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立体映画館『東京物語』

立体映画館『東京物語』

立体映画館

小劇場 楽園(東京都)

2019/05/29 (水) ~ 2019/06/01 (土)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/05/29 (水) 19:30

上演時間は、75分。
かなりばかばかしく笑える場面もあるが、驚くほど「東京物語」のエッセンスを詰め込んでいて、感心させられる。
本来の余韻こそないものの、まさに「東京物語」。
亡次男の妻の所にとまる件や、熱海に泊まる件など、かなりはしょられているが、それぞれの重要な場面は、サンプリング的に取り込まれており、けして不足感を感じさせない。

尾道訛りのセリフ回しも巧みだし、繊細な配慮がここかしこにみられる。

ただ、着替えなど、もう少し落ち着いてくれないかな。
笑いは笑いとして、スカートをズボンに押し込みながら登場するところとか、せっかくの場面設定が台無しになってしまう。

それと、三男の平山敬三こと大坂志郎の存在がなしにされたのは、ちょっと残念。
まあ、葬儀の場面のみの登場で、話として拾うのは難しいのだろうけれど。

「映画好きには」お薦め。

ざくろのような

ざくろのような

JACROW

座・高円寺1(東京都)

2019/05/29 (水) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

 世界一のリチウムイオン電池開発に絡む買収合併と開発に関わったチームリーダーのヘッドハンティングに纏わる主筋を中心に展開する物語。例の実話を基にした作品ということができる。

ネタバレBOX


 天才とそれを取り巻く凡人、秀才間のコンプレックス問題、妬み等の感情が渦巻くと共に独創的な発想や型破りな才能を潰すことしか考えない日本的体質と、実績のみで自由を守りぬく天才を知り、天才を活かす術を持ち、歴史的にも様々な基礎的発明や発想を為し、人類に貢献してきた民族との差も出ていて面白い。実際、自分の周りにも日本で賞を獲ったりして学会誌に名が載り海外から注目されてヘッドハンティングに応じ、二度と戻って来ない知人が何人も居る。そりゃそうだろ、日本に居たって面白いことなんぞ、一つも無いのは重々経験して来た訳だから。他にも語学が堪能で海外で友人を創れる日本人なら一人の例外も無く海外に住みたがる。それは当然のことである。
 実際、海外のエージェントからオファーを受けるとその条件は頗る良い。給料は年俸で日本の最低倍、2.5倍程度のものが多いようである。これは少数の人の経験値だから一般化はできないが、まあ、この程度は当然だろう。その他の待遇(休日、様々な保障、居住等)も下らない縛りが無くビジネスライクに仕事が出来る点でも、居心地は良いようだ。欧米の外資系で働いたこともある人なら、コンプライアンスについても従業員に対して日本の企業のような誤魔化しをしないことは良く知っているハズである。(良い例が労災)そして、一番良いことは能力主義で評価されることだ。日本では、バカが上司でも馬鹿の命令に従わなければならないことが大半なのだが、こういうナンセンスが無い。
 上に挙げたような事情を含め、語学が出来、キチンと国際社会の常識を弁えて外国人と友達づきあいが出来、合理的な思考をすることが出来、食べ物・飲み物の問題が無く、宗教的な問題も無く、且つ家族関係の調整が出来るなら、海外で働き生活することには頗る大きなメリットがある。
 今作では、上に挙げたような状況の反映を日本の典型的会社社会VS国際社会として描く訳だが、勝負は最初からついている。合理性に勝る方が勝のは必然だからであり、それを支えるのが人間の自由に対する態度であることを考えれば答えは自ずから見えてこよう。
 キチンとこの辺りを押さえた脚本の良さに舞台美術の合理性が優れているが、残念な点が一つ。箱が大きいので天井タッパも高く、面積も広いから役者の科白が場合によって届きにくい。この辺り、演出がもっとしっかり駄目出しをするか、どうしても声が届かないようならマイクを用いるということも考えて良いのではないか。折角の優れた戯曲が観客に一部でも届かないのは口惜しいではないか。
 無論、外資系は能力が無いとなれば、容赦は無い。その辺りもビジネスライクだが、こういう厳しさは当然のこと。その為、余暇の時間の使い方が大切なのだ。日々勉強、その意味では休む暇など無いが、それが楽しければこれほど面白い人生はない。
ざくろのような

ざくろのような

JACROW

座・高円寺1(東京都)

2019/05/29 (水) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/05/29 (水) 19:30

 2015年にサンモール・スタジオで上演されたものを改訂しての再演で、初演も観てるが、バージョンアップしている。松下による三洋の買収劇を題材に、起こりえたかもしれないことをフィクションとして上演する。会社の方針や技術者としてのプライドなどがぶつかり合う様を描いて、同劇団の転機となったと言うだけあって、クオリティの高い戯曲だが、慣れた役者陣と、広がりのある舞台を得て緊張感ある115分だった。初演になかった笑いの要素も加え、エンディングも見事。

Taking Sides~それぞれの旋律~

Taking Sides~それぞれの旋律~

加藤健一事務所

本多劇場(東京都)

2019/05/15 (水) ~ 2019/05/29 (水)公演終了

満足度★★★★

2度目となる加藤健一事務所。風姿花伝で今年観たパラドックス定数蔵出しシリーズ最終公演がやはりフルトヴェングラーを題材にした主宰若き頃の本で、指揮者+楽団サイドの目線でナチとの攻防を描いた作品だった。一方「Taking Sides」は、戦犯裁判の前段、この指揮者のナチスへの協力という疑惑を追及する取調べの過程を取調官目線で描く。
国内外の名作を長年にわたって紹介し続ける加藤健一事務所の味はよくも悪くも座長・加藤健一の存在感で芝居をまとめてしまう所だろうか。演じる取調官は戯曲としてはもっと違ったキャラを想定しているように感じたが、これはこれで成立しているようにも見え、「加藤健一一座」という一つのシステムが既に確立しているのか知らん、とも思う。みれば鵜山仁演出。またも「演技は役者任せ」説を実証したような。

ネタバレBOX

凄惨かつ祝祭的世界大戦を終え、戦後処理に奔走する連合国軍と介入を受ける敗戦国、ナチスのホロコーストを筆頭に全てが白日の下に暴かれ、全てが分かりやすい構図の下にあった。やがてレッドパージに及ぶ「明快さ」への傾きが、この取調官をも支配しているように見える。音楽の事を何も知らない俗物キャラを担うこの男と、音楽を解する秘書、若い部下、訪問者(ピアニストの妻)、指揮者本人、元楽団員の5人という対照的な二項を拮抗させるが、音楽への言及が作品に趣きを与えているのは上記パラドックス脚本とも共通するところ。本作ではとりわけ天才指揮者に心酔する人物の心からの告白が、芸術を圧政と戦争の闇の中に咲いた美の像として浮び上らせる。構図としては取調官が徐々に焦点化されて行き、男の言葉を引き出す形で脚本はうまく閉じられている。一人の天才音楽家の名誉という問題から、ホロコーストの事実へと観客を導いていく。
vol.22『野性の恋』/ vol.23『暴動のあと、さみしいポップニューワールド』

vol.22『野性の恋』/ vol.23『暴動のあと、さみしいポップニューワールド』

悪い芝居

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2019/05/24 (金) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

満足度★★

久々に観劇。注目株の悪い芝居さん。

ネタバレBOX

以前の作品も拝見してますが、ちょっとマンネリした作風の印象。
新作なのに焼き直し感が否めないのは、ちょっと作家さんの怠慢なのかなと。

いつも楽しみな舞台美術もとても普通だったし、2作品分とはいえちょっとお芝居に合っていない感じでした。

次回に期待します。
カケコミウッタエ

カケコミウッタエ

日本のラジオ

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2019/05/25 (土) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/05/28 (火)

28日ソワレ(105分)を拝見。

ネタバレBOX

開場時。舞台に配置された神社の屋根の両端にある千木(ちぎ)?に、天井から伸びている屋根?…金沢駅前の鼓門(つづみもん)、ひいては出雲大社を想起させるセットに、目を奪われる。

でっ、観終わっての「読後感」。

自分には、わかったような・わからないような、神経の触れて欲しくない部分を逆なでされるような、いつも通りの「日本のラジオさんの演劇」だった。独特なセリフの間や、LPレコードの針が跳んだようなエンディングも含めて、同じ会場でやった『カーテン』以来の癖になる舞台のそれだった。あと、今回は「闇から現れ・闇に消えていく出ハケ」も印象的だった。

それと、ユダの独白だった原作の「駈込み訴へ」から関係者一同の集団劇に再構築されたことで世界観を立体化した「功」、(個人的に好みだった)原作の良さである音読のリズム感が除去された「罪」…いずれも感じながらの105分間だった。

当初は茅場だと思っていたイエス様(私は転びバテレンwなので「様」をつけます)がモデルな人物は、実はナザレ→名瀬。彼が常に浮かべる微笑みも、イスカリオテのユダ→粕井の視点からは、おのが脆い精神・吹きあがりそうな感情を護り・抑え込むための「精神的バリヤー」とも映っていたのかな? 宝保里実さん演じる名瀬の「笑みの精神的バリヤー」に寒気さえ覚えた自分は、そう思えてならなかった。

演技陣。
田中渚さん・沈ゆうこさん・安東信助さん、そして今回のフジタタイセイさんは、こんな性格・雰囲気の人物を演じられるんだろうな、という役回りと言うか、観劇前からの期待通りの人物像を好演。
静かな狂気にも満ちた宝保里実さんの熱演は言うまでもなく、他の登場人物を演じる皆さんのどなたにもスキがない、結構、凄い座組だと感服させられた。

【配役】
名瀬(後の、富嶽の会・代表。本作における「イエス様」)…宝保里実(ほうぼ・さとみ)さん
粕井(本作における「ユダ」)…フジタタイセイさん(美味いカレーを作れる、肋骨蜜柑同好会の主宰)
三瓶(パッションのバランスが崩れたヒト)…辻響平さん(お初の方)
安藤(いつしか三瓶を見守るヒトへ)…横手慎太郎さん(何度も舞台を拝見する方)
田臥兄…岡野康弘さん(「サンジェルマン伯爵」の生まれ変わり?)
田臥妹…豊田可奈子さん(『みのほど』以来の方)
丸田(粕井の先輩)
…沈ゆうこさん(こんなにも早く、アガリスクエンターテイメントのイメージが消え、「日本のラジオ」のヒトになるとは思わなかった)
麻里弥(丸田の妹。恋愛対象が常に不倫)
…田中渚さん(『アダムの肋骨』以来、何度も舞台を拝見している方)
茅場(おひかりさま「健康道場」主宰者)
…安東信助さん(何度も出演舞台を観ていながら、いまだに初見の『HNG』での強烈なイメージが抜けきれないw)
手妻(地方政治家)
…坊薗初菜さん(ぼうぞの・はつな)さん(お初な方。4月にあった近隣の国立市議選に出ていてもおかしくない美声)
「ボードゲームと種の起源・拡張版」

「ボードゲームと種の起源・拡張版」

The end of company ジエン社

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/05/29 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

ボードゲームカフェに集まる若者たちのドライな群像劇。約80分。時間と空間が瞬時に入れ替わり、共存もする構造が、パズルみたいに複雑で読解のスリルあり。人間社会の縮図をゲームに落とし込む巧みな構成で、“種の起源”というタイトルに納得。ルールを守る集団の幸福と、そこから逸脱するマイノリティーも描く社会派戯曲でもある。生身の俳優による上演が前提の戯曲であることに演劇の豊かさを感じる。脚本・演出:山本健介。

ネタバレBOX

東京はすでに人が住めない土地になっており、移り住んだ地方都市も燃えている。共同幻想を共有できる場はどうすれば存続できるのか。アナログなゲームを題材にとり、広い射程で問題提起する刺激的な舞台だった。残念ながら俳優の演技手法は私好みではなく、前半は少々退屈した。でも後半は引き込まれた。
かげつみのツミ

かげつみのツミ

おぼんろ

BASEMENT MONSTAR王子(東京都)

2019/05/22 (水) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

「つみき」チームに参加。これを見てから再度「かいじゅう」チームを見たらなお一層心に沁みました。
ハンダラさんの「どら焼きのような構成で餡の部分が3つの別の物語」という例えは言い得て妙と思います。三つの物語を全部見る意味がある作りになっていて良かったのですが、三つ見るためにチケットがもう少し安かったらいいのにと思ってしまいました。
あと、キャスト表もあるといいですね。

ネタバレBOX

友人を誘って行ったのですが、彼女は「キャガプシー」を見ていません。なので道中あらすじを語ってしまいましたが、知っておいて見て良かったと言ってもらえました。スピンオフの場合、期間中だけでもHPでDVD公開しても良かったのではと思いました。
最初はつけていなかったツミのスカーフはどこで彼女の襟元を飾ることになったのか、チョキの悲しみがどこから始まったのかなどわかって良かったです。
ひまわりの見た夢

ひまわりの見た夢

雀組ホエールズ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/05/29 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/05/29 (水) 19:00

ひまわりの見た夢「re:act」97分休憩なし。
初演の映像を、観劇三昧で観て好きになった作品。実際に起きたある殺人事件を下敷きに、加害者側と被害者側の断絶や、家族の絆の表現が秀逸。社会派と呼ばれる、雀組ホエールズらしい作品。登戸で発生した痛ましい事件を、時折、想起せずにはいられなかった。

10分間2019~タイムリープが止まらない~【ご来場ありがとうございました】

10分間2019~タイムリープが止まらない~【ご来場ありがとうございました】

中野劇団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/05/24 (金) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

私が観るのは2度目だと思いますけど面白かったです。最終的にはいい話にまとめるのも無理なくてよかったと思います。

キタナイ涙

キタナイ涙

コルバタ

新宿スターフィールド(東京都)

2019/05/29 (水) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

とてもひきつけられる内容でした。

ネタバレBOX

ヒロ松谷のキタナイ涙のわけ、そしてその正体が、少しずつ明らかになっていくのは、痛快です。舞台の中央に、少し違和感のあるものがある設定ですが、うまく前後、左右の空間を使い、話の展開も軽快に感じるためか、とてもきひつけられるのです。途中でコミカルな部分でぐいぐいとひきつけられ、最終的にはシリアスな面でいっそうひきつけられました。とても中身の濃い、そしてほどよいスパイスに感じましたね。
ざくろのような

ざくろのような

JACROW

座・高円寺1(東京都)

2019/05/29 (水) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/05/29 (水) 19:30

座席1階

社会派演劇中村ノブアキが、会社のリストラ物語をベースに中国に食われる日本の技術など今日的な話題を盛り込んで仕上げた迫真の舞台。再演というが、自分は初めて見せてもらった。
女性の上司、親会社が買収された会社に送り込んできた人事担当が女性だったりという部分も世の中を映し出している。会社とは従業員にとってどういう存在なのか。社員それぞれの考え方や生き方、家庭の事情などで答えが変わるその問いを、サラリーマンが多いと思われる観客席に突きつける。
会社に必要とされる人材かどうか。一番決定的な部分だろう。そういうところを拠り所自分たちは頑張るのだと思うが、その会社という存在がきわめてあいまいなつかみどころのないものだということが、今更のように胸に響く。
何のためにこの会社にいるのか。あまり答えたくない質問をずっと舞台から突きつけられてきた2時間だった。

ネタバレBOX

会社に重宝されてきたトップエンジニアが中国の会社に移籍を決意し、こちらも国内で活躍するプログラマーの妻の人生をおもんぱかって離婚届を持ってくる場面は笑える。今やインターネットで仕事はいくらでもできるし、会議も連絡もオンラインだ。日本の技術を切り開いてきたエンジニアがそんなことに思いがいたらず妻の人生をリスペクトしたところがかわいい。
ひまわりの見た夢

ひまわりの見た夢

雀組ホエールズ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/05/29 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

とても難しい題材、家族の重くて悲しい舞台でした。この再演、初演を観て居ないのですが、再び投函する長い手紙とあるだけに、訴えかけるものが多々あります。誰が悪かったんだ?誰もが悪かったのか??簡単には感想が言いにくい、きっともう一つの話、ワスレナグサを見たらきちんとわかるのかもしれない。必ず観て心に刻み込みたい。

自由を我らに

自由を我らに

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2019/05/28 (火) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/05/28 (火) 19:30

肩の力を抜いて憲法の歴史をおさらいすることができる優れた作品。日本国憲法の講義を1回聞いて全く理解できずに単位取得を断念した私でも笑いながら楽しく見ることができました。しかし、言葉は奥が深くて難しい。

赤と黒 サムライ・魂

赤と黒 サムライ・魂

舞台「赤と黒 サムライ・魂」製作実行委員会

東京国際フォーラム ホールC(東京都)

2019/05/25 (土) ~ 2019/05/31 (金)公演終了

満足度★★

御歳80歳の里見浩太朗氏の存在感は流石!声も変わらず、浩様ここにありという感じなのだけど・・・浩様ファンに合わせた為か、ストーリーは藩を上げての一大事という割にスケールが小さいし、話に深みがない。“わかり易いのが大事”という事なのだろうか?また、殺陣好きとしてはバリエーションのない殺陣にガッカリした。誰もが同じバリエーションで、やたら相手の剣を背中で受ける型が出てくる。殺陣の振り師の方にもう少し“魅せる”ということを考えて欲しいし、動ける若手が抑え抑えの殺陣を(メインお二人をこき立たせるためには仕方ないのだろうが)強いられているのは観ていてかなりつらかった。

それはいつも♂♀からはじまるetc...

それはいつも♂♀からはじまるetc...

劇団ノーティーボーイズ

テアトルBONBON(東京都)

2019/05/28 (火) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

あー、笑いたいなあと思ったら必ず観に行った方が良い、スッキリ笑えるコメディです。
時間一杯、目一杯サービスしてくれます。

東京ノ演劇ガ、アル。#2「BAR女の平和」

東京ノ演劇ガ、アル。#2「BAR女の平和」

オフィス上の空

東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)

2019/05/03 (金) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

原作を知らなかったので調べてみたら、なんと紀元前400年の作品!?演劇の歴史の古さに驚いた。
今回の作品は言われても分からないくらい現代風にアレンジされてたが、結局男と女は2500年前から変わってはいないという事だったのかな。
役者さんは皆ハマっててみやすかったです!
ぎゅっと濃厚な60分芝居ありがとうございました!

ネタバレBOX

段ボールの死体 五人目の登場 いい感じに持っていかれました!

塩で酒は飲んだことあるけど、味の素は無かったなぁ… やってみます笑
自由を我らに

自由を我らに

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2019/05/28 (火) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/05/28 (火) 19:30

価格4,000円

終戦後、新たに制定される憲法を分かり易く親しみ易い文章にすべく集められた文学者・新聞記者・広告文案家などの文筆家たちだが、翌朝の新聞に載せる必要から彼らに与えられた時間は2時間……という出だしはまさにコメディで20年以上前の初演時はそれが狙いだったとのことだが、改憲論が出る当世ではむしろ現行憲法のキモを確認する内容に感じられてしまうのは皮肉。

劇中で討論されるのは第三章・国民の権利および義務、第一章・天皇、第二章・戦争の放棄。コメディだけに笑いがたっぷりではあるが時折鋭い指摘があり、改めて日本国憲法の大事なところ・優れたところに気付かされる。
特にクライマックスの第九条に関する熱弁はどこぞの「コドモ総理」に耳にタコができるほど聞かせたい(切実)。

また、そんな本編の面白さはもちろん、結論が出たあとのエピローグもイイ。
本作に限ったことではないが会議の開始時点では見ず知らずだった同士が親しくなったり、議論で対立していたのが和解したりという人間関係の変化や参加者の成長を見せながら一人、また一人と議場を去ってゆくことによる余韻。
会議劇が好きなポイントの1つはそこだな、と改めて気付いた。

オフシアター歌舞伎「女殺油地獄」

オフシアター歌舞伎「女殺油地獄」

松竹

新宿FACE(東京都)

2019/05/22 (水) ~ 2019/05/29 (水)公演終了

満足度★★★

中村獅童のギラギラした若さと、一線を超えてしまうあやうさが見ごたえがあった。大人計画の荒川良々が殺される女の夫役など二役をしていて、歌舞伎とは異質のユーモアが、舞台を新鮮にして面白かった。ただ、特設舞台の四方をパイプいすを並べて囲むので、観劇条件はあまりよくない。5列目の私の席からは前の人が邪魔で見えないところが多かった。とくに舞台の上をのたうち回る殺しの場面に身切れが多かった。これは残念だった。
油まみれの凄惨な殺しの場面が有名だというが、予想していたほど血なまぐさくなかった。あまりむごたらしい演出は流行らないということだろう。

それにしても、中村獅童の主人公・与兵衛は遊び人だが根は素直で、悪い人には見えない。しかしいったん殺しに手を染めた後は、虫も殺さぬ顔で相手の家に線香をあげに行くふてぶてしい人物になる。この人間の心理は測りかねた。ラスコーリニコフとは対照的。人格の一貫性を重視する近代的な人間理解とは違うということだろうか。

Taking Sides~それぞれの旋律~

Taking Sides~それぞれの旋律~

加藤健一事務所

本多劇場(東京都)

2019/05/15 (水) ~ 2019/05/29 (水)公演終了

満足度★★★

長台詞のオンパレード。

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