幕が上がるよ
こまばアゴラ演劇学校“無隣館”
アトリエ春風舎(東京都)
2016/09/01 (木) ~ 2016/09/01 (木)公演終了
無題1921(16-211)
19:00の回(晴)
18:40受付(支援会員優先)、開場。桟敷、ベンチシート、ミニ椅子、パイプ椅子。2期の皆さん(全員ではない)は舞台上に用意された小さなひな壇で客席と向かい合う。
この時間しか空いていない「池袋演劇祭」参加作品とどちらにしようか迷った結果...こちらに。
作品名+お名前がわかる方、お名前は知っている方、観たことがある方、観たことがあるような気がする方...いろいろ。
「青年団」のお芝居はあまり観ません...小瀧万梨子さん、渡辺美帆子さん、吉田小夏さんくらいです。
平田さんは、どらま館での「アンドロイド版『変身』」のみ。
一方、「無隣館」というのはよく見かけます。
岩井由紀子さん、渡邉時生さん「前世でも来世でも君は僕のことが嫌(2016/8@王子)」。
尾崎宇内さん「冒した者(2013/7@春風舎)」「ユリコレクション(2012/9@BOX in BOX)」「乱歩の恋文(2012/1@トラム)」」「空のハモニカ(2011/9@劇)」。
大竹このみさん「ハワイユー(2016/5@北砂アパート)」「みんなよるがこわい(2015/11@三鷹北口)」「贋作・怪人二十面相(2016/1@ウェスト)」他。
代田正彦さん「星の結び目(2014/7@吉祥寺)」。
鶴田理紗さん「白昼夢 盆外公演(2016/8@南千住)」「チャーリー(2015/9@上野小)」「凹(2013/9サブテレニアン)」「みちていく(2015/6@ユーロスペース)」他。
中藤奨さん「お暇をこじらせてⅡ(2015/1@アゴラ)」。
西村由花さん「露出狂(2016/6@王子)」「コロラド(2015/3@眼科画廊)」。
西山真来さん「みやけのFUSUMA(2016/7@北砂アパート)」「朗読劇「8 -エイト-(2014/7@アツコバルー)」..兵藤さんも。
新田佑梨さん「スカイ・エクレアをさがしてみよう(2016/5@ST)」「不眠普及(2016/6@春風舎)」「読むものごころ展(2015/11@SPECIAL COLORS)」「ゆめの泉と泥濘(2014/4@pit)」他。
兵藤公美さん「WATAC I(2014/12@TODAYS)」。※7月、バストリオの公演に行ったところ、共演していた望月志津子が出演していらっしゃいました。
三浦雨林さん「或夜の感想(2016/6@ST)」「「潮/通過(2015/9@」キッド・アイラック)」「ちょっとそこに座りなさい(2014/7@新生館)」「旅の演劇(2013/12@キチジョウジ)」他。
横田僚平さん「ドッグマンノーライフ(2016/6@ST)」。
アンケートに基づくメンバーの意識調査(グラフ)、リーディング、今後の企画の紹介(各2分)。
コメンテーターの発言にあったように「ただ」だから許されるゆる~い、段取り無用のイベント、和やか。リーディングでは役者さんらしく締まっていました。
イベントなので評価なし(でも楽しかったです)。
大型
3.14ch
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2016/08/25 (木) ~ 2016/09/03 (土)公演終了
満足度★★★★★
無題1920(16-210)
19:30の回(少し雨)
18:45受付(整理券あり)、19:00開場。
4面囲みのやや見下ろした位置に正方形舞台、前列は水がかかることもあるのでとビニールシート配布。私のところ(入って左の最前列)は大丈夫でした。
さらに一段低くなったところに畳敷き風、和室(8畳)のようなところ、小さなベンチのうえにカメラ、手前のビニールシートにはアルコール類とポテトチップス、チーズ、流れている音楽はスマホで鳴らしている、左右の天井にプロジェクター。
なにか仕掛けてあるはずですが想像できないまま19:25前説(アナウンス、水に注意、80分)..Sunshine of Your Love。
19:31開演~20:51終演。
堕落の限りの前半、時空を超えた妖気の後半。むちゃくちゃすぎて爽快。男女の交合、輪廻転生、異形の物の襲来、善行と悪行、儀式、大仕掛けがビジュアル的に映えまくる、周囲を何重にも囲まれひとり体力の限り闘う主人公はへろへろになっても立ち上がる。
「宇宙船(2012/1@東演)(2014/9@王子)」「帰郷(2012/9@タイニイアリス)」「小型(2013/2@d-倉庫)」、5公演目。
出てくる出てくる。見た目の凄さに比べ強いのか弱いのかわからないのがおかしい、1R~8Rまでの闘い、もうここはリング、ちゃんとコーナーポストが光っているしゴングが鳴る。水が跳ねる。
80分間、テンションを維持し、カラダを酷使した鵜沼さん絶賛。
いろんな役者さんが出演...(たぶん)観ているのは
木村みちるさん「爆弾魔メグる(2014/11@王子)」「ころころころ(2015/2@荻窪小)」「アダムの肋骨(2015/4@王子)」。
藍沢彩羽さん「#13 平原演劇祭 2014 第二部(2014/8宮代町)」...青木祥子さんも、「星の音色が聴こえますか(2014/9@雑遊)」「百年一夜物語(2014/3@兎亭」「eeney meeney baby moe(2013/10@兎亭)」。
山森信太郎さん「黒い二、三十人の女(2016/4@CLASKA)」「ぱれえど(2012/11@雑遊)」「宙の色 -sora no iro-(2012/4@KINGYO)」「かもめ(2011/6@ゆうど)」。
甲斐美奈寿さん「Birthday(2016/7@テルプシコール)」。
市川賢太郎さん「ノミの心臓(2015/2@711)」。
石塚義〓さん「No Regret No Life(2014/1@RAFT)」。
榊原美鳳さん「あのこそのことはないちもんめ(2015/10@王子)」。
田島慶太さん「三鷹の化け物(2011/9@星の)」。
堤千穂さん「ざくろのような(2015/10@サンモール)」「PRESS(2014/12@同)」「タイトル、拒絶(2013/2@同)」「オーシャンズカジノ(2012/4@王子)」。
山中志歩さん「モータープール(2013/6@アートスクエア)」。
違っていたら御免なさい。
スケルトンの呼吸
くらやみダンス
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2016/08/26 (金) ~ 2016/08/28 (日)公演終了
無題1919(16-209)
19:30の回(晴)
19:00受付、開場。ざぶとん席は最前列で、この位置ですと舞台床はかなり高く、ほとんど眼の位置。終始見上げながらの観劇。
イントレ足場のようにパイプが組んであり、グレーのパネルが壁になっています。
19:31客席後方から前説。気になったのは、客入時の音響が大きくて聞き取りにくいこと。携帯、飲食などは聞いているお客さんはいないのが現実だと思っていますが、少なくとも「有事の際」の諸注意については、(聞いてなかったとしても)はっきりと伝える責任があると思っています。そうしないで音量を下げなかった(場内アナウンスでも聞こえればいい)劇団の運営に「?」...なので評価保留(お芝居は◯)。
19:36開演~20:40終演。
パフォーマンスはよかったのですが、「ソーダ」はなんのためだったのか...効果/副作用はわかったけど、何のため、という点がよくわからなかったです、すみません。
田久保さん...たくさん。
中三川さん「厄病神とジレンマ」(2016/6@梟門)」「せんてい2人芝居ver.(2015/3@学生会館) 」。シミズさん「うみがめくれる(2014/8@プロト)」。稲葉さん「我がギャング はじまりへ(2014/12@空洞)」。太田さん「露出狂(2016/6@王子)」「デザインフェスタ(2016/5@ビッグサイト)」、「SILVER VINE(2016/4@王子モンスター)」「舞☆夢☆踏 LIVE vol.24(2016/3@学生会館)」。臼杵さん(脚演出)「東京(2015/@木霊)」。
楽屋―流れ去るものはやがてなつかしき―
劇団Kalium
レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都)
2016/08/27 (土) ~ 2016/08/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1918(16-208)
13:00の回(曇)。
並んで受付開始を待っていると中から斉藤さん、ご挨拶する。
12:30受付(煎餅付チケット!)、開場。奥に「楽屋」、その手前が客席。
下手、すでに女優Cは机に向かって座っている。落ちつかない様子。
上手には長机と化粧道具、壁に「かもめ」のチラシ。
女優Cの机にあったのはその「かもめ」の台本。机の横にくず入れ(本当に入っている)。
13:06前説(60分)、13:08開演~14:06終演。
高校同期の3人が旗揚げ...とあったので観に来ました。
お名前をみただけではみなさん初めてかと思っていました。
が、終演後お訊きする...と
芸術総合高校の「Q体」...解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話に「○○役」で出ていらしたということでびっくり、実にびっくり。
また、帰宅後、過去観た公演を確認していると。宇佐美 優花さんは「ユメプラン〜二度寝〜」のside チューリップ企画「グッナイドーリーガール」にお名前がありますね。シックスペース(野宮さん、金子さん)はずっとみていてそれで観に行ってました。
今年、「楽屋」は3公演目(通算5公演「ちょくちょく企画」「オレの劇団」)です。2016/6@サニーサイド、2016/5@梅ヶ丘BOX。
4人ともまっすぐな演技で好感、チェーホフのシーンへの切替(唐突に空気が変わる...とか)になにか一工夫あったら面白いかなと思いました。
スタッフの方もよく気配りくださり、来てよかったと思いました。
夏芙蓉
劇団トキ
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2016/08/26 (金) ~ 2016/08/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1917(16-207)
17:00の回(雨)。
16:30会場着...ここまでの道、道案内の方、庚申通り入口方面に歩く2名、途中に2名、曲り角に1名。
会場に入ると右に座席、横長の舞台には4つの机。パイプ椅子にはクッション+座布団...この座布団は今まで見たことがないので終演後訊いてみると劇団で用意したものと。かなり暗い会場、ハンドライトで足元を照らす。
この作品は一度観たことがあり(2014/9@上野小劇場)。2つの大学合同の公演ということで観に来ました。
昨日はシアターグリーン学生芸術祭で「くらやみダンス(早稲田)」、今日も早稲田で「パントマイム舞☆夢☆踏」公演を観ています。
机と椅子、4人の会話がほどよく響きます。4人(先生を入れると5人)の公演、あまり動かないのでこの会場は大きすぎるように思えますが、その「空間(闇)」がこのお芝居にとてもあっているように感じました。
たった一人の教室に。
一度観ているから「見えてくるところ」が出てくる作品ではないかと思います。仲良し同士の屈託のない、いつもの仕草や会話。そうであればあるほど募る千鶴の想いが素直に表現されていました。とてもよい印象でした。
16:58前説、開演5分前の...とおっしゃっていましたが、この時点で開演時間が遅れることがわかっているなら、そうコメントするのが正しいと思います(私自身は多少開演が遅れてもなんともありませんが、コメントは必要だと思っています)。
17:05開演~18:14終演。
原作のよさ、(まっすぐ)演出+(誠実)役者さん、(静謐)会話だけの1時間。会場案内もなかなかできるものではありません。
次はそれぞれの大学での公演を観たいと思います(都合がつけばぜひ)。
ZEN展 パフォーマンス部門
ZEN展
東京都美術館(東京都)
2016/08/22 (月) ~ 2016/08/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1916(206)
上野三昧の日(晴、暑い)
11:00<BEER〉(コンタクトインプロ)
出演:五味孝則、下島礼紗
12:30<わっぜ>振付:下島礼紗
出演:木頃あかね、鈴木翔太、下島礼紗
※「わっぜ」は3回目。本日の発見、「頭部」は各ダンサーがモデル。過去2回は人数が多くわかりませんでしたが、今日、観ていたら髪は伸びて(!)いても (下島さんご自身も)本人でした。
13:00<SueHak(スウハク)>DamaDamTal 大塚 陽、みきたまき
白黒の靴下とゲームはお揃いで。
※みきさんは森脇さんとのみきさんではないかと。
13:30<スクランブル交差空間> ヨハク
※「ボレロ」のようによく整っていました
14:00<あの手この手>山岸由佳・河野彩
14:30<gold fish>牟田のどか
15:00<在りし海風、今をふきぬけて>A la claire
とても安定していて作品がずっと深まったという印象
15:30<サイモンとオフィーリア|Cymon & Ophelia>小野彩加 中澤陽
16:00<探検王>アグネス吉井(KEKE 白井愛咲)
※コミカルなのは初めてかも
基本、20分+転換。(地階)ロビー階 第1展示室「ZEN展」一番奥の展示スペース、立ち見、2畳ほどのパフォーマンス舞台、まわりには展示作品。みんな同じ条件で演じます。唯一、音源だけは自前。先週は、象の鼻テラス「ダンス縁日」。今日は東京都美術館。
大塚さん、ヨハクのみなさん、山岸さんと河野さんは(たぶん)初めて。
異質に感ずる会場と静的表現、本質的な肉体と動的な振付が普段とは違う感覚を呼び起こすようでした。これだけ違うやり方で表現する作品を続けてみることができるのはなかなかないこと。
ダンス縁日 DANCE ENNICHI
象の鼻テラス
象の鼻テラス(神奈川県)
2016/08/05 (金) ~ 2016/08/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1915(16-205)
18:00の回(岩崎さん)、19:00の回(Mr. Scot)
会場周辺は強い風。空の雲も猛スピードで過ぎてゆく。すぐそこは黒い海。
赤レンガ倉庫、大さん橋が見える。
平日でしたが時間ができたので観に来ました。
岩崎さんは1年ぶりのダンスとおっしゃっていました。
ttu「海は、いま、このとき、あなたの、左手にある。(2011/12)」からなので5年半になります。
「Mr. Scot」は高谷楓、金子佑紀、山崎眞結、齊藤コン、近藤千紘、渡邉茜(敬称略)の6名。高谷さん、渡邉さん「ピュア魂2(2013/7@PRUNUS)」他。山崎さん「いる(2015/4@セッションハウス)」「ダンサロンvol.1(2015/12@スパイラル)」。齊藤さん「The Way Feels Go(2016/4@RAFT)」 ※齊藤さんは多摩美だったのですね?こりっちで過去観た公演を調べてみると、2015年の「めっけ!」の「言風景」...『4.48サイコシス』に行きました...にボディートレーナーとありました。余談:古澤さんの「議題:ギタイ」が突き抜けていて、妖精大図鑑の「創刊『空飛ぶ帽子』」も秀作でした。近藤さん、金子さんは初めて。
岩崎さんのときにはまだ外が明るく、「Mr. Scot」の時間ではすっかり暗くなり、室内の灯りが大きなガラスに映りこんでいます。自由に風をとらえ飛んでゆく鳥のような岩崎さん、始まってから無音、終盤に曲が入ります。(自然)波のうねりを身近に感じながらの演技でした。「Mr. Scot」の瞬発力、闇に包まれた空間は硬質なものに変容。
塚子さんの職場
劇団モンキーチョップ
シアターブラッツ(東京都)
2016/08/19 (金) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1914(16-204)
14:00の回(晴)。
13:30受付、開場。正面奥に長テーブルと椅子、手前の左右にも椅子。塚原さんの前説...14:04ヨーグルトを啜る...開演~15:20終演。
こちらは初めてです。江間さんが出ているので観に来ました。真帆さんはフルタ丸の公演で。小崎さんは「Q体」のスタッフにお名前。
不思議な能力を持つ塚子さんを中心とした珍妙な「相談事集」「再現シーン集」、役者さんたち、入れ替わり立ち替わり出てきては奇怪な役を演じるので笑わずにはいられません。めまぐるしい展開、笑いの連打、コーラスもいい。
踊り上戸~夏~
HOLIDAYS
ザムザ阿佐谷(東京都)
2016/08/20 (土) ~ 2016/08/24 (水)公演終了
満足度★★★★★
無題1913(16-203)
14:00の回(曇) 熊×ド(13:00受付、13:35開場)、
14:03開演~14:53、15:02~15:50終演。
19:30の回(曇) P×H(18:30受付、19:00開場)、
19:37開演~20:30、20:42~21:30終演。
2公演セット券で同日観劇。
熊谷さんは初めて。
ドドド・モリも初めて。
小野彩加さん「DANCE NEST more vol.4(2016/7@RAFT)」「はてしない物語(2016/4@六行会)」「ΑΩ(201/12@空洞)」他
PINK BLUEは「大漁(2015/12@EARTH)」。
中原百合香さん「開座」のアトリエ公演で。星野琴美さん「ダンス専科2013/3@セッションハウス)」。水野愛子さん「天廻物(2013/2@711)」。
HOLIDAYSは「show window(2011/10@王子1)」からで6作目。
うえだななこさん「不在のD(2013/1@参宮橋)」
牧神の午後
KARAS
KARAS APPARATUS(東京都)
2016/08/10 (水) ~ 2016/08/18 (木)公演終了
満足度★★★★★
無題1912(16-202)
20:00の回(曇、帰宅中に大雨)
お客さん多い、19:50開場、20:12開演~21:02終演、21:13トーク終了。
先週(8/11)観ているので2回目、そのとき少し復習。今夜が最終日。
舞台を覆うのは...「蚊帳」で画像検索すると出てきます。こんなかんじの大きいもの。
布を大胆に使った演出は今までもありましたが、客席/舞台を隔てるようなものは初めて。
絞り切った明り~眩しさを感じる明るさ、自在に変化する照明は一貫してマニュアル操作(鰐川さん)。
もともとクラシックは滅多に聴かないので既知のものはありませんでした。
アップデイトとして38公演目。同じものはひとつとしてなく、予想すら不可能、開演するまでいろいろ想像していたものが当たったためしはありません。
それがこれからも続く。
次回は「米とりんご2」鰐川さん
ダージリン急行
シンクロ少女
スタジオ空洞(東京都)
2016/08/15 (月) ~ 2016/08/17 (水)公演終了
満足度★★★★★
無題1911(16-201)
19:30の回(豪雨)。
19:10受付、開場。入って左が(横長)舞台、少し奥に座ります。
19:29前説(中田さん、飲み物可、役者さん激接近します)。19:34開演~20:45終演。
久しぶりです...「This is 30(2015/1@ここ)」以来。
「映画」は観ていませんが、予告編を観ると似ていますね。初め、なんで何もないところを蟹歩きなのかなと思ってしまいました。
とても緩~い展開ととぼけたような立ち振る舞いが可笑しくてたまりません。よもや堂本さんまでもが...意外な一面をみてしまいました。
歌のコーナーでは75年にリリースされたものを採り上げていました。
当時はアナログ盤しかなく私もリリース後すぐに購入しましたが好きになれませんでした。個人的にこのバンドは「Ⅱ」が一番好きで、紙ジャケになって1st、3rdアルバムを購入しましたがそれらは2~3回聴いただけで終わってしまいました。
特に肩が凝りそうな人生訓や処世術を語るものではなく、ぼんやりと車窓から夢とも現実とも区別がつかないものを観る旅...なのでしょう。
『真夏の楽涼』 〜enjoyment in summer〜
ルストダンク企画
ART THEATER かもめ座(東京都)
2016/08/11 (木) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1910(16-200)
19:00の回(曇、強風)。
18:30受付、開場。パイプ椅子にザブトン2枚。床はフローリングシートでしょうか、正面奥にミラーボール。梅田めぐみさん振付ということで観に来ました。
18:50前説(60分)、19:02開演~20:07終演。
「ぱらいそ(2015/5APOC)」から数作拝見していますが、いつも楽しそうに(それは一緒に踊っている方々も)していらっしゃるので時間を忘れて見入ってしまいます。
ドキっとするようなものから清楚なものまで衣装も華やか、以前の公演で観たことがある方も。先日まで開催していた「ダンスがみたい!」等とはまた違ったダンスのよさがありました。
ダンスがみたい!18
「ダンスがみたい!」実行委員会
d-倉庫(東京都)
2016/08/02 (火) ~ 2016/08/16 (火)公演終了
満足度★★★★★
無題1909(16-199)【木村愛子】
19:30の回(曇)。
18:25時間前にロビー開場(小雨が...)、すぐ受付、18:55開場。
下手のコートハンガーにかかっていたのはサティのトートバッグだそうで、サティを聴かない私には誰だかわからず、傘にもきっと意味があるのでしょう。
「ダンスがみたい!18」3つ目、もともと木村さんだけのつもりが3回(でも3回券買ってなかった)。
こりっちで遡って調べると、このシリーズ「温かい水を抱く」の「Ⅰ」2009/7@徳望館での上演。木村さんの公演は「Ⅲ(2011/8@die pratze)」からで15公演目となりました。
19:30前説(アナウンス)、19:33前説2(45分)、19:35開演~20:18終演。
開演前、上手、床になにか置いてあることに気づきましたが、最期のシーンまでわかりませんでした。
と、ここで(もしや?と思い)検索してみると「部屋から100本以上のコウモリ傘が出てきた。」「2台のグランドピアノのうちの1台は、中味が空っぽ。そこには未開封の手紙の山」「自分宛に手紙を書いてました」..おおっ!そういうことでしたか。
ピアノはハンマーが弦を叩き、音が出ます...打弦楽器。同じように木村さんはカラダを叩きつけます。サティが演奏中に声を出したのかはわかりませんが、声が聴こえてきます。
ちょっと驚いたような眼、じれったいような動き、乱れるバランス。ミラーボールの回る白玉は流星雨のようでした。
Oleanna -オレアナ-
ミキミキ・コネクション
キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)
2016/08/11 (木) ~ 2016/08/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1907(16-197)、1908(16-198)
8/13(土)19:30の回(晴)、19:29前説、19:33開演~21:20終演。
8/14(日)13:00の回(晴)、13:01前説、13:04開演~14:50終演。
2日連続です、8/13観て帰宅、翌日の予約をしました。
会場が「キッド・アイラック~」、作品が「二人芝居」、それで観に来ました。
こちらは初めて。三木さん、今駒さんも本作が初めてです。
今駒さんですが、websiteを拝見すると「日本芸術高等学園卒業」とあります。実は、2月に西国分寺の学園まで「卒業公演」、萩尾さん/野田さんの「半神」を観に行きました。
このホールは天井が高く、よく声が通ります。上部からスモーク(マスクの用意あり)。下手にデスクと椅子、背後にブラインド、正面は本棚(洋書)...ちょっと傾いている、上手に赤い椅子。芝居の醍醐味、脚本×演出×役者さんから生まれたもの、一瞬たりとも目を離せません。
場転で代わる「立場」の転換、衣装とともにモードも替わる。
教授と生徒:イヨネスコ「授業」、ラッセル「リタの教育」。後者は西亀さん(高校の先生)、五十嵐さんのお二人出演のものを2014/4(@関内)に観ました。※終演後お話させていただいたように、ぜひ、お二人にこの作品を演じていただきたい。
お二人の攻守(立場)の変化、見応えがあり、立場によって表情や態度が入れ替わる様が見事。
余談:今駒さん、端正な横顔、最盛期のロバート・プラント(L.Zeppelin)を彷彿させるヘアスタイルでした。また、「新世界」は小澤さん指揮ということでした。私が持っているのは西本智実さん。図書館に予約を入れていた原作が届いたそうなので、次の土曜受け取る予定。
ウェルカム
AnK
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2016/08/10 (水) ~ 2016/08/14 (日)公演終了
無題1906(16-196)
14:00の回(晴)。
少し早く会場に着くと見事なまでに整然とした列ができていてビックリする。13:25受付(あれっ?伊集院さん)、そのまま開場。ヨットの帆のようなものが何枚も。ロープにカップもグラス..床に枝、葉、ミラーボール、鍋、靴。
13:58前説(80分)、14:00鐘の音、開演~15:18終演。
早々と前売りが売り止め。あれれっと思いながらなんとか観劇、当日券の方もだいぶ並んでいたようです、
Ankは「4/12(2012/11@LE DECO)」「SUMMER PARADE(2013/9@サブテレニアン)」「メゾン(2015/10@BroaderHouse)」、本作で4作目ですが、当たり外れが大きい。
今回は...すみません、よくわかりませんでした。男の虚構だったのか女の幻想だったのか、視点の置き場が難しく、意識が空回りしてしまいました。
庚申待の夜に
風雷紡
小劇場 楽園(東京都)
2016/08/10 (水) ~ 2016/08/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1905(16-195)
19:00の回(晴)。
18:10会場着、受付(整理券)、18:30開場(相変わらず右へ)。
薄暗い舞台、灯りが赤くチラチラ、何本もの柱に囲まれ閉塞感、赤い床面、客席奥に横森さん。18:57前説(アナウンス)、19:04開演~20:38終演。
雪乃さんは初めて観たときから6年経っている。大きくなったし善い(良い)声を持っていると思います。
伝奇、言い伝え、因習、捧げもの、社会(歴史)の中の鎖、盲信すべきもの、集団と個人。
なかなか歯ごたえ、ずっしり感ある作品でした。
「生贄」wikiってみると神話の時代から今に至るまで出てくる。
だいぶ前に観た「Apocalypto(2007年 メル・ギブソン監督)」がイメージされる。※「裸のジャングル」もTVで観たことがあります。
かぜのゆくえ
ナイスコンプレックス
ザ・ポケット(東京都)
2016/08/10 (水) ~ 2016/08/14 (日)公演終了
無題1904(16-194)
19:00の回(曇)。
18:20会場着、受付(整理券あり)、18:30開場(指定席(A~F)→自由席(G~))。口笛のような鳥の声、波の音。舞台には斜めになった大きな枠。
18:55前説(30年後のお話、120分)、19:02開演~21:05終演。
お客さんのなかで、「かぜがふいた(2016@せんがわ)」を観た方がどのくらいいらしたのでしょう。私はこの作品とのつながりを期待して観に来ましたが、だいぶ違った印象を受けました。
一番の違いは「黒電話」のキャラクター設定が大きく変わっていた点。本作ではファンタジー色が濃くなり「かぜがふいた」の'身近さ'との調和が喪われたように感じました。
「かぜがふいた」を観ていなかったらどうだったのだろうか、と思いながら観ていました。「30年後」という設定がどんな意味で物語に欠かせない要素だったのか…
15 Minutes Made Volume14
Mrs.fictions
王子小劇場(東京都)
2016/08/10 (水) ~ 2016/08/16 (火)公演終了
満足度★★★★★
無題1903(16-193)
15:00の回(晴)。
14:00受付(整理券あり)、14:30開場、ミニ椅子+パイプ椅子、正面に映像(ちょっと爽やか感)、ストーンズがかかっている。
久しぶりの「15 Minutes Made 」で2011/4以来。
「キュイ」「Mrs.fictions」の日芸組が参加しているので観に来ました。
豊田さん「生者のための葬儀~(2015/10@せんがわ)」「孤独な絵肌・滑り込む音楽(2014/12@CASA TANA)」。新田さん「不眠普及(2016/7@春風舎)」「スカイ・エクレアをさがしてみよう(2016/5@ST)」。むらさきさん「この村に泥棒はいない~(2016/7@NIW)」。中島さん「贋作・怪人二十面相(2016/1@ウエストエンド」
他の方では、松本さん「終わってないし(2016/7@眼科画廊)」、加藤さん「櫻の園2(2016/5@ザムザ)」。制作で来ていらした新居さんは「荒川、神キラーチューン(2016/6@ウエスト)」
15:04前説(今村さん)、15:05開演~15:57、16:07~17:04終演。
どれも濃厚、メリハリが効いていて、瞬発力もあり、各チームの個性も際立っているように感じました。
予定があったため「おわりの会」は不参加。
1999年の夏休み
劇団三日月座
横浜国立大学 第一食堂下 共用室3(神奈川県)
2016/08/13 (土) ~ 2016/08/15 (月)公演終了
満足度★★★★★
無題1902(16-192)
14:00の回(晴)。
会場である横浜国大キャンパスまで自宅からはかなりの距離。いままでどのくらい遠距離で時間がかかっていたのかを調べると(自宅~駅を除く)電車+会場までの徒歩で
①淵野辺(桜美林)98分+25分
②藤沢92分+10分
③三ツ沢上町/横浜国大84分+15分
とまずまずの距離。
いつ頃だったかは忘れましたが、映像(原作)はレンタルで観たと思います。「満月のくちづけ」や「櫻の園」もその頃だったか。
萩尾さんの作品はオリジナルの形式(まんが、イラストなど)以外で「これは!」というものに出逢うことは少なく、絵空箱「半神(2013/11)」蜂谷眞未、佐々木美綺。関連作としてPal’s Sharer「トーマの頃を過ぎても(2012/1、2015/4)」相本結香他、LUTEA「Antwort(2015/2)」(敬称略)。の3作品だけ。
「11人いる!」は実写もアニメもだめで、本作が2011/7@アゴラ劇場で上演されたときも観に行きましたがだめでした。
「原画展」はいつ行っても凄くいい。
気持ちでは、期待(=行きたい)<遠い、でしたが公演2日前に予約。
強い日差し、駅からキャンパスまで歩きます。夏休みだからかほとんど人がいません。正門に着くもキャンパス内の方向感がなく少し戸惑う。
なんとか会場にたどり着き、受付待ち。13:30受付、開場。ベンチシート席、クッションが今までで一番「厚い」。
ハの字(手前に拡がり立体感あり)舞台、下手にベッド、上手に(木製)テーブルと椅子、両壁は均一の模様(ロッカー風)、床中央に(奥~手前)赤い(絨毯風)ライン。
天井からは丸い電球が何個か。客入れにピアノ曲、入り口からは戸外のセミの声。
14:00前説(90分、ペットボトル可)、14:02開演~15:35終演、会場の外でアフタートーク(役者さんやスタッフの方に質問する時間のようです)。
100%私個人の思い入れですが、明転、眼に映ったのはこうあってほしいというイメージ通りのもの。衣装(男性用のシャツ)、仕草など原作をよくみているようでした。多少のぎこちなさも含め、観に来てよかったと思える内容でした。
いくつか:なかなか動きにくい作品なのでどうしても出ハケが多いように感じました。冷房の調整をしてくれていましたが、やはりOnのときは少々寒かった。ベッドには枕があってもいいのにと思いましたが、何か演出の意図が?。
ダンスがみたい!18
「ダンスがみたい!」実行委員会
d-倉庫(東京都)
2016/08/02 (火) ~ 2016/08/16 (火)公演終了
満足度★★★★
無題1901(16-191)
19:30の回(晴)。
18:30受付、少し早いが18:55開場。
今日は最前列にミニ椅子、たくさんのお客さん。
19:30前説(アナウンス)、開演~20:26終演。
もともと今年は2回だけの予定(白井さん、tantanと木村さん)でしたが、チラシをよ~く見ていると「大西彩瑛」さんのお名前があったので、急きょ予約。※3回券にしておけばよかった。
大西さんは「踊る酸素」@戸塚、総合実習ⅣB(洋舞)@江古田は先週。村井さんと岡安さんは「ぴちぴちちゃぷちゃぷ」@アートスクエア。水嶋さんは初めてですがお茶の水女子では毎年4月に「創作舞踊公演」を観ています。
多分にドラマ仕立て。照明とペアの対称性、セリフと身体、隔絶感を漂わせる身体、ストーリーから遮断されたかのような役割(ブルーシート)。
流体の艶は影をひそめ、ざらつく肌を擦り合わせるようなダンスだったように思います。