
元号狂騒曲
劇団恋におちたシェイクスピア
RAFT(東京都)
2019/10/25 (金) ~ 2019/10/27 (日)公演終了
満足度★★★★
少し早口で聞き取りにくい部分もありましたがとても面白く観させてもらいました。まさかと思いながら、もしかしたら本当かもなんて思いながらの75分でした。面白かったです。

コンドーム0.01
serial number(風琴工房改め)
ザ・スズナリ(東京都)
2019/10/25 (金) ~ 2019/10/31 (木)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/10/25 (金) 19:30
詩森の書く企業モノに外れなし、だと思っているが、本作もその期待に違わぬ秀作である。実在の相模ゴムをモデルに、薄いコンドームを作ろうとする男たちのプロフェッショナル物語で、女性用生理用品を作ろうとした女たちを描いた『アンネの日』と対になる作品とも言えるが、別に比較すべきものではない。詩森作品では常連となりつつ男優を集めて、気心の知れたスタッフが緻密な物語を描く。SEXという、ある種際どいテーマを扱いながらも、エンターテインメントにしているのは見事だと言えるだろう。初日のせいなのか、音響に若干トラブルのようなものを感じたが気のせいだろうか。

クロスミッション
カラスカ
アトリエファンファーレ東池袋(東京都)
2019/10/23 (水) ~ 2019/11/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/10/26 (土) 14:00
座席1階A列8番
2019.10.26㈯PM14:00 アトリエファンファーレ東池袋
秋の陽射しに夏の名残が香る昨日の昼下がり、アトリエファンファーレ東池袋にカラスカ公演『クロスミッション~十字架ミッション~』を観に足を運んだ。
23日から11月3日までの2週間に渡り、『十字架ミッション』と『交差ミッション』の2作品を上演する舞台は、それぞれ単独で完結はしているが話は繋がっていて、2作品に共通する登場人物もいるらしく、2作品観るとより愉しめる両作品合わせると4時間の大作になる個性的を超越した登場人物たちが繰り広げる、くだらないのに下品ではなく、のっけから腹筋を使ってお腹の底から笑えるコメディ。
舞台上には大きな鉄色の十字架があるだけ。
此処で繰り広げられる『十字架ミッション』は、お人好しが災いして頼られるままに友人知人に金を貸し、仕事も家族も無く、ただ借金だけ背負って生きていた男、葛城良平(紅葉 美緒さん)の前に、クロスクロイツという新興宗教団体の石丸(関 修人さん)とシスターの佐織(有栖川 姫子さん)が突然現れ、借金の肩代わりを引き受ける代わりに、良平と瓜二つの教祖桐斗(紅葉 美緒さん)の身代わりとして教祖になって欲しいと言うが、ひょんな流れで、良平は、クロスクロイツにいるSランクの特定信者という常識から外れた特殊な信者達を救うことになってしまうことになり……という物語。
ゲームをしない私でも何となくは知っているドの付く魔法と呪文を駆使するロールプレイングゲームとサバンナの動物たちが織り成す感動的あのミュージカルと海外でも高く評価された森の動物たちに育てられ人間嫌いの少女が主人公のアニメ映画を彷彿とさせる野生と超能力と忍術が入り乱れて展開される愛と救済の新興宗教コメディ。
まだ、千穐楽を迎えていないのと舞台全編にちらりと触れた世界や言葉が散りばめられているので、内容に関する詳細な感想は書けないが、一見、馬鹿馬鹿しく、ともすればくだらないだけに見えつつ、下品にならずに腹筋を使って笑うほど可笑しくて、ニュース沙汰になるような新興宗教に対するチクッとした皮肉がお汁粉に入れるひとつまみの塩のようにピリッと効いたエンターテインメントになっている。
無責任でちゃらんぽらんに見える様々な問題を抱えるSランクの特定信者の一人一人の心の中にある問題を見つめ、自らがその問題に向き合えるようにさりげなく導こうとする教祖桐斗と渋々ながら教祖の身代わりになったものの、特定信者たちと関わるうちに桐斗と同じようなアイデアで信者たちに寄り添い始める良平が見ているうちにひとつに重なり、同化し、「良い奴だなぁ」と思った。
こういう事も感じながらも、自分を救えるのは結局自分なのだと大上段に愛や救済を訴える舞台ではなく、頭を空っぽにして、何も考えず、深読みもせず、ただただ面白さに身を任せ、笑いに笑い、観終わったら何度だかスッキリして元気になれる、この目で、その目で間近に観ることでしかその面白さを味わえないからこそ、観て欲しい舞台。
文:麻美 雪

なんとなく幸せだった
かるがも団地
王子スタジオ1(東京都)
2019/10/25 (金) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

コンドーム0.01
serial number(風琴工房改め)
ザ・スズナリ(東京都)
2019/10/25 (金) ~ 2019/10/31 (木)公演終了
満足度★★★★★
楽しみにしていた詩森さんの企業開発もの新作。いつもながら単に新製品開発のプロジェクトX的な面白さでなく、開発に関わる全ての人のインサイドストーリーが語られるところが作品に深みを与えている。それも今回は大人の男の「ハズい」告白だったり、うまくいかない家庭環境だったりと「あるある」話しが多いので観客から共感が得られるのだろう。それにしても「アンネの日」は女性の立場からのストーリーだから詩森さんが書いたといっても自然だが、今回はこれだけ男性中心のストーリーを描けるとは、、、いつもながら敬服です。

暴力の歴史
東京芸術祭
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2019/10/24 (木) ~ 2019/10/26 (土)公演終了
ドイツ人演出家のトーマス・オスターマイアーさんが、2016年に書かれたフランスの小説を舞台化。演出はスタイリッシュでクールで知的で洗練されていて、俳優は静止も暴発も自在の、さすがの演技力でした。おぼつかなさ、奇妙な曖昧さなどの不安材料が全くないので、すっかり落ち着いて作品と向き合えました。
詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2019/10/26/13910/

憧れのデコラティブライフ
テノヒラサイズ
HEP HALL(大阪府)
2019/10/25 (金) ~ 2019/10/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
定番といえば定番だが、コメディの基軸がしっかりしているので安心して見られるし、登場人物も一人一人個性豊かに書かれているので豊穣感もある。これは湯浅氏の並大抵ならぬ演劇への愛であろう、それが観客にストレートに伝わるのがうれしいね。
ラスト近くからばたばたとみんな100%のハッピーエンドをもらって終わるが、少々駆け足過ぎると思ったが、舞台に至福感はみなぎっていた。たまにはこれもよかろうと、いい休日を過ごした余韻が強く残る。
全員分け隔てない配置の妙もさることながら、この劇団の仲の良さをつくづく感じ取れるいい舞台であった。

会議
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2019/10/25 (金) ~ 2019/10/30 (水)公演終了
面白かった!序盤のとぼけまくりの会話が可笑しい。恐怖と闇の深さはさすがの別役実戯曲。加害を目にしても「私は知らなかった」と無実を主張する庶民のひ弱さ、罪深さ。
詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2019/10/26/13898/

クロスミッション
カラスカ
アトリエファンファーレ東池袋(東京都)
2019/10/23 (水) ~ 2019/11/03 (日)公演終了
満足度★★★
交差ミッションを観劇。劇中ゲームは見ている私も想像力を働かしてみた。くだらな~いと思いながらも笑ってしまった。1話完結だが十字架ミッションへの伏線もあるらしくそちらも見たくなりました。

死に顔ピース
ワンツーワークス
ザ・ポケット(東京都)
2019/10/24 (木) ~ 2019/11/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/10/26 (土) 18:30
座席1階
爆笑あり、拍手あり、すすり泣きあり。こんなふうに人生を締めくくったらいいだろうな、と大いに共感する。作演出の古城十忍さんが「この演目が一番再演希望が多いんですよ」と言っていたが、十年越しの再再演という人気の秘密は、この舞台を見れば分かる。2時間余りの上演時間を長いと感じさせない、観客の心をつかんで離さない舞台だ。
それは、キャストや観客のもれなく一人一人が、遅かれ早かれ自分の死というものに直面することになるからだ。いつもは意識の外に放り出していた自分の死をどう迎えたいのか、という問題に引き込まれる。そのヒントの一つとしてこの舞台はある。
今日は、この舞台の主人公の医師のモデルとなっている山口県周防大島町の在宅診療医師、岡原仁志さんがアフタートークで登場した。岡原さんは舞台で描かれる奇抜な在宅診療を「ほぼ実話です」と話していた。
物語はこうだ。末期の進行がんの女性が積極的な治療を拒んで自宅に帰る。かつては患者を一日でも長く延命させることが医療の勝利だと言っていた優秀な外科医が、大学病院での地位を失ったことをきっかけに在宅医に転進。この女性患者を笑わせ、少しでも楽しい家族との最期にしてもらおうと奇抜な往診を繰り返す。
住み慣れた自宅で家族に囲まれて死にたいと思っても、病院死がほとんどである現在、なかなか思い通りにはならない。在宅医療を支える医師たち、家族の理解、そして命の主人公である自分の明確な意思表示。この舞台は、いろいろなことを教えてくれる。そして、客席にリピーターが多いという現実は、見るたびに新しいことに気づきを与えてくれる舞台だということだろう。

『花と爆弾~恋と革命の伝説~』
劇団匂組
OFF OFFシアター(東京都)
2019/10/23 (水) ~ 2019/10/27 (日)公演終了
満足度★★★★
「菅野すが」という女性の、激しい半生を描いた舞台でした。激しさだけではなく、日常のちょっとした幸せなども感じられ、魔女だ何だと言われていた女性も、普通のお母さんのような温かな人だったな・・と。役者さん達の演技も良かったし、ストーリーの流れが分かりやすい演出も良かったです。そして、ドラマチックな音楽も雰囲気を醸し出していました。観応えのある舞台でした!

鼠小僧次郎吉
劇団前進座
新国立劇場 中劇場(東京都)
2019/10/22 (火) ~ 2019/10/27 (日)公演終了
満足度★★★★
う~ん輪廻はめぐるかな~
因果応報とも云えた話でした・・・・
日本人が好みそうな湿気のある人情ネタを十分に張り巡らせた
見所の多い時代劇でしたわ(^-^)
全二幕(20分の休憩入り)
アフタートークは殺陣の指導者さんが
いろいろと話を20分ほど主役の二人と話してくれました
〆は前進座恒例の「手ぬぐい」投げでしただ♪

ゼロイチ
劇団龍門
シアターシャイン(東京都)
2019/10/23 (水) ~ 2019/10/27 (日)公演終了
満足度★★★
説明通りであるんだが・・・・
何というか いまひとつ感があったかなぁ~と
ただレトロなSF感は強くて
そこは好みにバッチシあっていたとは云えました

たとえば、車が跳ね上げた水しぶきを浴びた気分
ガポ
新宿眼科画廊(東京都)
2019/10/25 (金) ~ 2019/10/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
すっかり引き込まれてしまった。脚本の面白さ、演出、演技、小道具の使い方迄、中々見せてくれる秀作。べシミル。(追記2019.10.28)

ひとり語り芝居『よだかの星』
お茶祭り企画
あさくさ劇亭(東京都)
2019/10/25 (金) ~ 2019/10/27 (日)公演終了
満足度★★★★
朗読劇ではなく、語り芝居とのこと。宮沢賢治のエピソードもお話いただき、宮沢賢治が身近に感じました。
語り芝居も読んだことのある小説に動きをつけて、目を閉じると情景が浮かぶ感じで気持ちよく聞かせて、見させていただきました。はじめての経験でしたが、とても面白い試みだと思いました。今後も頑張ってください

SORIN THE INNOCENT LORD
GROUP THEATRE
浅草九劇(東京都)
2019/10/17 (木) ~ 2019/10/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
人生初の舞台観賞でした。歴史物だからか内容がちょっと難しく登場人物を把握できずに話が進んでしまってました。もう一度見たいが予定と合わず残念です。心に響くいい公演だと思います。

たとえば、車が跳ね上げた水しぶきを浴びた気分
ガポ
新宿眼科画廊(東京都)
2019/10/25 (金) ~ 2019/10/27 (日)公演終了
満足度★★★★
旗揚げ公演観劇しました。内容はまとまっていて、見やすかったです。ところどころに入る観客も巻き込んだ笑いもタイミング良くよかったと思います。最後はほろっと来る場面もあり、押さえるとこを押さえた感じがしました。
お二人のお芝居とても良かったです。次回作も期待しています。

mark(X)infinity:まーくえっくすいんふぃにてぃ
劇団鋼鉄村松
コフレリオ 新宿シアター(東京都)
2019/10/23 (水) ~ 2019/10/27 (日)公演終了
満足度★★★
価格3,500円
嫌な予感が的中。
あと、上演時間は正しく書き(直し)ましょう(corichには「約1時間30分を予定」て書いてありますが、実際は約120分です)

ナイゲン
果報プロデュース
インディペンデントシアターOji(東京都)
2019/10/16 (水) ~ 2019/10/21 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/10/16 (水)
【総論】
既知の登場人物でも新たなアプローチであったり、何度も観ていながら改めて気付いたことがあったり、「十二人の怒れる男」を観ている時と同様よく知っているからこその「来るぞ来るぞ来るぞ来るぞ……キタ~~~っっ!!!」があったり、もちろん元々好きな「議長の覚醒」「監査の葛藤」「3148の2度にわたるイジり」も「これこれ、これだよ」と堪能。
【各論】
今回の監査は声が低めだし、序盤では冷徹と言うか感情がないと言うかな感じで、それが「あの採決」で感情を表に出し、さらにクライマックスでは「ああなる」ので、「笑の大学」の向坂(検閲する男)に通ずる気がした。
また、終わり近くでの議長の台詞が「十二人の怒れる男」の「あの台詞」の変形だとやっと気付く。この2点はこの前週に観たロデオ★座★ヘヴン「日本演劇総理大臣賞」のおかげかも。
夏にfeblaboナイゲンを観た時は前年の前夜祭事件を描いた「ナイゲン・-1」と3148が監査になった「ナイゲン・+1」思い付いたが、しばらく文化祭が開催されず久々に再開する年のナイゲン(←2008年版「櫻の園」的な)もありうるのでは?とも思った。
3年生ですら文化祭を経験していなくてああだこうだ右往左往、とか、どさまわり的な生徒(OBである兄から楽しさを聞いていた?)が「文化祭はやらなくちゃいけないんです!」と強引なほどに主張するとか。
feblaboナイゲンと言えばこの夏のハワイ庵、本作の道祖神、この2つは配役を知って意外な気がしたが、どちらも「今まではなかった」その役になっていての可能性と言うか奥深さと言うか、そういったものを感じた。「スタンダードな作品」ってのはそういうモンだよね。
ツイッターで流れてくる感想を見ると、この果報ナイゲンがナイゲンとの出逢いとなった方が少なからずいらっしゃるようで、ナイゲンの裾野が広がったことがファンとして嬉しい。山本プロデューサー(山P?(笑))の狙いがバッチリだね。

墓場、女子高生
月刊「根本宗子」
ザ・スズナリ(東京都)
2019/10/09 (水) ~ 2019/10/22 (火)公演終了