
WORLD~Change The Sky~
舞台「WORLD」製作委員会
なかのZERO(東京都)
2021/06/27 (日) ~ 2021/07/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
舞台のサスペンスものってちょっと心配だったのですが、思っていた以上に面白かったです!休憩を含めて2時間半があっという間でした!!
登場人物が多いので、普段ドラマを副音声付きで見ることの多い私は「これにも副音声が欲しい」と思いました。
突っ込みたいところもありますが・・・

猫を探す
このしたやみ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2021/06/25 (金) ~ 2021/06/27 (日)公演終了

WORLD~Change The Sky~
舞台「WORLD」製作委員会
なかのZERO(東京都)
2021/06/27 (日) ~ 2021/07/04 (日)公演終了

別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2021/06/25 (金) ~ 2021/07/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
「舞え舞えかたつむり」
今回上演される4作のうち唯一テキレジが施された作品とのことだが、台詞のカットは無い。このタイトルは承知の通り今様を集めたことで有名な「梁塵秘抄」に記載された歌である。中央にあでやかな雛飾りが据えられ、衣装も女性陣の多くが雛と同じような極めて豪華な衣装で登場する。因みに雛段の五人囃子の一体のみ欠けている。華5つ☆追記(1回目6.30 15:51)
一応、誤解の無いように申し上げておくが、公演は2作品で1公演が基本形である。作品評を1作ずつ評価する為に、評者の判断でこのような形にしている、

別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2021/06/25 (金) ~ 2021/07/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
「眠っちゃいけない子守歌」
主人公の孤独の何という深さ! その孤独を慰めるかのように降りつのる雪の何と美しい冷たさ! 華5つ☆
一応、誤解の無いように申し上げておくが、公演は2作品で1公演が基本形である。作品評を1作ずつ評価する為に、評者の判断でこのような形にしている、

別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2021/06/25 (金) ~ 2021/07/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
「いかけしごむ」
中央やや下手にベンチ。ベンチの背の奥に“ここに座らないで下さい”の張札を付けたスタンド。上手に運命鑑定の雪洞を付けたテーブル。その両側に椅子。占い台の奥辺りにどういう訳か電話機。板奥には階段。華5つ☆
一応、誤解の無いように申し上げておくが、公演は2作品で1公演が基本形である。作品評を1作ずつ評価する為に、評者の判断でこのような形にしている。

WORLD~Change The Sky~
舞台「WORLD」製作委員会
なかのZERO(東京都)
2021/06/27 (日) ~ 2021/07/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
廃墟のようなセットにずっと雨が降り続けている。エフェクトで投影しているのだろうが、本物に見える程リアル。韓国犯罪映画の重苦しく暗い雰囲気で、18年前に起こった奥多摩の孤児院での保育士殺人事件と現在進行形の連続殺人事件が描かれる。保育士(鎌田亜由美)を殺した元警官(金山一彦)は18年の刑期を経て仮出所。保育士の妹(佐々木優佳里)、当時の孤児院の児童(校條〈めんじょう〉拳太朗、杉江大志)等は楓先生殺しの真犯人への復讐を企む。
柴小聖(しばこのな)さんを久し振りに観たが相変わらず綺麗。佐々木優佳里さんは手足が長くスタイルが良いので絵になる。
休憩15分含む2時間半。
警察の上層部に“ボス”と呼ばれる男がいて、ヤクザやブローカーを使って金儲けをしているらしいのだがその正体は謎に包まれている。

海のホタル
カラ/フル
T-6(テ・シス)(大阪府)
2021/06/25 (金) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
「海のホタル」は、遊劇舞台二月病 くじら企画 今回で3回目ですが、カラ/フルとしての「海のホタル」オクダタクミさんの演出 役者の演技と迫力 真っすぐ直球でした、圧倒されました。
今日の観劇梯子はこのお芝居を最後に持ってきて正解でした、一つ目でこれを観てたら、・・・です。 タカシにレイコが胸ぐらを掴んでの場面は、とても、そうとうに迫力がありました、タカシが押され気味で、終わったら家を出るの台詞で母の圧力を返した。 ヨシノリの母への手紙は、母への感謝、 母は懺悔 その両極端、胸に刺さりすぎて、涙も出ないぐらいに圧倒されました カツヒコのあり得るくらいの最低 と ホカオの一見優しさのような最低さが怖い タナベ演じる成瀬さんの普通の弱い男 ヨシモトがレイコを庇う 最後のシーン 弁護人が、レイコを追い詰める中で犯した罪の重さ自分の行動を振り返る 痛々しい 人は追い詰められ、相談できないと、狂ってしまう いつも思うのですが、誰でも狂うかもしれない。 レイコが伏せて泣く姿が、とても小さく片手で持てる様に見えた、その時 涙が止まらなかった。 木下菜穂子さんは、 GoldFishTheatre 第1回公演 『GFT版 贋作・桜の森の満開の下』記憶がない コズミックシアター vol.30 誤解 Le Malentendu でも重いハードな役でした、次はコメディな役でハッピーエンドな木下菜穂子さんを観たいです。

人でなしの恋 異聞
イカロスの森
イカロスの森(兵庫県)
2021/06/26 (土) ~ 2021/06/26 (土)公演終了

書く女
劇団未来
未来ワークスタジオ(大阪府)
2021/06/18 (金) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
樋口一葉が男尊女卑の時代に抵抗し生きる、そんな重さではなく、 さらっと、それでいて芯の強い負けない女性 こんな描き方の樋口一葉は初めて観ました。 劇団未来の役者さん、客演さんたちの層の厚さ 演出演技の幅の広さを、とても強く感じた芝居になりました。
あと30分 あと20分 あと15分 想い 中学生 高校生の頃を思い出しました。

別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2021/06/25 (金) ~ 2021/07/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2021/06/27 (日) 13:00
4本の通しを観劇。
燐光群が昨年の『天神さまのほそみち』に続いて別役実作品を扱う。昨年観てフィットすることは分かっていたが、今回もフィットして面白い。ただし、スズナリのイスに4時間座るというのは、予想はしていたがツライ(;/_;)。
A『いかけしごむ』(60分)/『眠っちゃいけない子守歌』(50分)
休憩15分
B『舞え舞えかたつむり』(55分)『この道はいつか来た道』(50分)

フェイクスピア
NODA・MAP
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2021/05/24 (月) ~ 2021/07/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2021/06/26 (土) 18:00
2度目の観劇。やはりいい。
2度目なので、いろいろと調べて観に行ったが、やはり生の言葉の強さに圧倒される。
高橋一生はもちろん凄いのだけれど、今回も橋爪功・白石加代子の傘寿コンビが強烈な印象を与える。一人だけ若い前田敦子がいい仕事をしているし、いいポジションを貰っているとも言える。

猫を探す
このしたやみ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2021/06/25 (金) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2021/06/25 (金) 19:00
初見の劇団。京都を中心に活動する演出家・役者2人のユニットらしいが、力量があることは分かる。
こふく劇場の永山が書き下ろした不条理な幻想譚で、独特の趣きはあり楽しめる舞台だけれども、残念ながら私のテイストではないです。

書く女
劇団未来
未来ワークスタジオ(大阪府)
2021/06/18 (金) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とっても趣があり、面白かったです。
前回もお邪魔して、大満足でしたが、今回もまた、前回とは舞台の配置・セットが大幅に変わり、小規模ながら見事な美術さんの仕事でした。
舞台の内容も、淡い恋心と筆で身を立て家計を助けようと一心に机に向かう「樋口一葉」が見事に表現されていました。
次回公演も楽しみにしています。

ある八重子物語
劇団民藝+こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2021/06/17 (木) ~ 2021/06/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
初期の井上ひさしらしい趣向と、新派にオマージュした人情話が融合したおもしろい芝居だった。趣向としては、一夫の女装と、それを死ンダ姉そっくりと勘違いする紙問屋の第二幕がやはり笑える。
昨年末に続き、今回の再演(続演)を見たのでで、細かい井上ひさしらしさにいろいろ発見があった。患者の夫の大工が、診察代を屋根の修繕の手間賃と相殺してくれというと、医院のものが、「大工の手間賃を八百屋が大根んで払わせてくれと言ったらどうなる」「しんちく費用を先生がブドウ糖のお注射で払ったら」と大袈裟な冗談を、次々広げていくところなどまさにそう。
水谷八重子論を開陳するところも、理屈っぽくならないよう、うまく筋にのせてある。でもその筋の展開自身が相当論理的に作られたものだが。冒頭の、八重子の映画の声の話の伏線から、花代の八重子似の声に、古橋先生がタクトを振りながら聞いているところなど。
民藝の俳優陣が好演。下町人情のキップの良さと、落ち着いたコミカルさをよく出していた。10分の休憩を二度挟む三幕もので、合計2時間55分。

別役実短篇集 わたしはあなたを待っていました
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2021/06/25 (金) ~ 2021/07/11 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
別役実短編集全4作品通し(上演時間4時間 途中休憩1回15分)
【Aプログラム】
「いかけしごむ」「眠っちゃいけない子守歌」
【Bプログラム】
「舞え舞えかたつむり」「この道はいつか来た道」
この4作品のセレクションが絶妙で、【Aプログラム2作品】と【Bプログラム2作品】とでは作風が少し異なり、それぞれの特徴をうまく捉えた演出だ。もちろん ほの暗い小空間に電信柱や街灯といった別役作品の象徴といった舞台美術(除く「舞え舞えかたつむり」)。
別役作品=(日本の)不条理劇と言われているが、それは政治や経済といった社会的なことに求めるのではなく、あくまで人間そのものが持っているというか、端的に言えば人間の存在そのもの(内なる感情)であろう。誰もが感じる孤独・不安・空虚、苛立等の鬱積した感情、それらの感情を演劇という表現形式に取り込んだ、まさしく”人生劇場”そのものを観せる。時代背景に左右されず、人が抱くであろう感情、その不変のような舞台表現が観客自身の経験や体験なりと共感・共鳴し、ある種の説得(納得)性を突き付ける。別役作品の不条理と言わしめる、そんな代名詞に相応しいのが【Aプログラム】。
一方、【Bプログラム】は異色作。特に「舞え舞えかたつむり」は、チラシに「<犯罪症候群>に向き合う別役実独自路線のルーツ」とある。そして4作品中、唯一のテキレジを行っており、案外ストレートに楽しめる作品になっている。次に「この道はいつか来た道」_人生の終末期に関わらず、人生劇場を謳歌しているような劇風。が、やはり人生の哀歓を漂わすラストは胸に迫るものがある。
(台詞にない)言葉の先を想像し読み解くなど、見巧者のようなことは出来ないし、かと言って言葉の裏に潜む気持を感じられなければ風情も面白味もない。別役作品は面倒くさいが、そこがまた奥深く面白いところ。本公演、別役作品の案内企画と考えれば成功だろう。

宇宙のなかの熊
東京演劇アンサンブル
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2021/06/12 (土) ~ 2021/06/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
様々な寓意が散りばめられていた
簡素でも東京演劇アンサンブルらしい舞台美術で「大人のための子どもの芝居」だな

「TABOO」
TEAM空想笑年
インディペンデントシアターOji(東京都)
2021/06/23 (水) ~ 2021/06/27 (日)公演終了

JACROW#30『鋼の糸』
JACROW
駅前劇場(東京都)
2021/05/26 (水) ~ 2021/06/01 (火)公演終了
映像鑑賞
前回の田中角栄をテーマにした作品から続いて観劇。
工場が好きなのもあってか、バブル期の鉄鋼産業、新日鐵や川崎製鉄など少しは知っているので色々と思いを馳せました。こないだまでもあったはずの飲みニケーションが、コロナ禍で昭和くらい昔のものにも思えてしまいました。
今回は配信で見ましたが、良くも悪くもやはり観劇は劇場がいいと実感。

お菓子放浪記
チーム・クレセント
ザムザ阿佐谷(東京都)
2021/06/24 (木) ~ 2021/06/28 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2021/06/28 (月) 13:00
座席1階
チームクレセントが演じ続けている、西村滋作品。以前のミュージカルではなく、ストレートプレイで行われた。新聞用語では使えない「みなしご」であるシゲル少年の戦中戦後を描いた物語だ。
甘いものが大好きなシゲル少年は孤児院からの脱走の途中、空腹のあまりお菓子を万引きしたところを刑事に目撃され、捕まってしまう。その刑事は、シゲル少年に菓子パンを買って与えた。恩を忘れないシゲル少年は、そのパンの味をずっと胸に秘め、教官らの暴言と暴力にさらされた感化院での生活を耐え忍ぶ。
だが、感化院には富永先生という音楽好きの女性がいて、この先生が歌う「お菓子と娘」というフランスの歌をシゲルは覚える。この先生の存在と歌も、感化院を耐え忍ぶ力となった。やがて、身寄りのない老女が養子に迎えたいとして感化院を出たが、この老女は子どもを働き手としてこき使うのが目的の人だった。さらなる苦難が続く中での心の支えはやはり、あの菓子パンの味と、先生の歌。やがて日本は太平洋戦争に突入し、シゲル少年は老女の元を飛び出す。
テンポよく進む舞台。シゲル少年があざとく汚い大人たちに虐げられながらも真っすぐ生きる姿がとてもけなげだ。やはりミュージカルよりストレートプレイの方が感動できると思う。
劇中、シゲル少年が加わった旅の一座の女形に召集令状が届く場面がある。性同一性障害で女として生きることを決めて女形として舞台に立つ彼女だが、戸籍は男性のため召集されたのだ。あの時代、召集令状は絶対逃れられないものだった。「人を殺すなんてできない」と悩んだ彼女は、送別会を抜け出して首をくくってしまう。シゲル少年の物語であるのだが、彼を取り巻く多彩な人たちの物語も、この舞台を盛り上げてくれる。
千秋楽の観劇だった。小劇場を埋めたのは比較的若い世代。読書感想文の定番だった「お菓子放浪記」を読んだ世代よりもずっと下だろう。西村作品の心が、この舞台によってしっかりと引き継がれていったと思う。