ぴおんち33の観てきた!クチコミ一覧

421-440件 / 452件中
欠陥の魔術師 -EXPLOITER-

欠陥の魔術師 -EXPLOITER-

空想天象儀

小劇場てあとるらぽう(東京都)

2011/04/29 (金) ~ 2011/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★

不完全な世界をそのままに
愛する・・・・。これをテーマに5つの物語が紡がれ、見ごたえありました。お笑いあり、しんみりあり。オムニバスのよさをうまく利用した佳品。

欠陥の魔術師 -EXPLOITER-

欠陥の魔術師 -EXPLOITER-

空想天象儀

小劇場てあとるらぽう(東京都)

2011/04/29 (金) ~ 2011/05/01 (日)公演終了

不完全な世界をそのままに
愛する・・・・・。これをテーマに五つ

月の岬【多数のご来場ありがとうございました!!感想等お待ちしております。】

月の岬【多数のご来場ありがとうございました!!感想等お待ちしております。】

劇団俳協

TACCS1179(東京都)

2011/04/27 (水) ~ 2011/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★

リアリズムだなぁ!
良く磨きこまれた演技で、最近稀に見る、リアリズムとがっぷり四つに組んだ舞台でした。正統的かつクラシックなスタイルで全編構成され、余韻を残した間の取り方といい、けれんみのない演出といい、力のある劇団だなぁと・・・・。ただ、正直長かったです。こうしたエンターテイメント性の低い演劇で、リアリズム命でコアな方言劇・・・・。私の場合、1時間半が限度です。見る方としてはよほどの感情移入か、シンクロがないと難しい。あと、島独特の生活観とか、近所の人の噂におびえる複線(有るにはあったが・・・・)がないと、最後がよく分からない。私は田舎の出身なので、だんだん身の置き所が無くなっていくお姉さんの悲しみと恐怖はよく分かるけど、都会人にはどうだろう?(お姉さん、弟嫁の妊娠を全然喜んでなかったよね。結婚式当日もなかなか着替えないし・・・・)
ともあれ、俳協の力ある演技に圧倒されっぱなしでした。でも、疲れた~。

人斬りの恋

人斬りの恋

劇団パラノイア・エイジ

「劇」小劇場(東京都)

2011/04/26 (火) ~ 2011/05/05 (木)公演終了

満足度★★★★

品格のある泣けるストーリー
本格的な幕末物。初日なので、せりふの噛みが目立ちましたが、ストーリーの良さと確かな演技で、泣けました。特に盲目の妻を演じた女優さんは秀逸!美しい所作と、静かで凛とした演技は素晴らしかったです。殺陣のシーンもいい。でも、武士が刀を収めるのに苦労するのはいかがなものか・・・・。やはりスラリと抜いてチンと小気味よく収めて欲しかったです。このようにいくつか気になる所はあったけど脚本、演出、効果すべてよく、ほとばしる様な熱い思いを持つ男達と、それを静かに受け入れる女達 との対比も良く出ていて、一級のエンターテイメントとして仕上がっていたと思います。ただ、暗転の時、いつも足音がどたばた聞こえたのはちょっと興ざめ。せっかくの珠玉のようなお芝居に水をさしてしまいました~。それと時間がないので仕方ないのかも知れませんが、襦袢の袖が飛び出していたり、裄丈があっていない衣装が見受けられました。次回は完璧にやって欲しいです。

『そこで、ガムを噛めィ!』

『そこで、ガムを噛めィ!』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

テアトルBONBON(東京都)

2011/04/26 (火) ~ 2011/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★

ホントに舞台で草野球やっちゃたよ。
う~ん、楽しかったぁ!場面転換もうまいっ。こんなところにまで遊び心がいっぱい、と感心した。メリハリがあり、ダンスシーンも印象的で、全体のいいリズムになっている。何より一人ひとりの性格設定が面白く、笑えた。これにストーリーの面白さとホントに舞台で草野球やっちゃう意外性と、そのテンポの良さに脱帽!初日だったが、よく練られた舞台だなぁ、という印象を受けました。
満員御礼の札が出そうな客席の入りも当然の舞台ですね。音響や音楽の選択もよく、言うことありません。ただ、もう一度最後にあの楽しいダンス、見たかったなぁ。それでバチッとポーズ決めて終わったら、もう一段洒落た劇になったと思う。ちょっとミュージカルぽい気分も味わえたかも。☆は初日でセリフの噛みが多かったので、辛めの☆4つ。でも十分☆5つの価値あり!

前進人

前進人

鮭スペアレ

イワト劇場(東京都)

2011/04/21 (木) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★

音楽劇という新しいジャンル
で、結構引き込まれました。テーマが何だか分かりにくく、もやもや感は残りますが、「これはこういったものなの!」と言われると「ああ、そうですか」と引き下がざるを得ないような・・・・・(笑)ただ、力も可能性もあるけど、劇としては少しチープな感じが残念。衣装や変な身振りのせいかな・・・。
どんどん洗練度を高めていって、独自の世界を創り上げて欲しい劇団です。でも、まだまだ伸びる余地はあると思うのでちょっと辛めに星三つ。特に劇が始まってからも客を入れていたせいか、なんだかガタガタうるさくて興を殺がれた。(←私はこういうのにうるさい) こういうマネージメントもきっちりして欲しいです。
それにしても、チラシの美しさは秀逸!拡大コピーして部屋に飾っておきたいほどです。

深川安楽亭

深川安楽亭

劇団ユビキタス・アジェンダ

座・高円寺2(東京都)

2011/04/20 (水) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★

山本周五郎の人情物
なんですが・・・・・。全体にこなれが悪く、泣けなかったです。せりふ回しなどもいまいち。周五郎作品はどんな子悪人やあばずれを扱っていても、どこか馥郁とした香りがありますが、そんな味を出してほしいなぁ。

裸の女を持つ男

裸の女を持つ男

クロムモリブデン

シアタートラム(東京都)

2011/04/16 (土) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

シアタートラムいい劇場ですね、びっくり。
劇の方は、現実にあった二つの事件がベースになっているんだけれど、パロディでもなく、シュールでもなく、リアリズムでもなく、つまりはそれらをミックスしたドタバタ劇という感じ。ストーリーや設定に洗練度が足りないので、最後もドラッグの話なんだからこんなもんかな、というイージーな感じが付きまとう。モーテルの奇妙な一体型の親子もドラッグや金儲けにいかれている人々の見る妄想を意味しているのだろうけれど、なにか唐突な感じ。ドライブのシーンも演出家には思い入れがあるんだろうな~、とは思うが全体のリズムになっている、というよりはブレーキになっている。う~ん、これは演出家のための劇であって、こんな立派な劇場にかけるような劇ではないのでは。でもまあ、役者さんもうまく、チラシや音響は最高です。

東京ノーヴイ・レパートリーシアター 第7シーズン

東京ノーヴイ・レパートリーシアター 第7シーズン

TOKYO NOVYI・ART

東京ノーヴイ・レパートリーシアター(東京都)

2011/02/04 (金) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

銀河鉄道の夜
これぞ、「ザ・劇」という感じの正統派のお芝居でした。静謐を主とした舞台構成で、けれん味が無く、ストーリィに集中できた。正面の舞台では上半身だけを見せる演出も面白かったです。小説を読んだ時はよく分からなかった宮沢賢治の宗教観などもよく伝わってきて、女性の観客が多かったせいか、泣いている人も少なくなかったですね。
「おっかさんは僕のしたことを許してくださるだろうか・・・・」キリスト教や、仏典によく出てくる捨身の哲学、東洋的な倫理観などがカンパムネラのこの言葉によく集約され、ただただ悲しかったです。バロック音楽を主とした音楽構成もよかった。いい選択ですね。
ただ、最近の映像などを駆使した演劇に較べると、やはりクラシックで正統的すぎる感じは否めません。アニシモフ氏の好みではないかも知れませんが、最後のシーンで、川の部分に銀河の映像が流されるか、いっそソニープラザのように星空を3Dで投影できれば、どれほど美しく、感動的だったかと思います。でも、私のような演劇初心者にこそ、ぜひ見てもらいたい作品ですね。

ネタバレBOX

主人公や少年達は女優さんが演じていましたが、みんなそれなりの、どこか異国の少年達に見えるのに、残念なことに主人公のジョバンニだけは、解放前の人民服の中国人に見えてしまったのは残念。メイクで肌の質感だけでもそれらしくして欲しかったなぁ。こういうの、私は結構気になってしまうほうです。
ロング・グッドバイ

ロング・グッドバイ

羽生一家玉組

ザ・ポケット(東京都)

2011/04/13 (水) ~ 2011/04/17 (日)公演終了

満足度★★★

ホントに地下室のダンディだった!
かっこ良かったです、とっても。ギャングっぽい背広が皆さんとてもお似合いでした。靴にまで細かく神経が行き届いていて、感心しました。着物もいかにもやくざの女房らしく、粋でしたね。テンポもよく、動きもスピーディで、楽しめました。う~ん、でも全員よく声がでているし、それぞれに鍛えられた透る声をしているので、あんなにシャウトする必要は無いのでは。ハイテンション過ぎて、聞いているほうは疲れてきます。最後のあたりの声のトーンでも十分伝わるし、却って感情表現が豊かに出来るのでは。それとも、そういう演出なのかな?終幕でほろりとさせるために、それまでわざとハイテンションをキープしてたのかな、という気もしますが・・・・。ちょっとテンション高い部分が長すぎて、残念な気がしました。盆と麦の複雑な愛情や絆をもっともっと味わいたかったです。

ネタバレBOX

もうね、題名そのままです。地下室ですべてのことが起こり、終結する。深い愛情を持つもの同士の長い長い別れ。そしてあのお話の後、本当に二人は永遠に分かれてしまうんだろうな、という予感。ハードボイルドがいつの間にか愛情に飢える少年達のお話になり、ほろりとさせます。
グラデーションの夜 《群青の夜》 《黒の夜》 《桃色の夜》

グラデーションの夜 《群青の夜》 《黒の夜》 《桃色の夜》

KAKUTA

アトリエヘリコプター(東京都)

2011/04/13 (水) ~ 2011/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★

「群青の夜」 とても暖かい朗読劇
でしたね!朗読劇にすると、たくさんの情報を詰め込められるため、その分、観客サイドの想像力を殺いでしまうきらいが有りますが、この劇団では俳優さんたちの確かな演技力がそれを上回り、十分な余韻を残してそれぞれの物語を語ってくれました。音楽や映像もうるさすぎず、説明的になりすぎず、程良い感じで気持ちよかったです。でも、一番気持ちよかったのは、本屋の女主人の役者さんの声。アルトのやさしい声で、聞いているうちに一瞬意識が飛ぶことも。これはいけません、眠くなってしまいます~。(笑)ホラーの「黒の夜」ではどんな声を聞かせてくれるんだろう、と期待大です。それにしても、劇場は若い観客で満杯。デジタル時代にふさわしい演劇スタイルなんだなぁ、とつくづく感じました。

ピラカタ・ノート

ピラカタ・ノート

ニットキャップシアター

ザ・スズナリ(東京都)

2011/04/09 (土) ~ 2011/04/11 (月)公演終了

満足度★★★★

堪能しました、
ごまのはえさんの妄想世界。しかし、はじめに国産みの神様から作っちゃうとは全く予想外でした。神話の蛭子と障害児の子供、水槽の中の小さな世界。呼応し、入れ子になった世界、その中で起こる悲劇。こうした劇は判り難い場合が多いですが、小道具が上手に暗示的に使われていて、すごく理解しやすかったです。それにしてもさすが関西系劇団。キョーレツなギャグに度肝を抜かれました。ありえない家電系八岐のおろちとか。でもこうした切れのいいギャグがあるから、脚本家の妄想世界にすんなりと入っていけるんだな、と納得しました。最後の街の明かりはよかったなぁ。悲劇があっても、エゴで満ちた世界でも、やはり明かりは暖かく、そして救いなんだなぁ、と・・・・。

『シトラスちゃんは太陽の緑』

『シトラスちゃんは太陽の緑』

移動する羊

池袋GEKIBA(東京都)

2011/04/07 (木) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★

観客置いてけぼりのイメージ劇
2時間を越す脈絡の無いせりふとパフォーマンス。休憩が無いため退席も不可。空調も切られているため、汗を滴らせての熱演と、下手な関西弁のギャグがすべる度に関西人の私は冷や汗だらだら。な、なんか、エコノミー症候群と酸欠を発症しそうな劇だった。最後に何か大団円があるのかと思ったらそれも無く、頭の悪い観客である私には、何のカタルシスも得られないのであった・・・・・。それにしても、あれだけの無意味と思えるせりふを延々と覚えられるのはすごいと思いました。演者には明確なイメージがあるのでしょうね。でもストーリーの設定のインパクトが弱く、何もイメージできない。劇場を出たら、池袋の空気が甘かったです・・・・。

七人の侍なんていらねえ

七人の侍なんていらねえ

劇団演奏舞台

門仲天井ホール<アート・キッチン>(東京都)

2011/03/18 (金) ~ 2011/03/20 (日)公演終了

満足度★★★

生バンドの楽曲と演奏良かったですね。
でも、どちらかというと、劇より楽曲のほうが勝っていたような感じでした。何故かと言うとまず、ダンスのパフォーマンスが中途半端。満席で舞台が狭くなったせいもあるでしょうが、明らかに練習不足。最初にダンスシーンがあるだけにきっちりと決めておいたほうが期待感が高まります。また、野伏はキャラが立っていたけれど、百姓のほうはちょっとワンパターンな感じが。
ラストもちょっと救われない感じでしたね。若い劇団員が多いのだから、もっと歌や踊りをたっぷり入れて、エンターテイメント性を高めたほうがこの劇団には合っているような気がするのですが・・・・・・。

もういないけど、ここにいるよとしがみつく

もういないけど、ここにいるよとしがみつく

マドカ

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2011/03/09 (水) ~ 2011/03/13 (日)公演終了

満足度★★★

独占欲と執着と身勝手な愛
だけでは壮大な愛の物語は作れませんでしたね・・・・・・。でも勢いがあり、シャウト系のせりふもきれいでした。白と黒でまとめた衣装は面白かったですが、白や黒の布というのは材質や質感がわりと重要なもの。みんな同素材で、少しベタな感じがしました。一人一人のキャラクターに合わせて艶感のあるもの、どっしりとしたもの、透けるものなど使い分ければいいのに、と思いました。(私洋裁好きなもので・・・・) 衣装や所作がもっと洗練されていれば、漫画チックな内容も絵になったと思います。こうした物語は美しさが必須じゃないかな・・・・。凝った衣装や思い切った背景や美術、変わったメイクなどとともに見たかったです。

テノヒラサイズの致命的誤謬

テノヒラサイズの致命的誤謬

テノヒラサイズ

駅前劇場(東京都)

2011/03/09 (水) ~ 2011/03/13 (日)公演終了

満足度★★★

下北沢らしからぬ
ちょっとシュールな設定。パイプイスのパフォーマンス斬新でした。でも見ているうちに、シュールな設定と妙に細かい現実感になんだか疲れてきた。面白いのだけれどこの乖離に最後まで馴染めなかったですね。ブン・・・・で始まる不思議なハーモニーやパイプイスのパフォーマンスで徹底的にシュールにやったほうが面白かったような気がします。一言で言うとどんなコメントすればいいのか、よく分からない・・・・。という感じです。

Lust -ラスト [色欲]- 【再演】

Lust -ラスト [色欲]- 【再演】

演劇レーベルBo″-tanz

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/03/04 (金) ~ 2011/03/08 (火)公演終了

満足度★★★★

何か凄まじいものを見た、
という感じです。長いモノローグ、半端じゃないせりふの多さ、重い内容。それなのに、音響、映像、音楽ともにセンス良くすっきりとまとまっていた。2時間近い劇にもかかわらず、ぐいぐいと惹きつけられました。次のシノプシスを見たい、と思ったのは私だけではないはず。こんなのをシリーズでもう5つもやってるなんて、信じられないです。すごく魅力ある劇団ですね。欲を言えば、劇の始めと終わりの刑事達のシーンはTVや映画でのおなじみ感があって、「よくあるパターンだな・・・・」と。無いほうが劇の独自性がより強く出たような気がします。それと私的には前説の人が好みでした。(笑)劇に出て欲しかったです~。

超!スーパーウルトラハイパーサンダーローリングなんとか【公演終了しました。ご来場ありがとうございました。】

超!スーパーウルトラハイパーサンダーローリングなんとか【公演終了しました。ご来場ありがとうございました。】

元東京バンビ

しもきた空間リバティ(東京都)

2011/03/02 (水) ~ 2011/03/06 (日)公演終了

満足度★★★

笑いの設定
勢いがあり、キャラもちゃんと立ってる。あちこちで爆笑の渦。なのに何だろう、この違和感。素直に笑えなかったですね~。笑うべき場所がちゃんと設定されていて、ちょっと笑いを強要されているような感じが。巧まざるおかしさ、とか、自然に頬がゆるむ、という感じではなかったです。俳優さんたちが上手すぎるのかな?ストーリーもすごく現実的なような、シュールなような・・・・・。
この劇団の特徴かも。好みの分かれるところだと思います。

絆

劇団fool

シアター風姿花伝(東京都)

2011/03/04 (金) ~ 2011/03/06 (日)公演終了

満足度★★★

う~ん、なんというか
全体に生硬な感じで、コミカルでもなし、ほのぼの系でもなし、シリアスでもなし、といってエンターテイメント系でもなく、まだはっきりと劇団の特徴が見えてこないですね。脚本はもう少し短くできなかったでしょうか。携帯やPCが発達したこの時代に、若い人達がFACE TO FACEの絆の喪失に危機感を覚えるのは分かりますが、かといってこのストーリーと脚本で絆の大切さを再認識させられるかというと、ちょっと弱いような気がします。
あと、あまりに俳優さんたちが普通の人すぎて、魅力に乏しかったかな。普通の人たちが一生懸命何かやってる、という感じで、観てて疲れました。拍手するタイミングも、なんだか難しかったです。どこがクライマックスなのか、よく分からない、というところでしょうか。

もどっど!薩摩義士伝

もどっど!薩摩義士伝

SPPTテエイパーズハウス

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2011/02/24 (木) ~ 2011/02/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

泣けました。武士とは、
切なく、苦しく、そして立派なものだなぁと・・・・・。全編これコアな方言のオンパレードでしたが、演技力の素晴らしさもあってなんなく理解できました。衣装、音楽、それに特に音響が素晴らしかったです。迫力があって、そのくせうるさくない。ただ、場面転換が頻繁にあって、もうちょっとまとめてくれればいいのにな、と思いました。様々な場面を一つの装置でやっているので、余計にそう思ったのかも。
それにしても、スタッフの人たちの受付や案内の態度は見上げたものでした。いいお芝居を観てもらおう、という意気込みが劇場の隅々にまであふれていて、とても気持ちが良かったです。良くまとまった劇団ですね!

このページのQRコードです。

拡大