
殿はいつも殿(しんがりはいつもとの)
ポップンマッシュルームチキン野郎
インディペンデントシアターOji(東京都)
2019/05/16 (木) ~ 2019/05/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
初演を観ているので物語の骨子は知った上で観劇。
登場人物の名前が変わっているのも、ネタが変わったり増えたりしているのも、この作品をより面白くするためとわかって安心して笑うことのできる劇団であり物語である。45分の初演より90分の完全版のほうがより「しっくりくる」感じで、とても良い感触だった。
今作は舞台美術をごくシンプルにしていたのが気になったが、それだけ中身に自信があるということだろう。演劇への愛を感じる公演であった。

ミュージカル『悪ノ娘』
amipro
あうるすぽっと(東京都)
2019/04/06 (土) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★★
VOCALOID楽曲から派生したミュージカル、再演を重ねに重ね見応えのある舞台作品に仕上がっていた。
VOCALOIDの知識が多少あったので大変楽しむことができた。が、小説を読み込んだりしていたらもっと場面に詰め込まれた作品愛を受け取れたのだろうと思うところもある。
そういう意味では観客を選ぶ作品だったのかもしれないが、基本的には気軽に楽しませていただいた。

獣の柱
イキウメ
シアタートラム(東京都)
2019/05/14 (火) ~ 2019/06/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
なんだろうなあ、話は分からないことだらけなのだけど、とにかく上質のお芝居を観たという満足感はものすごいのだ。
ゆえに星は5つ。話が分からなくて、終演するときに戸惑うのに、星は5つだ。
美術、床の砂感がたまらない。上部にあるはずの余白は空を思わせてむしろ良い。
俳優の演技について。いわゆる悪人を演じるお二方がものすごかった。あんなに分かりやすく登場人物を憎んでしまうのに、別の役ではあのアクが無い。どういうこと、と思うほど。
会話劇で全てが浮かび上がるイキウメの濃密さ、今作も堪能した。

シェアライフ
箱庭計画
knut(兵庫県)
2019/06/15 (土) ~ 2019/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
内容はベタでしたが、とても良かったです。なけました。ウェディングドレスも似合ってました。次回も是非見たいです。期待しています‼️

見上げる魚と目が合うか?
劇団葡萄座
スペース・オルタ(神奈川県)
2019/06/15 (土) ~ 2019/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★
全くタイプの違う2人のアラサー女性の80分超のマシンガントーク。その凄さに圧倒されっ放し。
延々続く女性のたわいのない会話に流石に途中ちょっと中だるみ感は否めませんでしたが、お二人の個性が光る見応えのある二人舞台でした。

生き急ぐ者
シャトーブリアン
中板橋 新生館スタジオ(東京都)
2019/06/15 (土) ~ 2019/06/16 (日)公演終了
満足度★★★
トイズボックスの女優さん2人のユニットらしく、何をやるのだろうという興味で拝見したものの、演劇ではなくダンスイベントだという。その意味では少々当てが外れた感もあるのだが、こりっちのページにもリンク先のブログにも何も具体的なことが書かれていないので、こちらの勝手な思い込みと言われればそれまでか。
2部構成の70分(休憩あり)。1部は主宰の中館早紀も参加した「rabbit」、「KNJ+Yuki」、トイボの一期埼圭&中館早紀+わたあめ工房の卯木祐也&莉月まゆによる「瓶の中のシャツと空」。2部はゲストのO'RAMA Rock'n'Roll Bandのステージと最後に主宰のシャトーブリアン(中館早紀+横井めぐ美)。

レ・ミゼラブル
東宝
帝国劇場(東京都)
2019/04/15 (月) ~ 2019/05/28 (火)公演終了
満足度★★★★★
安定のおもしろさ。新キャスト斎藤さんは合うと思ってましたが、やはりおもしろかったです。
客層が普段は女性が7~8割、年配者が多いです。芸人やアイドルがいる回は老若男女のお客さんになり、客側の雰囲気も変わりますね。楽しいです。初めての方は基本のあらすじを読んだ方が良いと思います。

チューボー ~SECOND HOUSE Ver~
SECOND HOUSE
シアターシャイン(東京都)
2019/06/12 (水) ~ 2019/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/06/13 (木) 14:00
座席1階1列
2019.6.13㈭ PM14:00 阿佐ヶ谷 シアター・シャイン
梅雨の晴れ間の青空の下、阿佐ヶ谷のシアター・シャインへ、葵ミサさんが出演されているSECOND HOUSE旗揚げ公演「チューボー 〜SECOND HOUSE Ver〜」Bチームを観に足を運んだ。
最前列真中の席に着き、舞台に目を転じるとレストランの厨房がある。この厨房を舞台に繰り広げられる物語。
高林は、イタリアンの名店『ル・ブリラーノ』のオーナーシェフで、雑誌等で天才シェフともてはやされていた。
元洋食屋のオーナーシェフの山辺は、借金を抱え閉店した自分の店の再起を図るため、高林の店『ル・ブリラーノ』に再就職したのだが、正反対の二人は事ある毎にぶつかるが、ぶつかり合いながらも山辺は料理人としてのプライドと喜びを取り戻して行く、そんな中『ル・ブリラーノ』にも不景気の波が押し寄せ、今度は高林が追い詰めらて行く…。
今日が千穐楽であり、これからご覧になる方もいられると思うので、あまり詳細な感想は記すことは控え、観終わったあとに感じた事のみを簡潔に書くに留めます。
身体と厨房にある物を叩いて音を奏で、それがやがて音楽のようなリズムになって行くストンプで始まるオープニングが見事で、圧巻。まずこれを観るだけでも観る価値がある。あのオープニングで、これから繰り広げられる世界に一気に引き込まれた。
帰宅してフライヤー読み、旗揚げ公演だった事を、知って驚いた。面白いのは勿論だが観た瞬間、凄いと感じた。
この時代に生きて働いていたら誰でも1度は感じ、立ち止まって考える事がある物語に、どの登場人物にも頷ける部分があり、それ故に、それぞれが話す言葉にハッとしたり共感出来る涙あり、笑いあり、歌ありの現代の日本と働く人全てに起こり得る、抱える問題を重過ぎず軽過ぎず、けれど肩に力が入ることなく舞台を観る事で自然に自分に置き換えて見入り、考えてしまう舞台。
要所要所で登場人物たちが放つ、仕事に関する世界の著名人の言葉にも、頷いたり、胸に染みたり。
父から受け継いだ洋食屋をこのままずっと、料理を作り、家と店の往復だけで終えて行くのかと心に迷いが生じ、料理を作る事に身が入らなくなり自分が店を傾け、閉店した事で自分を責め酒に溺れ、酒でしくじってはレストランを転々とし仕事が続かない山辺(梅木駿さん)は、1つの仕事をずっと続けて来た人が、誰でも1度は感じる焦燥、迷いであり、自分にとって仕事とは何だろうという疑問であり抱く思いである。
高林(宮川智之さん)にしても、天才と言われながらその事に馴染めない自分と、ただひたすらに美味しいイタリア料理を気軽に楽しんで欲しいと価格を中途半端に手頃に設定した事が、自らの首を絞め始めた状況を打開する為に、経営コンサルタントの上原(花咲まことさん)に付け込まれ、店を乗っ取られる形で店を閉店せざるを得なく追い込まれるながらも、そこから初心に立ち返りつつシェフとしてだけでなく、経営者としての手腕も身につけ、また、同じメンバーで店を再開する為に立ち上がり、立ち向かう姿に、1つの仕事に魅入られ、その好きを変わることなく続け手放さずに極めて行く事で、その先にある自分にとっての仕事と何かを見つけ、辿り着き、また、歩き続けるその姿もまた、仕事をする人、働く人、人が誰でも感じることだろう。
上原(花咲まことさん)も、確かに計算高く、言う一言一言が、嫌な奴ではあるがひとつの真理でもあり、それは、仕事の持つ1つの事実でもある。こういう人間はどの会社、どんな世界にもいる。上原という存在があったから、高林始め、山辺も『ル・ブリラーノ』のスタッフも仕事とは、自分にとっての仕事とは何かに向き合ったのかも知れない。
高林の恋人香(葵ミサさん)は、ただ欲望に忠実なだけに見えるけれど、高林への愛はあったのではないか。けれど、高林の真ん中にあるのは料理を作る事であり、店であり、弱音すら自分に吐いてくれない、一番言葉を必要とする時に、自分の思いを言葉にしてくれない、自分ではなく自分の後ろを常に見ているような寂しさ故に、高林の元を去ったのではないのか。彼女にとっては、仕事より愛若しくは心地好く楽しく生きる事、生活させてくれる人が一番大事だったのでは無いか、それもまた1つの生き方である。
全編を通して、自分にとって仕事とは何か、働くとは何か、自分は仕事に、働く事に何を求めるのか、観ている側に、そして、その役を生きる者に問いかけてくる。
私自身が何度も考えて来たテーマ、『自分にとって仕事とは何か、働くとは何か、何をしてどう生きたいのか』を改めて考えた笑あり、涙あり、歌ありの素敵な舞台だった。
文:麻美 雪

かげつみのツミ
おぼんろ
BASEMENT MONSTAR王子(東京都)
2019/05/22 (水) ~ 2019/06/02 (日)公演終了
とても良かったのですが・・・
これを見る直前に「信長の野望」の感想に「2作品見ないと全容がわからないというのは如何なものか」などど書いてしまった私としてはどう書いていいのやら・・・。
しかし、つみツミは全4チーム見る価値のある物語でした。全部の物語が繋がって、さらに前作「キャガプシー」を見ている人にとっては胸を打つものがあったと思います。
最初の告知から実は心配していたのでした。座席にじっとしていないで場内を歩き回るらしい。王子モンスターの作りはよく知らないけど、あちこちで物語をしたらお互いの声が邪魔になるのではないか。連れ回されるときに、ちゃんとみんなに声が届き、場面を見ることができるのだろうか。おぼんろは来るものは拒まずなので、日によってはすごく窮屈なことになるのではないだろうか。等々。
結果としては、うん、確かに別の場面の声やら音が聞こえてくるなと思ったりしましたが、それはさほど気になりませんでした。しかし、やはり場所によって、混み具合によっては窮屈だったし見えにくかったりしました。そして各物語の進行がずれて、キャストさんたちが苦労しているのがわかるのは、まあご愛嬌としておきましょう。
今回は4チーム全部見た方が良かったので、びーだまさんもおっしゃっていましたがリピーター割引があったら良かったと思います。でも、最初から「4チームありますよ」「全部見た方がいいですよ」では、そこでもう引いてしまう人がいる危険もあるわけで、難しいですね。
それでも4チーム全部見たら5500円(ドリンク代が必要なので)✖️4で22000円になってしまうので、始まってからでもリピーター割りをしてあげた方が良かったと思います。最初から4回以上のチケットを取っているおぼんろファンは文句言わないと思いますし、さらに見る回数を増やせたかもです。
「キャガプシー」のスピンオフということなので、上演期間中だけでもHPでDVDを公開しても良かったのではないかとも思いました。
つみツミは客演さんたちやパフォーマーさんたちも素晴らしく、素敵な物語でしたのでまたどこかで会えたらいいなと、切に願っています。

Try Angle
劇団乱れ桜
STAGE+PLUS(大阪府)
2019/06/15 (土) ~ 2019/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★
AとCを拝見させて頂きました。Cは、うーんでしたが、Aは最高😃⤴️⤴️に良かったです。役者も最高でしたが、私も経験したシュチェーションがはまって、大泣き💦😭💦。ありがとうございました‼️

時代絵巻AsH 其ノ拾四『紺情〜こんじょう〜』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2019/06/12 (水) ~ 2019/06/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
月並みな感想になってしまうが、とにもかくにも、すべてがかっこいい!
それぞれの想いの強さと、それを貫かんとする男たちの美しさたるや、圧巻の一言。
ロビーの造りも、毎公演をイメージした生花や飾りがあったりで、舞台同様の拘りを感じます。
次回公演も更なる期待をよせております。

なっぽん
ユニットまいあがれ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2019/06/14 (金) ~ 2019/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★
人生を謳歌している人と、現状をモヤモヤってしている人の会話劇。
どちらか良いのか分からないけど、お二人とも応援したくなるお芝居でした。
ありがとう♪♪♪

劇団スーパーアレルゲンの死と再生
かのうとおっさん
HEP HALL(大阪府)
2019/06/14 (金) ~ 2019/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★
シュールで不条理でつまらないことやっているのだけど面白いんです。
いろいろと妄想させてくれるのです。
20周年おめでとうございます☆☆☆
ありがとう♪♪♪

シェアライフ
箱庭計画
knut(兵庫県)
2019/06/15 (土) ~ 2019/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★
初めて観る劇団でしたがしっかりと創られていました
至近距離での観劇なので役者さんの体温まで伝わりそうなお芝居
途中で2つの部屋に分かれて好きな方を観る見たいな新しい試みにワクワク
どっちを観るか迷う〜
そして隣の部屋が気になる〜
大阪人気質なのか笑わせる様なオーバーな演技もありましたが
自然な演技でやるとより大人な作品になったかも知れません
でも皆さん演技が上手です!
ラストのことねさんの演技が良くて全部持っていった感じ(^^;
これからも気になる劇団になりました!

暁の帝〜朱鳥の乱編〜
Nemeton
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2019/06/13 (木) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
夜明け前、暁に光を照らすことを願った鸕野讃良(うののさらら)、後の持統天皇の苦難とそれを乗り越えていく姿を描いた叙事詩的公演。
(上演時間2時間強)【藍チーム】

五右衛門
弌陣の風
テアトルBONBON(東京都)
2019/06/12 (水) ~ 2019/06/16 (日)公演終了
満足度★★★★
浄瑠璃や歌舞伎で義賊として人気を博している石川五右衛門、時の権力者である豊臣秀吉との騙し合いなど俗説を含め面白可笑しく描いた痛快時代劇。何となく歌舞伎の「見得」を切り、多くの殺陣シーンは大衆剣劇を思わせるような。
(上演時間2時間強)

暁の帝〜朱鳥の乱編〜
Nemeton
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2019/06/13 (木) ~ 2019/06/23 (日)公演終了

時代絵巻AsH 其ノ拾四『紺情〜こんじょう〜』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2019/06/12 (水) ~ 2019/06/17 (月)公演終了

機械と音楽
serial number(風琴工房改め)
吉祥寺シアター(東京都)
2019/06/12 (水) ~ 2019/06/18 (火)公演終了
満足度★★★★
建築デザインが題材になっていることもあって、抽象的で少々難解な議論が出てくる。構成主義とか建築におけるアヴァンギャルドとか、そこにスターリン時代の大粛正まで絡んできて、よくこんな複雑なテーマを日本の演劇で取り上げたなあと台本に少々驚き。だが、少しでもわかりやすくしようという工夫はあった。演劇としては、幼なじみの少女が記憶の幻影のようにときどき登場して主人公に語りかける幻想的な場面が印象深かった。

SoloxSolo3
teamSoloxSolo
ステージカフェ下北沢亭(東京都)
2019/06/14 (金) ~ 2019/06/17 (月)公演終了