最新の観てきた!クチコミ一覧

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へぼ侍

へぼ侍

OSK日本歌劇団

近鉄アート館(大阪府)

2023/08/25 (金) ~ 2023/08/28 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とにかく、面白かったです!
歌も踊りも芝居も、適材適所の配役だったと思います。
再演の価値がある舞台だと思います。

『ドッペル・クラウンとおもちゃ箱』

『ドッペル・クラウンとおもちゃ箱』

劇団月光斜

立命館大学衣笠キャンパス学生会館1階小ホール(京都府)

2023/12/21 (木) ~ 2023/12/23 (土)公演終了

満足度★★★★

ファンタジー 最近の月光斜はハズレが無い 今回も定刻に始まらない以外は完璧に近い 結構すすり泣きも有り、私も泣いた❗
次回も期待します‼️

十二月大歌舞伎

十二月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2023/12/03 (日) ~ 2023/12/26 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

天守物語

坂東玉三郎、中村七之助、中村勘九郎と素敵な面々が揃い、お二人の女形が誠に素晴らしい。
舞台で見ると、デウス・エクス・マキナ過ぎるなと思う物語だが、鏡花は小説ではなく戯曲として書いたことをどう受け止めるべきか。

獅子の動きや、逆光で「とうりゃんせ」を歌う天守内部が浮かび上がる始まりなど、鏡花の戯曲の雰囲気を見事に魅惑的に舞台に載せていた。

憶えてるのは言葉じゃなくて

憶えてるのは言葉じゃなくて

チャミチャム

カフェムリウイ「屋上劇場」(東京都)

2023/07/27 (木) ~ 2023/07/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/07/28 (金) 17:00

元彼とのあれこれを一人語りで見せる65分。恋愛でありがち(?)な「理屈ではない不条理さ」に懐かしさ(爆)を覚える。
また、演技エリアの背景となるテラスとそこへのドア・窓を上手く使った(見立て含む)この会場ならではの演出が楽しい。
あと、二人の会話を上下(かみしも)切り替えで見せる手法(これも上手い(演出・演技とも))に落語を想起。
ただ、「火蓋を切って落とす」という表現があったのははいただけない。火蓋は切るものではあるが「切って落とす」ものではないんだな。

六英花 朽葉

六英花 朽葉

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2023/08/05 (土) ~ 2023/08/09 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

弁士・荒川兄妹の人生の物語であると共に、あの時代を精一杯生きた人々の大きなうねりを感じる物語。
そして芸に生きる人々のドラマであるとともに「家族の物語」。血の繋がった家族は勿論、血の繋がりとは関係ない「家族」。それぞれが懸命で、時には自分を想い、相手を想い。誰が悪い訳ではないけど切ない。脚本・演出の巧みさと芸達者な役者陣。今年観た作品の中でもトップクラス。

十二月大歌舞伎

十二月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2023/12/03 (日) ~ 2023/12/26 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

猩々

お能とは違う、華やかさと疾走感がある。勘九郎、種之助の動きに笑いが起こる場面も。
猩々の可愛さと酔う様が楽しめる舞だった。

十二月大歌舞伎

十二月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2023/12/03 (日) ~ 2023/12/26 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

俵星玄蕃

有名な話を、2.5次元舞台の印象が強い西森英行が演出した。そのためか、青虎演じる中村藤馬が若干ナヨナヨした男に見えたり、全体的に湿度が高めな気がしたりする。
一方で、掛け合いのテンポや立ち位置などが良くできている。人物の心情や関係性がとてもクリアであり、爽やかな人情物として仕上がっている。

十二月大歌舞伎

十二月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2023/12/03 (日) ~ 2023/12/26 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

今昔饗宴千本桜

初音ミクがついに歌舞伎座に。開幕前には過去の公演やペンライトの使い方の映像が流れる珍しい光景があった。ペンライトは初音ミクファンの若者世代が持つのだろうと思っていたが、白髪の年配の方も取り出していて驚いた。異様な光景だが、老若男女皆がこの芝居に期待しているという熱気が会場を覆っていた。このような環境に身を置くのが久しぶりで、素晴らしい瞬間に立ち会えたと思った。

紙吹雪やプロジェクション、火花など、普段の歌舞伎座では見られない演出盛りだくさんで、視覚は大いに満足できた。一方で、粗が多い。
脚本は、殺陣や歌いを多く取り入れるために常に山場といった感じだし、時間が途中で飛ぶことが活きていない。また冒頭、日章旗のなか軍服にも見える装いで初音が歌うオープニングから、日ノ本に青龍が攻めてきて、桜によって守られるという筋立ては、前時代的な浅さを感じる。ましてや、ペンライトや掛け声で、この筋に客を巻き込むことへ抵抗もあった。
演出は、初音ミクに加えて、青龍や犬などの生物といったCGが苦手とするモチーフをプロジェクションすることで没入感が失われている。千年時を飛ばすのであれば、銀魂のような近未来と和装を合わせる方が、手法が活きたのではないか。

しかしながらクライマックスでは、客の多くが立ち上がってペンライトを振り、拍手も鳴り止まなかった。イベントとして成功していることは間違いない。

OUT OF ORDER

OUT OF ORDER

シーエイティプロデュース

世田谷パブリックシアター(東京都)

2023/12/07 (木) ~ 2023/12/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/12/15 (金)

むちゃくちゃ笑った!
ドタバタ コメディ 超面白かったです。
ユースケ・サンタマリア&中村倫也 最高でした!

ジムに言っといて。

ジムに言っといて。

鳥塚企画

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2023/12/13 (水) ~ 2023/12/16 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/12/15 (金) 19:00

90分。休憩なし。

トリプルパパパーズ!

トリプルパパパーズ!

はらぺこペンギン!

新宿シアタートップス(東京都)

2023/12/13 (水) ~ 2023/12/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/12/15 (金) 14:30

120分。休憩なし。

ジャズ大名【愛知公演中止】

ジャズ大名【愛知公演中止】

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2023/12/09 (土) ~ 2023/12/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/12/13 (水) 14:00

125分。休憩なし。

「シド・アンドウ・ナンシー」「ぬけ男、恥さらし」

「シド・アンドウ・ナンシー」「ぬけ男、恥さらし」

MCR

OFF OFFシアター(東京都)

2023/12/06 (水) ~ 2023/12/12 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/12/11 (月) 19:00

「シド・アンドウ・ナンシー」95分。休憩なし。

「慈善家-フィランスロピスト」「屠殺人 ブッチャー」

「慈善家-フィランスロピスト」「屠殺人 ブッチャー」

名取事務所

「劇」小劇場(東京都)

2023/11/17 (金) ~ 2023/12/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

久しぶりの名取事務所。
個と社会を描く絶妙なバランス。素晴らしかった

海をゆくもの

海をゆくもの

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2023/12/07 (木) ~ 2023/12/27 (水)公演終了

実演鑑賞

やはり舞台の小日向さんはよいですね。どんでん返しには圧巻
ところどころ噛み合わない感じが惜しい

東京ローズ

東京ローズ

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2023/12/07 (木) ~ 2023/12/24 (日)公演終了

実演鑑賞

本の粗が目立つ。人物を交代していく形式は斬新である。

吉例顔見世大歌舞伎

吉例顔見世大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2023/11/02 (木) ~ 2023/11/25 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

壮大な話に対して、菊之助の才能が光る。ナウシカも見事だったが、歌舞伎の手法を新たな物語を紡ぐのに組み合わせる試みは今後も楽しみだ

東京ローズ

東京ローズ

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2023/12/07 (木) ~ 2023/12/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度

こういうことはやってはならないことだと思う。
海外の演劇祭に出かけて行って、トライアウト中の日本素材の舞台をチラと見て日本で買って上演してしまう。完成してからでもいいではないか、仁義に反することだと思う。それを国立の劇場が?恥ずかしくないのか。これで協力していると考え違いをしている。
脚本は英米で散々作られてきた30年代から50年代にかけての、第二次大戦をめぐる国家と個人の葛藤がテーマである。戦時中偶然の機会でラジオトーキョーの海外短波宣伝放送のアナウンサーになり、東京ローズとして戦争アイドルになり、戦後は国家反逆罪に問われた不幸な女性の半世紀である。アメリカには赤狩りの歴史があり、イギリスには戦時中のスパイで問われた思想家たちがいる。(もちろん日本にもいるが、内容が違う)
英米とは国家への忠誠心の質も内容も違うので、脚本も日本人にわからせようとはしていない。アメリカの国家への反逆が問われるに至った半世紀の長い物語である。それは全くと言っていいほど日本の事情は違う。わかりにくいところを無理やり、日本の事情を押し込んで、日本人の物語にしてまとめてしまう(最後の三十分)のは、全く理解に苦しむ。
さらに言えば、主人公を6人の俳優で次々と演じていくのも意味がわからないし、どう見ても無理なシーンが多いのに無理やりフィメールキャストでやる意味も分からない。舞台を見れば、まるで俳優が乗っていないのが見える。
そもそもこのテーマをミュージカルでやる意味もわからない。確かにこのような素材を最近はミュージカルでも取り上げるが、この舞台では楽曲もおおむね平凡で、これならストレートプレイで正面からやればいいのに、と思う。いい女優も出番が終わるとさっさと、お役御免という退場をしていく。
この素材は興味を引く素材で、日本でも海外でもかつて、何度も演劇・映画製作者が手を付けて挫折している。完結できたのはテレビのドキュメンタリー・ドラマ風のものだけではないか。すでにドウス昌代の優れたノンフィクション本以来50年、その後の裁判記録も公開されている。難しい素材に暢気に無手勝流で臨んで、やったつもりになっただけ。
その辺はよく客席も知っていて、いつものように半分も売れなかったのだろう、見た回は半分から後は、都内の演劇学校生徒の団体ががやがやと入っていた。



Strange Island

Strange Island

Nakatsuru Boulevard Tokyo

サンモールスタジオ(東京都)

2023/12/13 (水) ~ 2023/12/20 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ファンタジーと銘打ってあるが、実にリアルな政治風刺劇ですね。家族の愛憎やルッキズムの問題も加わって、カオスな展開にのめり込んでしまいました。尿意も忘れる充実の2時間半。

ブラウン管より愛をこめて-宇宙人と異邦人-(7/29、30 愛知公演)

ブラウン管より愛をこめて-宇宙人と異邦人-(7/29、30 愛知公演)

劇団チョコレートケーキ

シアタートラム(東京都)

2023/06/29 (木) ~ 2023/07/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/07/12 (水) 14:00

昨今の作品群とは趣を異にし、特撮ヒーロー番組の裏話的なものを軸に差別に関して語る。
題材的に娯楽要素も多く、元ネタがワカる身にとっては冒頭のS.E.~音楽で頬が弛んだのを筆頭にあれこれ大ウケ。
そんな中に「差別が生まれる原因」「差別をなくすためには?」などをさりげなく織り込んで、終盤にはさらに「こういう差別も」という現代的な(?)命題にも触れるのがいかにもここらしい。
また、舞台中央のミニチュアセット/ジオラマに手前から明かりを当てて後方のホリゾントに影を落としたりスポットを当てたりの効果が秀逸。「こういうテがあったか!」と狂喜♪
あと、劇中の中心作品である「ワンダーマン」のタイトル、wonder と wander をかけたものであることにもニヤリ。

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