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ヴェニスの商人

ヴェニスの商人

演劇集団円

吉祥寺シアター(東京都)

2019/10/03 (木) ~ 2019/10/13 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/10/07 (月) 14:00

座席1階

演劇集団円は、個人的には演劇を見始めるきっかけになった劇団。だから、舞台を見る度に思い入れがあることを感じている。さらにこれも個人的見解だが、今回のヴェニスの商人は演劇集団円の総力戦とも言っていい舞台ではなかったか。
パンフレットによると、円ではリチャード3世やマクベス、オセローなど周期的にシェークスピアに取り組んでいるそうだ。各劇団が取り組んでいるシェークスピアだが、今回はとてもシンプルな舞台装置で照明の当て方を駆使してとてもメリハリのある構成になっていたのではないか。
やはり圧巻は、シャイロックが訴えた裁判の場面だ。ここを休憩の直後の二幕冒頭にもってきてあって、客席全員が食い入るように見詰めるという緊張感があった。シャイロックを演じた金田明夫の演技は秀逸だったと思う。

ネタバレBOX

「ユダヤ人」という言葉が連発されるのは仕方がないのだが、何だかちょっと気になった。ユダヤ人は苦難を乗り越えてきた民族という先入観のせいかな。
『GUNMAN JILL 』&『GUNMAN JILL 2』

『GUNMAN JILL 』&『GUNMAN JILL 2』

チームまん○(まんまる)

萬劇場(東京都)

2019/10/03 (木) ~ 2019/10/20 (日)公演終了

満足度★★★★

西部劇といえば、やっぱり大衆酒場。
広々と酒場ド~ン!なセットは如何にも面白い事が起きそうな予感でプンプン。
セットのみならず衣装や小道具に至るまで美術の全てがスタイリッシュで本格的。

こんなカッコいいのに、こんな可愛いのに、こんなにアクションなのに、こんなにシリアスなのに・・・どれもこれもシモ絡みか(笑)このギャップとスピード感が笑いを生み出していくのですね。

これってもはやガンマン対決なのか変態対決なのか。
とは言ってもイケてる感は損なわれず下品さもさほど、これなら地上波で放映してもTOKYO MXあたりならOKっぽい(参考基準は岩井志麻子と中瀬ゆかり)うん全然OK。
何より楽しいのがイイ。

糸瓜咲け

糸瓜咲け

URAZARU

上野ストアハウス(東京都)

2019/10/02 (水) ~ 2019/10/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい舞台だった。
観終わったばかりだが是非再演して欲しいと思う。何度でも観たい!本当にそう思う。

エンディングで流れていた曲、スタッフの方に教えてもらいました。
「HANA」暮部拓哉
早速購入して今聴きながら書き込みしてます。

ネタバレBOX

早逝の作家の物語だから当然ラストは死が待っている。泣いたら負けだという思いで客席に着いた。が、結果は子規が愛した野球で例えるなら5回コールド負け!
まだ試合(?)中盤の、体調を崩した子規の面倒をみるために母と妹が東京へ発つという時に、今や軍人となった幼馴染の秋山が、自分をもてなしてくれた律に別れ際に「お幸せに」と伝えた場面で涙腺崩壊。
終盤の病との壮絶な闘い、文学への思いとままならぬ自らの肉体との葛藤等。ゲームセット後も幕が降りるまで涙が乾くことはなかった。
どうしても重くなりがちなこの物語の絶妙なバランスを保ったのが子規の妹の律だったと思う。2度の出戻りを経て兄の看病のために母と上京。上京前に銀座を歩いて、カフェに行って、芝居を観たいと陽気に歌っていた。
病状が悪化した兄に「東京に来て何年になる?」と問われ「7年」と答える律。「銀座を歩いたか?カフェに行ったか?大好きな芝居を観たか?」何もしていないと答える律に子規の謝罪の咆哮が。

終演後、律役の児玉愛里さんとしばし今作について談笑。次回作はミュージカル座でミュージカルコメディだとか。こちらの方が主戦場だとのこと。そういえば今作でも素晴らしい歌声聴かせてくれてましたね。
テトラポッド・ポジティビティー

テトラポッド・ポジティビティー

アオガネ

東京アポロシアター(東京都)

2019/10/04 (金) ~ 2019/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★

脚本の力がすごい。世界観に引きずり込まれ目を離せなかったストーリー展開。

瘋癲老人日記

瘋癲老人日記

劇団印象-indian elephant-

小劇場B1(東京都)

2019/10/02 (水) ~ 2019/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かった。エンタメ度も抜群。ぜひお勧めしたい。

糸瓜咲け

糸瓜咲け

URAZARU

上野ストアハウス(東京都)

2019/10/02 (水) ~ 2019/10/08 (火)公演終了

満足度★★★★

良い舞台でした。

Court Gort(コートゴート)

Court Gort(コートゴート)

PLAYunitむめむめ

アトリエファンファーレ東池袋(東京都)

2019/10/02 (水) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/10/04 (金) 14:30

 2019.10.4(金) PM14:30 アトリエファンファーレ東池袋

 10月だというのに30℃を超える真夏の暑さに照りつけられながら、アトリエファンファーレ東池袋へと華奈さんが出演されているPLAYunitむめむめ 第3回公演『Court Goat』白ヤギチームを観に足を運んだ。

 階段を地下へと降り、劇場に入り席に着く。目を上げると、正面に半円に描くように置かれ3台の長机と椅子、正面の机には裁判長と裁判官、左右の机には6選ばれし人の裁判員と1人の補充裁判員が分かれて座っている。裁判長の後ろには、ヤギの仮面が止められた額縁が掛けられている。

 此処では、裁判員制度が導入され十年が経つ頃、東京で密かに人気を集める『模擬裁判ツアー』が行われている。

 ツアー参加者の一人である穂高菜々子(百々 ともこさん)は、学生時代の先輩でツアーガイドの利木 誉(五十嵐 絢美さん)に頼まれ、補充裁判員として模擬裁判に参加する。

 この裁判の被告人・大学生の加賀美(栁沢 茂人さん)は同じ大学に通う幼なじみの彼女が、同大学生の根岸に襲われている現場に行き合わせ、助ける為に揉み合ううちに、ナイフで根岸の脇腹を二度刺した事により根岸が死亡したことによる傷害致死罪に問われており、検事(山本 蓮さん)・弁護士(中村 つぐみさん)ともに罪状に相違はないが、この日が襲った幼なじみと初対面だという被害者の根岸は、なぜ幼なじみを襲い命を落とすことになったのか、なぜ、ストーカーされていると怯えていた幼なじみは、根岸のいるこの場所に一人で来たのか、なぜ、被告加賀美は、脇腹を2度も刺したのか、その時殺意はあったのか、被告は情状酌量に値するのか、裁判員ら十人での評議は順調に進んでいると思われたが、一人の裁判員の突然の辞退により評議は思わぬ方向へと進み始めるという物語。

 重いテーマなので観るまでは、どんな舞台で、それを観た自分はどう感じるのか、最後まで目と心を逸らさずに観ることが出来るのかと不安があったが、重いだけでは無く所々に笑えて和める場面が散りばめられおり、休憩無しの2時間15分という長尺の舞台であるにも関わらず、話が進むにつれ引き込まれ、終盤に向けて伏線が回収されて行く最後までググッと魅せられた。

 裁判員制度が導入された時、友人とアメリカでさえ、陪審員制度に留まっており、アメリカの人達でさえ、陪審員制度を導入されていなかった日本人が、いきなり陪審員制度より重い裁裁判員制度を動導入するのは大変すぎる、無謀、選ばれた人達の精神的負担が大きいのではないかと言うのを聞いたが、大人として成熟していない多い今の日本で、この制度を採用するのは不安だと語り合った事を思い出した。

 その時は、比較的殺人など重い裁判ではなく、窃盗や万引き等負担の少ない裁判に裁判員として呼ばれると聞いていたが、気がつけば殺人などの重い裁判でも裁判員制度が用いられている今、裁判員制度や裁判員裁判は私たちにとっても他人事ではなく、描かれているテーマも昨今の痛ましいニュースの報道の在り方、受け取る我々の姿勢、もし自分がこの様な事件の裁判員になったら等、決して他人事として看過出来ないテーマであり、自分だったらと考えながら観た。

 14日が千穐楽なので、細かく書くとこれから観る方に結末が判ってしまうので、全体の感想をざっくりと綴に留めるが、本当の悪、本当の罪、真犯人はどう裁かれるのか、この『Court Goat』の幼なじみを襲った加害者根岸は加賀美刺され最終的に被害者になったが、本当の加害者と言えるのか。

 被害者であるが加害者とも看做された根岸の家族は、事件の報道により、世間や近所から心無い言葉と視線を浴びせられ生きる地獄に落とされた家族もまた被害者であり、助ける為に根岸を刺した加賀美も加害者と言えるのか。

 幼なじみの遺族の絶望と悲しみ。

 助けられたものの結局は、事件後命を絶ってしまった幼なじみの描き潰えてしまった夢は、事件の発端を作った真犯人に痛みはあるのか、もし痛みを感じていないなら、そのような人間らしい感情を持たない人間を前にした時、この痛ましい事件で奪われた人々の命と時間を誰が何を持って贖うことが出来るのか。

 もし、自分がこのような事件に巻き込まれ、当事者となったとしたら、若しくは、このような事件の裁判員として選ばれ、居合わせることを余儀なくされたとしたら、自分はどういう結論を出すのか。

 星の王子さまの『大切なことは目に見えない』という言葉を思い出す。事件の隠された真実を知った時、その隠された真実を知らないままに出した結論が間違いであり、一人の人間の命と未来と夢を奪ってしまったとしたら、そう思うと裁く側、市井たる裁判員に及ぼす精神的負担と拭えないトラウマをどうケアしてゆくのか、一方的な、偏った報道により加害者の家族の味わわされる絶望と地獄を思う時、加害者の家族もまた、被害者であり、加害者の家族と言うだけでそしられ続ける痛みと苦しさ等を思い、考え、感情と思考が全身を駆け巡り、胸を締め付けられた。

 このような事件も裁判員制度も、他人事ではない怖さ。裁判員制度だけでなく、様々な事について自分自身に置き換え、重ね考えたこの舞台は、質の良いサスペンスを観た様な、進むにつれ、伏線が回収されて行き、ドンドン引き込まれ、ラストまでたどり着くとそう来るかという極上のミステリーを一冊、一気に読んだような舞台だった。

                文:麻美 雪

ワーニャ伯父さん

ワーニャ伯父さん

都市雄classicS

アトリエ春風舎(東京都)

2019/10/04 (金) ~ 2019/10/07 (月)公演終了

満足度★★★★

アトリエ春風舎で時に遭遇する才能の萌芽(いや既に練達の域?)。端的に面白かった。
ワーニャ役を演じる事になったうつ患者がだけが部屋着状態で、他はエンジ色の白衣(色付きでも白衣と言うらしい)をまとった医療スタッフ。このうち体型・髪型の似た女優2名の固体識別に時間を要し、また役の掛け持ちもあり、声量の加減も様々であるので今何が起きているのか分からない時間が結構ある(体調によってはそこで睡魔が襲う)。だから一度戯曲をおさらいして観るのが理想なのだろうが、前知識がなくとも見られる。で、きっと面白い。舞台には病院の時間が流れており、その枠組の外から透かし見る「ワーニャ」は、本題ではあるが形として本題でないという構造であるので、見れただけお得というやつ。さらに終盤では本域の芝居に浸かることが出来る。
うつ病患者の風情がよく出来ている。最初、劇をやってみようという構えから読みが始まり、やがて役になり切ったかにも見えるが、後半、暫くワーニャが登場しない場面では上手奥で他の役者が喋っている間、何やらロープを持って来て天井に掛けようとして諦めたり、水を張った洗面器を持ち込んで顔を突っ込んだ所を看護師に止められたり、どこからかナイフを手に入れ腕をまくった所で看護師に止められたり・・笑えないがコメディである。
演技エリアはほぼ上手奥のベッドとその周辺。舞台手前には来ない。他の役も同じくだが、役者自身と劇中の役との微妙な距離がキープされる。この「距離」があるからこそ、飲み込み易い青汁の如く、伝わってくるものがあり、作品の巧みな媒介のあり方が探られていた。笑える美味しい場面が多々ある。役者も柔軟に機敏によく演じていた。

役者と役との距離は、観客と役との距離を縮める、という仮説を立ててみると、「現代のどこかの病院での上演」という設定はチェーホフの時代との時間的距離の縮め、我々に近づけている。ベッド上で語る終幕前のソーニャの台詞が隣りに佇むワーニャ役の患者の中に沁み込んで行く様を、自分の事のように眺めていた。

異邦人

異邦人

劇団民藝

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2019/09/26 (木) ~ 2019/10/07 (月)公演終了

満足度★★★★

民藝への書き下ろし第2弾となる中津留章仁戯曲。悲壮感目一杯であった前作とはガラッと雰囲気を変え、地方都市の日常の変化をゆったり流れる時間の中に描き出していた。劇団銅鑼に合いそうな(イメージ狭すぎか)最後にはほのぼのとした大団円を迎える芝居は中津留作品では希少、確かにパンチが弱いと感じる。ただ「心温まるいきさつ」には、テーマである所の外国人(本作ではベトナム人)と、現在の日本社会と人が出会う接点のリアルな風景があった。

今作では外国人労働者(技能実習生)の搾取や人権無視の「被害」状況よりは、ベトナム人労働者と日本人との関係が一定程度形づくられた「その先」の段階が描かれている。取材先がそうだったのか、主役樫山文枝が生きるコメディ調に合う設定を選んだのか判らないが、舞台となる洋食屋をはじめ老齢で農家を営む男、外国人を雇い入れる地元企業の上司や管理職も、外国人との共存は大前提と考えている、事実接点がある、その状況での悲喜劇となっていた。

(中津留にしては)物足りないと感じるポイントは、地元企業で働くベトナム青年が職場に嫌気をさして仕事を休み、一方「ベトナム人従業員に手を焼いている」と主任が上司に相談している案件で、幾許か仄めかされた人権侵害や搾取の顕著な実態はなく、拍子抜けするあたり。
相談役になる団体職員が、件のベトナム青年と主任を引き合わせる事2回。やがて見えて来るのは文化の違いによる認識・感情のギャップであった。
ヘイトに通じるネグレクト、つまり互いをヘイト出来る距離が保たれたケースではなく、逆に関わりが生じたからこその問題。仲の良い者同士が比較的小さなこと(新婚夫婦が味付けの好みでぶつかる的な)で反目してしまうケース。これは歩み寄ろうとするが故にこじれ、離れてしまう、ある意味で一歩進んだ望ましい関係の提示とも言える。ファンタジー要素はあるが、舞台が地方都市である所に現実味がある。
程よい距離を持ちながらの共生という事では、外国人の居住する大半の地域でそれは実現されている事を考える。外国人が「知人」となる職場の風景を思い起こすと、相手が片言だろうと一旦認知してしまうと「○○国人」という属性は後退し「○○さん」になってしまう。だから問題化せず意識もされない(集団になればまた違うのだろうが)。パンフに曰く作者が「この問題を取り上げている作品を見ない」のも、そのあたりが理由かと推量した。
日本人にとっての「外国人」を意識させる、印象的なシーンがオーラスにある。・・それはただ、今や常連となったベトナム人たちがいつもの風景のように洋食屋に入って来る、というだけの描写なのだが。俳優のラインナップを見ると、店を訪れるだけのベトナム人役として5名ばかりが配されている。これが見事に「東南アジア人」となっている。髪型、会話の調子や風情は、私にはベトナム人かインドネシア人かフィリピン人かペルー人かの違いまでは判別できないが、ある共通性、開放的で直接的で、己に対する自然体の誇りがあり、人に対する愛着を表わす笑顔を持ち・・といった印象を体現している。
息子に店を譲ろうとしている一代目とその夫人が、彼らを迎える光景の中に、お題目でない共存を示唆する種を見る思いがした。言葉を連ねる作家だが、時にこういう場面を作る。そこが不思議な魅力でもあり、やはり捨てがたい作り手である。

ネタバレBOX

外国人労働者の受け入れ条件緩和をした先般の法改正は、「公式に外国人を受け入れる」即ち可視的状態に置く=踏み込んで認知するという事が、恐らく前提だろうと、我々は考える。
(むろん好意的解釈。嘘と掌返しの安倍政治に疑念の目を向ける人もいるだろうが・・私もその一人。)
が、芝居はその前提を尊重して作られている。ご都合主義は織り込み済みだが、実際、行政の末端職員や当事者は目の前に居る外国人労働者・実習生へ一定のコミットをしているのかも知れない。そのあたりの情報は先述の通り薄いが。
瘋癲老人日記

瘋癲老人日記

劇団印象-indian elephant-

小劇場B1(東京都)

2019/10/02 (水) ~ 2019/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★

脚に固執する老人の生と性がいやらしくなくコミカルに描かれていて面白かったです。これは谷崎の願望だったのではと思いました。そしていくつもの顔をもつ颯子を5年で演じ分ける手法も面白かったです。

ワーニャ伯父さん

ワーニャ伯父さん

都市雄classicS

アトリエ春風舎(東京都)

2019/10/04 (金) ~ 2019/10/07 (月)公演終了

満足度★★★★

■約125分■
ワーニャ伯父さんをはっきりと鬱病患者として扱う、あまり例のない上演。それはさすがにやりすぎだろう、と最初のうちは思ったが、おかげでドップリ感情移入しながら鑑賞できた。オーソドックスな上演だったら、昔の外国のお話として、物語そのものもワーニャも、遠く感じられたにちがいない。
ただ、役と役者の結びつきが固定的でなく流動的な今様の趣向が採られている上、セリフの同時多発も多いので、事前に青空文庫で戯曲を読んでおかないと、観ていて頭が混乱するおそれも。

ネタバレBOX

自暴自棄になったワーニャが発作でも起こしたように暴れ狂う終盤の演技には胸を抉られた。
瘋癲老人日記

瘋癲老人日記

劇団印象-indian elephant-

小劇場B1(東京都)

2019/10/02 (水) ~ 2019/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★

谷崎である。
谷崎の原作というだけで、そこに特別な思いが存在してしまう。
谷崎の美的な空間や世界観を具現化することの難しさ。。。
この作は「鍵」などと共に、老人の生と性に執着するドロドロと滑稽さがある。
それは、うまく表現していると思う。主役に負うところが大きい。
足の美しさは・・・難しかったな。

本日はご来店ありがとうございます!

本日はご来店ありがとうございます!

自転車キンクリーツカンパニー

OFF OFFシアター(東京都)

2019/10/05 (土) ~ 2019/10/06 (日)公演終了

満足度★★★

朗読とお芝居を楽しめる内容で、3本の短編・休憩・1本の長編という順序でした。個人的には、休憩後の1本が、非常に面白かったです。その1本は、嘘ばかりつく女性にイライラしながら(良い意味で)観ていました。真実が分かった時は「そういう事だったのか・・」と納得しましたが、ラストはモヤモヤで、ある意味興味を惹かれるモヤモヤでした。役者さん達の演技は、皆良かったです。色々な内容があり、楽しい時間でした。

夜の帳

夜の帳

空想工藝舎

ぽんプラザホール(福岡県)

2019/10/05 (土) ~ 2019/10/06 (日)公演終了

満足度★★

第一部Live sewingは衣装の作成シーンは、前の方でほとんど見えなかったのですが、その反面コントラバス演奏はよく見えました。
衣装作成中に、邪魔にはいる方々はエチュードを笑いの方にアドリブでいれている感覚です。男性の熊、フフッ。

Little Women(リトル・ウィメン)~若草物語~

Little Women(リトル・ウィメン)~若草物語~

東宝

福岡市民会館(福岡県)

2019/10/05 (土) ~ 2019/10/06 (日)公演終了

満足度★★★

ローレンスと打ち解けるシーンがあっただけに,ベスの死は観ていてつらいものがありました。

テトラポッド・ポジティビティー

テトラポッド・ポジティビティー

アオガネ

東京アポロシアター(東京都)

2019/10/04 (金) ~ 2019/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

自然か否かに関わらず あかりに罪はない。 あかりのたえた街の闇を照らす宇宙クラスの眩さに、内なるあかりのため闘う逞しさと その覚悟を問う優しさがある。 今になってわかる、逞しさを形にする現実性、繫がること、組み重ねること・・・そんなテトラの告白まで怯みつつ突っ込む巧みな寄せ返しで、気づけばぐんぐん沖に入り!

受取人不明 ADDRESS UNKNOWN

受取人不明 ADDRESS UNKNOWN

アン・ラト(unrato)

サンモールスタジオ(東京都)

2019/10/03 (木) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★

手紙のやり取りを通じて、海を隔てた国の内外で状況が全く違うことを、観客は把握できているけれど、あの通信に時間のかかる時代の当事者はどうだったのか。別社会に身を置いたがために、長い歳月をかけて友情を築いて来た2人の関係が短期間で崩壊していくさまは、なかなかの狂気でした。
役者が違えば、随分雰囲気も違うだろうな。素直すぎるマックスとか、どっしりしすぎのマルティンとか、見比べられたら面白そう。

舞台「仮面山荘殺人事件」

舞台「仮面山荘殺人事件」

ナッポス・ユナイテッド

サンシャイン劇場(東京都)

2019/09/28 (土) ~ 2019/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/10/05 (土) 18:00

 久しぶりのサンシャイン劇場、成井氏の脚本・演出・・・思わず、ホッコリ。
 物語は、とっても整理されていて、おぉ・・・という結末に向かいます。
 とはいえ、そういえば、こんな台詞もあったなと・・・振り返ることも・・・
 配役によって、演技の強弱が見受けられるのだけれど、それも、演出だったのかなと思わせます。
 うん、うん、ニンマリしつつ帰路についた私なのでした。

ネタバレBOX

 辰巳拓郎さん、足腰が弱っている感が・・・演技かもしれないけれど、若々しいお父さんでもよかったような・・・特に終盤の展開を考えれば。畑中智行さん、背景的な場面でも表情がとっても役柄らしくって、エクセレントって思いました。伊藤万理華さんの役は、最後まで観た後に考えると、とっても複雑な心情を抱きながらのものなのだけれど、かわいらしさで〇。平野綾さんは、お嬢様らしくってとっても素敵でした。暗い中でも足を引きずって歩くなど、うん、好き♡
 結末部の台詞は、劇中劇を更に入れ子構造にするような面白さを覚えました(^_-)-☆
kiss me you 〜がんばったシンプー達へ〜

kiss me you 〜がんばったシンプー達へ〜

株式会社エアースタジオ(Air studio)

雷5656会館・ときわホール(東京都)

2019/10/01 (火) ~ 2019/10/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

後藤郁さん出演。
エアースタジオと言えば過去河村唯さん森田涼花さんが出演した「Mother」。今回の「Kiss Me You」も旧日本軍の特攻隊を題材にしていて、何度も再演している演目です。
Motherには無いコメディ要素があります。とてもよくできていて、序盤から楽しく笑わせてくれました。最後は泣きます。分かっていても。
チェキ会があるとは知りませんでした。演目とミスマッチな気もしますが、演者と観客の交流は大事なので、良いと思います。

ネタバレBOX

後藤さんは、ご本人から主演と聞いていました。実際は主演というよりもヒロインかな。持ち前の可憐さと演技力を見事に活かしていました。
後藤さんに好かれる役の中村龍介さん。この方、7年ほど前に「体感季節」で河村唯さんと共演していて、とても印象に残ってました。今回も強烈でした。
主演は中村さんを含む、特攻で散る5人と解釈しました。演目では特攻することが決まってから出撃までの期間が長めにとってあります。
佐藤貴史さん演じる小隊長は一緒に出撃したいと言うも、上官が許さず。今後やってくる特攻要員を訓練しては出撃させるのが役目だから、と。ここが刺さりました。
9.807

9.807

ぺぺぺの会

SCOOL(東京都)

2019/10/04 (金) ~ 2019/10/13 (日)公演終了

満足度★★★★

 打ちっぱなしの床の表面は黒っぽい。長方形の空間だが、壁は白、板中央辺りに、簡易テーブル一応クロスが掛かっておりテーブル中央には水槽、中にはトマト等が入っており、エアが送られて居る為、中でプランクトンのように浮遊している。水槽の周囲には花。(追記後送 華4つ☆)

ネタバレBOX

客席は各長辺に沿った1列ずつ、短辺の一方には丸椅子が8脚、出演者は全員黒い衣装を着て、演じる時以外には、この場所に座っている。作・演、役者陣総てが若い人達のグループなので、脚本はちょっと詩的な言語表現になっており、体内にエネルギーを溜めて、表現する際にも可也圧を掛けて内圧を高め、その有様を観客に感じさせるような演技なので役者陣は相当大変な負荷を負うが、それが現代日本を生きる若者の体験している深い社会矛盾からの圧に対抗し必死に悩み、耐えているように感じられて、今のような日本を結果的に赦してしまった自分達先達としては申し訳ないようにも思うが、若者は今後自分達の力で何とか生きる道を掴んでゆかなければならないから、サジェッションだけは後程することにしよう。

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