
夕夕方暮れる
立ツ鳥会議
萬劇場(東京都)
2019/05/31 (金) ~ 2019/06/02 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/05/31 (金) 19:30
125分。休憩なし。
ストレートな群像会話劇。時系列が若干行ったり来たりしたり、同時に別の時間が同じ舞台上で進行したりするが、理解はしやすく物語としては、心にストンとはまり易い。
「明日はいいことあるだろうか」と「まあ、上手くはいかないよな」という、2つの想いの中で、それなりに精一杯生きるも、どこか雨の中に突っ伏してたたずんだ感のある登場人物たち。「ある風景」スケッチしたような印象で、物語に引き込まれていきつつも、不思議と、悲しいとか、嬉しいとかいった、感情は起きなかった。演出として狙ったものなのか、少し刺激が足りないのかは、好みが分かれるところ。

カケコミウッタエ
日本のラジオ
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2019/05/25 (土) ~ 2019/06/02 (日)公演終了
満足度★★★
105分休憩なし。
直球のストレートプレイと言っていいと思う。役者さんの演技が非常に魅力的で、繊細で、それを味わうという観点では非常に楽しかったのだけれども。
ストーリーの点では、全くしっくりこなかった。
他者に自分の中にないものの存在を見出した時、愛と憎悪は非常に近い感情で、ある愛の中でその憎悪について書いた物語・・・、だとは思うんだけれども。私の中では、そこから展開することなく「ふうん」という感想に落ち着いてしまった。

「祝儀の礼には及ばない」
劇想からまわりえっちゃん
小劇場 楽園(東京都)
2019/05/31 (金) ~ 2019/06/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
観た後にスカッとするというか,劇団のパワーをもらうという意味では健在かつさらにパワーアップしていて,ぜひ決勝でのフルバージョンを拝見したいと思った限りです。

殿はいつも殿(しんがりはいつもとの)
ポップンマッシュルームチキン野郎
HEP HALL(大阪府)
2019/05/30 (木) ~ 2019/06/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
PMC野郎 「殿はいつも殿」観劇。何とも優しい人間模様!
場面場面で色々なところに連れて行かれるけれど迷子にもならず、笑って、笑って、笑って、みんなで声を出して応援して...最後の最後はホロっとして、最後の春子の笑顔がまだ瞼の奥に残っている。観終わった後の満たされ感がとても深い。パンフと切腹セットを衝動買いしたくらいに心を持っていかれた。

かさぶた式部考
劇団櫂人(解散しました)
上野ストアハウス(東京都)
2019/05/29 (水) ~ 2019/06/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
これからご覧になられる方は充分体調を整えて観劇される事をお勧めします。
というのも人間が生き抜くという様・・・親子愛・夫婦愛・信仰心・執着心・情欲・・・あぁ数えきれない(汗)をこれでもかと受け止める事になるので。
更に親子愛・夫婦愛・信仰心どれを取っても綺麗ごとでなく(綺麗ごとなど言ってられない)泥臭く本能的なモノを剥き出しに描かれ演じられており、全く容赦がない作品。
男盛りの30歳で精神を病んでしまった豊市に彼の母と妻。
後に神々しく登場する教祖・智修尼。
この4名を中心とした想像を超えた愛憎の図式・・・・のみならず彼等を取り巻く人々の心の救済を求めるその渇望感。
本作では作中に登場する宗教団体に対して、かなり辛辣な視線で描かれているものの、これはひとつの解釈として日本政治の写し絵と受け取って良いのだろうか。
だとすると力弱い国民はその色に染まったまま縋って生きていった方が幸せだろうかと考えさせられます。
意志をもって自身の道を行くのが正しいと分かっていても何とも悩ましい虚無感が広がってくると共に、えーい負けてられるか!と力が漲ってくる作品でありました。

ざくろのような
JACROW
座・高円寺1(東京都)
2019/05/29 (水) ~ 2019/06/02 (日)公演終了
満足度★★★
惹句のような“ごく普通な見かけにグロテスクな実(感情)を隠す果実(人間)をイメージして”という説明文から裏表のある人物が出てくるのかと思いきやステレオタイプが多いかなぁ。グロテスクなのは組織や会社の方ね。

10分間2019~タイムリープが止まらない~【ご来場ありがとうございました】
中野劇団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/05/24 (金) ~ 2019/05/26 (日)公演終了

「ボードゲームと種の起源・拡張版」
The end of company ジエン社
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/05/29 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

おもったことは、なかったです
大人の麦茶
ザ・スズナリ(東京都)
2019/05/29 (水) ~ 2019/06/03 (月)公演終了

自由を我らに
カプセル兵団
ワーサルシアター(東京都)
2019/05/28 (火) ~ 2019/06/02 (日)公演終了
満足度★★★★
集められた目的にまったく沿わない議論と、飛びまくって横道にそれまくる流れがとても面白い。
同時に日本国憲法について改めて考える良い機会となった。
改憲論やDV、ハラスメント等がメディアを賑わせている昨今、初演時とは違う意味ある上演だと思う。

REizeNT ~霊前って...~
junkiesista×junkiebros.
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2019/05/24 (金) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

夕夕方暮れる
立ツ鳥会議
萬劇場(東京都)
2019/05/31 (金) ~ 2019/06/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
役者さんがみんなとても魅力的で、個性豊かで、素晴らしかったです。
けっこう笑ったけどさみしいな、さみしいけど、優しいな、
そんなお芝居でした。
あと1回は必ず見ます。

自由を我らに
カプセル兵団
ワーサルシアター(東京都)
2019/05/28 (火) ~ 2019/06/02 (日)公演終了
満足度★★★
最初の90分は役者さんがうまいので結構笑えるが、おちゃらけばかりで憲法についての内容が少なすぎる。最後の9条の話はイロハのイ、キホンのキで、ちょっと考えれば同じ袋小路にぶつかる。そこからどうするかということが問題なのに…。歴史的には朝鮮戦争が勃発しアメリカが日本の再軍備を望むという方針転換によって通り道ができたのであった。
書記官の発言は日本国憲法前文の一節『日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した』を代弁するものであるが、発布以来70年以上経って(諸国民の一人一人は信頼に値するかもしれないが、それが集団となった)諸国家は信頼に値しないことが明らかになるばかりである、と私は思う。

ご馳走
西瓜糖
ザ・スズナリ(東京都)
2019/05/18 (土) ~ 2019/05/26 (日)公演終了
満足度★★★
21日午後、下北沢のザ・スズナリで上演された西瓜糖第七回公演『ご馳走』を観てきた。この劇団は、2015年の第五回公演『モデル』を観て以来気に入り、毎年公演を観るようになった。発足当時は演出の松本祐子もメンバ00であったが、現在は脚本家としては秋之桜子・女優としては山像かおり、女優の奥山美代子の二人で運営され、演出は毎回客演演出家による上演という形をとっており。今回の演出は花組芝居の加納幸和が担当した。
かつての同人誌仲間で、今はそれぞれが結婚して家庭を持っている男女二組の間に交錯する、男女の情愛と作家としてのジレンマが舞台の核となっているのだが、登場人物の抱えているわだかまりというか悩みというか秘密というものの絡み合いが、どことなく空回りしてしまっている印象を強く受けた。これは、登場人物達の関係性を考えすぎた脚本の隙間風とでも言うものだろう。演出は、それをなるべく感じさせないように自然と、というか黙々と話を進行させてはいるが、観ていて舞台で繰り広げられている世界に没入できなかったのが残念。もう少し。単純な内容にしても、登場する二組の男女の関係性は上手く描けたのではあるまいか。
とはいうものの、二組の夫婦を演じた井上和彦、山路和弘、そして山像かおり、奥山美代子の演技はなかなか充実してと言うか円熟したものであったことは確か。つまらぬ踊りなどを折れず、会話で推し進めてくれるともっと良かった。登場人物達にとっての「ご馳走」とは何だったのか。考えさせられた舞台であった。
次回公演でどのような作風を示してくれるのか。それを楽しみに待つとしよう。

Taking Sides~それぞれの旋律~
加藤健一事務所
本多劇場(東京都)
2019/05/15 (水) ~ 2019/05/29 (水)公演終了
満足度★★★
内容的に私には難しい話だろうと思ったけれど、ロビーでの丁寧な説明文が有り難かった。
関係者の写真まで掲載してあった。
単純なやりとりだったけれど、どうしてもフルトヴェングラー寄りで観てしまって、
「どちらの?」のいう天秤は傾きっぱなしだった。観方が悪かったのかな~少佐の執拗さの理由が
いまいちつかめなかった。

パリのアメリカ人【2020年京都公演一部、福岡公演中止】
劇団四季
KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)
2019/03/19 (火) ~ 2019/08/11 (日)公演終了
満足度★★★★
ダンス中心のミュージカルが少ない中で待ってました!の作品だった。
石橋リズの芯の強さがダンスに現れていて、素晴らしかった。
何度か観たい作品だ。

ミュージカル『アラジン』
劇団四季
電通四季劇場[海](東京都)
2015/05/24 (日) ~ 2023/01/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
2回目だけど、さらに感動的だった!前回はセットや衣装、ジーニーの演技に心を射抜かれたけれど、
友情や愛情、愛国心などのストーリーもなかなか共感できた。
ディズニーは最高だ!

鈍色ダイヤモンド
ピロシキマン
福岡市科学館・サイエンスホール(福岡県)
2019/05/25 (土) ~ 2019/05/26 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かった!猫を中心に話しが回っていて心地よい分量の芝居だった。
これ以上登場人物は増やさないほうがいいと思う。非常に魅力的な猫だった。

獣の柱
イキウメ
シアタートラム(東京都)
2019/05/14 (火) ~ 2019/06/09 (日)公演終了
満足度★★★★
地面の垂直に刺さった柱、なんだかミサイルを想像してしまってどきどき。
それは時限付きの爆弾と同じことかもしれない。再演なのに、前回と印象が変わっていたのは
年月がたっていたからだろうか。目を離せない舞台だった。なぜか惹きつけられるイキウメだ。

五月雨のカーニバル
制作「山口ちはる」プロデュース
シアター711(東京都)
2019/05/29 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了
満足度★★★
代表作なの?本当に?
世代を超えた衝突は類型的だし、新しいものの息吹を感じられないのは
私の感性が鈍いだけなのかしら。
女優陣の活躍が救いかな。