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【大好き】センパイを双子コーデでコロしてみた!

【大好き】センパイを双子コーデでコロしてみた!

舞台センコロ

cafe&bar 木星劇場(東京都)

2019/05/11 (土) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★

Wキャスト、ひなたしおんさんの回を観劇。30分の一人芝居、短い劇でしたが、どんな謎が隠されているのか?と、どんどん惹き込まれました。役者さんの演技も良く、台詞回しや感情の入れ方で、見えない人物や景色が見えるような気がしました。終演後のトークセッションも面白かったです。

尾を咥えたり愚者の口

尾を咥えたり愚者の口

電動夏子安置システム

駅前劇場(東京都)

2019/05/07 (火) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

安定してますね。今回は結構主義主張が強い気はします。でも、笑えるのでいいと思います。

雨のパ! ーー踊る子猫と幽恋

雨のパ! ーー踊る子猫と幽恋

尾鳥ひあり

北千住BUoY(東京都)

2019/04/20 (土) ~ 2019/04/22 (月)公演終了

満足度★★★★

独特な雰囲気を感じられる空間でしたが、もう少しコンパクトに使っても良かったように感じました。
会場に漂うスモークのようにつかみどころのない印象を受けました!

そんなもんじゃない

そんなもんじゃない

ナツミガキタ

ギャラリーしあん(東京都)

2019/05/11 (土) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/05/12 (日)

12日13時半開演回(65分)を拝見。

些細な口論から生じた親友達との仲違いを3年間引きずったままの、さえのエピソード。
男性の自分にも身に覚えのある「弱い自分を守るために常に身構えている」スタンス
「女」からの和解の助言に頭では理解しても、それを許さない感情面でのわだかまり
さえのそんないびつさに苦笑しつつ、さえと「こんなヒト、身近にいる・いる!」な他の登場人物達との距離感の変遷にも頷きながらの65分。
予想よりはるかに上をいく、丁寧な筋運びと人物描写に感心させられた。

【配役】
さえ(大学の頃からの親友が2人もいた過去が信じられない程、不用意なことを口にしがちな女性)
…長谷川なつみさん(熱演!)
典子(大学の頃からの、さえの友人。親友3人の中では「緩衝材」的役割?)
…池田綾さん
ゆっこ(大学の頃からの、さえの友人。米田に恋心を抱いている。が、さえと典子が、自分の学生時代のキャバクラのバイトを、米田にバラしたことに激怒)
…萩原愛子さん
米田(さえの会社の同期。プライベートでも、さえ達と一緒に行動)
…宮里洸樹(みやさと・こうき)さん
女(さえの心の中の分身?良心?)…影山あおいさん

ハッピー・new・メリークリスマス

ハッピー・new・メリークリスマス

劇団マリーシア兄弟

Geki地下Liberty(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台上は個性の違う少人数の男性ばかりで華やかさはないのですが、その男臭い掛け合いの中にホロリと来る要素が散りばめられていて、とにかくクセになる劇団さんです。
それにしても下北沢の駅近の劇場でそしてこれだけの内容で料金が1800円って...。チケットもなし、フライヤーも極小、セットも必要最小限でキャストも少人数、劇団の努力の賜物でしょうね。気軽に舞台でホロリとしたい方には最高です。

「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

しみくれ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/05/08 (水) ~ 2019/05/13 (月)公演終了

満足度★★★★

『カレーライス殺人事件』観劇

ネタバレBOX

予約したときは、カレー殺人事件と言えば和歌山のことだよなと思いつつすっかり忘れていて、舞台も山奥のペンションでそんなことは全く考えていなかったので意表を突かれました。

バラバラになり、特に弟は精神的にもおかしくなったりした和歌山毒物カレー殺人事件の犯人の子供たちが、当時小学生だった真犯人を自白に追い込む話。
shadow

shadow

遊劇舞台二月病

ウイングフィールド(大阪府)

2019/04/19 (金) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

一人の女性の半生を描いた作品
その主役を世代毎に入れ替わり女優陣が演じる
役者さんによって主役の狂気の部分など色々な表情が見える

群像劇の様でもあり、
テンポのいい劇の様にも感じる
劇中では「願いましては」の声がシーンの切り替わり
演出としては面白いと思いましたが話がそこで分断されている様に思いました
女優時の熱演が見応えあるお芝居

叫べ!生きる、黒い肌で

叫べ!生きる、黒い肌で

アブラクサス

サンモールスタジオ(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/05/09 (木) 14:00

 2019.5.9㈭ PM14:00 サンモールスタジオ

 花曇りの風の強い昼下がり、小西優司さんが出演されているアブラクサス『叫べ!生きる、黒い肌で』を観に新宿御苑駅からサンモールスタジオへと向かった。

 劇場に入り、前から二列目の席に着き、目を前に向けると、舞台奥2段上がったところにピアノ、その上に金のフリンジで作ったようなシャンデリア、舞台右手前には木製の丸いテーブルと三脚の椅子がある。

 この舞台は、1960年代アメリカで、公民権運動に参加し、肌の色によって差別されていた人々の自由を求めたアーティストニーナ・シモンをモデルとし、彼女が親友の事を思いながら作曲した『若き、才気ある、黒い肌で』という歌からインスピレーションを得て生まれたアブラクサスのオリジナルストーリー。

 1960年代のアメリカ、400年に渡る人種差別への抗議運動が盛んな時代、アフリカ系アメリカ人のシバーナは、幼い頃からアフリカ系アメリカ人初めてのクラッシックピアニストになる為、教育を受けて育ち、音楽大学に受験するが大学に入れずピアニストを諦め、生活の為に酒場でピアノを弾くようになり、そこで、アフリカ系アメリカ人の自由と人間としての尊厳を求める公民権運動に身を捧げるビリーと出会い、親友になり、自らも運動に参加しのめり込んでゆく。

 アフリカ系アメリカ人が、電車や交響施設、レストラン等で、人種差別により、白色人種と分けられ、選挙権すらなかったのは、そう遠い過去ではない。そんな公民権運動激しい時代、行き過ぎるまで、その運動に身を投じ、歌い続けたシバーナの人生を回想シーンを中心に紡いで行く舞台。

 今日が千穐楽であり、テーマになっている内容が内容なだけに、私自身まだこれからも考え続けなければいけない問題でもある為、詳しく感想を書く事は難しい。なので、今は、観終わって感じた事をそのまま書く事で留めたいと思う。

 人種差別とその差別により奪われ、虐げられて来たアフリカ系アメリカ人の自由と人間としての尊厳を求める公民権運動という、内容に一言では言えない、様々な問題やテーマが織り込まれているが、ニーナ・シモンがモデルのシバーナの、音楽にかけた思いと情熱、歌に込めた祈りと闘いに、胸が軋み、圧倒的な熱と命を感じた。

 時に暴走するまで、公民権運動に傾倒して行くシバーナの葛藤と痛みと想いは、Setsukoさんだからこそなし得たシバーナだと思う。ニーナ・シモンがモデルのシバーナの全身から噴き出すような思いと叫びのような歌は、Setsukoさんだからこそ、表現し歌えたと思う素晴らしさだった。

 小西優司さんのリチャード・フォレストは、最初の目的はどうあれ、敢えて自分を悪者にし、自分の命をかけてビリーとビリーのお腹に宿った命を護ったその思いが、切なくも深く胸に沁みた。

 遅々として変わらない事に苛立ち、暴走して行くシバーナや仲間たちの中にあって、非暴力による公民権運動を成すことで変えようという強い信念を貫く羽杏さんのビリーの真摯で凛とした姿に、心動かされた。

 シバーナの人気と名声、シバーナの歌声が生み出す金と名誉を護る事に汲々としているように見えた石田太一さんの夫アンディの一連の発言や行動は、シバーナとシバーナのお腹に宿った命を護ろうとして、宿った命を守り切れなかった彼のせめて、シバーナだけでも護りたいという愛ではなかったか。

 明るくなく、重いテーマの話である。けれど、目を背けてはいけない問題でもあり、この頃より大きく改善されたとは言え、今でもまだ根強く残る人種差別。

 マイケル・ジャクソンですら、黒い肌を持つという事で、差別に苦しみ葛藤したという。それ程に根深い問題である。

 いつの時代であろうと、国や人種、肌の色で差別や排除されることなく、国、環境、人種や肌の色に関係なく、自分自身に誇りを持ちたいという思いが、膚に胸にキリキリと刻みつけられるように伝わって来る舞台だった。

                文:麻美 雪

かつて愛した様な物

かつて愛した様な物

劇団KEYBOARD

「劇」小劇場(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/05/11 (土) 19:00

価格3,500円

小山希美氏の作品は
毎度、心をかるく抉られる。
今回もまた江戸を舞台にしているが、
時代劇というよりも
江戸時代を素材にして
人間の内面世界を描いた
現代劇といってもいいだろう。
生きているときに
感じること、考えること、想うこと、
すべてがそこにあった。
氏の今までの作品の中で
もっとも人間の原罪をうまく扱っている
作品だと思う。
何度も観直したい作品だった。

死んだら流石に愛しく思え

死んだら流石に愛しく思え

MCR

ザ・スズナリ(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/15 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/05/09 (木) 19:30

115分。休憩なし。
殺人鬼の話なのに、いつしか自分の事として重ねて捉えて観てしまう。とにかく重くて、苦しくて、観ていて、どんよりと、やり場のない切ない気持ちにさせられた。笑のシーンも、腹から笑うというよりは、若干乾いた笑いになってしまっていたように思う。終演して現実に戻った時、どこか安堵してしまった自分がいた。

ハッピー・new・メリークリスマス

ハッピー・new・メリークリスマス

劇団マリーシア兄弟

Geki地下Liberty(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

囚人達の会話劇で、テンポが良く面白かったです。囚人のキャラクターが愛らしく、役者さん達は、それぞれのキャラクターを好演していました。コメディータッチで楽しかったのですが、なぜ、こんな優しい人達が犯罪を犯したのか?という部分が描かれていたら、もっと深みが出た気がしました。とは言え、優しい気持ちになれる舞台で良かったです。

叫べ!生きる、黒い肌で

叫べ!生きる、黒い肌で

アブラクサス

サンモールスタジオ(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

観劇三作目です。前作に比べ演出が成長したようにも思えるが、まだまだここというところのメリハリが足りない気がする。照明使いにムラ有り。オヤジさんじゃないが、歌える人がいるというのにそれを活かさないのはもったいない。キャパとしては大きい劇場ではないので台詞マイク無しは当然だが、歌のシーンだけはやはりマイクでその世界を広げ包むことも必要では?生声だと少々粗がわかってしまい、演出の上手い切り替えもないので“聴かせる歌”にはなり切れなかったと思う。芝居も大事だが、舞台には魅力も必要だと思うが。
今まで存在の薄かった男性陣がはっきりしてきた。確かにバランスが良いとは言えないが、全体レベルは上がっている。これはプラス。
個人的に羽杏さんは押し女優さんなのだが、今回は普通の芝居が出来る女優さんで終わってしまったのが残念!彼女にはもっと難しい演じにくい役がお勧めかと。

次回作期待しております。

クイーン・エリザベス

クイーン・エリザベス

松竹

日生劇場(東京都)

2019/05/05 (日) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★

あまり期待しておらず席も倹約して2階のかなり後方だったのだが、女王の恋人役の髙木雄也さんのエッジの効いた演技、特徴のある力強い声に引き込まれてしまった。この方、Hey! Say! JUMPのメンバー。まさかのジャニーズ事務所である。縁のない方々と決めつけていてはいかんなあと反省した。

歌は全くなしのストレート・プレイ。
前半はエリザベス1世(大地真央)の有名なエピソードに一通り触れて行くスタイルである。オープニングは「ロンドン塔への幽閉」であり、最後は「スペイン無敵艦隊を迎え撃つ戦場での演説」である。そして後半は若きエセックス伯ロバート・デヴァルー(髙木)との話がほとんどである。女王の寵愛と国民的人気を過信するあまりデヴァルーは大陸派兵を強行するが成果を上げられず、アイルランド侵攻も失敗し、謀反から処刑へと破滅の道をたどる。

国務長官ウィリアム・セシル役の西岡德馬さんは声だけで圧倒的な存在感があり、芝居全体に安定感を与えていた。女王付きの女官ベス役の樹里咲穂さんの柔らかい声、身のこなしも印象に残る。

日生劇場の2階奥は音響も良く、適切な傾斜により舞台が良く見通せてお勧めだ。
80分+25分休憩+65分 = 2時間50分

慶應不思議草子

慶應不思議草子

真紅組

近鉄アート館(大阪府)

2019/05/10 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

総勢30人以上の出演者。時代は幕末。しかし今回の主役はなんとそんな時代の分かれ目に住んでいる猫たちであります。この猫たちから見た人間模様、時代が描かれる、、。

ということで、いつもより娯楽色が強くテーマ性が薄い気がした。常に鋭い人間描写を得意としてきた真紅組としてはたまにこういう軽妙・洒脱な作品もあるんだと納得。

ラストには「ええじゃないか、よいじゃないか、、、」の狂ったような踊りでこの京の明治維新を終わらせる。中岡慎太郎は出るも、一緒に殺害される坂本龍馬が名前だけの登場というのも面白い。

そして引き続き劇団員によるレビューが何曲も続く。何かファン感謝デーみたいでしたネ。たまにはこういうのもいい。

叫べ!生きる、黒い肌で

叫べ!生きる、黒い肌で

アブラクサス

サンモールスタジオ(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

物語はシバーナ(ニーナ・シモン)とビリー・ハンズベリー(ロレイン・ハンズベリー)という2人の黒人女性の交流(フィクション?)を通して描いた”反黒人差別”という人間+社会ドラマのようだ。
内容はドキュメンタリーを観るような重苦しさがあるが、回想手法と劇中歌によって演劇公演としての面白さを観せている。その視点は黒人側であるが、当時のアメリカの状況と黒人が抱いていたであろう感情は分かり易く描けていた。
できれば、差別行為がもう少し具体(視覚)的に分かると感情移入がしやすいと思うが…。
(上演時間2時間) 2019.5.13追記

ネタバレBOX

セットは段差を設け、上手側にテーブルと椅子、下手側に金モールのようなシャンデリアとピアノ。中央部は店内ステージや楽屋・控室をイメージさせる。舞台はシンプルであるが、それはセットによる物的印象よりも心象形成を大事にしたいとの表れか。

物語は、1986年から1953年へ遡行し、アフリカ系アメリカ人のシバーナ(Setsukoサン)の娘サラ・ウェイマンが祖母や叔父を訪ね、若かりし頃の母親のことを訊ねるところから始まる。シバーナは、幼い頃から黒人ではじめてのクラッシックピアニストになるための教育を受けてきたが、大学に入れずピアニストを諦め生活のために酒場でピアノを弾くことになる。そこでビリー・ハンズベリー(羽杏サン)と出会い、交流を深めることによって黒人への人種差別反対運動へ身を投じていく。その活動を通して当時のアメリカ社会における人種差別の実態が浮き彫りになっていく。タイトルにある”生きる”は、本人の生き様であると同時に、宿した”命”の生きるにも通じ、将来への希望(人種差別のない)を指すように思える。それゆえ回想シーンによって始まるのでは?

この公演は、黒人歌手の人物描写に力点を置いたのか、人種差別という社会問題に重点があるのか。もちろん、歌手である前に黒”人”であり、その境遇に不平等があれば改善運動をする。その活動は、その人の生き様であり人格そのものでもある。しかし芝居としては、人の内面心情を描くのか、その人が生きた社会環境を描くのか、その視点・力点によって脚本・演出が異なるのではないだろうか。
例えば、内面心情を描くのであれば、歌手という職業柄もっと歌うシーンを増やし、場合によってはピアノ演奏も行う。一方、黒人への人種差別反対という社会性を強調するのであれば、もっと虐げられたシーンを入れる必要があると思う。確かにレストランにおける着座の差別シーンはあったが、それ以外は台詞(選挙権なし等)によるもの。視覚に訴えることが出来る芝居の特長をもっと活かしてほしいところ。

物語の力点は判然としなかったが、シバーナという黒人女性歌手を通して1960~70年代のアメリカにおける人種差別が浮き彫りになってくる。繊細な感情表現、緻密なプロットという細微という丁寧さと同時に、骨太なテーマを据えた力作。役者はキャラクターと立場を際立たせた熱演。感情表現に濃淡がありバランス的には粗も見えるが、公演全体(脚本・演出等)の力強さが役者個々の演技にも好影響を及ぼしていたと思う。
次回公演も楽しみにしております。
「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

しみくれ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/05/08 (水) ~ 2019/05/13 (月)公演終了

満足度★★★★

騙し、を主眼とする公演、団体自体の主眼なのでミステリとか好きな自分としては好みの方向性なので安心して観れる団体。

席によって見え方の異なる舞台配置で高台みたいなシーンもあるので後ろの方に陣取ると全体が観やすいかも。

小出しの情報で物語が徐々に浮き彫りになっていく過程で、こういう事かな? と推理する内容が別の情報で崩れ二転三転するのが楽しい。

何度も観たくなる芝居なのでリピート割が嬉しいし、2つの微妙にリンクする芝居のもう一方にも適用されるのもありがたい。

願わくばDVDなどの映像媒体の物販があればより嬉しい。

各登場人物の表面上の情報と裏の情報、秘密、立ち位置や状況。メモ取ったり整理したりしながら観たい。

カレーライス殺人事件とマンナカノホシゾラ、みる順序でも印象が変わるだろうけど、どちらもとても面白かった。

ネックとしては座る席によっては首が痛くなりがち(前の方に陣取ると高台が見難い)なのと、カレーライス殺人事件の方は少し暗転が長く感じました。

 何かいてもネタバレになりそうなので詳細感想はネタバレboxにて。

ネタバレBOX

 思い返しながらダラダラ書きます。

カレーライス殺人事件
 こちらから観ました。
 タイトルからミステリを想定し臨むとカレーライスを食べる=重罪、頭がおかしいという流れ。殺人か何かの隠語? 材料無くてもカレーならあり合わせでもって作れるという話からガチのカレーライスと想定、つまりはカレーライスを食べる事が重罪、それこそ人殺しにでも匹敵する世界線での話。
 山奥のペンションが舞台で質素婚に集まった数名と部外者1名での犯人探し。探偵たかしと助手みゆきによる情報の整理シーンがすごく探偵ものしてて好きだし、たかしとみゆきの関係も可愛くて好き。
 新婦が依頼人でヒロイン枠、探偵の幼なじみで結婚するのに探偵に気があるような形。望まぬ結婚?
 新郎の父が無駄に怪しいミスリード枠、早々に捜査を探偵に任せる辺り容疑者から外す。謎の花火推し。
 新婦の姉とその恋人、関係を進めたい彼氏と幸薄い感のあるお姉さん。空回りする彼氏と仕方ないなあと受け流すお姉さん、この2人の関係性も好き。あと第一発見者。
 新郎、感情暴走型、父親との関係悪い。結婚をとにかく望む。犯人の可能性皆無。
 ペンションの女主人とすっとぼけた無口系男子のシェフ、良い雰囲気、好き。身長差に萌える。事件の隠蔽が出来ないかと探偵に相談、犯人率薄い? 事件のあったペンションとして売り出すためのアリバイ作り? アリバイ自体は全員にある。
 部外者の女性、恋人の丘に来た、1人で? 怪しいけどミスリード枠とも。
 時々、鳴って光るゴーゴーチャンス、謎。ゴーゴーカレー食べたくなる、販促? 絶対違う。
 シェフ、カレーを片付ける際に髪を取る? というかウィッグ? 完全に想定外過ぎてビックリした、真剣なときは外す流儀。
 進むにつれて人間関係が見えてくる、というか探偵が新婦の兄? 気安さには兄妹感といえば言える、ただし探偵からは、ちょっと気のある友人という反応。
 犯人当てのシーン、探偵が探偵役を奪われる可哀想、だが可愛い。部外者お姉さんの独壇場、とても格好いい。
 探偵のSAN値0からの過去の記憶捏造、これによる人間関係の誤認。想定外だが納得のいく流れ、複線大事。そしてみゆきの不在、イマジナリーフレンド、マジか…素敵カップルというかコンビだけに悲しみ。
 砒素カレー事件がバックボーン、確かに冤罪率の高そうな事件だっただけに納得。まさかこの事件を機にカレーライスを食べる=重罪となった世界線の可能性?
 そして探偵の発狂、拘束されて「カレー食べちゃだめっておかしいだろっ、真剣食べ物じゃないかっ」っていうのに完全同意の共感、親近感。むしろ彼の狂気が現実とも言える。
 探偵が狂気から戻ってヒロインに「これからは頼ってくれよ」となったのに妹として認識しない事への妹の絶望感が凄いバッドエンド。
 探偵は探偵で居ない相棒を探してさ迷う中、妹のみ慟哭と嗚咽が続く大惨事。バッドエンドの中、探偵は相棒そっくりの女の子と逢うボーイミーツガール、救いはここだけ?
 席取り失敗して丘のシーン観にくかった罠。

マンナカノホシゾラ
 席取り失敗の反省を生かして観やすい位置の確保、大事。
 自堕落な兄と保護者な妹、妹発狂からの飛び降り自殺、衝撃的スタート。兄妹の掛け合い好き。
 一転、兄は編集者として山奥のペンション? にいる小説家に原稿の催促、立ち直っての就職。小説家の代表作がカレーライス殺人事件、仕事場のペンションと近所の丘がモチーフとのこと、そこが繋がるのか!
 恋人の丘は死神の丘という自殺の名所とのこと、来訪した兄は死んだはずの妹について出逢う。死者と出会う丘?
 丘では写真家と待ち人来たらずな女の子が星の話、この2人の関係が可愛い。待ち人諦めてくっつけ、とても良い雰囲気。
 女の子、どうも盲目らしい。
 ペンションに長身の黒い女の子、ゴス系? 格好可愛い、シャー! ずるい!
 イルミだかイルミナ信奉者、友達と毎年来てるとのこと。
 ペンションの雇われ女主人、年長者感だしつつ32歳だった、そしてシャーも32。
 小説家が女主人を使用人みたく扱う、シャー雇い主が小説家? かあさんと呼ぶシーンも、認識がおかしい? 母親ではないはず、妻の可能性も薄いと思う。
 丘、写真家に憧れてた青年登場。待ち人っぽいが否定、待ち人は弟で日記がみつかったとのこと、女の子ツラいなあ、写真家の先生、慰めて! 誠実で奥手感強いので厳しそうだけどもっ。
 兄の過去、冒頭の妹との関係に違和感。回想での会話の自然さ。結婚まだだけどお腹に子供、授かり婚、幸せそう。兄も幸せそう、唐突な電話、妹過呼吸、病院? 婚約者に何かが?
 描かれてないけど、旦那と子供を失って幸せだった頃に記憶が戻っている妹、ツラい。冒頭の兄妹の会話は妹に合わせての違和感か、優しさで泣きそう。それも報われなかっと事にも泣きそう。
 小説家、書けずにゴーストライター製造して新人編集殺してる説。確かにそんなヤバさある。小説家も妹見える? 小説家にも死者が見える? 正気を失った人には見えるのだろうか?
 生者と死者が入り乱れる丘?
 シャーの子、誘拐で子供を亡くしてる? 旦那もかも? 友達は村の出身、女主人と姉妹で小説家が父親?
 小説家、女主人を娘ではなく妻と認識してるわこれ。
 丘の写真家と女の子、既に死んでる? シャーの子が認識してない。それ以前に女の子を小説家が取り押さえようとして兄が居ない人が居るように振る舞うのは狂っていると、直後に妹を視認して発狂。
 シャーの子、元気に村から出た筈なのに写真家の名前呟いて丘からダイブ。写真家は死んだ夫?
 情報量が多い、整理が追いつかない。
 冒頭のシーン再演、妹のダイブなし、虚構? 兄の元に編集が原稿の催促、ゴーストライターを持ちかけあしらわれてから原稿の提出、妹のダイブ?
 編集やめて小説家になった? 妹は幻覚、幻覚の妹に合わせて対応? 妹ダイブしてるから妹の行動はループしている可能性、兄さんつらいなこれ…
「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

しみくれ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/05/08 (水) ~ 2019/05/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

「マンナカノホシゾラ」
過去にとらわれ、小説を書くことができなかったたかし。促されたことにより書きはじめるが、どうしてもとある出来事のことを書いてしまう…というのが、大筋でした。丘の上で繰り広げられる関係が甘酸っぱすぎて、やきもき。

ネタバレBOX

過去と現代が混ざり、さらには「イマジナリーフレンド(想像上の友達)」まで頻繁に出てくるので、わりと人物の繋がりに気付きづらいかと。出演の方々にお話を伺ったところ、丘の上にいる3人は過去の出来事を示しているとのこと。
「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

しみくれ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/05/08 (水) ~ 2019/05/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

「カレーライス殺人事件」
タイトルからして、ミステリーなんだとは思っていました。ただ、しみくれの物語で、そんなストレートなミステリーやるわけはないと思いまして、はてどんな味付けになっているかと興味深く観ていました。

ネタバレBOX

物語に登場するのは、現実に発生した「和歌山毒物カレー事件」の関係者たち。その生い立ちが語られた瞬間、私の涙腺が決壊しました。あの事件のことは、今でも覚えているので。
毎日毎日、加害者(私は容疑者だと思いますが)である夫妻に対する苛烈な取材攻勢。それを垂れ流すメディアに対して、恐怖すら覚えたものです。
今回のお話で、加害者の子どもたちが出てきますが、「犯罪者の家族」に対する人権の保護されなさは日本の闇の深さを意味しています。アメリカみたいに、証人保護プログラムがあれば、皆人生が狂わなかっただろうにと思わざるをえません。
きく

きく

エンニュイ

SCOOL(東京都)

2019/05/08 (水) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★

ビル5階の狭小空間SCOOLで役者9名のモノローグとくっ喋りとムーブやゲームを見た。向い合せに高低2タイプのパイプ椅子が間隔を置いて2列並び、空いた側の壁には一列椅子が並ぶが後者が実は俳優がずらり座っている。一人がおもむろに口を開くと開演。ちょうどキャンプファイアで自分の事を語り合うようなモードで、他者の話を「きく」行為・態度についての検証材料が展開する。この「告白」モードでの語りには、人のプライバシーを覗くちょっとしたわくわく感があり、それへのリアクション、薀蓄や話題の転換などネタ的には面白く見られるが、作り手が選択した仮説へと収斂して行くものがなく、云わば検証材料陳列になっている。
これらがまるで即興のような臨場感で表現されるのは興味深い。パンフに書かれているとおり製作過程で俳優個々が持ち込んだ素材が活用されているのだろう、俳優らは彼ら自身として存在し、与えられた役を演じているようには見えない。台詞の流れは最終的には即興でなく決定稿となったと思われるが、「作りこまれた」ように見えないのは作品というよりワークインプログレスの発表に近い。作り手は作品として提示したに違いないが内容はそういうものに思えた。
俳優が演じやすい俳優個人としてありながら、つまり出し物としての作為性が比較的薄いものでありながら、狭小空間の利点と考えてか客に介入する(舞台をはみ出る)部分が時折ある。しかしこれが不遜な印象を与えなくもない。作為的に堅固に作られたものの上で「遊ぶ」のは(戻るべき場所があるので)有りだが、あやふやな土台の上で客に介入すると自信の無さの裏返し(本人的には積極的介入?)にみえてしまう。
出し物として面白い場面、秀逸な局面は多々あったが、作品にまとめ切れなかった印象が残る。

無敵望遠鏡

無敵望遠鏡

宇宙食堂

吉祥寺シアター(東京都)

2019/05/09 (木) ~ 2019/05/14 (火)公演終了

満足度★★★

劇場2階ロビーの展示物を見て、宇宙モノ専門の演劇ユニットへの期待が高くなりすぎたせいか、本編は後半までなかなかノリきれず。

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