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夏の夜の夢

夏の夜の夢

mild×mild

新宿スターフィールド(東京都)

2018/07/11 (水) ~ 2018/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★

ハチャメチな夏の夜の夢と謳ってたわりに、本筋はちゃんとした夏の夜の夢でした。役者さん声大きいし、個性的。ヘレナ(伊藤綾佳さん)かわいいい。ハーミア(森沙織さん)の扱いがひどい(でも面白い)。随所に挟まれるというか、こっちがメインのギャグや小芝居は当たり外れが大きいが、どんどん出てくるからかなり楽しめた。

慕情の部屋 2018

慕情の部屋 2018

スポンジ

駅前劇場(東京都)

2018/07/11 (水) ~ 2018/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/07/12 (木) 19:30

座席最前列

他の投稿者さんの諸々のご意見に、それぞれ賛同。
パンフレットを読むと、中村匡克さんは初演時に、かなり忸怩たる思いをしたようで、今回の再演にそのリベンジを誓ったように思えます。
その意思が最も反映しているのが、舞台装置ではないかな。

とにかく、場面が変わる替わる。
タクシー内、スーパーのスタッフルーム、留置場、警察の面会室、主人公阿久津の部屋、レンタルビデオ店、殺される夫の営む理髪店、最後には、スーパーのレジから、上の丸井の前。その間ところどころで、法廷であろう被告 阿久津と証人たちの証言が、独白調で挟まれる。手間をかけた舞台装置を駆使しながら、一方で多少の周辺の雑多さを無視した場面設定。過去と現在をないまぜした(それでもわかりやすい)、舞台進行は見事の一言。

初演の新宿眼科画廊では、全体のスペースや十分な舞台裏がないことから、今回のような舞台装置はしようがなかった。そして、この舞台装置なくしては、この物語をここまで描き切れなかったはずだ。

タイトルを「慕情の部屋」のままにせず、敢えて「2018」を付けたことに、過去への悔恨を拭い去り、今作を描き切ろうという作者の強い意志を感じた。

ネタバレBOX

それと、留置場のセットはどうしてもやりたたかったのだと思う。中央に設置された留置場は、この作品の重要な補足として機能しているから。
留置場内の被疑者達のやりとりは、緊張を強いられるであろう物語進行に、一服の安らぎを与えると同時に、救われる者と救われない者との断絶を観客に示してくれる貴重な設定。そして、事件の全貌を暴いてくれる貴重な仕掛けでもある。

事件の全体像を明確にさせながら、2つの短い場面を最後に2つ入れることで、阿久津を絡めとった翔子の心情に思いを馳せる作者の情緒性には感服しました。
「Ilias?Serious!!(イリアスシリアス)」

「Ilias?Serious!!(イリアスシリアス)」

DANCETERIA-ANNEX

初台doors(東京都)

2018/07/10 (火) ~ 2018/07/11 (水)公演終了

満足度★★★★★

生演奏最高でした!バンドがカッコいい!!
「何もないところだけど、面白いんだ」というパリスのセリフが印象に残っています。
小さな幸せたくさん貰いました!また次回も楽しみにしています!

もし、終電に乗り遅れたら…

もし、終電に乗り遅れたら…

俳優座劇場

俳優座劇場(東京都)

2018/07/05 (木) ~ 2018/07/07 (土)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/07/06 (金) 14:00

座席1階B列10番

かなりの回数、再演を重ねてきた本作品。今回も3回という少ない公演回数で、今回で俳優座としては最終公演となる。原題は「長男」なんだけれど、確かにこちらの題名の方がイメージはしやすい。ロシアで終電を逃すとどうなるか、、、
そして、昨日終電を逃した主人公ウラジーミルのラストのセリフが、うまいオチにもなっていて、やはり「もし、終電に乗り遅れたら…」というタイトルは、秀逸だな。

ストーリーについては、いろいろなところで語られているので省きますが、嘘の上塗りが結果としては、人間に真実を見出させるという逆説的な話。それも諧謔的な趣ではなく、ハートウォームな意味で。笑って、ぐっときて、ちょこっと泣けて。日本人が好きな(って決めつけてはいけないけれど)人情喜劇です。

ネタバレBOX

アフタートークで、「なんでもう再演しないの?」という質問が飛んだのだけれど、意外な質問だったのか、司会者はしどろもどろ、予算が、舞台設備が、、、、と、芝居からの流れでなごんでいる観客の笑いを買っていました。( ´艸`)
まあ、いろいろな事情があるんだろうねえ。
でも、要は、再演をしないということではなく、一旦、これで打ち止めにしようということらしい。まあ、区切りみたいなことかな。
むしろ、「ご覧になられた方々のリクエストがあれば、もちろんやります」という力強い言葉が、作り手の自負として力強く宣言したのは、気持ちよし。

THE SHOW MUST GO ON !!

THE SHOW MUST GO ON !!

劇団天動虫

ワーサルシアター(東京都)

2018/07/11 (水) ~ 2018/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/07/12 (木) 19:30

 若さとベテランの味が、ほどよくミックスされたエンターテインメントで面白かった。京都での三代目阿国の話題を軸に、もしかしたら歌舞伎はこういう風に江戸に移ったのかもしれないな、という壮大なフィクションを、一気に駆け抜ける、爽快な舞台だった。若さを中心にしながらも、少年王者館の井村昴や浅倉洋介といったベテランがしっかりと押さえる所は押さえる。最も印象的だったのは、女形(オカマ)の役者を演じた岩井梨沙子で、若いのにしっかりとした重みあるセリフ回しだったので感心した。
 欲を言えば、やや冗長か。『飛び火』のときにも同じことを思ったし書いてる。余計なセリフや演技を絞って100分くらいにはできるのではないか。

慕情の部屋 2018

慕情の部屋 2018

スポンジ

駅前劇場(東京都)

2018/07/11 (水) ~ 2018/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった!
全体を取り囲む重苦しい雰囲気の中、艶めかしさや猥雑さ。計算高さや欲情。
様々な人の営みの中で殺人事件が起こる。
みんながお互い様のように、悲しみを持っている。
事件の全容がわかった時点で、突き放したようなラストシーンとカーテンコール。
こういうの、個人的には好きですよ。

慕情の部屋 2018

慕情の部屋 2018

スポンジ

駅前劇場(東京都)

2018/07/11 (水) ~ 2018/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

「藪の中」のまさに息つく暇もない展開で最後まで一気に観ることができた
演者の表情も素晴らしかったが、場面転換の上手さ、ノイズも含めた音響と照明に感心した

『たかおとたかあき』

『たかおとたかあき』

三栄町LIVE

三栄町LIVESTAGE(旧フラワースタジオ)(東京都)

2018/07/11 (水) ~ 2018/07/16 (月)公演終了

満足度★★

鑑賞日2018/07/13 (金) 19:30

ゴミって過去の思い出が蓄積されてる作品だと思う。かなり思い入れがあるゴミだったり、実はたまたまお金を持っていて、何となく浪費していたゴミだったり。。
「そもそもゴミとは何?」と登場人物に価値が変わってくるとさらに面白くなると個人的には思った。

ネタバレBOX

無数にちりばめられたゴミの山に一瞬「おおっ!」と思いながら期待して開演。ランドセル、犬の首輪などそれぞれの体験が綴られる。
エピソードは興味深いが、いかんせんゴミが多いため、他のゴミのことは語られず。「もしや登場させただけなのでは?」と錯覚を覚える。「一見意味のないことでも、本人にとってはかなり思い入れが強かったりするんだよなあ」ということを思う。役の人物がやり取りをするなかで、認識が変わっていくのがセオリーだと個人的には思う。
興味深かったのがゴミ屋敷とおぼしき人物が生年月日を書き入れるところ。年月が経過していると記憶が曖昧だったりする。確かに自分も身内の年齢やましてや生年月日なんて言える自信がない。何らかの事情があり、家族も全てを失って、生年月日さえも真実か分からない瞬間があるんじゃないかと思う。
もし分かりやすいドラマにするならば、事件が起きるのが良いのではないかとふと思った。例えば立ち退きを迫られているとか。ホームレス支援に関わったことがあるので知ってるが、ゴミ屋敷に棲息していると、ほぼ十中八九立ち退きを迫られている。皆が助け合いながら仲良く暮らしているとだいたい狙われてしまい、悪質だ。「立ち退きまであと●日」という目下の目標があるので、一本柱があると話題になりやすいし、ドラマが深まっていくのではないかと思う。
一点惜しかったのが地域福祉課の職員。「そもそもなぜいるのか?」のリサーチが少し浅いように感じた。「ちょっと来ちゃいました(テヘッ)」と言うけれど、「そもそも業務だよね?」と頭をよぎった。例えば以下のプランが考えられる。
【A案】立ち退きを迫りに来たが、何らかの理由があり、休日を利用して(ボランティアで)ゴミ屋敷の元を訪れている。
【B案】純粋に立ち退きを迫りに来ている。

A案だとすれば自由度が高く、好きに書けるが、B案はきちんとリサーチをしないといけない。いずれにしても「なぜ登場するのか?」を決めた方がベターだ。台本はふらっとやってきたことを装って、実は意図的に描いているのだから。
【東京公演】劇団壱劇屋「独鬼〜hitorioni〜」

【東京公演】劇団壱劇屋「独鬼〜hitorioni〜」

壱劇屋

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/07/12 (木) ~ 2018/07/17 (火)公演終了

満足度★★★★

最初は見方が分かりませんでしたが、これは絵本か紙芝居なのだと捉えるとしっくり来ました。ページの間は脳内補間するのですが提示される情報が少ないので想像(創造)力の乏しい私はもう少し描写してほしいと思いました。

85分中50分くらい殺陣ですが刀は日本刀でなくもっと幅広で大振りのものなので、チャンバラとはかなり動きが違っています。見慣れていない私には明らかな変化以外の(おそらく工夫が凝らされていたであろう)細部の違いが分からなかったのは残念でした。また殺陣に付随して登場人物達が別の場所へ移動するときの素早く精密な動きは見事なものです。

小悪党が跋扈する世界は北斗の拳だなあと思っていたらアフタートークで竹村さんもそう言っていました。リンとバットもいるし。まあバットは方向が違いますが。

最後にクイズです。この舞台では何度かおにぎりを食べるシーンがありますが、普通よりずいぶん薄いおにぎりです。どうしてそうしているのでしょうか?

ネタバレBOX

クイズの答え:アフタートークによると、最初は普通の大きさのおにぎりでしたが1日3ステージのときに合計18個も食べることになって体調を崩したそうです。                          
妄想シェアハウス

妄想シェアハウス

viking

ザムザ阿佐谷(東京都)

2018/07/12 (木) ~ 2018/07/16 (月)公演終了

満足度★★★

別の方も書いてますが、無理やり感はあったと思います。
純粋な妄想の人、過去の後悔を振り返りる人・・・妄想なのに・・・過去改編みたいな感じもあり、使い方の統一感がなかったため、深く作品に入れませんでした。
ただ、俳優さんの頑張り、やろうとしていることはおもしろいと思ったので、これからも気にかけていきたいと思いました。
涙する人の気持ちもわかりますが、もっとグッとくるものが欲しかったです。

THE SHOW MUST GO ON !!

THE SHOW MUST GO ON !!

劇団天動虫

ワーサルシアター(東京都)

2018/07/11 (水) ~ 2018/07/16 (月)公演終了

満足度★★★

「ショー・マスト・ゴー・オン」とくれば、クイーンじゃなく、スリー・ドッグ・ナイトやレオ・セイヤーの曲の方に思い入れが強い世代だからという訳ではないでしょうが、どうも音楽の使い方と、その際の演出が個人的に今イチ。趣味の問題と言われればそれまでですが…。

ネタバレBOX

冒頭の瓦版屋のセリフが2度ほどつっかえたように聞こえ、それ以降はよかっただけに、あそこは残念。千之丞を演じた役者さんが、安定していて好きでした。

あと、開演前の前説時に出てきた物販のお嬢さんたち。グッズの紹介はいいですが、ちゃんと価格を言わないと。2点ほど価格を言ったようにも見えましたが、客入れのガヤガヤでまったく聞こえませんでしたし、ほとんどは紹介のみ。可愛らしいお二人だったけど、あれでは一見さんは怖くて手をあげられません。客入れ時の対応がよかっただけに、もったいないと感じました。
クグツ流離譚

クグツ流離譚

玉城企画

アトリエ春風舎(東京都)

2018/07/12 (木) ~ 2018/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★

謎の作品ながら聴覚と視覚で楽しんだ。ときどき棒読みに聞こえたので、あと少し唱えるようにしてほしい。

子供のためのシェイクスピア「冬物語」

子供のためのシェイクスピア「冬物語」

華のん企画

あうるすぽっと(東京都)

2018/07/10 (火) ~ 2018/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

台詞回しを注意しながらも
現代風な表現なども随所に取り入れて
なかなかに楽しい舞台表現となっていました
開演前には歌のサービス(イエローヘルメッツ)などもあり
楽しかった2時間20分(15分の休息あり)全2幕

ネタバレBOX

演者さんたちの格好の
基本は有名な宮沢賢治さんの写真みたいな
黒い帽子にコート姿で
脱いで登場人物に早変わりとか
黒いままで黒子の行動と上手に使い分けてて
理解し易かったデス

拍手音とかも使い方上手でした

進行役は赤顔で身長1mぐらいの
手持ち人形さんでした

客層は年配の方々が多かったかしらねぇ

シェイクスピアには珍しく(^-^;)
とても気持ちの良いハッピーエンドではあるのだが
妻の不貞を疑う物語最初の方の王の放言は
なんとも病んでるなぁとか思えたねぇ・・・・・
そこも面白おかしく演者さんたちの
突込みがユニ~クで楽しかったケドね
【東京公演】劇団壱劇屋「独鬼〜hitorioni〜」

【東京公演】劇団壱劇屋「独鬼〜hitorioni〜」

壱劇屋

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/07/12 (木) ~ 2018/07/17 (火)公演終了

満足度★★★★★

初演を見ていたので,ハードルを自分では上げていたのですが,初演よりパワーアップしていて、カッコ良くて、美しくて、思わず「尊い」という表現を使いたくなりました。映像でも凄いのが分かるかもですが、空気とか風とかも含めて劇場へ体感しに行ってほしいです。箱推しできる壱劇屋さん、東京に来てる間に是非どうぞ。

悪役たちの反省会

悪役たちの反省会

tea for two

小劇場B1(東京都)

2018/07/04 (水) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/07/04 (水) 19:30

価格3,300円

古今東西の様々な「悪役」8人(組)が自分のしたことに関する「反省」をプレゼンテーションするショウの体。名前程度しか知らなかった人物について知ることができた他に割と知っていたつもりの人物についても背景など新たな情報を得たりいろいろと勉強になる(?)。
そうして、どう落とすのかと思いながら観ていたら「そう来たか!」という予想外な落とし方で頬が緩む。
また、プレゼンテーションに使われる資料画像の中には司会者に急かされて早送りされるものもあり、これがまたチラリと見えた範囲内では面白そうで何らかの形で公開されないものか?と思ったり。(真顔)

慕情の部屋 2018

慕情の部屋 2018

スポンジ

駅前劇場(東京都)

2018/07/11 (水) ~ 2018/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

3、4回観ているが今回が一番分かり易く面白い。
駅前劇場でやるだけあって劇団としても勝負をかけてきたということか!?

ネタバレBOX

聴覚で味わう演劇-
とてもノイジーなS.E.が個性的でcool!
月の海 2018

月の海 2018

日穏-bion-

「劇」小劇場(東京都)

2018/07/11 (水) ~ 2018/07/17 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/07/11 (水) 19:00

 2016年初演の作品の再演で、初演も観ている。初演を観たときも凄い芝居に出会ったと思ったが、今回も期待に違わぬ、素晴らしい出来である。初演とほとんど変えていないとのこと。認知症の母の介護のため、仕事を辞めて田舎に戻った静(岩瀬)を軸に、行方不明から戻った弟(?)や、幼馴染みのケア・マネージャー、近所の八百屋夫婦など、心温まる物語ながら、秘密が徐々に明かされるプロセスをドキドキしつつ楽しむ…、という展開。細かなエピソードの回収や丁寧な仕掛けは見事である。風鈴の音という効果音まで計算されている。
 ちょっと気になったセリフがあったのだが、終演後、主宰・作・主演の岩瀬氏に直接伺って納得。そこまでも考えていたのか、と感心させられた。

慕情の部屋 2018

慕情の部屋 2018

スポンジ

駅前劇場(東京都)

2018/07/11 (水) ~ 2018/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★

セットが素敵でした。役者さんも皆さん上手でした。
ただ、たったの1時間半なのに長く感じました。
開園前にブランケットを声掛けしてくれているのは嬉しかったです。

『東京酒徒』

『東京酒徒』

大かはづ師匠

エリア543(東京都)

2018/07/11 (水) ~ 2018/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/07/11 (水) 19:30

座席2列

大統領師匠×かはづ書屋の共同企画公演。
それぞれが40~45分の舞台を演じるといった企画なのだけれど、まあ、これほどテイストの違う劇団のコラボというのは、どうしたものなのか。演劇祭というのなら判るけれど、超意外。
個人的に仲が良いのかな。

さて、まずは「かはづ書屋」の舞台。「小さき夜」
次回公演が「Dの再審」の再演ということで、(この作品の面白さは認めるとして)新作期待していた私にはちょっと残念だった。(前回の「巨獣の定理」が、また1つの進化だと思っていたので)しかし、そこに今回の舞台は、まさに僥倖といえる。期待していたテイストは健在である。

編集者横溝正史が、神戸の谷崎潤一郎宅に雑誌「新青年」の連載原稿を受け取りに訪れる。しかし、谷崎は「新青年」で江戸川乱歩「芋虫」(掲載時題名は「悪夢」)が伏字だらけで掲載されたことに触れ、自らの耽美的な傾向の連載が、同じような扱いになるのではないかと危惧して執筆を拒否。
そこで、横溝が提示したのが、ある探偵小説の謎を、谷崎の創案で解いてくれれば、連載中止の上、原稿料のみを支払うという条件。ここに横溝と谷崎の推理論争が開始される。その探偵小説は、過去、谷崎の担当をし、横溝の下で働いていた「わたなべ おと」という編集者兼作家の遺作だった。彼は2年前、谷崎の元に原稿依頼に訪れた帰りに
事故死を遂げていた、、、、

島田 雅之氏の暑苦しさは健在!これを謎解きというのかは疑問だけれど、創作論争といえば、なかなか意欲的で面白い作品である。

大統領師匠は4つのコント。
面白かったのは、1つめのさるかに合戦の話と4つめのディズニーランドに破壊神降臨する話かな。
前者は臼の倫理観と、かにの復讐への執念のズレが秀逸でして、ここでの笑いは、認識のズレと、表面と隠された内心のズレ、ズレって大切なんだなあ、と感心した( ´艸`)。
後者は、ある女優に振り回される、周囲巻き込み型の( ´艸`)。
高畑亜実氏のぶっ壊れ具合が楽しめて、ディズニーランドが阿鼻叫喚の渦となります。
大統領師匠は最近高畑亜実氏がお気に入りのようですね。ディズニーキャラのパーツ当て(何のことかはご覧いただければ)の楽しみがあります。

席が31席とかなり狭いスペースですので、未見の方はすぐチケットを予約すべし。もう完売かな。

THE SHOW MUST GO ON !!

THE SHOW MUST GO ON !!

劇団天動虫

ワーサルシアター(東京都)

2018/07/11 (水) ~ 2018/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

 出雲の阿国は元々“ややこおどり”などを演じながら、諸国を回って居た訳だが、1603年京都は北野天満宮境内で当時流行った傾奇者の風俗を取り入れた“かぶき踊り”を披露して人気を博した。

ネタバレBOX

これが歌舞伎の発祥と謂われる阿国歌舞伎の史実ということだが、今作は、無論このようなことは換骨奪胎している。以下今作についてである。
 先ずは、板上造作から、移動可能な厨子のような函が設えてある。表・裏で若干差がある。片側は襖のように両開きにできる扉がついており、其の奥は人が隠れられるほどの空間を為して反対側に繋がる。反対側は、謂わば屏風のように折り曲げ可能になっている。この表裏を土台ごと動かして適宜使い分ける。時に、小屋の舞台として、時に何らかの建物として。この他、下手客席側と上手側壁際に板から腰の高さ辺り迄上げた小さなスペースを設けてあるが、大道具は以上である。
 作品内容についてはタイトルが示している通り。但し、各々のキャラが演じる内容が謂わば一種の演劇論となっており、その相克として観ることもできる。また瓦版が座に与える影響を書き込むことで、メディアの影響力やメディアリテラシーを考えさせる点でも興味深い脚本になっていると同時に、キャラの各々が為すべきことを最後まで追求する姿勢を示すことによって、人としてのレゾンデートルを示唆し、責任と倫理迄考えさせる作品になっている。エンターテインメントとしての展開も面白い。実際、話がどのように展開するかは観てのお楽しみだ。役者では、瓦版屋(上手い)、六(一所懸命で好感が持てる)、代書屋(味がある)、光悦(ディレッタントとしての意地)を演じた役者さんが気に入った。

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