
唐版 風の又三郎
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2019/02/08 (金) ~ 2019/03/03 (日)公演終了
満足度★★★★
ストーリーはわき道が多くて分からないことだらけである。
先日の「世界は一人」も分からなかったが、あれは「分かる人だけ分かればよい」ということだった(のだと思う)。それに対して、こちらは沢山のイメージを観客の前に並べて「分からなくても誤解しても楽しめる」という作りになっている(のだと思う)。作者のサービス精神である。歌に踊りにナンセンス、どの観客にもどこかがヒットすることだろう。
私的には初めて実際のお姿を目にすることができた六平(むさか)直政さんの怪演を堪能した。「一番搾り」の鍋底大根のCMが懐かしい。中山美穂さん最高!そっちかい。

暗くなるまで待って
日本テレビ
福岡市民会館(福岡県)
2019/02/23 (土) ~ 2019/02/23 (土)公演終了
満足度★★★
盲目のスージーの、怪しい男たちとの奮闘ぶりに引き込まれていきます。
キーのグローリアは登場時はやな女の子でしたが、スージーと協力するようになってからは、よくやった、です。
クローカーとスージーが暗闇で戦うシーンは、会場内が真っ暗となり臨場感ありです。
あとの警察とサムが入ってくるところもです。

ミュージカル「マリーと七色の部屋」
Manhattan96
R's アートコート(東京都)
2019/02/27 (水) ~ 2019/03/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
まず曲が綺麗。そして演奏と歌声がみごとに爽やかに重なっている。ダンスも軽やかに流れ、初めての劇団だったが、好印象の公演でした。

『コンサート・リハーサル』
時々自動
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2019/02/28 (木) ~ 2019/03/03 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2019/02/28 (木) 19:30
事前学習を怠って、不意打ち。KAATで「前衛」の芝居を観るとは思わなかった。音楽、ダンスその他、表現の迫力は凄まじい。白井晃のアフタートークで、普段自分が見ている芝居が「意味まみれ」で「様式的」であることに気が付いた。積極的に観たいとは思わないけれど、一度は経験するが面白い。

ミュージカル 最終陳述~それでも地球は回る~
株式会社atlas
浅草九劇(東京都)
2019/02/14 (木) ~ 2019/03/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/02/21 (木) 14:00
科学史を知ってると超面白い。ジョルダーノ・ブルーノが話の中だけでしか登場しなかったのが残念。歌唱力抜群。客席参加型でもあり楽しい。

舞台「私のホストちゃん THE PREMIUM」
舞台「私のホストちゃん」製作委員会
オルタナティブシアター(東京都)
2019/02/01 (金) ~ 2019/02/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/02/19 (火) 14:00
前回より会場が狭くなり、殆どの席がゴージャスシートでした。日本全体を巻き込む陰謀をホストが活躍して解決という無理やりな話は面白かったが、前作までのレベルで時事ネタをもっと盛り込んで笑いをとって欲しかった。

SORAは青い
博品館劇場
博品館劇場(東京都)
2019/02/06 (水) ~ 2019/02/10 (日)公演終了

ピルグリム2019
サードステージ
シアターサンモール(東京都)
2019/02/22 (金) ~ 2019/03/10 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/02/28 (木) 19:00
夢の中、深層心理の中を冒険しているようなステージでした。明るい、ポップな雰囲気ながら、言ってることは深淵(か?)。

『逆柱 ―追憶の呪い―』
鬼の居ぬ間に
小劇場B1(東京都)
2019/02/28 (木) ~ 2019/03/04 (月)公演終了

サンカイ
やみ・あがりシアター
サンモールスタジオ(東京都)
2019/02/27 (水) ~ 2019/03/03 (日)公演終了
満足度★★★★
やみ・あがりシアターの定石とも言えるウィットに富んだやり取りに加え、魅せるテクニックにますます磨きが掛かって、客席も超満員。イイ感じにイイ流れに乗った劇団さんという印象です。
それにしても、別れる?別れない?こじれた関係の各階を這いずり回るヘビっていったい・・・なんて不思議な発想力。
同じ年月を共有した者同士ならば泥臭さをもう少し・・・とも思いましたが、ヘビ出てきますから・・・なんちゅう奇妙なスパイス。
人がひしめき合い各々の自我が交錯する集合住宅、変幻自在 やみ・あがりシアターの館でした。

コマギレ
ラビット番長
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2019/02/28 (木) ~ 2019/03/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/02/28 (木) 19:00
数多くの名作を生み出してきたラビット番長さんの、特別な公演。
会場に入っても早く観たい気持ちと、終わらないで欲しいという気持ちが交互に折り重なって、いわばミルフィーユな心の状態だったのだけど、
始まってみたら、とにかく観れて嬉しい、という気持ちに包まれっぱなし。
愛にあふれた、どこまでも前向きな舞台でした。
みなさんで積み上げてきた時間が紡いだ新しい物語、心と記憶にしっかりと刻まれました。
これが初日のクオリティだなんて、、最高傑作の幕開けを見れて幸せです。
カーテンコールの後、魂を持って行かれたというか、抜かれたような放心状態になり、
アンケートを書く手がいつも以上に震えました。
五感で感じる舞台だったと思います。

舞台「山犬」
オフィス鹿/ネルケプランニング
サンシャイン劇場(東京都)
2019/02/27 (水) ~ 2019/03/03 (日)公演終了
山本光二郎さんがすごい。そりゃそうだよってなりますけれども、すごかった。この演目をAKBの女の子たちがやる意味について思いを馳せました。その女の子たちの周りの男性ががっつりと脇を固めているのもよかった。若い女の子の狂気最高だと思います。ところで背後にずっとガサガサしているあげく薄くいびきかいてる方がいて、しょんぼりでした。

「かくも碧き海、風のように」
椿組
ザ・スズナリ(東京都)
2019/02/27 (水) ~ 2019/03/10 (日)公演終了
満足度★★★★
賑やかな椿組春公演だが、内容は暗い。昭和11年から20年までに青春期を送った学生や演劇人の青春譜なのだが、この時期彼らにとっては非常に不幸な時代である。
戦後新劇が散々描いてきた時代と人々で、人物像は近いところでは、宮本研、斉藤憐、少し古くは森本薫や木下順二で見てきた人物たちだ。しかし彼らが実体験に基づいて書くところが、この座組みにとっては、調べて考証したうえでの時代劇だろう。そういう時代になったと言う事には感慨がある。
金澤の廻船問屋の息子が、実家の没落で東京に出て、浅草のレビュー団に出会い、同時に左翼学生のバーにも出入りして青春を重ねていく。その生活の方は本当に参考文献通りという定番のものだが、今の人々にとってはこう設定しないと、この時期の青春が実感できないのだろう。この舞台は椿組らしい多くの小劇場のメンバーの参加も得て、華やかに苦い青春時代がつづられる。いいところを挙げれば、軸になるカップルの新人二人・三津谷亮と那須野恵は新鮮でしかも、度胸もあって今後が楽しめそうだ。
苦言を呈すれば、この時代と今を安易に重ね合わせるのは、最近の流行だが、それで思考停止をしてしまうのはなによりも危険だと思う。今は、当時よりはるかに多様化された社会で、それでこそいろいろな問題が露呈しているのだ。最近、皇太子や退位する天皇の非常に考え抜いた発言の中にそういうニュアンスがある。時代は変わったし、新しいモラルが求められている。

呪いならいいのに
たすいち
シアター711(東京都)
2017/07/23 (日) ~ 2017/07/30 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/07/25 (火) 14:00
価格3,300円
テーマにしてもその表現方法(脚本・演技とも)にしてもたすいちど真ん中。本作における「呪い」とは何なのか自分なりの言葉で表現するとどうなるのか観ながら考えるとより理解が深まるかも。
今後、うまくいかないことや不都合があったら全部呪いのせいと思おうかな? ←テーマに逆らう発言(爆)

新しい星
甲斐ファクトリー
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2019/02/20 (水) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

グッバイ・ルサンチマン
劇団サラリーマンチュウニ
上野ストアハウス(東京都)
2019/02/21 (木) ~ 2019/02/24 (日)公演終了
満足度★★★★
存在危機にある銭湯“玉の湯“をメインに安らぎと笑いのあるハートフルコメディ、
とっても楽しかった~
サラリーマンチュウ二的用語解説も参考になりました。

平田オリザ・演劇展vol.6
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/02/15 (金) ~ 2019/03/11 (月)公演終了

Eleventh Lonely Youths
Team-in the pink-
なかのZERO(東京都)
2019/02/27 (水) ~ 2019/02/28 (木)公演終了
素敵な会話劇でした!
11人の怒れる男みたいで楽しかったです!
劇場のチョイスも良かったです。
諸々ある条件でこんなに安い価格で観られる事はないです✨ありがとうございました!

月とララバイ
バズサテライト!!
新宿スターフィールド(東京都)
2019/02/27 (水) ~ 2019/03/03 (日)公演終了
満足度★★★★
ムーンの回を観劇しました。最初は、群像劇という印象で観ていましたが、登場人物である兄が書いた小説とのリンクや、意外性のあるストーリーに驚きでした。どんどん惹き込まれました。重い内容でしたが、所々入る笑いや、楽しい登場人物により、とても観易かったです。優しい気持ちになれる舞台でした。

莫逆の犬
神保町花月
神保町花月(東京都)
2019/02/20 (水) ~ 2019/03/03 (日)公演終了
満足度★★★★
ONEOR8の作品を板尾創路氏らで再演。私は初演を観ていないのでこの作品を観るのはこれが初めて。
ゼブラでは少々知恵が足りない男の役を演じていた矢部太郎氏。今回はタチの悪い上司に生真面目にぶつかる役で、役柄はゼブラよりも個人的にしっくりきた。
大谷麻乃さん演じる美月は、時間の経過と共に心変わりしていく様が表情や態度で丁寧に表わされていてヒリヒリした。犬のようにただ待つほかない宮下雄也さん演じる一郎の達観した諦念と幼さが綯交ぜになった演技にもグッときた。個性の強い配役をONEOR8の役者さんたちできっちり脇を固め、安定の物語展開。