
クアンタム【8月4日公演、大阪公演中止】
少年社中
紀伊國屋ホール(東京都)
2022/08/04 (木) ~ 2022/08/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/08/08 (月) 14:00
2014年にチケット争奪戦に敗れて以降、チケットが取り辛そうだったりスケジュール的に厳しかったりして足が遠のいていた少年社中、観るのが9年ぶりとは我ながらビックリ。
劇団☆新感線が1993年3月にribbonをフィーチャーして上演した作品(9年ぶりに観に行ったのはこれによるものが大きい)の骨組みをちゃんと踏襲した上での大胆な換骨奪胎。
あれこれ正反対でありながらきちんと「TIME SLIP 黄金丸」であることに感服。
また、そこここに仮面ライダーやらスーパー戦隊やらのテイストが感じられたことにもニヤリ。
少年社中と併行して脚本で関わっていた特撮ヒーローもので培われたものがこんな風に反映されているんだなぁ、と。

頭痛肩こり樋口一葉
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2022/08/05 (金) ~ 2022/08/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/08/10 (水) 13:00
座席1階
こまつ座旗揚げ公演で井上ひさしが書き上げた作品。以前から見たいと思っていたが、今回の再演でようやくチャンスが巡ってきた。
父や兄を失い、若くして戸主となって母や妹たちを赤貧の中で支えた作家・樋口一葉の物語。今年は生誕150年だ。一葉は生前、自分に戒名をつけていたというが、井上ひさしの着想は「生きながら死んでいる。だからこそ世の中がよく見えた」というところから始まったという。死者の魂が戻ってくる毎年のお盆を繰り返しながら物語は進む。舞台にどの場面でも仏壇があり、お盆の会話劇が舞台を盛り上げた。
まず、花蛍という幽霊を演じた若村麻由美がすばらしい。この幽霊、自分を身請けして夫婦になるためのお金をネコババした老女を呪って出るのだが、実はその老女にも事情があり、その事情を作った「悪党」にもまた事情ありということで、世の中、人と人とのつながりの連鎖でできているということを舞台を通して提示する。一葉役は貫地谷しほり。彼女らしいメリハリのついた演技で、ピシッと筋が通った一葉の生き方を見せてくれた。
女性6人による舞台だが、それぞれが個性があっていい。男性の身勝手なふるまいにたてつくこともせず耐え忍んだ明治の女性たち。「女が地獄に落ちるには三日もあれば十分さ」という熊谷真実のセリフは強烈。そんな社会を筆の力で変えたいと歯を食いしばる一葉の姿は印象的だ。
劇中歌もいい曲だった。死者が還ってくる「お盆」らしく抑え気味の舞台セットと演出も奏功している。

白が染まる
演劇企画集団Jr.5(ジュニアファイブ)
駅前劇場(東京都)
2022/08/05 (金) ~ 2022/08/12 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/08/09 (火) 14:00
膨大な台詞量と切羽詰まった感満載の人間模様で
観ているこちらが疲労感を覚えるほど「正義」と「現実」の間を引きずり回される。
役者が身も心も痩せるような芝居の醍醐味を堪能した。

ダイバシティーファミリー
A.R.P
小劇場B1(東京都)
2022/08/03 (水) ~ 2022/08/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
意外性のある展開で物語にどんどん引き込まれ、最後は安心のハッピーエンドで心和む。
親子や夫婦といった「家族」を軸としたエピソードが次々と紡がれるが、決して性急ではなく各シーンとも心理描写が丁寧だ。心温まるドラマかと思えば、随所に笑いが散りばめられ、ショウパブのシーンでは観客を巻きこんでのショウアップも忘れない。
約1時間40分の作品でエンタメのエッセンスをこれでもかと詰め込んでくるのは「お見事!」と言うほかない。

ときじく〜富士山麓鸚鵡鳴〜【大阪公演、8月4日公演中止】
カムカムミニキーナ
座・高円寺1(東京都)
2022/08/04 (木) ~ 2022/08/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初めてカムカムミニキーナを観劇しました。
狭い劇場と言うのもあるかもしれませんが、
とにかく八嶋さんと松村さんのオーラが凄い!
演劇は小道具を使い、役者さん達は休む暇なく舞台を駆け巡る、
まるで舞台が生き物のように感じます。
「ルート5、ルート5 富士山麓鸚鵡鳴く(2.2360679)」
オウム三人組の演技はよりこの舞台のスパイス・・必見です。

蝶々結び
LUCKUP
上野ストアハウス(東京都)
2022/08/03 (水) ~ 2022/08/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
-monochrome side.-観ました。舞台にはレトロな木造駅舎のセットに蝉の声。開演前から気分が高まりますね。話の方はざっくり言えば夢オチなんでしょうが、情感深くてじっくりと楽しめました。

月虹の宿 (げっこうのやど)2022 東京公演
日穏-bion-
シアター・アルファ東京(東京都)
2022/08/05 (金) ~ 2022/08/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても面白かったです。本当に良くできてるという感じ。難しいテーマだったのに、すんなり入り込めたのは、役者の皆さんの力量かと。とにかく、誰も間違ってなくてでも考えさせられて、とても意義のある時間を過ごせました。丁寧なセットとお芝居。笑いあり、涙あり、申し分ないですね。
ほんとよかったです。次回も気になる団体さんになりました

蝶々結び
LUCKUP
上野ストアハウス(東京都)
2022/08/03 (水) ~ 2022/08/14 (日)公演終了

楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー
S企画
中野スタジオあくとれ(東京都)
2022/08/05 (金) ~ 2022/08/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2022/08/06 (土) 14:00
本作を観るのは通算6~7回目ながら直近で観たのは6月に楽園王、12月にオトナの事情≒コドモの二乗で観た2016年以来6年ぶり。
ほぼ素舞台だった楽園王とは対照的に作り込んだ装置のポップかつ「楽屋らしい」感に加えて「鏡」を大胆に使った演出で極めて動的な印象。
そして内容を知っているだけに冒頭の上手の「鏡」付近は明るく下手の「鏡」付近は暗めにした照明の暗示に頷いたり「そこはそうしますか♪」な演出に舌を巻いたりしつつ楽しむ。
さらに基本的にはコメディ(私見)な中に女優哀歌や(わずかとはいえ)戦争のことなども織り込んだ戯曲に改めて感心。

二人ぼっち2
ユニットR
配信のみ(東京都)
2022/06/24 (金) ~ 2022/09/15 (木)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★
岸田理生の原作を改変した脚本を用い母役・娘役の女優2人と楽師1人の3名が出演。無論演出は居る。作品はオンラインのみで配給された。同じ部屋でマイクを同時に2つ以上用いるとハウリングが発生することがあるのでこれを避ける為、マイク使用は各部屋1つに限られた。

あつい胸さわぎ
iaku
ザ・スズナリ(東京都)
2022/08/04 (木) ~ 2022/08/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2022/08/08 (月) 13:00
座席1階
けしてハッピーエンドではないが、見終わって前向きになれる、少しの希望を分けてもらえるようないい舞台だった。
大阪で会社勤めをこなしながら、一人娘を育てたシングルマザー。入学金などは家計に響いたが娘は大学に入学し、とりあえずホッと一息。そんな中、東京から上司が転勤してくる。大阪トークにほんろうされながらも誠実な受け答えに、この母はすこしだけ好意を持つ。一方、娘はこれまで恋愛経験なしという人生だったが、中学のころからの幼馴染が偶然同じ大学に入り、急に意識しだす。これがなんだか初恋となりそうだ。イケメンに成長した彼との会話も増えていい感じになってきたが、大学で受けた健康診断で再検査の通知が来てしまう。
iakuのヒット作となったこの作品を、今回の再演でようやく見ることができた。映画化も決まっており、さらなるブレークとなるかもしれない。
回転ドアのように出演者が出入りして場面転換を重ね、テンポのいい会話で物語が進む。舞台が大阪で、東京から(正確に言うと千葉から)転勤してきた男を飛び込ませるという設定は、大阪と東京で活躍する横山拓也のうまいところかもしれない。
それよりも何よりも、この親子のそれぞれ恋の行方が今一つ暗くても、娘の健康に影を差す出来事が起きていても、舞台が閉じた後は「自分も、明日は少し頑張ってみようか」という気持ちになる会話劇がとても、さわやかに思える。
演劇でこのような気持ちを受け取りたいなら、この舞台、見ないと損するかも。

劇作家協会公開講座2022年夏
日本劇作家協会
座・高円寺2(東京都)
2022/08/07 (日) ~ 2022/08/07 (日)公演終了
実演鑑賞
#再起動の夜 7日にやる公演を検索してこの催しを見つけた。劇作家協会、今年は新人戯曲賞の公開審査も中止とかで淋しく思っていたが、その代わりに、というのではないが中々充実した内容らしいので足を運んだ。
実はたまたまとあるメルマガ(滅多に開かない)で紹介されていた「アクセシビリティ」関連の事例動画を二、三日前に見たばかりで、その一つはタカハ劇団が前作「美談殺人」で聾啞者を登場させ、その俳優が劇の手話通訳も担うという斬新な試みをやったのを振り返るトークでかなり面白く見た。私に対しては確実にインフルエンサーとなった米内山陽子、高羽彩の名前、また八鍬氏演出による芝居の上演もあるという。
セミナーのパートは三つに分かれ、「再起動の夜」(夏井孝裕作/前説=解説含め30分)上演、休憩10分を挟んで「作り手視点」でのシンポジウム、休憩15分を挟んで「当事者視点」でのシンポジウム。3時間超えで体力もギリであったが、固いテーマにも関わらず最後まで飽きる事なく見入り聞き入った。

ミス・サイゴン【7月24日~28日、8月22日~24日公演中止】
東宝
帝国劇場(東京都)
2022/07/24 (日) ~ 2022/08/31 (水)公演終了

ダンス×人形劇「エリサと白鳥の王子たち」
日生劇場
日生劇場(東京都)
2022/08/06 (土) ~ 2022/08/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
第一幕40分休憩20分第二幕40分。
アンデルセンの『野の白鳥』の舞台化。オリジナルキャラクター、オコジョのチャッピが可愛い。(操演、声は松本美里さん)。縫いぐるみがあれば買ってしまいそうな程。
エリサ役の辻田暁さんはタタタタと走り宙を飛ぶ。
今回の人形は仮面にローブやケープやマントの衣装のみ。魔女の手が何倍にも伸び巨大化する効果など、子供達が怯えまくっていた。
アンデルセンの話は残酷で暗く不条理。

MPinKとなつやすみ
MPinK(ミュージカルプロジェクトin神奈川)
大岡山劇場(東京都)
2022/08/04 (木) ~ 2022/08/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とてもよかったです。とにかく歌とダンスとても元気に、楽しそうに演じられていて、見ていても楽しくなりました。
内容も30分でうまくまとまっていたと思います。
次回も生演奏で決まっているとのこと、楽しみですね

MPinKとなつやすみ
MPinK(ミュージカルプロジェクトin神奈川)
大岡山劇場(東京都)
2022/08/04 (木) ~ 2022/08/07 (日)公演終了

ダイバシティーファミリー
A.R.P
小劇場B1(東京都)
2022/08/03 (水) ~ 2022/08/07 (日)公演終了

ダイバシティーファミリー
A.R.P
小劇場B1(東京都)
2022/08/03 (水) ~ 2022/08/07 (日)公演終了
実演鑑賞
面白かったあ。
演劇初挑戦というHIBIKIさんが良かったなあ。
ちなみにあの人って本当に大宮のショーパブに出ているんですよね。
昔の芸名が響ひろみだったと思うけど。
20年くらい前にお祭りのアトラクションで見たことがあるんです。

舞台「the Selected World」
CRUSH KITCHEN ENTERTAINMENT
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2022/08/03 (水) ~ 2022/08/08 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
見知らぬ密室で目覚めた12人、誰も記憶がないのに加えてジャッジメントなる謎の人物が煽ってくるものだから、そりゃもう疑心暗鬼の嵐。
最初は全員の行動、所作が気になって観ている方も忙しく(これもまた楽し、ではあるが)徐々に個々へとフォーカスがあたっていく
腹の探り合いから自身の不安へと変わっていく熱演。
緊迫の空気感と、キラキラ系公演特有の甘い空気感が混ざり合って、う~んこの感じは嫌いじゃない。
場面転換なしでリアルタイムに12人全員のエピソードが紐解かれていくため、後半の駈け足感は否めなかったけれど同じ時間を共有しているライブ感が良い。
密室一部屋に閉じ込められて役者さん達は出ずっぱり。
なのでどの役者さん目当てであっても満足できる仕様。
好きな所に視線を向けられるのは観劇だけの特権だから。
賀集利樹さん(ジャッジメント役)の高みの見物感が面白い。

非公認サークル・クリーミーなルーザーズ
劇団わたりにふね
アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)
2022/08/06 (土) ~ 2022/08/07 (日)公演終了