miss_youの観てきた!クチコミ一覧

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狼少年ニ星屑ヲ 総動員数773人!

狼少年ニ星屑ヲ 総動員数773人!

おぼんろ

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2011/10/19 (水) ~ 2011/10/31 (月)公演終了

満足度★★★★

無題179
月末だし、ちゃんと休観日とらないと、と思っていたけど、密かにここ(19:00)と、某劇場(20:00)のどちらにしようか(私としては開演時間が遅いほうがありがたい)と、これもギリギリまで決めかねていたら、某劇場の受付が終了していた(あれれ?)のでこちらにしました、いい加減な動機で申し訳ないです。開演15分前着、座るのは椅子席と決めていたので、入口入ってすぐの椅子に座ります。ここは5回目、確かにこんな舞台は初めて。観客と一緒にお芝居を進めてゆく。いつもだと、できるだけ芝居に近づくため前の方に座るのですが、今日は、そのようなことを気にする必要はありませんでした。たまに柱でみえなくても、正面から照明が当たっても。

終演後の発表…やり遂げようとすること、それを全力でやり遂げること、いいですよね。次回は迷わず。

余談です:はじめの長い語り、昔、B.Springsteenが「The River」を歌う前、しみじみとした語りがありました、聞いていてちょっぴり懐かしく思い出しました。

それに、ここに書き込むまでの説明も長いけど、全部読んでしまった。

行列はどんどん長くなる(全公演終了いたしました。ご来場の皆様ありがとうございました)

行列はどんどん長くなる(全公演終了いたしました。ご来場の皆様ありがとうございました)

la itagaki

テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)

2011/10/29 (土) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

無題178
ここは初めて。今までみた(少ないけど)ダンス、つまらないものってありませんでした。激しい動き、静止した動き、柔らかいもの、硬質なもの、軽やかなもの、重く響いてくるもの、無音の中で息づかいだけが聞こえるもの、音楽/音響を伴うもの、そのどれもが照明に汗を光らせています。なので今夜も60分楽しませていただきました。ただ、私も「行列」がよく見えませんでした。最後のシーンでは繋ぐ様子を垣間見ることができましたが、いろんな意味で、つながりなんだろうなと、ソロ、2〜3、全員、そこでみておくべきだったことってなんだろう…。19:00終演。

ネタバレBOX

同じ動き(振り付け)をする場合、基本的には、同じタイミング、同じカタチだと思っていたのですが、今夜はそうではありませんでした。衣装やヘアスタイルが違うので輪郭部分に違いが出るのはありとして、隣とあっていない、全体でもバラつきが先に見える…のは意図的?

足先、指先、肘膝、目線、首、上半身、下半身、足さばき...シンクロほどではなくても、合わせることはできるけど、そうではないもの、そんな必要はないもの?

ここらはまったくの素人なので技術的な、また演出の手法などには疎いのですが、見た目...調和していません、ユニゾンで弾くべきところチューニングが合っていないようなもどかしさ。
4×15

4×15

北京蝶々

新宿眼科画廊(東京都)

2011/10/29 (土) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

無題177
ブラッツから歩いて移動、入口で少し待ちます。雨がポツリポツリ。地下は初めて、といっても上とそれほど違いはなさそう。何もない舞台、正面にスクリーンがありましたが使用せず。ということは、目線、表情、動き、観客とのやりとり…一切が注目の的…マト、お客さんの何十という視線に射られて倒れるか、打ち返すか。4作、それぞれ違った面白さ。特に3つ目(狼少女)が好き

ネタバレBOX

狼少女は、役者が果敢に「動く」話、他の3つはどちらかというと「受け身」の話か観客に語るお話、ここらが違うように思いました。見えない相手との会話で成り立つ3つの物語と、とにかく逃げ出し、闘う、体の動きそのものが物語の語り手であるお話と。

帯金さん、世田谷シルク出演ですね(行きますよー)。
雲心「満員御礼!ご来場ありがとうございました!」

雲心「満員御礼!ご来場ありがとうございました!」

東京カンカンブラザーズ

シアターブラッツ(東京都)

2011/10/26 (水) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題176(仮)
前作に続いて。11:15受付(整理券あり)、11:30開場、12:00趣向を凝らした前説(面白い!)、12:06開演、13:53終演。舞台に段差をつけ、3つ(奥、中央、手前)に分け、照明を含めうまくシーンを切り替えています。手前は旅館のフロント、上手〜玄関、下駄箱、ソファ/下手〜受付。

以下、話それます。場内で案内をしていらした方(他でも書いてますが)、何回かお見かけしていて、いつもその案内ぶりに感心しています。とにかく言葉が聞きやすく丁寧、開場時はもちろん、開演直前でも慌てることがありません。今日も最前列に来て、開演後であれば靴を抜いで楽にして下さいとのこと。ここまで気配りされてこちらも十分リラックス。一度、お声掛けしようと思っていて、タイミングを逃していたのですが、今日、ようやくお話を伺うことができました。なんと、私のことを覚えているそうで、確かに早く行くし、座るのは前だし…。

受付でチケットがないとか、自由席なのに奥からつめろとか、開演前からいろいろあったことは覚えていても、気持ち良く案内していただいたことは忘れがち…そんなときは、こちらもちゃんと言います、ありがとう、と。

ネタバレBOX

この前ブラッツに来たのは...4月(I/me)、初めて見たのは2月(開座)。道の反対側は、厚生年金会館があった。ここで、Accept,Scorpions,Kansas,Cinderella,Queensrycheなどを観た。

最前列(でも、埋まるのは後ろの席から...)

あ~、この音楽は「ある日どこかで」だ、最近、よく聞く。





空っぽの騎士(無事に終了いたしました。ご来場に感謝いたします)

空っぽの騎士(無事に終了いたしました。ご来場に感謝いたします)

THEATRE MOMENTS

d-倉庫(東京都)

2011/10/28 (金) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題175
家を出たときはまだ明るかったのに、駅についたらもう夜の気配、日が暮れます、早く着いたのでひと回り、古本屋が1件、覗いてみるがマンガが多くすぐ出ます、布の道を歩き駐車場で待機、階段下に「受付開始は開演の45分前」の表示、ここは2回目、受付(整理券あり)、中で待機、ご婦人方数人のグループ、その後もご婦人が多い…普段みるお芝居と何か違うような気もします、立っていると椅子をすすめられました、テーブルには観葉植物(すみません名前わかりません)、開場、階段を降りる途中に貼り紙、会場に足を踏み入れ思わず見渡します、どんなお話なんだろう、お一人メロンを持って正面に、衣装を着ていらしゃるので役者さん(佐川さん)、座ると飴をいただきました。20:32終演、楽しくて、華麗で、勇壮で、甲冑、剣、英雄、(見えないけど)見えるものすべてが。

ネタバレBOX

「目薬は2階から」「激情での飲食喫煙はおやめください」「ここらあたり役者の汗がとびちる恐れがあります」が客席に、「観劇中のリアクションは盛大に」「この芝居の役者の消費カロリーは400kal」が舞台左右に。こんな貼紙と幅2メートルほどの長いシート(4本)が壁と床に。

途中から役者さんがたくさん出てきてお客さんにアンケート調査、歴史上の人物などの名前を聞き、前説で使うとな...、前説は余興なので耐えるよう依頼あり、なんと本作主役の長~い名前、頭と尻尾を残し、アンケートの名前で置き換えてしまい、役者たる者の抜群の記憶力を顕示...「(吉田)みわ」「きむ」「(星)しんいち」「マザー(テレサ)」「(田中)かくえい」「びびあん(リー)」「イチロー」「(ほしの)あき」「(福沢)ゆきち)」「ダルビッシュ」、これを劇中のセリフに。

ハードカバーの展覧会の図録のような本を甲冑にみたて、肩にかけたり、ページを開いて脱いだり、着たり、叩いたり閉じたり、盾にしたり、おまけに隊列を組んだり整列したり、何冊か繋げて人の姿にしたり、このアイデア、演じる役者さん、直線、曲線、円いろいろなカタチになって舞台を駆け巡ります。

後半、壁と床に貼られたシートに書かれたのは、草原、街、山、海、砂浜。

修道院で「物語」を書き綴る修道女。

戦いの場で通訳をする戦場の通訳、最初は適当な(ムニャムニャ)セリフをいかにもらしく通訳していたのが、途中からこれがいい加減な日本語を素っ頓狂な内容で通訳し始める...笑う笑う。

役者の皆さん、ほとんど出ずっぱりで、ホントにいい演技、表情や仕草、音楽も情景を盛り上げてくれます。

パフォーマンス部分がいいので、普通のお芝居部分がちょっと物足りなく感じるカモ、それと、本が大好きな私...びりびり破られるのを見るのは辛い。

でも、こんなお芝居は初めてだ。当パンはカラーで綺麗だし(役名もあれば)、スタッフの方の応対もよかったし。

「不在の騎士」を図書館に予約する。「レ・コスミコミケ」「柔らかい月」はいつ読むことができるのか...
【追加公演決定しました!】『B4 paper books 2』

【追加公演決定しました!】『B4 paper books 2』

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

サンモールスタジオ(東京都)

2011/10/26 (水) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題174
【黒】18:30受付&開場〜19:00開演〜21:00〜休憩10分〜21:20終演、予定通り。本編3作、休憩後に共通演目。重い話が続いていたので、これは時間は短いが、とどめにさらに「凄い」のが出てくると思っていた…休憩中かかっていたのは、昨晩みた芝居にもあったバッハ(主よ〜)…のでありましたが、思いっきり笑わせてもらいました。

ネタバレBOX

前回の「Recover」からですのでまだ2作目です。だいたい海賊さんということなので、しっとり、うっとりとかうっかりとかそんな芸風じゃないんだろうなと思いつつ階段を下りると、今回も海賊の餌食になったのか衣装のような台本のようなものが...。

舞台、天井から1本のロープ、左右に丸椅子、客席は椅子が4列、聞こえてくる音楽はなぜかアメリカン。

「ジャック・ザ・リッパーたるために」、後継者のオーディションでしょうか、男性4人、女性5人によるバトル。艶やかな女優さんをみることができ、視線は自然と下手へ。ブサイクで高齢の娼婦役のはずなのですが、足を組み、上から下まできまっているし、ブラ全開、男を誘う仕草、冷たい目線…なので前のほうに座りましょう。

「きこりと木の精」ダークなファンタジー、枯れきった木のようなボロをまとった...人のようであって人ではないものが立っていて、きこりは足元から切り倒す...場面転換し、真っ赤なハイヒールと白い足...きちんと揃えられた足首だけ。周囲にはいくつもの切り株、事件なのか、捜査官が。ここでも最初は樹皮をまとっていたのが、それを剥ぎ取り生皮のような薄着になって「家」をつくる...。

「黒髪と魚の足とプレシオサウルス」、自らの足を切り落としては、繋げるショー、ドラッグと狂気にとりつかれた捜査官が修羅場をつくりだす。

「シュルレアリスム宣言」、どこまで即興なのでしょう…「ひろし」の告別式にやってきた劇団員一同、一人ずつお焼香と今日のセリフひとこと、ここから劇団員の中でも、肩がプルプルと震え、笑いをかみ殺しています。もちろん客席ではそんな遠慮などあるわけがありません。10分だけでしたが、とてもとても楽しい時間でした。
Live forever

Live forever

キコ qui-co.

Pit昴/サイスタジオ大山第1(東京都)

2011/10/26 (水) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★

無題173
ここは初めて、18:45会場着、受付していただき中へ、広いです、入って左に客席(椅子席3列段差あり)、前列ほぼ真ん中に座ります、むき出しの柱、薄いグリーンの柱(こちらはセット)、下手にアップライトピアノ、両サイドに照明、正面、上、大きなボード。開演時間を少し過ぎ前説、かかっていたのはD.ボウイの曲ですね、開演、明るいままパジャマ姿の女性登場、21:08終演、休憩を挟んでアフタートーク(詩森さん:「日本の問題」観に行きますよ)。震災を扱ったお芝居は2作目…ミナモザ「ホットパーティクル」、ん〜、瀬戸山さんのアフタートークも聞きたい。帰りに台本を購入。

ネタバレBOX

菅野さん5作目、百花さん、サキさん2作目...。座席を見渡すと、熊川さん。

正面に掲げられたボードに映像が映り、ヘリコプターの爆音が鳴り響きます。映像の中で街は焼け落ち、巨大な甲虫がのし歩き、ドクロがない目をむき出し、満月を黒い雲が横切ります。

ピアノ、ギターの演奏と歌、使っていたアコースティックギター「Martin&Co.」ヘッド部分が少し汚れている...ピックガードはなく、ボディにはカウボーイたちのイラスト。

短いシーンでつなげられ、それぞれタイトルが付けられています。「がんばろう神戸」「光の発情」「星の夢」など。

ひとつひとつのシーン、感情の動き、揺らぎなど、あまり私自身の心のありようと重なるものは見つけられませんでした。なぜ、こういった人物設定になっているのか、なぜ、こういった行動なのかも。85年は5月上旬まで大阪にいたし、オウムの白装束3人組とは総武線で乗りあわせ、阪神も東北も仕事で深い関係があった。なので、決してTVの中で起きたことではない。

とはいえ、LIVEとしてのお芝居は楽しませていただきました。女=お母様、という繋がりはアフタートークをお聞きして、なるほどと思いました。

再生に力を...主よ人の望みの喜びよ(バッハ)、ですね。

震災関係ですと(映画ですが)「その街のこども 劇場版」がよかった。
百光年の詩【無事終演致しました。沢山のご来場ありがとうございました。】

百光年の詩【無事終演致しました。沢山のご来場ありがとうございました。】

TOKYOハンバーグ

千本桜ホール(東京都)

2011/10/25 (火) ~ 2011/10/31 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題172
19:30の回。18:30受付(整理券あり)〜18:55番号順整列〜19:00開場〜19:18役者さん2人(クルー役)登場〜19:33開演〜21:16終演。役者さんは舞台には戻って来ませんが、階段下にいらしたので、よかったことをお伝えする。体の中からドキドキ…、今でもSF好きが鈍っていないことがわかりました、良質なジュヴナイルの世界ですね、繰り出されるSF用語、残さず食いつきます。役者さんも好き、あー、楽しかった!

ネタバレBOX

地球は恒星じゃないから遠くからは見えないだろうなとか、やっぱり重力はどうするのかなとか、コロニーって酸素どうやってつくるのかな、そもそもコロニーの素材はどこから調達したんだ、事故ったんだから緊急時の宇宙服は、赤い地球…喪われた水は元には戻らないのでは、な〜んてフル回転でツッコミを入れながら時間いっぱい楽しませていただきました。

コの字型の座席配置、正面っぽいいつもの座席位置ではなく入り口からみて奥、横の座席、隣は役者さんの席、会場ほぼ中央の座席。舞台には白い箱が3つ、椅子が2脚、これが良くみえる位置がお勧め。正面は少し遠目です。

B級テイスト、宇宙船らしい音が聴こえています。

みなさん白い衣装、周囲を客席で囲まれた狭い空間の中、兄と妹、母と息子、恋人同士、闘うもの、悲しみを背負う男、役者さん14名。

遺伝による致死率が高い病、95%が未成年、そうなると次は子供が生まれない時代になって、これもSFにあるお話。

SFの得意技ワープすれば星が飛び、セリフに合わせて照明が移ってゆく。時が止まったようなシーン、どのお客さんにもみえるようにした体の動き。

当パン、片面カラーで稽古風景が載っています。できれば役者さんのお名前だけではなく、役名も書いてほしかったです。

女だけが命を育てることができる・・・そういわなくてもよい時代であってほしいですね。

劇団のシーンが挿入されているのは...なんででしょう。ほんの少し素顔らしさを垣間見ることができたので(お話しとは別の意味で)よかったです。


10/28 追記:ふと、このお芝居、NHK少年ドラマシリーズ、と同じじゃないかな、と思い始めました、全部みたのではなくSFですと「夕映え作戦」「まぼろしのペンフレンド」あたり。※ドラマですと「アルプスの少女ハイジ」「秘密の白い石」とか。眉村さん、光瀬さん、豊田さん、筒井さん…、よく読んだし、どれも面白かった。マンガは萩尾さんがダントツだった。そんなときがあったことを思い出しました。なんだかんだあっても、地球は砂の惑星(←DUNEのことね)ではなく、いつまでも水の惑星であってほしい。
ひとよ

ひとよ

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題171
19:31開演〜21:24終演。チラシは以前から目にしていたけど、予定には入れてませんでした。今夜は休観日のはず…が、ふと予約したのは22日の朝、で、B列ほぼ中央、ということは、やっぱり最前列ってよくないのか?Liveじゃ絶対最前列じゃないか。観終わって改めて半券の写真を眺める…ここから舞台で観たものは想像できないなぁ…だから観る予定には入れなかった…あぶなく観逃すところだった、と深く反省。

ネタバレBOX

最前列ですと舞台の細かいところまでよくみえます。壊れかけたようなブラウンカンTV、「秋の交通安全運動実施中」「夜道の運転は慎重に」などの古びたポスター、下手ガラス戸の汚れ、無造作に丸められた傘、など細かいものまでよくできていますし、役者さんの息遣いがそのまま届きます。最後の取っ組み合い、舞台から飛び出すのかと思いましたし、流れる涙、舞い散る小雪や桜の花びらもよく見えます。2階部分、タクシーのセットはコミカル。

前説からして、タクシー会社の社内アナウンス。

雪が舞い散り、こはるが夕食..父親殺しを子供たちに伝えるシーンからスタート、壁に「ひとよ」の文字が浮かびます。

15年後、家族の再会とすれちがい、堂下が抱える悲しみ

家族を殺すということ...「家族内殺人」、「加害者家族」という新書があります、とても本作のようにはいかないものです。

ひとつ、思い出深い夜ができました。続く(予定)
【終演致しました】とりわけ雨をはじくベビー【ご来場頂き、ありがとうございました!】

【終演致しました】とりわけ雨をはじくベビー【ご来場頂き、ありがとうございました!】

トリコロールケーキ

しもきた空間リバティ(東京都)

2011/10/21 (金) ~ 2011/10/24 (月)公演終了

無題170
なんとも不思議なお話しでした。ちょっと考えたらあるわけないじゃん...なお話だけど、みていてスルスルと。19:01開演~20:36終演。ちいさなシーンがいくつも重なっていますね。オカリナは、インディー・ジョーンズですね、上手でした。公民館での映画のシーン。後ろの観客の「らしさ」がよかったです。それにしても、高速バスでツタヤにDVDを借りに行くなんて。三方の壁に吊られていた丸いものはなんだったのでしょう?端切れをあつめたようなものにも見えましたが。

【10/23 15時の回500円割り引きます!】Hiking!

【10/23 15時の回500円割り引きます!】Hiking!

ハイバネカナタ

エビス駅前バー(東京都)

2011/10/21 (金) ~ 2011/10/24 (月)公演終了

満足度★★★★

無題169
19:30受付&開場、いつものようにジンジャーエールを注文、前に座ります。以前、ここでみた短編ものはあまりあわなかったのですが、今夜は面白かったです。狭いけどいろんなものが渦巻くバー、5つの短編。

ネタバレBOX

初めてみさせていただきました。

①父の借金返済のためマグロ漁船で遠洋にでる(帰ってくるのはいつのことやら)男、冷酷無情な借金取りと、男の姉「(自称)ジェシカ」。

②宇宙戦艦セプテンバーでしたっけ?始まりの不気味な音は「2001年」じゃないかなと思うんだけど。

③コーラ(コカ&ペプシ)のレシピ争奪戦、眼にもとまらぬフォーク投げが冴える。

④誕生日、父からのプレゼント。悪魔登場のシーンは、やっぱりドライアイスもくもくと「カルミナ・ブラーナ」。

⑤学生時代の友人たち二人...じゃなかったのね、なるほどー。

⑥次回作の予告...言ってたけど、読みながらかんじゃ...ね。

いいテンポで進んだと思います。みなさん、黒い衣装、天使の右手は白かった。

当パンの出演情報から。前川さん「不文律」観に行きます。神谷さん「今夜だけ」たぶん行きます。「五次元の詩」日程次第。
背中から四十分

背中から四十分

よろづや商店

RAFT(東京都)

2011/10/20 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題168
13:00の回。中野坂上から移動中、さきに一言。ここは3回目ですが、狭い舞台であまりよい印象を持っていませんでした…、ところが、今日は驚きました、ここでこんなにいいお芝居に出会えるなんて思いませんでした。脚本、演出、スタッフ、役者のみなさん…とってもよかったです、今、大江戸線の中だけど、まだドキドキしている。

追記:12:20頃会場に着くと、もう受付は始まっていました。「?」なぜみなさん、こんなにきちんとした身なりなんだろう...。受付をしていただき外で待っていると、中の椅子を勧められました。なかなかの気遣い。

受付時にドリンクのサービスがありました。赤/白のワイン、オレンジジュース。今までも飲み物のサービスはあったけど、ここまでの接客はありませんでした。

ここが「ホテル」だということは中に入ってわかりました…すみません、また予習をサボっていました。やや上手側にベッド、その横にはデスク、ポットとティーパックのお茶、灰皿。枕元、電話にライト。明らかにホテルの一室。開演時間になって入り口側も閉じると完全にホテル、よくできています。

開演までに聴こえている音楽も静かで上品。

受付時の飲み物は「Welcome drink」、もうここから始まっていたのでした。

ネタバレBOX

13:06開演。暗転、ガチャガチャと鍵を開ける音、入ってきたのは長身の男とホテルのスタッフ。男の表情、なにかに怯えているのか明らかに緊張気味。お芝居が始まったばかりなのに、この役者(高橋)さん、なりきっています。しばらく一人芝居が続きます。女を待っているようで、しきりに携帯で連絡。大人の男と女の「旅行」かと思っていたら、徐々に違うことがわかってきます。

食べきれないほどのルームサービスを注文、もうオーダーできない時間とわかっても無理を押し付ける。代金など気にせず、なにかに追われている様子。女の到着が遅れるとわかり、マッサージを頼む男。フロントからは「今晩はできない」という返事だがここでも無理を通す。現れたマッサージ師(西村)。なにかあった様子。

ここからがこの芝居、一気に深みへ。勤めていた会社が潰れ連帯保証で借金を背負い、家族からは見捨てられた男、男は「女」と死ぬためにこのホテルへ、強気一辺倒の男が、マッサージ師による「40分」の癒しを受け、すこしずつ心を開き、心情を吐露するシーンは圧巻。

それが目の前で繰り広げられる、これが芝居の醍醐味。さらにマッサージ師も娘を喪ったばかりで、一度は「死」を決意したことが最後にわかります。

オイルマッサージのとき、香りが届きました。

座席は20席ちょっとでしたでしょうか。こんな小さな空間で染み入るお話。当パンをみると再演されるのですね。必ず観に行きます
ダッチプロセス 【ご来場ありがとうございました!】

ダッチプロセス 【ご来場ありがとうございました!】

ナカゴー

王子小劇場(東京都)

2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了

満足度

番外4
(文句を言うシリーズ4)舞台上、何人もの登場人物に踏みつけられ、屑と化したグチャグチャのハンバーガーと、その匂い。んー、食べ物をこんな風に扱う劇団だとわかっていたらみにこなかった。舞台、役者横一線に並び、セリフは棒読み風、また意図的に聞き取り難くしているんだろうな、全員ガヤガヤ言ってもね…あ〜苦痛だ、すみません、全く合いませんでした。で、面白くない場合、普段は評価しないんだけど、食べ物に対して、マイナスの意味で☆1つ。以下、みに行こうとお考えの方は、ご観劇後に。

ネタバレBOX

場内笑い声あり、なので、あう人にはあうのだと思いますが、私の場合、とてもお金を払ってまでみるものとは思えませんでした。

苦行だ、出入り自由だったら速攻で退却だ、撤収。座っていることしかできない自分に腹がたつ。

川上さん、今村さんが出演されたお芝居はいくつかみてますが…ダメでした。舞台を少し高めに設置、客席も段差をつけてみやすくできていました、今日は2列目で。

舞台には黒い幕が下ろされ、中央部分は白くなっていて「モスバーガー荒川車庫前店」の文字、ここはお店の前、営業しているはずなのになぜかシャッターが下ろされているという設定。

幕が上がり、上手に(ホントに)巨大なダブルモスチーズバーガー(?)、これはよくできていました。

このハンバーガー、ハンバーガーの世界(異世界)へ通じる扉、いなくなった店長はどこに、で、店長はハンバーガーの世界の「善」と「悪」の戦いに巻き込まれ、おまけにハンバーガーを食べていることを話したもんだから悪の軍団に追いかけられ、やっとこっちの世界へ戻ったら、ヤツらにせめこまれる。あとは人類とハンバーガーとの(お店の中だけでの)壮絶な闘い。

なので舞台の上は、死屍累々、原形をとどめていないハンバーガーが…手で握りつぶし、足で踏みつける…そこで滑って笑いを誘っている…それが芝居なのか…?

「モスバーガー」という名称、ロゴを使っているなぁ…、そもそもモスにはいかないけど、ますます遠くなった。

もう、この劇団はみない。

巴里のフランス人

巴里のフランス人

(裸)ミチコイスタンブール

タイニイアリス(東京都)

2011/10/20 (木) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

無題167
タイトルとはなんの関係もないお話。①親族経営している工場②大学時代の友人宅(男2人)③仲がよくない3人姉妹宅④占いの師匠と弟子(舞妓さんの衣装、ここだけは事前情報とあってる)。⑤仕事を覚えられない女、が少しずつ重なりながらのお話(らしきもの)。フランスの話ではないのは、確信的なものだと思うので、ここらで引っかかるものを感じていたらやめたほうがいいカモ。終演後、ちゃぶ台をひっくり返すことしかできないと思います。(帰り際、お伝えしたように)最前列は空調がきき過ぎ(冷たい風が直撃)て寒かった。どこかで盛り上がることもなく終わったという感じ。でも、個人的には面白かった。

ネタバレBOX

(裸)はla、ですかね。但し、裸から連想されるものは出てきません。舞妓さんが帯をクルクルっと解かれますが、これは「占い」のため。100%当たる(千葉県出身の)舞妓風占い師。30才で自分の人生を終わらせようと考える(かつては優秀な学生、今はただゲームをするだけ)うだつのあがらない男、ちょっとお節介なその友人。事務仕事が苦手で使いものにならず、工場へ追いやられ、そこでは機械を回すのではなく、自分が回ってしまい左腕に怪我、ベッドの上で包帯をとると、腕は大きなネジに。

一見、別々の人生が、ほんの少し重なる登場人物たち。舞台上、テーブルとソファ、TVが基本のセット。テーブル→工場内のオフィス机、ソファ→ベッドに転換。あとは、占い師用の台(?)。

大きなものはずっと舞台にあるので、シーンの切り替えに視覚的なイメージが追い付きません。

また、それぞれの人間関係が最後に...そのままで終わってしまうのは少し肩すかし気味。それまでにちりばめてきたものがひとつの形になるんならいいけど、あれもこれもで材料は多いけど味がぼやけてしまった料理のようにも思えます。

それと、もっと「タイトル」は大切にしたほうがいいと思う(余計なお世話だろうけど)。
【ご来場ありがとうございました。】甘え子ちゃん太郎

【ご来場ありがとうございました。】甘え子ちゃん太郎

FUKAIPRODUCE羽衣

アトリエフォンテーヌ(東京都)

2011/10/20 (木) ~ 2011/10/26 (水)公演終了

番外3
文句だけ言うのもシリーズ化。今夜もチケットトラブルで1日を台無しにしてしまった。いままで、①普通に予約したのに名前がない(もちろん、これが一番多い)②チケプレ当選したのに名前がない(そもそも当たることが珍しいので1件だけど、インパクト大だった)③全席指定、予約したのに名前がない。今日は③、そうきたか、初めてのパターンだ。加えて、受付の準備できてないよ。受付時間って、その時間に「受付の準備を始める時間」じゃないと思うんだけど。最初から漏れていたんだろうから、何度もチケット見直しても出てくるはずもなく、結局、当日券と同じ扱い。空いている席、指定席とわかっていて、予約が遅かったから、どの席でも文句はなかったはずなのに、入口でいきなり塩をぶちまけられたような気分で中に入る。あ〜今日もダメだ。余談ですが、この劇場は2回目で、前回も受付で名前がなかったので、またか…。

10/24追記:本日、@某劇場、よくお会いする方のお隣になったのでお聞きしてみました→Q「受付で名前のないことってありますか?」A「よくあります」…ゲゲッ、ということは、この程度で腹をたてるのは大人げないのか?

ネタバレBOX

ん?江本さん、いらしてる。

観劇の動機は①深井さんを「完璧な世界」でみて②高野さん出演、だったのでこれはこれでよかったと思います。

といっても、チラシからこのお芝居は想像できませんでした。もともと役者さんのお名前や劇団名はほとんど覚えていないので「ぴちょーん」という掛け声を聴いて「15Min」でみたことに気が付いたほどです。

その時はちょっとダメだったのですが、今回の作品、少し時間が経って振り返ってみると悪くはないと思っています。

話の筋や脈絡のなさそうなパフォーマンス(妙ージカル?)も、初めてみている分にはおもしろいと思いましたが、これも好き嫌いで、もう一回みたいかというとそれはなさそうです。きちんと予習しておくべきだったと反省。

パフォーマンスとしてはいいけど、お芝居としてみてしまうと少々退屈、観るこつ、楽しみ方がつかめませんでした。たぶん、かなりのメークで役者さんの素顔(らしくみえるところ)が見えにくいのが、今の私に合わないのかも。

男女がホテルで一晩中***なのはいいけど、だからなんなんだろう、と思ったり。列車がくるのに***に励むことにどんな意味が?

これって、お尻のニキビの世界で起こったこと?

同じように短い時間のものではダメだった「マームとジプシー」を昨晩みて、これは次もアリだと思ったのとはずいぶん違いました。

やはり普通に入場して、普通にみたかったと思うのでした、結構影響している、なので評価するのはやめておきます。

江本さんのお隣にいらした方は、軽演劇のとき場内で案内をしていらした方ですね。
Kと真夜中のほとりで

Kと真夜中のほとりで

マームとジプシー

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/10/14 (金) ~ 2011/10/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題166
当日券で。前売がはやばやと売りきれのようだったのであっさり計画変更。そもそも、水天宮のときが初めてで、全然あわなかったので、その確認みたいなものでした、なので次の機会にと、今日は観劇数削減のため休観日、のはずが、夕方、当日券が出るのか電話でお聞きすると、それまで入れなかった日はなかったというので、2階席かもと言われても席はどこでもいいから(この時点で、少しも期待していないことを自覚)と会場へ、18:55中へ、右奥に席をつくっていて、結局、一番前、上手が少し切れますが、壁に寄りかかりながら舞台上の役者さんを見つめました。21:00ちょっと過ぎて終演。終わってみて、水天宮、きちんとみておけば…と猛省(もうひとつ、ジエン社もよくみておくべきだった)。時間は問題じゃない。

ネタバレBOX

100%好き嫌いの世界なので、次作もいけるかというと自信はありません。同じフレーズをリズム/調/音質/残響を変えながら繰り返す...ボレロみたいかというとリズムは違うし、ディレイを使った演奏のようにも聴こえる。役者のカラダが動き、舞台の空気も動き、大音量の音楽がかかっていれば寄りかかっている壁も振動する。お話の中身については特に感想はないけど、セリフとして出てくるものには感心した。ライトに照らされ、頬に光っているのは汗だけなのか。もう一回みたいけど、むりそう。
新・愛子と玲子

新・愛子と玲子

劇団こんぺいとう

吉祥寺スターパインズカフェ(東京都)

2011/10/18 (火) ~ 2011/10/18 (火)公演終了

満足度★★★★

無題165
20:00開場、受付は少し前から始めていたようです。地下へ降りてドリンクを注文(実際は飲んでませんが)、そのまた下のフロアへ、階段左手が舞台、座席数は少なくないですがぺったんこなフロアなので、やはり一番前、小さな丸いテーブルがいくつか配置されていてそこに飲み物を置くことができます、舞台下手にはRoland RD600が1台、上手「こんぺいとう愛の劇場」と書かれた紙が掲げられています、ちょっとみると紙芝居のようでもあり、やけに分厚い、中央には長椅子のようなもの、そこかしこフロア中央の上、ミラーボールに反射したまぁるい光が、水玉のように。80分60話が始まり、「こんぺいとう愛の劇場」の次にあったのは「第1話」。これが60話続くのか…

ネタバレBOX

この劇団、2回目、ということに気がついたのは次回公演の案内をしているとき、そういえば「ラビネスト」だった。

開演時間になるが前説もない、10分押しで開演。Liveだと思えば、こんなものか。
お話そのものというよりは、こういった構成を考えついたことに感心(で、☆4つ)。
都合良く話が繋がってゆくのもお約束。
キーボード、途中、邪魔だったのでは?
前回も感じたけど、役者さんちょっと多い(ので役の濃淡が目立つ)…今回は回転が早いからいいけど、同じようなシーンの繰り返しは避けた方がよかった。これも、ドラマの間のCMと同じと思えば…
ピラニアに喰われた2本の指、そのあともちゃんと指の手当していた。
結構面白い動きがありました。
今回、会場の雰囲気がちょっと違うので、次回、ラビネスト(のなにもない空間)に戻ったとき、どうみせてくれるのか楽しみです。
宇宙船に乗りたい女達

宇宙船に乗りたい女達

青ひげマシーン

pit北/区域(東京都)

2011/10/14 (金) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題164
12:15受付(チケット、整理券ともなし)、入口前で開場時間12:30まで待ちます。※ここは受付が地下なんだから外でお客さんが待っているか見にきて、声をかけるようにしたほうがいい。
13:00開演、14:33終演。下に降りて左、前列に座ります。パンフは2列目からしかおいてなかったので、前に座っていいか聞いたところ、当日券用とのこと、そこでいいと伝え前列に。事前に、2階の演技は正面からしか見えないと教えていただいていたので、正面(降りて左)に。
2階を使う場合、座席によっては(最前列でも)まったく見えないんだけど、2階からじゃないとできないものがあるのかな?

ネタバレBOX

なぜ太陽の塔なのか、もしかしたら…ロケットに顔…マグマ大使か、といってもわかる人は3%くらいでしょう。もっとハードSFよりかと思っていましたが、宇宙船は出ず、宇宙人である証は影で示す…が、普段はどうやって収納するのか?古典SFだと、宇宙人はBEM(big eyed〜のほう)なんだけど、この作品では、「人間そっくり(by 安部公房)」、おっと、SFはなんでもアリだ。昨夜のお芝居がそうだったように、こちらも役者さんたちを気にいったので、面白く観劇。最後は、何でああなるんだろう、帰りたくないならば1人残ればいいのに。

及川奈央さんのお芝居、「女のキモチ」見ましたよ、もちろん最前列。

ハコニワムスメ ~エリートOL殺人事件~

ハコニワムスメ ~エリートOL殺人事件~

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北池袋 新生館シアター(東京都)

2011/10/15 (土) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題163
「東電」とはほとんど関係ないお話。なんだけど、面白かった。18:30受付&開場。開演は19:07、終演20:22。もう一回みたいけど予定を入れてるので次作で。続く。

ネタバレBOX

ここは初めて、帰りは歩いて板橋駅へ。「観たい!」にも書いたように「東電」については佐野さんの著作を2作「東電」「シンドローム」を、つい先日読んだ「アンアンのセックスできれいになれた?」もこの事件に触れていました。事件そのものも新たな展開を迎えているなか、本作も事件に相当なかかわりがあるのかなと思っていましたが、そうではありませんでした。

説明をゆっくり読むとたしかに事件との関わりは強くないようです。

役者さん3人、椅子と台しかない舞台。客席は舞台向かって左がソファ、右がパイプ椅子。

本作、役者さんを気に入ったことが大きなポイント。

工場、リストラ、親の期待、親殺し。企画しているCMの世界なのか、現実なのか、錯綜しながら。テンション高く。

いつものように一番前でみます。私がみた回、何席か空いてましたけど、後ろの席(ちょっと段差が少ない)より絶対いいと思います。

暗転中の動きや客席に迫ってのお芝居、そして「女性」としての主張、どれもよかったです。そういった点で、直前に「アンアン~」を読んでいたのがよかったのかも。興味のある方、ぜひご一読を。

羽球魂

羽球魂

劇団EOE

千本桜ホール(東京都)

2011/10/11 (火) ~ 2011/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題162
初日に続いて2回目です。昔々、来日バンドのコンサートに行くとき、よく2回観に行ったものです。ほとんど変化のないステージだったバンド、曲を入れ替えるバンド、それは行ってみなければわからないもの。Pink Floydの「鬱」ツアー、久しぶりの(ウオータース抜きだけど)来日、4回、聴きに、そして観に行きました…それはLiveだからです。DVD、大画面の映像、何度でも再現できるものを観るのと、会場のPAから届く大音響の中に身を置くのとはまったく違う体験。EOEのお芝居もそんな感じ。お気に入りのバンド、そのバンドがLiveを演るときいたら、行かないわけがありません。バンドはひた走り、ソロパートではそれぞれの持ち味を存分に披露。でもって、また明日であります。

ネタバレBOX

開場、入ってみるとまだ役者さんは舞台にはいらしゃいませんでしたが、下で待っている間、声が聞こえていました。みなさんゆっくり登場。、ん、ちょっと髪型を変えている…。天上を切り裂くようなセリフでも、その表情は清々しい。伝えること、受け継ぐこと、語り続けること、そのなかでかわらないもの、今日も満足。

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