満足度★★★★
■約125分■ワーニャ伯父さんをはっきりと鬱病患者として扱う、あまり例のない上演。それはさすがにやりすぎだろう、と最初のうちは思ったが、おかげでドップリ感情移入しながら鑑賞できた。オーソドックスな上演だったら、昔の外国のお話として、物語そのものもワーニャも、遠く感じられたにちがいない。ただ、役と役者の結びつきが固定的でなく流動的な今様の趣向が採られている上、セリフの同時多発も多いので、事前に青空文庫で戯曲を読んでおかないと、観ていて頭が混乱するおそれも。
ネタバレBOX
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2019/10/07 11:09
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