ピラカタ・ノート 公演情報 ニットキャップシアター「ピラカタ・ノート」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    堪能しました、
    ごまのはえさんの妄想世界。しかし、はじめに国産みの神様から作っちゃうとは全く予想外でした。神話の蛭子と障害児の子供、水槽の中の小さな世界。呼応し、入れ子になった世界、その中で起こる悲劇。こうした劇は判り難い場合が多いですが、小道具が上手に暗示的に使われていて、すごく理解しやすかったです。それにしてもさすが関西系劇団。キョーレツなギャグに度肝を抜かれました。ありえない家電系八岐のおろちとか。でもこうした切れのいいギャグがあるから、脚本家の妄想世界にすんなりと入っていけるんだな、と納得しました。最後の街の明かりはよかったなぁ。悲劇があっても、エゴで満ちた世界でも、やはり明かりは暖かく、そして救いなんだなぁ、と・・・・。

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    2011/04/10 20:31

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