
ト音
劇団5454
赤坂RED/THEATER(東京都)
2019/03/27 (水) ~ 2019/04/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
初演、再演と観てきましたが、今回が一番素晴らしかった!
素晴らしい以外に言葉が見つからない。劇団5454、そして全てのキャスト/スタッフに感謝です。

ト音
劇団5454
赤坂RED/THEATER(東京都)
2019/03/27 (水) ~ 2019/04/07 (日)公演終了

REPLACE
ソラリネ。
劇場MOMO(東京都)
2019/04/03 (水) ~ 2019/04/07 (日)公演終了
満足度★★★★
「空」観劇
想像していたイメージとちょっと違う感じの
ダークな毒を含んだ演目でしたが、
途中からわかりはじめる、それぞれの思惑が絡むところなど、見応えありました!

廻る想ひ、紡ぐ月。
直也の会
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2019/02/27 (水) ~ 2019/03/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
良い話だった。戦争という出来うるなら触りたくない話の中にも
イキイキとした表情をした人たちがいた。
愚直な主人公と、それゆえに彼の周りに集まった人たちの繋がりもイイ。
役者に成りたいという想いの強さ、戦争の中にある兵隊や看護師たちの生き様
仲間への想い。長い作品ではあるが、その長さが苦痛にはならなかった。
引っかかるのは祖父の話で、父親と向き合うことが出来るのか?ということ。
どうもそこが今一つ説得力に欠ける気がする。
もう少し父親とのエピソードが必要ではなかったのかと思う。
逆に祖父の生き方だけに絞ったものでも、
充分に見ごたえのある作品だったのではないかと思いもする。
とはいえ、出演者・演出・音響・照明etc、しっかりプロの舞台、見応え有でした。

拝啓、衆議院議長様
Pカンパニー
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2019/02/06 (水) ~ 2019/02/11 (月)公演終了
満足度★★★★★
普段なら観ないタイプの舞台です。
小難しいものでも、心理的な泥沼的なものはまあ観るとしても、
政治の匂いがするものを感じさせるものは避ける傾向です。
しかし、意外にも食いつくように観てしまいました。
“差別”というものをどう考えるのか?この青年の意思を変えることは出来るのか?
犯人の理不尽な主張、その両親の自責の念と我が子への恐れ、
人権派の弁護士の苦悩、被害者家族の悲しみ、障害者と共に生きる者の言葉。
足りないのはその被害に遭った障害者の言葉ではないかと。
もしも、入れるとしたら彼らの"生きたい"を感じさせる言葉、もしくは意思表示
そういうものが必要だったのではないかと思う。それが相当な衝撃を与え、
観る側にある種の説得力を与えるのではないかと思いました。
演出・演技共に上質な作品でした。

我ら、この広い世界で
集合芸術ANDAZ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2019/02/27 (水) ~ 2019/03/03 (日)公演終了
満足度★★
話の筋は通っているようで、散乱している。
各人の行動理由の根源がわからない。
特に女神になった女性のその理由に説得力がない。
絞った部分がないまま長いストーリー。
後半になってからの裏話は前振りがないだけに困惑。
妙に丁寧に説明が出来ている部分と語り落ちが極端で、
観ていて?となることが多かった。
演出にメリハリがない。
音・照明が意味をなさない。
登場人物の出・ハケがだらだらしている。
ポイントが締まらない
“ストーリーをよりよく理解させる”
“役者の能力をより引き立たせる”
そういう努力が感じられない。
また二つの国の人物たちのはっきりとした“別物感”がどうにも感じられない。
みんなゴチャゴチャ混ざってしまったように思えた。
衣装だけはオリジナル感、キャラクター感が良く出ている。
力の入れどころをもっと考えるべきでは?

紡ぐ。
劇団ヨロタミ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2019/02/14 (木) ~ 2019/02/18 (月)公演終了
満足度★★★★
"やられたな"というのが一番の感想。
心に染み入るストーリーかと思えば、大どんでん返し!
何より悔しいのは"あれっ?ヨロタミさんらしくないな"と突っ込みどころを
チェックしていたら、それを劇中で突っ込んでいる!
その持って行き方が実に悔しい!
また劇団の有り方や一つの舞台が出来るまでが実にわかり易い。
ありがちな劇団員の我儘や演出の苦労が見える。
その辺りは大変面白かったが、結末の脚本が荒いというか、
前振りから、こうなるであろうことは予測はついたが、
あまりにも取っ散らかり過ぎではないだろうか?
まぁわざとであることは分かっているが、
もう少しすんなりまとめて欲しかったように思う。
あれがもう少しすんなりしていると後味がもっと良かったかも!?

新しい星
甲斐ファクトリー
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2019/02/20 (水) ~ 2019/02/24 (日)公演終了
満足度★★★
SFあまり詳しくはない私でも、理解できる丁寧な説明。
それに基づく会話。状況設定と過程はとても良く理解出来たが、
その分登場人物個々の感情が唐突に感じる部分が気になった。
その行動に行くまでの感情の変化が表に出ていないまま処理されている、
そういう印象が強かった。

コマギレ
ラビット番長
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2019/02/28 (木) ~ 2019/03/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
ラビット番長の十八番ともいえる“将棋もの”回を重ねる度に完成度が上がってくる。病と闘い、それでも将棋から離れずに盤に向かう女流棋士。それを支える師匠や家族、そしてライバルをも含めた仲間の存在の温かさ。最弱の棋士から、弟子の為に奮起する師匠。将棋界の裏側まで丁寧に書かれた作品でした。登場人物は多いが、各々のエピソードも有り、惹きつけられる作品でした。また、その温かさにホッとするような作品でもありました。ただ一つ引っかかっているのは、主役は女流棋士なのか?それを見守る師匠なのか?一見、女流棋士のようで、師匠の方に思えたのは私だけでしょうか?どうにも話が師匠を中心に廻っているように思えたので。

ミュージカル「ふたり阿国」
明治座
明治座(東京都)
2019/03/29 (金) ~ 2019/04/15 (月)公演終了
満足度★★★
いやあ楽しかったですよ!盆の上の橋のセットも使い方が良かったし衣装はとりどりに華やかで曲もバリエーション豊富!照明も賑やかストーリーも飽きさせない!だったんですけどね・・・楽しんだのは楽しんだけど引っかかる部分も・・・うーーんなんていうか“中弛み”だったのかなぁ・・・と、+ミスキャスト?実力派の使い方は贅沢なのに、主役の阿国に絡む若いキャストの存在が弱くて阿国だけが異常に強く感じられてしまった。北翔さんが良すぎたせいか?

1つの部屋のいくつかの生活
オフィス上の空
吉祥寺シアター(東京都)
2019/04/06 (土) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/04/08 (月) 19:00
チーム「青」、鵺的/かわいいコンビニ店員飯田さんを観た。
鵺的『修羅』は、いつもの鵺的を更に濃密にしたようなドロドロした展開だが、笑える場面もあり、主宰の高木によれば「結構エンタメ」なのだそうだ。中盤から、こうなるのかな、と思わせる通りの展開になるが、それでも慣れた役者陣と展開の凄さは見事だ。女優6人がいずれもキャラクターが切り分けられているが、特に川添と途中から登場のハマカワが凄い。
飯田さん『我がために夜は明けぬ』は、アイデアは買うのだけれど、それが切実に感じられにくい、という問題が若干ある。登場人物も多いので、キャラクターの切り分けも巧くいっていない印象があるのが残念。

1つの部屋のいくつかの生活
オフィス上の空
吉祥寺シアター(東京都)
2019/04/06 (土) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2019/04/08 (月) 15:00
チーム「赤」、シンクロ少女/mizhenを観た。
シンクロ『メグ THE MONSTER』は、2組のカップルの出会いと別れと出会いを描くが、そこには名嘉らしいトリックが隠されていて、笑いつつ、少しシンミリしつつも、愛を感じさせてくれる好作品だった。
mizhen『小町花伝』は、いつもは抽象舞台で上演することが多いmizhenが具象舞台で上演することになり、能の『卒塔婆小町』に辿り付いたということで、15分ほどの小編を4本上演する。抽象性が高く、モノローグが多いため、1団体だけ毛色が変わって見える。

LIFE LIFE LIFE
シス・カンパニー
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2019/04/06 (土) ~ 2019/04/30 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/04/06 (土) 18:00
タイトル通り、ほぼ同じ設定での物語が3回繰り返される、不思議な作品だった。若い物理学者とキャリア・ウーマンの家で、子どもを寝かせるための方針で対立している。そこに物理学者の上司の夫妻がディナーに訪れる。実は、予定していた日より1日早いので、若い2人は全く準備をせず、そこに玄関のベル…、というような展開で、起こり得ると思われる3つの展開が繰り返される。1場は背景の説明もあり40分、2場は子どもを寝かせる場面も若干含めて30分、3場は上司の来訪以降のみで20分、という、全体で90分の作品である。ヤスミナ・レザらしいトリッキーな展開だが、何故3回繰り返されるのはよく分からない。それを除けば、結構笑えて、ビクビクしたりもして、楽しめる舞台ではあると思う。

ト音
劇団5454
赤坂RED/THEATER(東京都)
2019/03/27 (水) ~ 2019/04/07 (日)公演終了

1つの部屋のいくつかの生活
オフィス上の空
吉祥寺シアター(東京都)
2019/04/06 (土) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/04/08 (月) 15:00
座席H列15番
価格4,200円
【赤】2ステージ目
シンクロ少女「メグ The Monster」
古い家を舞台にした男女のエピソードが2つ併走し後半でその関係を明かすというお得意のスタイル。
内容的には従来作品ほどシビアー/ビターでなく、むしろ軽やかな感じは「LOVE」シリーズに近い。その意味で「シンクロ少女・入門編」と言えるのではないか?
mizhen「小町花伝」
4編の短編によって1人の女性・小町の生涯(の断片?)を浮き彫りにする構成。小町本人が登場しないものもあるのがまた巧み。
各短編のタイプがそれぞれ異なることに黒澤明監督「夢」を想起したりも。
1編だけ小町との関連がワカらなかったが終演後に関係者に伺って納得。
なお、4編の内容はネタバレBOXへ。

ハイライト
うさぎストライプ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/04/03 (水) ~ 2019/04/08 (月)公演終了
チラシを作った後で脚本が変わって行ったのではないかと思われる内容でした。どこにも「
もう、こんなところにはいたくない。」感がなかったので。(追記予定)

1つの部屋のいくつかの生活
オフィス上の空
吉祥寺シアター(東京都)
2019/04/06 (土) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★
■「青」鑑賞/約130分(鵺的『修羅』約60分+途中休憩約10分+飯田さん『我がために夜は明けぬ』約60分)
両団体とも、60分という尺を上手く使い切れていない印象。タイトルから多くの人が思い浮かべる状況のもと話が進む『修羅』は、もうひとヤマ欲しいところで幕引きとなってしまうし、6団体共通の舞台美術を逆手に取って想定外のシチュエーションでのドタバタ騒ぎを描く『我がために~』は、本来90分は要しそうな物語を無理やり圧縮しているために忙しなく話が進んで、落ち着いて観劇するための視座をこちらがこしらえ上げる前にあわただしく終わってしまう。内容は、これまで観た池内風作品の中では最も純度の高いコメディ。しかし、人間の欲と懶惰を露悪的に描くブラックな作風に池内風味が少し出てはいるものの、人物描写がモリエールの喜劇さながらベタで浅く(あえてそうした感あり)、はっきり言って池内風でなくとも書けそうな内容だし、こういうものは職人的コメディ作家に任せ、池内さんには、池内さんにしか書けない世界を描いて欲しいもの。個人的には、世の理不尽にもがきながらも健気に頑張る人間たちを、突き放しているんだか、優しく寄り添っているんだかよく分からないアンビバレントなスタンスで描き出した短編集『どりょく』の路線を期待。あの中の、清掃夫の悲哀を描いた1編は、今思い返しても秀逸の一語。現代人なら誰もが味わう“人間疎外”を喜劇的に描き出した傑作でした。
あの短編は人間描写が深く、ために、かつて「負け組」と呼ばれた現代人の一類型を描きながらも、人物ひとりひとりがその類型をはみ出して、逆境にありながらも生き生きと喋り、動き、怒っていた。人間描写が深くなると、いきおい“ベタ”を踏み越える。これは物語の普遍の法則の一つ。

猩獣-shoju-
壱劇屋
HEP HALL(大阪府)
2019/03/21 (木) ~ 2019/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
台詞ナシのワードレス殺陣芝居の再演。なにもかもが完璧にバージョンアップされて、初めてワードレスを観た初演で感じた熱さが再燃した。65分はあっという間だけど、3時間の舞台を観た後のような充実感。ラストシートで突然こみ上げて涙してしまった。
今回初めての主演だった岡村圭輔さん、舞台上でとても大きく観えて存在感があり、猩獣の面を着けていても怒り悲しみがヒシヒシと伝わってきた。千秋楽のカーテンコールでの男泣きにもらい泣きした。
岡村さんの出演シーン、そのほとんどが殺陣というかなりイカレた(ベタ褒め)役で、ボロボロになりながらも戦う姿が胸を打つ。赤星さんとの戦いで、幼馴染ーずの危機に駆けつけ後ろ向きで登場、振り返って音楽ジャーン!そらもう格好良すぎる!

第27班 本公演9つめ『蛍』
オフィス上の空
萬劇場(東京都)
2019/03/20 (水) ~ 2019/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
いっけん淡白な群像劇かつ役の入った台詞づかいではあるけれどね。時系列の交差しない関係性に味わいを感じられるぜ。
就活で採用企業をディスったら脚光浴びたっていう、女子大学生のネタおもしろいよな。まぁ、会話してるんだけど独白調でもあって、関係性というより、一人芝居に周りが反応するニュアンスさ。
幻想的なホタルを模したライトアップ以上に、下手にセンチ表現せず、また悲哀も感じさせずにね、物語として収斂させていくのは秀逸じゃん

ト音
劇団5454
赤坂RED/THEATER(東京都)
2019/03/27 (水) ~ 2019/04/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
初めて劇団5454さんの舞台を観劇させていただきました。
個性豊かなキャラクターたちにテンポの良い笑いで場を和ませつつ、黒板に仕込まれた伏線を次々と回収していく爽快感。
人間の持つ周波数、共感覚など面白い言葉がたくさん出てきて、人間の未知なる可能性を感じ、ワクワクします。
ドタバタしながら終盤へと向かうと、そこでは衝撃の悲しい結末が。
張り巡らされた伏線がそんなところにまであったのか、と終始感服しました。
しかし一歩踏み出す勇気をもらえる、そんな素晴らしい舞台でした。