
「熱海殺人事件」「青春かけおち篇」
★☆北区AKT STAGE
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2018/12/11 (火) ~ 2018/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★
「熱海殺人事件」観劇。
オーソドックスなバージョンの熱海、4人が紡ぐ物語が丁寧にかつ体当たりで演出されていた印象。
役者の熱演もあり、非常におもしろかったです!

埋める女
城山羊の会
ザ・スズナリ(東京都)
2018/12/06 (木) ~ 2018/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★
タイトルと内容がごっちゃになり易い劇団の一つ(TRASHMASTERSも然り)。
理由はたぶんチラシが出た段階で内容に関するヒントが殆どない。劇場でいきなり、バーンと見せられる所為だ。
今回も城山羊の会の芝居であったが、そのテイストを演出面にて改めて確認した。場面の変わり目の暗転、どこかから聞こえる奇妙な(どうやら生物が発する)声。濡れ場を作るのは相変わらずだが、今回は話にまとまりがあるせいか不自然さを感じさせず、「筋の通った話」だというだけで良心的な印象を抱かせるのは、「無駄に背徳」でないから、という事だろうか。
今回はユタカという名の中年男(トラックの運ちゃん)が主人公、客に向かって身の上話をするように芝居が始まる。この「観客」の使い方が絶妙で笑ってしまうが、笑いが起きるというのも、「まあ俺の話を聞いてくれ」式の分かりやすい構造が、ズレを作り易いからだろう。舞台はどこかのちょっとした高台にある空き地のよう。話じたいは取り立てて紹介する程のものはないが、居そうな人間のやりそうな言動が満載で、それが溜飲を下げる。
スズナリは「奥」や「裏」があるように感じさせる劇場で、今回の美術でも実在感と奥行が芝居を助けていた。

エダニク
ハイリンド
シアター711(東京都)
2018/12/07 (金) ~ 2018/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
男三人の暑苦しいハイテンション会話劇が素晴らしい。
ドハマリのキャスティングでそれぞれの背景が浮かび上がる。
ほろにがラストがなかなか素敵で、女じゃこうはいかない。

笑顔の砦
庭劇団ペニノ
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2018/11/29 (木) ~ 2018/12/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
漁師 二人の弟分 隣に越して来た 介護の親子 不機嫌な娘。娘の気持ち 心の変化。漁師の1人の寂しさ 床下の猫 映画マカロニウエスタン 繰り返す毎日 老いていく 変わる。最高にリアルなセットで芝居に現実感が出る。 身につまされた。

「約束は溢れる泡沫のよう、掬えもしないのに。」
劇想からまわりえっちゃん
小劇場 楽園(東京都)
2018/12/05 (水) ~ 2018/12/09 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/12/07 (金) 14:00
価格3,000円
【からまわりレッド 王道】
人間界で暗躍(?)する妖精たちに彼らを元の世界に帰そう(と言うより強制送還?しよう)とする組織の手が迫り……なファンタジー。
前説で青沼主宰が「王道あるあるです」と口にした通り「そうそう、こういう時はそうだよね♪」「やっぱりソレかい!(笑)」とどこかで見たような「お約束」的展開満載。(展開に限らず一部衣装も「ベタ」)
しかしそれらは具体的な何かに似ているのではなく「概念的な(?)いつか見たアレ」なのではないか?先人の創作物の安易な模倣ではなく一度自分のものとして消化・吸収してから新たな表現として創り出している(=ある意味「温故知新」)のではないか?……なんてことを考えた。

「熱海殺人事件」「青春かけおち篇」
★☆北区AKT STAGE
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2018/12/11 (火) ~ 2018/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
【熱海-】鑑賞。
まずは、チラシに載っていない潮みかさんがどう絡んで来るのか、期待して熱海を先に観に行きました。
やっぱりこの人の存在感は凄い。
また、もう一つの目玉である演出家-これまでに何度観たか覚えていない位に俳優・大江裕斗さんを観ましたが今回は演出ということで・・。
こちらも色々と楽しめました。

エダニク
ハイリンド
シアター711(東京都)
2018/12/07 (金) ~ 2018/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★
先週見た三鷹の星のホールが見事だったので、同じ作者の舞台を追っかけ気分で見にいった。期待にたがわず。いやぁ、旨い作者は何でも書けるんだ。
こちらは三鷹の「逢いにいくの、雨だけど」とはがらりと変わって、喜劇調。松竹新喜劇の座付も勤まりそうな笑いのシチュエーションに、台詞の運びも「超」うまい三人芝居である。この戯曲は09年に自分の劇団でやった作品の再演と言うが、まったく古びていない。食肉処理場と言うなにかと難しい舞台を使いながら、笑いの中に、今も続く(これからも続きそうな) 社会問題から哲学的問題まで、現代社会の課題を生活者の目で巧みの潜らせている。関東の小劇場のように、声高に主張したり、これ見よがしに斜に構えたりするところもない。観客が芝居を見るたのしみを心得た心憎い大人の作りなのである。
登場人物は三人でその居場所も狭いものだが、その生活の場から笑わせながら大きなテーマにに広がっていく。類型的な人物設定ではあるが、キャステキングがうまくハマって、扉座の有馬自由など、久しぶりに生き生きしている。初めて見る比佐一平も、現代青年のガラを抜けた演技をする。この二人が芝居の進行とともに、観客の期待を裏切りながら変わっていくところが面白い。最後の四分の一ほどは少しドタバタになりすぎたかとも思うが、上滑りはしていない。90分。
この作者、私は今年3本目、どの作品もそれぞれによかった。いまは百人級の小屋だが、来年は、たちまち売れて200人級の小屋を席巻しそうだ。さて、そこから次が難しい。多くの期待を背負った関西の人たちがここで失速している。しかし、この作者は、戯曲の木目が細かいから折れないとも思う。年末の来年への愉しみが増えた。

獰猛犬~DO‐MO‐KEN~
ICHIGEN
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2018/12/06 (木) ~ 2018/12/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
癖がつよーい人たちがあつまって、あれやこれや。惹きつけられてあっという間の1時間50分。楽しめました。よかったです。

SDN2018 『ハマったら出られなくなりまして』
無名劇団
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2018/11/22 (木) ~ 2018/11/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
今 向かい合う 穴を掘るサチコ、幸子は見つめ合う 幸子の見栄を捨てる穴に見えた、サチコと幸子が見つめ合う、少し救われた様にも見えた。この芝居、ダンス衣装音楽 ポップな作りで、とても暗い心の、残酷 利己 誉められたい、部分を上手く描いている。

朗読劇 Helen~ともしびをかかげて~
劇団SE・TSU・NA
大阪市中央公会堂(大阪府)
2018/11/23 (金) ~ 2018/11/24 (土)公演終了
満足度★★★★
朗読劇とはいえ動きがある演出やったんで普通のお芝居観る感覚で楽しめました☆小劇場でお馴染みのメンバーによる豪華なステージを堪能させて頂きました!

Reach Secret ~ 雪女 snow woman ~
Reach Entertainment Co.,Ltd.
妙善寺(東京都)
2018/12/07 (金) ~ 2018/12/08 (土)公演終了

つまづいても
NPO法人 社会貢献ミュージカル振興会
早稲田大学 小野記念講堂(東京都)
2016/10/19 (水) ~ 2016/10/19 (水)公演終了
満足度★★★★★
この回ではなく四谷区民センターでの公演を見ました。
良かったですよ。
この内容なのに観客が少ないとは何とももったいないし、残念だなあ。

IBUKI
Y’s ExP.
上野ストアハウス(東京都)
2018/11/30 (金) ~ 2018/12/04 (火)公演終了

ベッドトークバトル プレミアム
ショーGEKI
小劇場B1(東京都)
2018/12/07 (金) ~ 2018/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
Cチームを拝見。公演はA~Cの3チームで、各チーム演目は総て異なる。何れのチームも5作品。拝見したCチームの作品は何れも大人の内容をドライな笑いで処理、実力派の役者陣で楽しませてくれた。内容は、ネタバレで。但し、ネタバレは観劇後に見ることをお勧めしたい。(華5つ☆)

罪
Dangerous Box
浅草六区 ゆめまち劇場(東京都)
2018/12/05 (水) ~ 2018/12/10 (月)公演終了
異世界ファンタジー 自分の家族と向き合っていないお父さんが 異世界へ飛ばされて 自分の家族とおなじ顔をした 人たちの戦いに巻き込まれていく話
お父さんの罪とは何か 何から目を背け 何を伝えていないのか 何を思っているのか 家族とは何か 想うこと 伝えること 受け止めること 色んな愛を考えされられる舞台でした。
ダンサーさんの 表現力は 涙が出るほど美しく 役者さんも一緒に踊るシーンも素晴らしい。シリアスな中にも 随所に散りばめられた 楽しい会話や 表情 緊迫する空気を和ませるシーン そんな人間らしいところが大好きでした。音楽と 真ん中の照明だけが ある状態でカルビナと ダンサーさんの 祈りの舞をしていて 段々と光が広がっていく 美しさ 剣衆が集まってきて いう召喚の言葉 めちゃめちゃきれいでかっこいい そして 正面に現れる 今は敵となった息子 ハルビオン そこからの殺陣シーンがめちゃかっこいい...
ハルビオンが カルビナ(母親である巫女)に罪を思い出せ といってからの 全員での 「罪」
めっちゃ 迫力あって そこから始まるオープニングアクトが ほんとにやばかった... あんなにかっこいいオープニングアクト初めてでした。
客席も使う ダンスや殺陣がたくさんあり
さまざまな 人の思惑や想いが涙なくしてはみられない 見応えのすごい舞台でした。
観に行けたことが 光栄でした。
ありがとうございました。
長くなりそうなので これくらいでw

ゼブラ
ONEOR8
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2018/12/04 (火) ~ 2018/12/09 (日)公演終了
満足度★★★★
昔ズタボロの精神状態で新宿で観たときに温かい気持ちにさせてもらったのを覚えてて、今回の再演も終盤の回想シーンにはやっぱり泣けてしまった。
ストーリー自体は良かったしとても楽しませてもらったのですが、時折現れるトゥーマッチな語り口や戯画化された大げさな振る舞いがリアリティーに欠け、没入感に水を差すのがもったいなくて少々残念だった。

逢いにいくの、雨だけど
iaku
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2018/11/29 (木) ~ 2018/12/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
せせらぎの様な小さな日々の暮らしが突然の事故によって不意に濁流と化し、次第に2つの家族を飲み込み戻れないところまで運んでいく様が、ナチュラルで密度の濃い会話によって紡がれていて唸らされる。
1991年夏と2018年冬の2つの時間の流れが絶妙なタイミングで交錯するのも見事。時間の出し引きによって徐々にいろんなことが明らかになっていくので「この先どうなるの?」と思いながら2時間ずっと惹き付けられっぱなし。
猪俣氏演じる父親のエゴむき出しの態度や近藤氏演じる優柔不断で鈍感な台詞も「こんな人実際にいるんだろうなー」と思わせてくれる。(僕たちが好きだった)川村紗也さんのあっけらかんとしながらも我が子のことになると俄然強くなる母親役もよかった。
舞台美術も凝っていて、これはこれで凄かったけど、このお芝居を新宿眼科画廊で観たら一体どれほどの迫力があったのだろう?と想像したりもした。

スカイライト
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2018/12/01 (土) ~ 2018/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
3人芝居といいつつも、蒼井優さんと浅野雅博さんによる2人の芝居が中心。この2人の言い合いが凄まじく、舞台がまるでフリースタイルダンジョンのバトルステージのよう。特に浅野さん演じるトムの舌鋒が鋭く「それを言っちゃあ、おしまいよ」って言葉を速射砲のように次々と口から発するので観てて身が縮こまりそうに。
一方の蒼井優さんも膨大なセリフ量のある難しい役を情感豊かに演じてて本当に上手!蒼井さんが実際に包丁で食材を切ってパスタの調理をしつつ台詞をしゃべるシーンがあって、指を切ったり火傷したりしないかと心配したけど軽やかにこなしていてさすが。
上演時間が2時間45分というものの、1幕80分で休憩15分を挟んで2幕70分なので、短めのお芝居を2本観た感じで長さは全く感じなかった。B席で観たのだけど今回の公演は舞台前後に客席をおいたセンターステージなので、けっこう快適に観ることができました!

女中たち
風姿花伝プロデュース
シアター風姿花伝(東京都)
2018/12/09 (日) ~ 2018/12/26 (水)公演終了
緻密に造形された小空間で、芯があって力強く自由闊達な演技対決を堪能。原作に忠実なストレート・プレイ『女中たち』をやっと本格的に味わえた心地。主従逆転、殺人計画から人類の平等という虚構(戯れ)。那須佐代子さんの長台詞が素晴らしかった!震えたわ~♪ 12/26まで。

スカイライト
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2018/12/01 (土) ~ 2018/12/24 (月)公演終了
小川絵梨子演出「スカイライト」約2時間45分(15分休含)。充実!幸せ!俳優の演技だけでこんなに豊かな時間になることの証明。ロマンティックでスリリングで考えさせられて刺激されっぱなし。性差、年齢差が生む決定的なズレが身にしみる。大人の恋は否応なく生き方を問う。