1つの部屋のいくつかの生活 公演情報 オフィス上の空「1つの部屋のいくつかの生活」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/04/08 (月) 15:00

    座席H列15番

    価格4,200円

    【赤】2ステージ目
    シンクロ少女「メグ The Monster」
    古い家を舞台にした男女のエピソードが2つ併走し後半でその関係を明かすというお得意のスタイル。
    内容的には従来作品ほどシビアー/ビターでなく、むしろ軽やかな感じは「LOVE」シリーズに近い。その意味で「シンクロ少女・入門編」と言えるのではないか?

    mizhen「小町花伝」
    4編の短編によって1人の女性・小町の生涯(の断片?)を浮き彫りにする構成。小町本人が登場しないものもあるのがまた巧み。
    各短編のタイプがそれぞれ異なることに黒澤明監督「夢」を想起したりも。
    1編だけ小町との関連がワカらなかったが終演後に関係者に伺って納得。
    なお、4編の内容はネタバレBOXへ。

    ネタバレBOX

    「夢路」:ほぼ一人芝居、的な。実は舞台の稽古中というシカケだが、無茶振りがあってまるで役者が時々見るという悪夢のよう。なお、冒頭の台詞に出てくる「あの女」が小町とのこと。
    「小町ちゃん」:小町に憧れる同級生少女のモノローグが中心。雰囲気は往年のフジテレビの深夜ドラマ(私見)か?
    「還暦こまち~ず」:還暦を迎えた女性3人の温泉旅行を音楽劇(?)スタイルで描く。小町は出てこず彼女たちの話題にのぼるのみというのが面白く、カラオケの体で歌われる楽曲(オリジナルとのこと)もイイ。
    「花の色は」:老いた小町の一人芝居、圧巻!

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    2019/04/09 12:27

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