
幻想寓意劇 チェンチ一族
演劇実験室◎万有引力
ザ・スズナリ(東京都)
2019/04/05 (金) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
あらすじ 16世紀のイタリアの実話(*)に基づいたお話。チェンチ伯爵が妻や子供に虐待の限りを尽くし、彼らによって殺される。裁判で彼らは最初は父親殺しを否認するが拷問によって認めてしまう。次女ベアトリーチェだけは最後まで抵抗する…。
(*) ウィキペディアの「ベアトリーチェ・チェンチ」の項を参照のこと。
昔の小劇場はこんなにエネルギーに満ちていたのかと驚愕する舞台です。
過剰な演技、過剰な化粧、過剰な音響、過剰な装置の動き…とにかく過剰な演劇です。
圧倒的なイメージの洪水に五感が麻痺してしまいます。
舞台の前方(通路?)に何かがあってそこで何かをしているのですが後方からは全然見えません。
ホームページには「肉体による”暴力とエロス”の饗宴!」などという惹句もありますが、それは天井桟敷の公演のもので、この舞台では何もありません。お父さんたち、そこはお間違え無く。
しかし「スズナリ」の座席は小劇場界でも最低のレベルです。前後の間隔が狭いので一旦落ち着いたら体をほとんど動かせません。この舞台は観ているときは集中していたので苦になりませんでしたが終わったとたん一気に腰に来ました(泣)。

「遥か彼方に揺蕩う星空」
縁劇ユニット 流星レトリック
萬劇場(東京都)
2019/04/10 (水) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★
「青春SFラブコメディ」という言葉に、こちらが勝手に期待をふくらませてしまったのがまずかったのかも。そうじゃない舞台として観た方がすんなり入ってくるというか、もっと素直に観られたような。説明文もむしろこの言葉が入らない方が腑に落ちるような印象。上演時間は約2時間。

幻想寓意劇 チェンチ一族
演劇実験室◎万有引力
ザ・スズナリ(東京都)
2019/04/05 (金) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★★
怖いもの見たさな気分で行きました。スズナリでは体験した事のない音響効果でゾクゾクしました。舞台美術も面白かったし舞踏(でいいのかしら?)もあって興味深かったですが、きっと重要と思われる歌詞が聞き取れなくて残念でした。歌詞は帰りの電車で読むことができましたが、開演前の会場は暗い(演出効果上仕方ないですが)ので、歌詞はもとよりせっかくの相関図も読めませんでした。

南吉野村の春
劇団昴
Pit昴/サイスタジオ大山第1(東京都)
2019/04/10 (水) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★★
脚本、演出、演技等、演劇的要素は丁寧に制作し好ましい。その丹誠のような公演は、何かピリッとするものが足りないように思う。
(上演時間1時間40分)

1つの部屋のいくつかの生活
オフィス上の空
吉祥寺シアター(東京都)
2019/04/06 (土) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/04/08 (月) 19:00
座席D列14番
【青】2ステージ目
鵺的「修羅」
小劇場ネタで笑いをとっておいての本筋はタイトル通り修羅場。その修羅場ぶりは鵺的っぽいが、あまりにも極端な事態であることや一部人物の反応が可笑しく「鵺的流コメディ」のような感覚。従来の鵺的を知っているとより笑える?
小西耕一さんが「小西耕一ひとり芝居」で演ずるキャラそのまんまのようなので、そちらも知っているとさらにニヤリかも。
旧家の姉妹とその配偶者が広い日本間に集まっての親族会議、という構図に高木主宰がお好きだという横溝正史の世界を想起したりも。
かわいいコンビニ店員飯田さん「我がために夜は明けぬ」
登場人物が多く雑然としている上に「実は……」という舞台設定の発想は面白いがそれがさほど物語に活かされていず、二重の意味で「もったいない」。

猩獣-shoju-
壱劇屋
HEP HALL(大阪府)
2019/03/21 (木) ~ 2019/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
初演は映像でしか観てませんが、再演の方がより細かな部分を考えて話の繋がりがわかり易かったりして良かったです。殺陣部分ももちろんパワーアップして迫力がありました。最後の岡村さんと井立さんの対の殺陣シーンは圧巻と共に、観ているだけで切なく胸が締め付けられる感覚でした。

検事と犯人のフィクション術
東京パイクリート
Geki地下Liberty(東京都)
2019/04/10 (水) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/04/10 (水) 19:30
とても愉快なクライムコメディーで、出てくる役者さんがみんなとっても魅力的。かつ顔がでかい。そしてアラフォーにもなると、ぽっこりと出てくる訳です、腹が。
でもみんな頑張るんですよね。小市民らしく、自分の出来る範囲で。
何でも出来ると思っていた20代から、出来ない事を知る30代を経て、自分が出来る事でほんの少し周りの人間の役に立つを知る40代。
だからちっぽけなサクセスストーリーの方が、逆にしっくりきたりします。
大きな力には正面きって抗えないけど、見終わった後、きっとみんな感じると思います。誰かの為に頑張ってよかったな、って。

鬼魅鬼
劇団わたあめ工場
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)
2019/04/06 (土) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/04/06 (土) 16:00
初日に参加してきました。
音楽、ストーリー、衣装、殺陣、映像、セット…
どれも素敵でした!
まだ初日だったので改善の余地はあったかもしれませんが…
会場へ入る所から、世界は始まっていて観客は旅人として吉備の国へ入ります。
また今回もオープニングがカッコいいです。
人数が多いので迫力もあります。
ラストは衝撃的かもしれませんが、わたあめらしい終わり方です。

息つぎがうまくできない。
劇団鋼鉄村松
テアトルBONBON(東京都)
2019/04/10 (水) ~ 2019/04/14 (日)公演終了

検事と犯人のフィクション術
東京パイクリート
Geki地下Liberty(東京都)
2019/04/10 (水) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
役者さんが味がある方達ばかりでキャラも立ってるし見ていて飽きない!
箱馬の使い方にも驚いた。パズルのように組み合わせる事だけでシーンが変わる。転換する役者さんも覚えるの大変だったんじゃないかな笑
ストーリーも推理物を見てる感じだけども重くなり過ぎず適度に挟んでくる感じが好きでした!
ありがとうございました!

血と骨
トム・プロジェクト
ザ・ポケット(東京都)
2019/04/10 (水) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/04/10 (水) 19:00
座席1階
映画にもなった有名な作品を、各劇団から集まった選りすぐりの俳優たちが熱演した。
主役の俊平を演じた劇団昴の金子由之は、身勝手だが内から湧き上がるどうしようもない感情の発露を懸命に表現した。だが、今の時代には稀有な存在で、しかも在日という出自を背負って荒れ狂う男を内面から演じきるのは難しい。荒れ狂う一方で見せる優しさも、あまりに落差が大きい。きわめて困難な舞台であったと思われる。その困難性は妻役の文学座、名越志保も同じだったろう。どんな暴力にも、夫の女癖にもこれは運命と耐え続ける。一度の反抗も見せないその胸の内に自分を支えた確固たる面影がある。それをおくびにも出さないけど何かあると感じさせる演技が必要だ。
総じてどの俳優も健闘した。舞台のテンポもよく目が離せない展開で客席を引きつけた。だが、やはりこの作品の深さを見せつけるには編集などで強化できる映像作品の方が有利だったかもしれない。生身の人間が目の前で演じる舞台ならではの色合いはあったと思うが、やや荷が重かったなと感じた。

ト音
劇団5454
赤坂RED/THEATER(東京都)
2019/03/27 (水) ~ 2019/04/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
劇団5454さんの「ト音」
東京公演を観劇してきました~☆
もうOPから衝撃で、2時間はあっと言う間!
スゴく面白深い!!
たくさん笑えて、そして泣けて•••。
最後は晴れやかな気持ちにもなって、また笑えてw
舞台装置の使い方、伏線の回収も圧巻!
演者さん達の動き一つをとってみても
息の合った連携、絶妙なタイミングが素晴らしく
ホントに楽しませてもらいましたwww
気付けば3回 観劇してなお
まだ観たい自分がいる (*´∀`*)
日々進化し続けた「ト音」
この公演で最後なんてもったいない作品です!!!

今、何時?
スナック来夢来人
北池袋 新生館シアター(東京都)
2019/04/10 (水) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★
70分と少し短めお芝居でしたが楽しかったです。一人3役というのは時々ありますがこの芝居は3人一役。これもありですね。花冷えの寒い午後でしたが若い役者さんの演技に今後の活躍を期待しました。

1つの部屋のいくつかの生活
オフィス上の空
吉祥寺シアター(東京都)
2019/04/06 (土) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/04/09 (火) 19:00
チーム「黄」、アガリスクエンターテインメントとStraw&Berryを観た。
アガリスク『エクストリーム・シチュエーションコメディ(kcal)』は、いつものようにシチュエーションコメディを始めるが、30分頃に突然、劇団員の熊谷がレフェリー・ウェアでホイッスルを吹いて登場。実は、この作品はシチュエーションコメディをやりながら、俳優がエネルギーをどれだけ費やすかを競う「競技」だと言う。そのアイデアはなかなか見事なものだし、無理にエネルギーを使おうとするものの芝居として成立させていて、エンディングもちょっと泣かせるあたりは巧い。
Straw&Berry『サイケデリック』は、何人かの男女が普通の会話をしているが、何かおかしい…、と感じさせて、実は見事な物語になっている。作・演出の河西を「頑ななロマンチスト」と思ってる私だが、まさにその通りの作品だった。物語と人物の描き方が巧みで、緊張感が続き、切なく終わるエンディングが見事。

つながりのレシピ
秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2019/04/05 (金) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/04/05 (金) 19:00
座席1階15列8番
価格5,000円
どこにでもいる平凡なオジサンの人生がドラスティックに転換する、でも、とてもあたたかな物語。パンが焼ける香りで会場が満たされた気がしました。

ト音
劇団5454
赤坂RED/THEATER(東京都)
2019/03/27 (水) ~ 2019/04/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
今回2回観ましたが、2回目も新鮮に観ることができました
隅から隅まで面白く、スピード感もあり目が離せない展開
役者のみなさんの細かく深い演技にも魅せられました
千葉君があっぱれな単純さを楽しそうに見せてくれるのが大好きでした

ト音
劇団5454
赤坂RED/THEATER(東京都)
2019/03/27 (水) ~ 2019/04/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
初めて見た舞台が「ト音」で面白くて2回見に行きました。
笑う所あり、涙する所ありで演者さんの息が合っていてとても良かったです。
話の進むテンポがよく、見てて飽きないので初心者の私にも見やすかったのだと思います。

ト音
劇団5454
赤坂RED/THEATER(東京都)
2019/03/27 (水) ~ 2019/04/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
2回観させていただきました。 初回を観たのが 公演の終わりの方だったので 3回目も4回目も 観たかったと思います。 役者さんたちの自然なお芝居は 舞台初心者には 打って付けです。
ストーリーの流れもスムーズで 本当に面白いお芝居でした。

毛皮のマリー
パルコ・プロデュース
新国立劇場 中劇場(東京都)
2019/04/02 (火) ~ 2019/04/21 (日)公演終了
満足度★★★
1967年に寺山修司が美輪明宏のために書いた作品。退廃的でいかにもアングラといった風。片方の胸をはだけた男娼・マリーと、18歳なのに半ズボンをはき、応接間に放たれた蝶を標本にすることが日課の美少年。その奇妙な取り合わせに、まずギョッとさせられる。美輪のセリフが聞き取りづらかったのは残念だが、グイグイ引きつけられた。見終わったあと、なんとも言えないさみしさが残った。

夏への扉
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2018/03/14 (水) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★
原作は未読で、今回の舞台で初めて触れました。俳優の演技がコミカルで楽しくは見れたものの、ストーリーの展開上、流石に猫役というのは無理がある。意外性は十分でしたが。
キャラメルボックスは、クロノスシリーズや時をかける少女などの時間を超えたストーリーには全幅の信頼がおけますね。安心して見れます。