
マリー・アントワネット
東宝
梅田芸術劇場メインホール(大阪府)
2019/01/01 (火) ~ 2019/01/15 (火)公演終了
満足度★★★★★
さすがの迫力!
1階の最後列でも心に響く歌声
最後が分かっていても
やっぱり観たくなるのがマリー・アントワネットですね!
1度しか観れず、違うキャストでも観たかったです。

三人の姉妹たち
タテヨコ企画
小劇場 楽園(東京都)
2019/03/14 (木) ~ 2019/03/24 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2019/03/19 (火) 19:30
舞台セット、空気感、登場人物が非常に魅力的。12年の歳月を人々と共に観る、という点では非常に面白かったが、終演後何か心に残ったかといわれると、特に何も残らずだった。
途中、出演者の感情の吐露が、突如、説明的でわざとらしかったように感じる。ナチュラルな世界と演技の物語の中に、伝えたいテーマを溶かしきれなかったことが要因か。

平田オリザ・演劇展vol.6
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/02/15 (金) ~ 2019/03/11 (月)公演終了
満足度★★★★
「オリザ演劇展」の感想ラスト「忠臣蔵OL編」。AそしてBを観た。Aは天明瑠璃子のご家老(大石内蔵助)がすっとぼけてても何か知らん説得力で最終的に集団を方向付けていくリーダーシップ、最後に「これって運命でしょ」の決め台詞で一同納得。Bは、Qの破壊的演技しか知らない永山由里恵と、笑ってる芝居しか知らない川隅奈保子を見たく観劇。永山は割とマトモだった。ご家老役森内女史はカリスマというより販売系叩き上げ支店長、責務を果たす中間管理職のトーンで存在し、それにバランスするのが取り巻く面々、横の影響のし合いが作った空気感が良かった。要は個々の存在の信憑性に関係するもの。江戸中期の赤穂藩の状況にOLのテイで対峙する荒業が通るミラクルは、同作品を見慣れたせいだけでもなさそう。
ただ袴姿の男がやる「武士編」に比べ、伝えたい何か(平田氏は「伝えたいものなどない、表現したいものは山ほどある」と言うが)の明確さが問われる。戯曲の「無理」を通せた優れた布陣(運が良かった回)ならともかく、そうそうリアルで濃密な芝居にはならない以上、伝えたいものを受け取るという観客とのコミュニケーションが舞台の価値を担保する事実は否めない。そこを抜かすと、舞台は役者力を評定する場という意味に寄ってしまう。複数チームの上演なら、役者力の競技の場というゲーム性を持つが、意味合いは同じだ。青年団、平田オリザ戯曲に限ったことではないが。
しかし層の厚い青年団ならではの祭典、今後も続けられたし。

微笑みを分け合えば雨は上がる
デッドストックユニオン
ウッディシアター中目黒(東京都)
2019/03/19 (火) ~ 2019/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
いや、すごい作品だったんです!過去二作を観ていないんですが充分に楽しめました。いつものDSUにほっこりしたり笑ったり、そしてラストにはおもいっきり号泣してしまいました。だってタイトルがそのまま心に突き刺さったんですよ、素晴らしいラストシーンなんです。これほどドンピシャなタイトルの舞台もないのでは?
初日とは思えないほどの皆さんの演技に引き込まれっぱなしな2時間オーバー、あっという間でした。素敵な時間をありがとうと言いたいです。
さあ、次は夏のチャーチ17を楽しみにしていますね。

三人の姉妹たち
タテヨコ企画
小劇場 楽園(東京都)
2019/03/14 (木) ~ 2019/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★
作・演出の劇団主宰者の横田修が舞台制作中に入院し、演出は劇団員が引き継いだ、と当日パンフにあったので、さぞ、舞台裏は落ち着かなかったと思う。
チェーホフへのオマージュの三人姉妹の物語と振られると、原芝居が好きな私のような客は、重ねたわけではない、と言われてもどうしても重ねる。幕開きが、記念日(命日)である、とか、不慮の火事があるとか、主要な登場人物が決斗で死ぬ(こちらは不慮の飛行機事故)とか、軸になる個別の事件が原作からとってはある。しかし、原作の、モスクワからは幾千里、軍隊が駐在する田舎町の三姉妹が、精神的に都に憧れながらも鄙の生活に埋もれていき、「それでも生きていかなければ」という、時代の流れと人間の運命を描く肝心のテーマは、村の農家の三姉妹の日常に置き換えられて、迫ってこない。ことに農村で十二年も時がたつ、のは原作の設定と違いすぎる。事件も、テーマも、部分的に台詞も、思わせぶりにとるだけで、重ねないのなら、なにもチェーホフを持ち出すことはないじゃないか、と思ってしまう。転換の幕間のロシア語の歌など完全に浮いている。
チェーホフ抜きで、地方の農家の三姉妹の物語、としたのではモチーフにならないのだろうか。小さな舞台ながら細かく行き届く配慮があるのが特徴の劇団なのだから、有名作品によりかからないで、日本の現代農村劇を作る気概が欲しかった。自然回帰とか言われ出し農村が注目されている今、あまり芝居が扱ってこなかったテーマとしても面白いのに。
主宰者の不慮の不参加でさまざまなところがが行き届いていないのは残念だった。

こそぎ落としの明け暮れ
ベッド&メイキングス
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2019/03/15 (金) ~ 2019/03/27 (水)公演終了

ReMemory 『生きのこった森の石松』 『あい子の東京日記』
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2019/03/19 (火) ~ 2019/03/26 (火)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2019/03/19 (火) 19:00
座席1階
女一人、男一人の独白劇。それぞれ、パーソナルな人生、人間関係などが語られる。独白ではあるが、台詞は坂手さんらしい味付けになっている。
続けて上演されるが、休憩なしの別舞台。中山マリの方が自分は興味深かった。昭和テイスト満載だったためだろうか。今の時代から見ればバカバカしいほどピュアだったりするわけで、かなり懐かしかったりする。
森の石松は、ちょっと時代がずれている分だけ感情移入しにくい。でも、これも静岡おでんのようにいい味を出しているのだ。

鯨を捕る
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2019/03/14 (木) ~ 2019/03/24 (日)公演終了

プラトーノフ
ホリプロ
久留米シティプラザ (ザ・グランドホール)(福岡県)
2019/03/02 (土) ~ 2019/03/03 (日)公演終了
満足度★★★★
プラトーノフ宅前の出来事のシーンでは、藤原竜也さんの一人芝居がひかりました。
休憩が終わって、四場はプラトーノフ宅内ここでもすばらしいやりとりでした。

チンチンの冒険
演劇ユニット「巨乳の彼女を創る」
新宿眼科画廊(東京都)
2019/03/14 (木) ~ 2019/03/19 (火)公演終了
満足度★★★★★
最初から最後まで、笑い続け。笑いよじれて、疲れ果てて。観終わったら、滅茶苦茶お腹空いてた。身も蓋もなく一言で言ってしまえば、テーマは「モラトリアムの終わりへの抵抗」。要は「若いエネルギーの爆発」。悲哀と切実さが、上半身裸の肉体と下ネタに、巧妙に隠されているように感じる。
舞台時間全般を通した肉体のキレの良さが凄まじく、舞台表現としての完成度レベルが、非常に高い。1000円は明らかに安すぎる。4000円でも安い。

九月、東京の路上で
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2019/03/15 (金) ~ 2019/03/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
時代を見つめる的確な感性と社会を様々な要素の関係性としてこれまたしっかり人間の社会性に根差して捉え・知的に統合する力を持った優れた劇作家というのみならず、優れた社会批評とも為り得る作品を発表してきた坂手洋二氏が、昨年初演した今作、初演時より更に悪化している日韓関係も関わってか増々肌身に沁みる。必見の作。(華5つ☆ 追記2019.3.20)

鯨を捕る
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2019/03/14 (木) ~ 2019/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
先ず、注意しなければならないのが、鯨は何を意味しているか? だろう。鳥取県の沿岸漁師が1.5tの着火(チャカ・沿岸漁業を営む漁師が用いる小型漁船せいぜい数トンまでのサイズで推力は焼玉機関、そのエンジン音が着火・爆発を連想させる所からこのような呼び名がついたと聞いている)で、体長7m、体重1.5tのイワシクジラをたった1人で仕留めたとして新聞記事にも載ったという設定で始まる物語だ。(追記1回目3.20)

『熱狂』『あの記憶の記録』
劇団チョコレートケーキ
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2017/12/07 (木) ~ 2017/12/19 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/12/19 (火) 18:00
座席G列17番
価格3,500円
【あの記憶の記録】
過去の2回は会場サイズからその場に居合わせているような臨場感があったがこの規模になると……などと油断していたらやはり「地獄」の情景にどっぶりレベルで引き込まれる。 加えてその後の親子・先生の会話が今の日本に当てはまるようでズシリ。
観ながら「忘れてはいけない、忘れたふりをするのはもっといけない」「過去の失敗を覚えていない国の将来は暗いよ(←大意:記憶が不確か)」という井上ひさし「闇に咲く花」の台詞がよみがえったりも
椅子を遺体に見立てての「状況再現」もけっこう響いたし……そんなところも含めて「劇場版」と言えよう。
戦争の体験を語ることのできる人が減ってゆく中、代わりに文学や演劇などで「語る人を描く」ことも有効・有用なのではないか?とも考えた。

鯨を捕る
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2019/03/14 (木) ~ 2019/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
子を持つ母としては“我が子にこんなことが起きずに済んでよかった”と観ながらズキズキするものを感じました。情報が独り歩きしてしまう時代の怖さ、どこへ行っても逃げることなど出来ない。ならば・・・逃げない。そう現実と向き合える強さを与えてくれる人たちがいることと、決して楽にはなれないけど、前を向いて歩いていこうとする少年の覚悟を感じました。いつものワンツーワークスとは少し違う雰囲気に戸惑いは感じましたが、これもまた社会に問う作品だったと思います。

地底妖精
Q
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2018/04/20 (金) ~ 2018/04/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/04/21 (土) 15:00
あまり見れないものを見たという感じです。1人芝居かと思っていたら違いました。

丹青の三方一両損
深川とっくり座
江東区深川江戸資料館小劇場(東京都)
2018/03/30 (金) ~ 2018/04/01 (日)公演終了

Opus No.10
OM-2
ザ・スズナリ(東京都)
2019/02/22 (金) ~ 2019/02/24 (日)公演終了

AnOthEr R/LIghtS
有限会社がらんどう
APOCシアター(東京都)
2019/03/16 (土) ~ 2019/03/17 (日)公演終了
満足度★★★
オレにはつかめはしなかった。 眠っていたはずはないのだが、壁の中のからくりの引き金が突然引かれてせつなく弾けた。 中にいたのではそんなものか。 レオには見えていたのだろうか・・・

すいもあまいも
試験管ベビー
千種文化小劇場(愛知県)
2019/03/15 (金) ~ 2019/03/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/03/16 (土) 19:00
やっぱ試験管ベビーは面白い!
今回たまちゃんはずっと出ずっぱで演技しててすごかった!
声も通ってて聞きやすかったし…………………。
で、今回も笑もあったけど泣けた~~~ぁ。
観客参加型は、みんなでみかんを持っての参加で、最後にはそのみかんを玉入れのように………………。
前日は1個も入らなかったらしいけど、今日は1個入ってたそうです。
誰が入れたんだ~~~~ぁ。

山の中、みたらし
おにぎり、ください
RAFT(東京都)
2019/03/16 (土) ~ 2019/03/18 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/03/18 (月) 15:00
価格2,300円
小学生時代に埋めたタイムカプセルを開ける約束の日、中を見られたくない井浪は何時間か早く来て先に掘り出すが、何故か牧原も早く来ていて……という出だしからワン・シチュエーションのオーソドックスな二人芝居と思いきや、終盤で複数の意味でぶわっと広がる「熊手構造」。
「どこにつながるの?」と思っていた回想場面や何やら隠し事をごまかしているような牧原の言動、会話に出てきた好きな映画のタイトルなどを伏線としてファンタジー要素も加えた怒涛の展開(笑)となる終盤にホント、ヤラれた。(笑)
それにしてもここのところ二人芝居が多いな。今年前半の小劇場のトレンドは二人芝居かもなぁ。(半ば真顔)