第27班 本公演9つめ『蛍』	公演情報 オフィス上の空「第27班 本公演9つめ『蛍』 」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    いっけん淡白な群像劇かつ役の入った台詞づかいではあるけれどね。時系列の交差しない関係性に味わいを感じられるぜ。

    就活で採用企業をディスったら脚光浴びたっていう、女子大学生のネタおもしろいよな。まぁ、会話してるんだけど独白調でもあって、関係性というより、一人芝居に周りが反応するニュアンスさ。



    幻想的なホタルを模したライトアップ以上に、下手にセンチ表現せず、また悲哀も感じさせずにね、物語として収斂させていくのは秀逸じゃん

    ネタバレBOX



    2人の棋士の、幼少期と現在、青年期と現在を描いてるんだけど、あだ名をキーワードにようやく解けるのさ。
    解けても、性格的な問題から混乱気味だぜ。こどもらしい男の子が内向的な孤高の人になったり、対局中にトイレ行きたいって伝えらず漏らす大学生が威張り切ったパワハラ男になってたりよ。その時間の経過が空白的に声高に
    訴えてるのさ。


    ラストは 余計だったけどね。緊迫した対局が これからってとこで余韻を残せばいいところ、エピローグに次ぐエピローグで もったいないよ。


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    2019/04/09 00:49

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