最新の観てきた!クチコミ一覧

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トリックスター

トリックスター

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2018/11/14 (水) ~ 2018/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

ずぅ~っと“しっとりした大人の芝居”なイメージを持ち続けていた、私にとって十数年ぶりとなるスパイラルムーンさんの公演で、よもやヤクザの事務所を舞台に、ドスの効いた啖呵を聞こうとは思ってもいませんでした(笑)
若い役者さん達が威勢よく頑張っていたのも新鮮です。

今回、悪質な詐欺を扱っているのもイメージ的には画期的で、もしや凄く様変わりしているのかもと思いきや、さすが歴史を重ねてきた劇団さん。
独自のカラーに染め上げられた世界観と珠玉の台詞の数々を腰を据えてじっくりと堪能する事が出来ました。
思えば十数年前、人の優しさに溢れた独自の世界観を既にしっかり確立していたのですから根っこは変わっていません。
次回は再演となる作品だそう、きっと観に行きます。

くらげの骨

くらげの骨

フロアトポロジー

新宿スターフィールド(東京都)

2018/10/24 (水) ~ 2018/10/28 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/10/24 (水) 14:00

価格3,700円

15年前にとある高校で起きた殺傷事件で婚約者である女性教師を喪った深海調査艇乗組員は、当時生徒だった犯人を何度も叩きのめし続けていて(という妄想をしている?)……から始まる物語。
ある意味「ドグラ・マグラ」(本来の「堂堂巡り」の意味も含む)的世界に、一部ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督「メッセージ」を思わせる(アンドレイ・タルコフスキー監督「惑星ソラリス」との指摘もあったが未見)部分もあり、大好きなヤツだった。

半ばを過ぎたあたり(?)で「あること」が明かされて、それまでのあれこれが一気に覆るのは「騙された快感」(笑)。
また、随所で照明効果が光る(←もちろん比喩表現)。あと、ある役に関連のある他団体の芝居も想起。(謎)

あと、芝居などで非現実的なことが起こると「そういう世界の話」か「作中人物の夢・幻想・妄想」か推測しながら観ていることがあると気付いた。

ネタバレBOX

後半で、復讐を考えている深海調査艇乗組員が実はその事件の犯人であり、婚約者云々は妄想(?)であったと明かされた時の衝撃たるや!

本当のことを言ってはいけない「嘘つきゲーム」にかこつけて苦しい胸の内を語る男が切なく、またそれを受けて語る風俗嬢もやはり事実を語っているようで切ない、とか、事件の遺族の心境や加害者家族への迫害(?)を描いているのか?……などと思いながら観ていたこちらの立場が宙に浮いてしまうではないか!(笑)

あと、「生まれ損ねた胎児」というモチーフもあり、これがこの日を含む4日間で観た芝居の3本に出てきたという小劇場シンクロニシティにもビックリ。
狂人教育 - 人形と俳優との偶発的邂逅劇 -

狂人教育 - 人形と俳優との偶発的邂逅劇 -

演劇実験室◎万有引力

ザ・スズナリ(東京都)

2018/11/09 (金) ~ 2018/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/11/15 (木) 19:00

見るのは今回初めて。列に並んでたら、開場10分前に「中のトイレは使えないので、北沢タウンホールのトイレを使ってください」とのアナウンスが。もっと早く言ってよ〜、と見る前は文句タラタラだったのですが、ステージを見たらそんなものブッとびました。アングラ、実験のお手本。音楽の比率が高かった。

トリックスター

トリックスター

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2018/11/14 (水) ~ 2018/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★

ドキドキハラハラホロリときて、最後はスカッとさせる。
観終わって気持ちの良い舞台でした。
カーテンコール(後?)の演出にも驚きました。

リサイクル始めました

リサイクル始めました

劇団ウルトラマンション

ワーサルシアター(東京都)

2018/11/14 (水) ~ 2018/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日とは全然別物の世界が待ってました!そうかー昨日はやっぱり緊張感でガチガチだった気がしますね。それが皆さん何かが吹っ切れたようなとってもしっとりとしたお芝居になって、涙の量が倍増してしまいました。これこそお芝居の醍醐味、楽しかったなー。それと何気に放り込まれてる過去作オマージュの名セリフや小道具衣装探しも楽しみの一つでした。
さあ、また明日違う発見が楽しませてくれることでしょう!

われらの星の時間

われらの星の時間

劇団俳優座

俳優座劇場(東京都)

2018/11/08 (木) ~ 2018/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/11/15 (木) 14:00

座席1階

ラッパ屋の鈴木聡が脚本を書き、オフィスクレッシェンドの佐藤徹也が演出を担当。軽い認知症の高齢者5人が集団脱走し、ハロウィンの街を仮装して歩き回る、という物語。認知症の人が「ぼけている」とき、どういう思考回路になっているのかを分かりやすく提示している。認知症の人にどう接するかを一般の人が学ぶのに、とてもいい教材になっている。
演出も見事だった。特によいのが、場面転換などの音楽にボレロを使っているところだ。最初はピアニシモから始まるボレロは最後、強烈な盛り上がりを見せて幕切れとなるのだが、この舞台も、物語と共にする音楽としてはまさにぴったりなのだ。
最後の方で、タイトルの謎解きもされる。丁寧なつくりだった。
介護や認知症問題を縦糸に、報道の在り方が横糸と成って紡がれる。テレビ局ではスポンサーや関係者に配慮して本当のことを伝える番組作りができなくなっているのかもしれないが、しがらみを振り切って新人ADとディレクターが奮闘する、という物語はそれなりにおもしろい。が、それが介護の物語と良好なパートナーになっているかという点では少し疑問が残る。これはこれで重要な問題だから、「報道の在り方」単独での舞台があっていいようなテーマだ。
さすが俳優座だけに、高齢者から若者まで役者揃い。せりふもよく通るし、間の取り方もしっかりしていて安心してみていられる。俳優座は「七人の墓友」でも高齢者問題をうまく切り取って舞台化した。この作品も鈴木聡の書き下ろしだ。次作にも期待したい。

終盤では感動で涙が出た。秀作だ。

トリックスター

トリックスター

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2018/11/14 (水) ~ 2018/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

 中盤、上質な推理小説のような展開をみせ、ぐんぐん引き込まれる。ちょっとそうではないかな? と思っていたことをネタバレに付け足しておいた。また、ブログには、更に少し付け加えた文章を載せている。URLはhttps://handara.hatenablog.com/ 11月16日

ネタバレBOX

 人間はたった旬日の間、飲み食いを完全に断っただけで簡単に死ぬ。エネルギーの使用状況等の関係で生き残る者はあるかも知れないが、普通に働き、或いは生活をしてゆけば先ず倒れる。その程度の生き物である。そんな軟弱な生存が、やれ理論で勝ったの負けたの、或いは容姿が良いだの悪いだの、金持ちだの貧乏だの、要は比較級の中で必死に優劣を争い合っている。
 一方、核の塵だの、人間が生産してしまって地球という母の胎内である海や地底に捨てた有毒物質や微小な生命体やウィルスなどによっても分解されないケミカルな塵は、今後、この命の星の生態系に如何なる悪影響を及ぼすかも解明できない。
 更に、上記の如く下らない理由で他人を蹴落とすことに夢中で、問題の本質を見ようともしない大多数の人々と上から目線で社会の尺度を作ったと言う官僚、政治屋、利害得失に敏いだけの下司。こういった連中が今の日本社会をデザインし活用して、他ならぬ喧嘩の当人たちから吸い上げ不当にも己の私財と化していることは今更指摘するまでも無い。
 今作のタイトルはトリックスター。ネイティブアメリカンの民潭に登場するキャラクターだと記憶している。元々神や長(族長、王など)を愚弄する悪戯者として登場する一方、文化的英雄としての側面も併せ持つのは、彼らが人に知恵や様々な道具をも齎すとされるからだ。作品のオープニングにポーカーのシーンが登場するのは無論偶然などではない。トランプにはジョーカーが含まれており、ポーカーゲームには、これを用いないのが通例だから、この時点でジョーカーが人間界に降りていると捉えられるのである。従って本来強面であるべきハズの組事務所メンバーに余り威圧感が無いのは必然で、そう解した方が面白かろう。逆に非常に知的で上質な推理小説のような展開が中盤待ち受けているのは、このような前提と演劇の本質である歌舞く技術が重ねられた、また歌舞くことによってしか描けない真理を表現する為であるとすれば、これはずっとスパイラルムーンが追い続けてきた表現することの意味そのものでもあろう。
 終盤、慎の問い掛けから始まる一連の本質的問いでは、先ず民主主義とは何か? が問われる。それが人民が権力を握り行使することであるとすれば、戦争にするか、しないか。では多数派はしないであり、原発再稼働する、しないか。でもしないが多数派だ。然し民主主義で望まれている多くの事柄で様々なデータによって明らかに多数派を占める民衆の願いが何故実現されていないのか? が問われるのだが、他にもたくさん上がる具体的な指摘で民意は反映されていないのが明らかである。
何故か? 王(即ち権力者)とは一番の詐欺師だから、ではないか? だとすれば、それが何故可能になるのか? 
 答えは観劇する我々自身が出さねばなるまい。何れにせよそれを為す為に仕掛けられている条件が、劇中で使った食材をちゃんと残さず食べることに示されている。どういうことか? 想像力の問題だ。即ち我々個々人が生きるということは、他の命を喰らい、資源を己の為に用いているということなのだ。このレビューの最初に書いた通り、たった旬日、飲み食いを完全に断つだけで、我らは簡単に死の危機に見舞われる。そして地球上には、多くの飢えた子供達が存在し、自分の暮らしたことのあるアフリカでは、外国人客が入るファーストフードショップなど大方1階にあり、客数の多い、而もセキュリティーシステムよりは開放制を重視するような店の前にはストリートチルドレンが屯し、客が食べ物を落とせばあっという間にテーブル下に潜り込んで拾って食べる。店にはガードマン程度は居て、子供をやんわり外へ追い出す。すると拾えなかった子供が襲い掛かり血を流し合って壮絶な喧嘩になる。そんな光景を見て来た自分にとって、「普通に」稼いで食える、ということが、単に己の生命維持の為に生き物の命を頂き資源を消費するのみならず、どれほど貧しい人々の犠牲の上に成り立っているのかが良く分かるのだ。今作は、その事実を舞台上で訴えかけた上で、キチンと法や権力機構では解決できない問題を解決する為の人為組織としてのトリックスター集団という夢を提起しているのだ。小さい頃、深川の長屋暮らしの経験も持つ自分の周りには、墨を入れたヤクザもたくさん居た。だが、あの頃のヤクザは、素人さんには迷惑を掛けない、という暗黙の掟が実際機能していて、警察がタッチできないような問題は、彼らが間に入って上手く収めていたものだ。無論、強面で怖い反面、親分さんなどと呼ばれて人々の間に溶け込んでもいた。今作に描かれた人々は、こんなタイプの人々をベースに置いてもいよう。暴力団というのが出てきた頃からこういった組織自体が無くなっていったように思う。
何れにせよ今作に出演している役者さんの中に福島出身の方も居るとのこと。3.11当日は卒業式だったとか。昨日WEBで見付けた素晴らしい作品があったので、そのサイト紹介もしておこう。
https://videotopics.yahoo.co.jp/videolist/official/anime/p21b8293e3c7ab7168c060b972a582147
また、権力というものがどの程度の広がりと強度を以て我らを洗脳しているかについては、ガザのことを少し知らせておきたい。日本の新聞には決して載らない実情である。
https://pchrgaza.org/en/

 ところで、矢張り開演時間の遅れも演出のようである。流石に芸が細かい。
享保の暗闘~吉宗と宗春

享保の暗闘~吉宗と宗春

雀組ホエールズ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/11/14 (水) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

8代将軍吉宗は知ってますが 宗春のことは知らなかったので見れてよかったです。ダンスありで楽しかったです。

B型の女たち7

B型の女たち7

三ツ星キッチン

小劇場 楽園(東京都)

2018/11/06 (火) ~ 2018/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

文句なしに楽しめました。
3人の女優さんのエネルギーをもらい(50分歩いて)帰宅しました。
同じ「B型女」としてあるあるでした。
次回も期待しています!!!

魔法少女的ゾンビ

魔法少女的ゾンビ

ムシラセ

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/11/08 (木) ~ 2018/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★

それぞれの役者さんのテンポが良く楽しめました。

消える

消える

中野坂上デーモンズ

OFF OFFシアター(東京都)

2018/11/14 (水) ~ 2018/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★

開演数日前の脚本家失跡でうろたえる劇団員達、妙にテンション高い怪しい家族、この2つが交わる時明らかになる真実を舞台装置なしマシンガントークで彩る約80分、開演前から演じられてるシーンが効いてくる構成にニヤリ。

サンザル、月をとる。

サンザル、月をとる。

電動夏子安置システム

アトリエファンファーレ高円寺(東京都)

2018/11/13 (火) ~ 2018/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/11/14 (水) 19:30

 ロジカル・コメディの雄、電夏が少し新しいパターンに入ったかのように思う。とあるアパートの1室を舞台に、奇妙なツールを使った、コミュニケーションの擦れ違いを見せる、「擦れ違い」パターンだが、死者が多く出るのと、親子の話題が多いあたりは新しい。劇団員以外は「初めまして」の役者が多いが、電夏ワールドはシッカリ構築されていて、確実に笑える。むしろ、いつもより分かりやすい作品かもしれない。ちょっと切ない終わり方もいい。今回は新野アコヤが大活躍である。

The Silver Tassie 銀杯

The Silver Tassie 銀杯

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2018/11/09 (金) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/11/13 (火) 18:30

 不思議な舞台だった。アイルランドのショーン・オケーシーの作品の本邦初演で、反戦悲喜劇と書かれているが、確かに、そういう作品ではあった。4幕仕立ての戯曲を、1幕と2幕、3幕と4幕と休憩1回を挟んでの上演だが、1幕で輝いていた男たちが、2幕の戦争のシーンを経て、帰還後の3・4幕で全く違った人生を送るようになる、という、ある意味で分かりやすい流れではある。だが、時代のせいもあってか登場人物の内面の変化の要因が今一つ分かりやすくなく、そこが芝居に入り込めない状況を産んでいるのが惜しい。
 ジャニーズお決まりの3回のカーテンコールで3回目はスタンディングというような舞台ではなかったと思う(そうやっていた観客は少なくなかった)。

太陽の棘

太陽の棘

劇団文化座

シアターX(東京都)

2018/11/08 (木) ~ 2018/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★

劇団文化座の舞台、いつも重厚なテーマ、芯のある芝居を制作しています。文化座では、「沖縄」をテーマにした作品が多く、今回はアメリカ人の目から見た「沖縄」、事実に基づいたフィクションです。日本の一部でありながら不幸な歴史を背負わされた沖縄、それは現在も続いています。舞台の話では、アメリカの青年軍医と二シムイの画家たちとの交流を描きながら、未だ解決されていない「沖縄の苦悩」を我々に提示しています。

或るアリス

或るアリス

Dangerous Box

浅草六区 ゆめまち劇場(東京都)

2018/10/31 (水) ~ 2018/11/04 (日)公演終了

豪華なキャスト陣と言葉遊び的なやり取り
そして独特の世界観
「あの」アリスではなくて「或る」アリス
なんだと思います

豊饒の海

豊饒の海

パルコ・プロデュース

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2018/11/03 (土) ~ 2018/12/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2018/11/14 (水)

14日ソワレを拝見(2時間40分、途中休憩15分)。

ネタバレBOX

途中休憩有りとはいえ、2時間40分の長丁場を感じさせない起伏に富んだ輪廻転生のストーリー。
時間軸を前後しながら展開される4つのエピソードは相互に齟齬を生ぜず、各エピソードへのスイッチも明確で「今、どのエピソード?」と観客が迷うことも恐らくなかっただろう。単なる「総集編」に終わらない優れた構成だった。
尺の余裕やセット・映像効果等の物量面での違いはあるものの、スピーディー過ぎて観客置いてきぼりになりがちな小劇場界隈も参考にして欲しいなと、上演中、ずっと考えさせられた。

ただ、たまたまだが、劇中の剣道のシーンにも象徴されるように、(上記と矛盾してしまうかもしれないが)全体に整い過ぎ・お行儀が良過ぎに感じられたのが、やや不満に思われた。

役者陣。
主演の東出昌大さん、決して舞台向きの声質ではないものの、そのスケールの大きな・鷹揚な雰囲気が、人生最初で最大の出来事に直面する侯爵の御曹司役にマッチしていた。
舞台だけでなく、映画『日本のいちばん長い日』でも阿南綾子役を好演の神野三鈴(かんのみすず)さん、登場の度に舞台の雰囲気が締まる! 今回も流石の演技だった。
アマヤドリの頃から何度か舞台を拝見している田中美甫さん。その端正な容姿・発声・バレエやモダンダンス等で鍛えられた身のこなしなど、(私の贔屓目も幾分混じっているかもしれないが)役柄の分を弁えた範囲内で、大舞台でも充分に映えていた。
こっちとそっち

こっちとそっち

劇団時間制作

萬劇場(東京都)

2018/11/14 (水) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/11/14 (水) 19:00

時間制作さんは今回で二度目の観劇になります。
Twitterで舞台装置がバケモノというお話を伺っていたので、開場が楽しみでした。
実際見るとかなり凄いです。
登場人物や部屋数が多いのに、こんなにキッチリ全員の生活空間を作る情熱凄まじいなぁと思いました。
個人的に8時だよ!全員集合のパトカーが屋根に突っ込むセットを思い出しました。

ネタバレBOX

絆がテーマのせいか、登場人物の孤独感が強く出ていたなと思いました。
孤独感が強くてどうにかしたいのに、鎖に繋がれたみたいにそこから動けない。
何も出来なくても、そこに居続けるしかないのは辛いよなぁと思います。
でも結局、幸せになるには本人たちが「絶対に幸せになるんだ!」と
不幸に傾かないように踏ん張るしか方法ないんですよね。
最後は不幸に傾いていた姉弟達が踏ん張れて良かったと思いました。

恋人同士や仕事仲間、幼馴染など色んな組み合わせがあり、
それらが結構あるあると思ったり、リアリティを感じる中で、
家族だけがどことなく異質に感じました。
そういう家庭もあるだろうなぁと頭で思えても、
どうしてもそうだと感じなくて、なんか不思議です。

地域差別が身近にある環境で育っていないので、
正直その辺りは「気持ちは理解できます」位のピンとこなさでした。
作中も差別を実感できるほどの問題が起こらないので、終始そんな感じでした。
そういう意味で一番感情が分かるのは東京から来た優生でした。
でも、多分こんなピンとこない人々ばかりになった時に
その問題は完全な終わりを迎えるのかもしれないですね。

細かい所では、
男女の喧嘩がかなり生々しくて、あるある!ってなりました。
あと、最後に田中さんが孤独じゃなくてよかったです。

お疲れ様でした。
『セルフポートレート』

『セルフポートレート』

colorchild

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2018/11/06 (火) ~ 2018/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/11/09 (金) 19:30

座席G列4番

#カラチャイ の真骨頂にして集大成。ハンナ・バーベラ(タツノコ・プロも少々)のアニメ+「グーニーズ」的なノリで冒険、憎めない悪役の改心、勧善懲悪、友情、お伽噺等にある教訓的なもの、スペクタクルなど詰め込んだ海賊たちの物語、まだ残っている童心を刺激されまくり。
また、ダンスが中村容子さんの個性丸出しで「これだこれだ、これがカラチャイの振付だ!」(笑)

考えるにcolor childの芝居って「逆2.5次元」ではなかろうか?
大人気の2.5次元はマンガやアニメを芝居やミュージカルにしているが、color childはの作品は芝居をマンガやアニメに近付けていて。

今後の個人としての活動や将来の再始動が楽しみ♪

また、前説での渡辺主宰の「(上演中に鳴る)着信音くらいでどうにかなってしまうようなデリケートなツクリではございません」というのもイイなぁ。(笑)

セールスマンの死

セールスマンの死

KAAT神奈川芸術劇場

兵庫県立芸術文化センター 中ホール(兵庫県)

2018/12/08 (土) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

前半は面白くも可笑しくもなく、理解に苦しんだ。
後半は家族の在り方や、思い遣りとは?と考えさせられる内容でとても考えさせられました。
観て良かった。
片平なぎさのお母さん役がとても良かった。
2時間ドラマの女王、赤い霊柩車のイメージが払拭されました。

ミュージカル「また、必ず会おう」と誰もが言った。

ミュージカル「また、必ず会おう」と誰もが言った。

全栄企画株式会社

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2018/11/14 (水) ~ 2018/11/18 (日)公演終了

今まで観てきた数十本のミュージカルのなかで、間違いなく「一番真っ直ぐ」なミュージカルです。

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