最新の観てきた!クチコミ一覧

49601-49620件 / 190268件中
鏡の星

鏡の星

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/06/08 (金) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

ホント面白かったですよ。この発想はどんなところから出てくるんだろう。感心してしまいます。役者さんも凄い。2時間全く飽きることなしです。あおきリの芝居って魅力的だなぁ。これはおススメです。

ボーダーリング

ボーダーリング

やみ・あがりシアター

アトリエファンファーレ高円寺(東京都)

2018/06/07 (木) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

大笑い顔が素敵でした。

ネタバレBOX

婚活し続ける男女の話。

半人前の忍者が白黒のボーダー柄の装束で、葬儀社の女性からは保護色のようになって目立たないというのが凄い発想でした。

理想のボーダーラインという壁を乗り越えたかに見えた婚活仲間等、それぞれ気の合う男女が一緒になるのかと思いましたが、婚活パーティー主催者の女性を除いて男女比が合わないのがミソでした。楽し哀しき、考え過ぎの婚活スパイラルにハマった男女たちでした。

小麦役の加藤美帆さん、顔を少しゆがめただけで大笑い顔が作れる才能は素晴らしいです!

ところで、この会場は舞台下手にトイレがありますが、暗転時にトイレの明かりが漏れていました。開演前に消灯しておくべきだと思いました。
ボーダーリング

ボーダーリング

やみ・あがりシアター

アトリエファンファーレ高円寺(東京都)

2018/06/07 (木) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

 やみ・あがり、今回は婚活する忍者を中心に、人生の墓場、結婚への助走を描く。

ネタバレBOX

劇団本公演としては「スピークイージー」が、前作ということになるが、実際には3月に劇小劇場で3月に上演された60分もの「とんぷく虫」が間にある。シナリオ、演出の妙でいえば、やみ・あがりが優勝と思っていたのだが、東北から強力なミサイルが飛んできた。観客の乗せ方、役者の身体能力の高さとそれを利用したある意味バカバカしさ、そして脚本と原作(太宰治「走れメロス」)のマッチングの素晴らしさ等々で水をあけられ残念ながら2位に終わったことを教訓に、今作では知に走る傾向に敢えて歯止めを掛け、役者のキャスティングにも身体強健という要素を入れて選んでいる点、また今作終演部での婚活ベテラン二人の掛け合いで結婚するのに理性が邪魔であること、寧ろ勢いや、何気ないきっかけの方が、遥かに目的を遂げ易いことなどが了解され、これが実践されることになる経緯を描くことで、理に走り、知的比重が高かったこれまでの作品群に対する乗り越えを今作で果たしていると見ることが可能である。評者の指摘を頭の中で理解するのみでなく、すぐさまこのように作品に反映させることのできるフレキシビリティーと頭の柔らかさ、実践への適応力の高さは流石である。
 無論、やみ・あがり独自の発想や展開力が殺されている訳ではない。単に制御され、より高度なレベルで統御されているだけだ。
鏡の星

鏡の星

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/06/08 (金) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

 今回のあおきりみかんは、初の外部演出に流山児事務所の小林 七緒さんが関わっている。彼女は、作家の持ち味を上手に作品に引き出すと同時に、その鋭さも俎上にキチンと載せる才能のある演出家であるから、長らく中京地区の女王の名を恣にしてきた鹿目 由紀さんと組んだらどんな化学反応を起こすかと愉しみにしていたのだが、流石に才媛お二人。互いの良さを引き出しながら良い舞台に仕上げてくれている。殊に、鹿目さんは、文化庁の派遣でイギリスへ行き、新たな体験をしてきたとあって拝見する側としては、何を彼女がイギリスで獲得して来たのかについて大きな関心を抱いていたのだが、この期待は裏切られなかった。今迄は、社会状況そのものには、余り触れずに様々な喩や象徴、例え噺で作品を成立させてきた彼女が、初めて世界や世界情勢と向き合い、社会生活を営む人間をその社会を構成する掛け替えのない個々人として描いているのだ。社会のディーテイルは、各々の性格として身体化されているので、話の大きなストリームの中で、実に自然に状況を体現してゆくことができており、その上適度な擽りが入るので猶更自然に観客に世の中の不条理を訴え掛けてくるのだ。
 基本的な舞台美術は極めてシンプルで、板の一番奥に平台を置いて10㎝ほど高くし、その中央に高さ2m。巾1mほどの枠を設え、これを中心として手前に来るほど互いの間隔を広く取って,中、手前とシンメトリックに左右1つずつ枠が置かれている。
 場面、場面で必要な場合は、箱馬や、模擬カウンターなどを用いながら、地球と鏡の星、それぞれの運命を掛けた物語が展開してゆく。
 内容については、東京公演の後、九州公演も控えているので、観てのお楽しみということにしておく。更に詳しいことは、全日程終了後に追記するが、今迄とは一風異なったあおきりみかんを楽しむことができる。(華5つ☆)

フランケンシュタインー現代のプロメテウス

フランケンシュタインー現代のプロメテウス

演劇企画集団THE・ガジラ

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2018/06/07 (木) ~ 2018/06/13 (水)公演終了

満足度★★★★

とても緊張感がありました。

ネタバレBOX

前半は断片的に感じられた内容が、つながっていって、継続する緊張感とともに、くいいるように観ていました。こころに響いた劇でした。熱のこもった演技が印象的です。
iaku演劇作品集

iaku演劇作品集

iaku

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/05/16 (水) ~ 2018/05/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

『人の気も知らないで』女子グループあるある〜みたいな会話やノリから、話の展開はどんどん裏切られ(いい意味で)
あっという間の時間でした!!!
私は本当に自分の仲間や、大切な人の事を分かっているんだろうか…知っているんだろうか…。人は見た目じゃない。

ダサさ自慢

ダサさ自慢

劇団SURF SHOP

明石スタジオ(東京都)

2018/06/06 (水) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★

初日を鑑賞。初日だからなのか、ちぐはぐに感じる箇所が多く、ホンがあるのかないのか、よく分からない仕上がりに見えてしまったけど、女性陣は可愛かったし、後半の展開なんて面白かった。むしろ前半、もっとさくさく進めた方がいいんじゃないの?とすら思ったぐらいで。説明文に「全国の婚活をがんばる人のやる気をなくす!」とあったが、それほどでもないよね(婚活してない立場だけど)。

ボーダーリング

ボーダーリング

やみ・あがりシアター

アトリエファンファーレ高円寺(東京都)

2018/06/07 (木) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

忍者の婚活を描いた作品であるが、登場人物すべてにスポットを当て、視点を変える見せ方が面白い。繰り返し部分も多くなるが、様々な伏線回収にもつながり、楽しめます。

ネタバレBOX

上手い役者さんが多かっただけに、もっと会話中心でも楽しめる気が致しました。
忍者設定での縛りが強かった為か、今までの作品よりもやや爆発力が少なかったようにも感じました。
寿

寿

やまだのむら

スタジオ空洞(東京都)

2018/06/02 (土) ~ 2018/06/09 (土)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/06/03 (日) 17:00

Aチーム「サーディン」
中学教師たちと1人の生徒によるドラマはどこか懐かしい感覚もあり、中盤では昨今の実在の事件なども想起してヒヤリとしたりも。
また終盤に思わせ振りな部分が2つあったが本筋とさほど密接ではないような……(読み取れなかっただけか?)
あと、ダンス練習場面の各人の個性の出し方(巧かったり見よう見真似であったり)が秀逸!

ネタバレBOX

思わせぶりなのは
数式「不可能の証明」の解説の後に「最初が間違っていると途中からおかしくなる」
「バイ・バイ・ラブ」に関して「最初の(エヴァリーブラザース)もいいですよ」
山茶花

山茶花

ENG

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2018/06/06 (水) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

出演者のクオリティが高く、完成度の高い作品。
狭いステージを序盤からアクロバットをちりばめたアクションでインパクトを残し、キャラクター達を徐々に鮮明にしつつストーリーを紡いでゆく。
原作ものではない弱みなどもろともせず、素晴らしい作品を見させて頂いた。

私は殺陣が好きなので、終盤のごちゃつきと、バレバレすぎなかぶりに星四つとさせていただきました。
王道の展開を行く、アクションファンタジーで素晴らしかったです。

鏡の星

鏡の星

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/06/08 (金) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

前作は正直なところ物足りなさがありましたが、これは凄いです。役者さんも素晴らしかったし、初の外部演出を招いてというのも、大成功だったのでは。もしかしたら風刺の部分は好みが分かれるのかもしれないけど、だって事実なんだから仕方ないよね。

初日の今日は満席でしたが、土日はまだ席が残ってるのだとか。ああ、予定が入ってなければもう1回観たかった!

フランケンシュタインー現代のプロメテウス

フランケンシュタインー現代のプロメテウス

演劇企画集団THE・ガジラ

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2018/06/07 (木) ~ 2018/06/13 (水)公演終了

満足度★★★★★

「人間とは」、それを問うような無限に広がる心の世界観を描く秀作。可視化が難しい、いや出来ない人の心の中を家族や周りの人間関係を通して覗き込むような不思議な感覚。物語は不穏・不安にさせるような雰囲気の中で重厚に展開していく。
ある心理学者は、人は一般的に快を求め不快を避けると思っていたが、それだけではなく不快極まりないと分かっていても、敢えて向かう執拗な傾向が人間にはある”という。自分は不快は好まないが、本公演は別の”深い”を堪能した。
(上演時間2時間15分)

ネタバレBOX

客席はL字型ひな壇で舞台を半囲い。舞台は1798年の北極圏を目指す船内。古いテーブルと古机その上には地球儀が置かれ、壁際には姿見がある。全体的には薄暗く不穏な感じがする。物語は重層化された劇中劇、語りは日記を回想するような展開で、いつの間にか観客(自分)を物語に導き溶け込ませる導入手法は見事であった。

梗概…北極探検隊の隊長・ウォルトンの日記(手記)という形式。ウォルトンは北極点に向かう途中、北極海で衰弱した男性を助ける。彼の名はフランケンシュタインでウォルトンに自らの体験を語り始める。フランケンシュタインは大学の専攻とは別に生命を自在に操ろうという野心の下、”理想の人間”を創ろうとする。それが神に背く行為であると自覚しつつも墓を暴き人間の死体を手に入れ怪物の創造した。しかし創造主たる人間に絶望した怪物は、復讐のためフランケンシュタインの家族等を次々に殺害するが…。そして長い話を語り終えたフランケンシュタインは、ある願いをウォルトンに託し船上で息を引き取る。
ちなみに作者は男装した女性、その性にどう向き合い正直な気持になるのか。現代的にも通じ気になる。

一見、難解で抑圧されたような雰囲気は不快のように思えるが、自分は別の”深い”というか可視化が難しい心の中を覗き込んでみたいという衝動に駆られた。重層した物語の不思議な時空間、そこに在るであろう幻影をどう炙り出すのか。精緻にして魅力的な台詞や幻想的な舞台空間の作りに感心した。
例えば、神を認めないことは不完全な人間、自分の存在-自分を知る者がいなくなった時に、自分をどう証明するのか、という心の咆哮が聞こえるようだ。また夜中の語りという状況下、隠微な雰囲気を漂わせる。その中で蝋燭の火-ランタンは幻想的であり、実に上手い心象形成であった。照明は群衆と個人または対話時における照射を使い分けるなど印象的な観せ方は巧み。闇と寂寥そして残酷な感触をしっかり描く。

公演タイトルは「フランケンシュタイン-現代のプロメテウス」で、人間を創造したという共通点を並列している。その創造の動機や過程が違うことは、現代におけるITに向かう姿勢そのものに投影し警鐘を鳴らしているようだ。
時空間を行ったり来たりさせながら、主人公はフランケンシュタインなのか怪物なのか。つまりどちらの視点から捉えた”心”の中、深淵なのだろうか。自分が観えたのは狂気のような…。それを演じた役者の体現こそが驚喜であった。
次回公演を楽しみにしております。
TRUSH!

TRUSH!

劇団6番シード

六行会ホール(東京都)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

力強い歌と生演奏、ダンスが最高にカッコいい!そしてカッコよくて可愛い女たちがいとおしくて。元気をもらいました。
一人完全悪役のヴァスカビルの荻野崇さん、渋かったー。

ダサさ自慢

ダサさ自慢

劇団SURF SHOP

明石スタジオ(東京都)

2018/06/06 (水) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/06/08 (金) 19:00

ストーリーの終わり方が想像出来なかった。
若さと勢いを感じる舞台で、ちょっとした恋愛のあるあるが散らばめられていて、面白かった。

2018「月いち座布団劇場六月篇」

2018「月いち座布団劇場六月篇」

占子の兎

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2018/06/01 (金) ~ 2018/06/02 (土)公演終了

満足度★★★★

今回も楽しめました。
それと「一杯?」やりながら観劇を楽しめるのは最高でした。

ボーダーリング

ボーダーリング

やみ・あがりシアター

アトリエファンファーレ高円寺(東京都)

2018/06/07 (木) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/06/08 (金) 14:00

各キャラクターの婚活模様の演出が面白かった。
ある演者の衣装で、芝居の邪魔に感じる部分があり、残念だった。。
お手洗いのドアが、舞台上にあるのは、初めて見た。

ボーダーリング

ボーダーリング

やみ・あがりシアター

アトリエファンファーレ高円寺(東京都)

2018/06/07 (木) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

それぞれの希望や立場が観ていくうちにだんだんと解き明かされていき、ワクワクしました。一回につき一組の物語なぶん同じやり取りを何度もやることになるのは、大変そうだなと感じました。恋人を作るのではなく、結婚相手をみつけるというハードルの違いを改めて考えさせられるような作品でした。

アンナ・カレーニナ

アンナ・カレーニナ

Studio Life(劇団スタジオライフ)

あうるすぽっと(東京都)

2018/05/26 (土) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

Иチームを観劇。岩崎アンナの美貌ときたら以前よりも円熟味を増して素敵でした。(うっすらみえる髭痕が気になりましたが・・・)

時代絵巻AsH 其ノ拾弐『白煉〜びゃくれん〜』

時代絵巻AsH 其ノ拾弐『白煉〜びゃくれん〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/06/06 (水) ~ 2018/06/11 (月)公演終了

満足度★★★★

いつもながら私好みの作品でした。その昔 源平がそれほどまでに仲がよかったのかと思い、義経の命名はそこからきてるの?と思い涙ちょちょぎらしながらの観劇でした。

ゆきむら

ゆきむら

劇団そとばこまち

近鉄アート館(大阪府)

2018/06/07 (木) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/06/07 (木)

ダンス、殺陣、ストーリー、役者さんたち どれをとっても一級品。いつも最上級の満足度をありがとうございます。もう一回観に行こうかなぁー

このページのQRコードです。

拡大