマイクの耳元に向かって朗読されている姿や、時には後ろに下がって大きく叫んだりするところを目の当たりにすることにより、さらにリアルにお話の世界を想像することが出来ます。特に官能小説を読まれている時の細かい仕草は、その場の情景が安易に想像でき、より興奮度が増していきます。

三つ目は「子宮で感じる」
毎月朗読される演目は異なるのですが、
最後は必ず官能小説を読まれています。
大島さんの本業でもあるAV男優さんとしての本領発揮といいましょうか、男性と女性の声色を上手く変化し、身振り手振りを交え、時には艶めかしく喘いだり、耳から目から、溢れんばかりのセクシーの応酬を繰り広げながら淫靡な世界へと誘ってくださいます。
昼間の公演は場内のカーテンの隙間から日が差し込むのですが、「昼間からこんな気分になってどうしよう!」と一種の罪悪感さえ覚えるくらいです(笑)
でも大島さんの読む官能小説は、いやらしいけどいやらしくなく、頭の中で想像しながら、ギリギリの興奮を楽しんでいる感じです。
上手く表現出来なくて申し訳ないのですが、例えばAVを観るのに抵抗のある女性の方でも、すんなりと聴けると思います。
そして是非子宮が疼く感覚を楽しんでみてください。

四つ目は「肌で感じる」
公演後、毎回大島さんが出口でおひとりずつにサインとお写真を撮りながら、少しお話して最後はハグをしながらお見送りをしてくださいます。僅かな時間ですが、大島さんはひとりずつ目をみてまっすぐにお話してくださいます。
さっきまでブースの中で色んな役を表現されていた大島さんが、大島丈というひとりの男性として、来て下さったお客様ひとりひとりに感謝の気持ちを込めてしてくださる暖かいハグを直接肌で感じることができ、感慨もひとしおです。会場を出た瞬間フラフラと階段を降りていく女子多数です(笑)

そして5つめは「心で感じる」
表参道文學の開催されているNOSE art garageのスタッフの皆さんはいつも暖かく迎えてくださり、毎回来るお客様のために趣向を変えてみたり、工夫を凝らした演出をして、大島さんの朗読をサポートされています。
そんな大島さんやスタッフさんの想いを心で感じることができ、いつも帰る時はほっこりとした優しい気持ちで会場を後にしています。きっと初めて来る方にもこの暖かい空間を感じて頂けると思いますし、お客様はほぼ女性の方が多いですが、男性の方にも是非聴いてもらいたいです。

長くなりましたが、百聞は一見にしかず。
少しでも興味のある方は是非体験してみてください^^
おひとり様でもヘッドホンで自分の世界に入れますから全く問題ありません。
男女問わずきっと大島さんの大きな人間力に惚れてしまうこと間違いなしですよ♡

革命日記【青年団・こまばアゴラ演劇学校“無隣館”】

革命日記【青年団・こまばアゴラ演劇学校“無隣館”】

こまばアゴラ演劇学校“無隣館”

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/04/14 (土) ~ 2018/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

A。90分。

ネタバレBOX

アジト管理の夫婦の妻・典子役の山村麻由美がよい。立花役の南風盛もえは、Bの堀夏子に比べて幼い感じが妙に役にハマッてた感じ。Bと同じく典子の妹夫婦の西風生子と有吉宣人の演技が好印象。自治会の仕事をお願いしにくる坂下役の本田けいの押しの強い雰囲気も妙にコミカルで好き。

空港襲撃に参加する桜井の彼女である立花が、組織リーダーに盾突き相手にされずもう帰るというシーン。典子が立花に、帰ってご飯作って待ってるって帰ってSEXしたいってこと?とストレートに聞く。
典子は封建的な思想から脱却(思想的に自己を革命?)しないといけない的なことを言うけど、そりゃこんなトコでうだうだやってるよりそっちの方がいいよねと。けどシビれるセリフだなって思い。
結局個人はどこまで組織の一部になりうるのか。目的レベルの高低は置いといて、社会で生きるヒトにとっては面白いテーマ。設定に過激派左翼をもってくるトコもまた魅力を増す要素になってる作品。
序盤の左利きだから左翼になったのはウケた。
革命日記【青年団・こまばアゴラ演劇学校“無隣館”】

革命日記【青年団・こまばアゴラ演劇学校“無隣館”】

こまばアゴラ演劇学校“無隣館”

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/04/14 (土) ~ 2018/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

B。90分。

ネタバレBOX

表向き合法左翼で裏では空港襲撃などの非合法活動を画策する団体のアジト(マンション?戸建て?)での会話。三日後くらいに成田襲撃と別組織の大使館襲撃を同時に行うこととなった団体構成員らの私情と革命戦士意識がぶつかり合う…。

キャラメルボックスの多田の演技は安定してる。その妻の中村真生とかもいい感じ。革命家のリーダー役の坊薗初菜もどっしりとした佇まいと立花(堀夏子)を一蹴するかのような態度は見もの。対する堀夏子も私情丸見えな感じの何しゃべってるか聞き取れない喚きが気に入った。見た目落ち着いてるキャラだからなおさら。元革命家夫婦の晴美(小林亮子)と英生(黒澤多生)も、姉夫婦の子を預かり、活動にも理解も示すポジションキャラでいい味出てた。

作品的にも気に入った。
Starting Over

Starting Over

“STRAYDOG”

ワーサルシアター(東京都)

2018/04/29 (日) ~ 2018/05/06 (日)公演終了

満足度★★★

チラシビジュアルから予想も付かないベタなどたばた喜劇。
気楽に楽しめるが、少々おふざけが過ぎる感もあり。
2等兵は衣装、小道具をもう少ししっかりした方がしまりが良くなると思う。

LADYBIRD,LADYBIRD

LADYBIRD,LADYBIRD

アリー・エンターテイメント

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2018/05/02 (水) ~ 2018/05/06 (日)公演終了

満足度★★★★

大人から子供まで気軽に楽しめる、ミュージカル。
設定が強引なところがあるが、まあそこはご愛嬌というところか。
群舞シーンがとてもよく、ミュージカルとしてのレベルを引き上げている。

母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ

母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ

MICHInoX(旧・劇団 短距離男道ミサイル)

北千住BUoY(東京都)

2018/04/19 (木) ~ 2018/04/22 (日)公演終了

鑑賞日2018/04/22 (日)

公演前から、役者たちは舞台にたち前口上を述べている。「写真撮影、SNSへの投稿どうぞご自由に!私、歩くフリー素材でございます」などとユーモラスに語り、藤原竜也の物まねで観劇中の諸注意を投げかけて観客を笑わせているが、その姿は『人間失格』と彼ら自身の演劇活動が重なっていくなかで、あの猿の笑顔を浮かべる道化の姿の写し絵であることが理解されてくる。「私」を出すこと以外にできることはない、という意志は強固なものなのだろうか。潔い悲しみが漲っている。

革命日記【青年団・こまばアゴラ演劇学校“無隣館”】

革命日記【青年団・こまばアゴラ演劇学校“無隣館”】

こまばアゴラ演劇学校“無隣館”

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/04/14 (土) ~ 2018/04/30 (月)公演終了

観客を完璧に無視しているという点において、ひとつの極北。青年団出身の劇団は数多くあれ、まるで観客たる「私」がここに存在していないかのような感覚を味わえるのは平田オリザ演出のみではないか。叫びが舞台にまったく向かってこないあの感じ。演劇がはじまるときにある種の恥ずかしさを僕は普段感じるタチなのだが、青年団にはその恥ずかしさがないのは、この「無視」が関わっているように思う。

ツアー

ツアー

ままごと

STスポット(神奈川県)

2018/04/21 (土) ~ 2018/04/30 (月)公演終了

偽中国語の非常に有効な使い方!端田新菜の「ご賞味!」に泣かされる。「人生は旅」という紋切型な慣用句を紋切型に終わらせないための試み。クラウトロック風のミニマルなBGMが心地よい。

GHOSTs

GHOSTs

青年団国際演劇交流プロジェクト

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/05/05 (土) ~ 2018/05/09 (水)公演終了

鑑賞日2018/05/06 (日)

速度が少しずつ遅くなる。冒頭、役者6人が素早く舞台に登場するシーンにはじまり、スピード感とともにつくられていくリズムはすこしずつテンポを
下げ、お茶を飲む喪の場面で遅さは頂点に達する。その落差はバイクの速度と亀の速度との差異ともパラレルだ。6人兄弟(妹)はひとつの悲劇に結び付けられているようでいて、その実、多層化された複雑な痛みを共有している。普遍的な痛みを主題にしながら、主題を鑑賞者に単純化させない工夫が為されている。
翻訳語の違和感が気になったかもしれない。否定的な感想ではなく、そこから考えることがあるという意味で「気になった」。

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