糸瓜咲け 公演情報 URAZARU「糸瓜咲け」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    素晴らしい舞台だった。
    観終わったばかりだが是非再演して欲しいと思う。何度でも観たい!本当にそう思う。

    エンディングで流れていた曲、スタッフの方に教えてもらいました。
    「HANA」暮部拓哉
    早速購入して今聴きながら書き込みしてます。

    ネタバレBOX

    早逝の作家の物語だから当然ラストは死が待っている。泣いたら負けだという思いで客席に着いた。が、結果は子規が愛した野球で例えるなら5回コールド負け!
    まだ試合(?)中盤の、体調を崩した子規の面倒をみるために母と妹が東京へ発つという時に、今や軍人となった幼馴染の秋山が、自分をもてなしてくれた律に別れ際に「お幸せに」と伝えた場面で涙腺崩壊。
    終盤の病との壮絶な闘い、文学への思いとままならぬ自らの肉体との葛藤等。ゲームセット後も幕が降りるまで涙が乾くことはなかった。
    どうしても重くなりがちなこの物語の絶妙なバランスを保ったのが子規の妹の律だったと思う。2度の出戻りを経て兄の看病のために母と上京。上京前に銀座を歩いて、カフェに行って、芝居を観たいと陽気に歌っていた。
    病状が悪化した兄に「東京に来て何年になる?」と問われ「7年」と答える律。「銀座を歩いたか?カフェに行ったか?大好きな芝居を観たか?」何もしていないと答える律に子規の謝罪の咆哮が。

    終演後、律役の児玉愛里さんとしばし今作について談笑。次回作はミュージカル座でミュージカルコメディだとか。こちらの方が主戦場だとのこと。そういえば今作でも素晴らしい歌声聴かせてくれてましたね。

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    2019/10/07 18:14

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