満足度★★★★
そっかー外伝だったんだ
今明かされる、白狐丸出生の秘密。って感じの芝居でした。
主人公よく動く、橋の欄干に立ったり跳ねたり。殺陣もらしさが、よく出ていました。衣装や小道具も説得力のある出来栄えでした。(これで刀が居合い刀みたいなオール金属のもの使ってたりしたら、もっとすごいかも)(怪我人続出になりそうですが・・蜘蛛切丸位は逆にアクリルで透明な刀にしても面白くなったかも)本編も観たくなったかな。
ネタバレBOX
オープニング、全キャスト使っての顔見せは、ドラマやアニメのOPみたくカッコイイ見せ場でした。もう一人の白狐丸出てきた時は、本編にどう出てくるのか興味を惹かれましたね。ラストのオールキャストのキメポーズでの〆も決まってました。おしむらくは、各拠点までの距離感や道中、屋敷内の広さを観客に伝える台詞や間が、あったほうが締まったかなって思いましたね。小道具で竹の水筒使ったり、街道筋とか山道でとか台詞入れたりするだけでも、かなり印象が変わるのではないだろうか?観客に与える情報は多い方が、情景が深まると思う。で、ラストの殺陣が一番かっこよかったかな。
そうそう、吼え丸のシーンでの風船やら小判コントは結構ツボに入ったです。
機動刑事あったなー、そういえば。
あと、外道丸の心の声シーン、他の人での演出でも使えばよかったのに。
3人くらいならギャグキャラに使ってみれば楽しめたかなって思いました。
まだまだ成長してます。って感じの芝居に思えました。
満足度★★★★
華やかなエンターテイメントしてました
主人公をすえた、青春サクセスストーリー風にしながらも。カラフルなおもちゃ箱をひっくり返したような、小ネタ満載の暴走列車みたいな劇でした。結構観る人を選ぶような気もしますが、もとネタ解る人には、より楽しく。解らぬ人でも、それなりに楽しめるような作品でした。
ネタバレBOX
オープニングのヘルパーコント。
きちんとオチにまで繋げた上に笑いも取るところが、なかなかに見事でした。
それにしても、美人海女やら、マイケルやら、小さな(大きかったね)バイキングビッケやら、時事ネタから昔のアニメまで。引き出しの多い笑いの引き出しでした。それにしても、男性の演じる、タカラヅカの男役。らしさが、よく出てました。(まぁ実際、ナマで見たことないんですがね)
一番受けたのが、歌舞伎の解説付き鬼人退治です。日本人ながら、外人さんが歌舞伎を通訳付きで観ている気分になりました。うまかったー。
エヴァにピカチュウ・ガンダムが出てきた時は驚かされましたが、日本の文化紹介と考えると。偏ってる気はしますが、よく合ってますよね。
(まさか5重の塔の着ぐるみや、十二一重でのダンスは合いませんものね)
でも仏像背負って、フィナーレ飾ってくれたのには大笑いできました。
ドリフのコント、生でやってくれるは。観客巻き込んでオーディションやらせるは。(客席半分立たせて歌わせるノリには感服つかまつりました)
ただ、「ほらあの人が出るよ」とか「今回はこんなことしてみたよ」みたいな、
内々のうちわネタの配分が多くかった気がするので、星一つマイナスします。
(妙にでかくて耳障りな笑い声出す、サクラみたいなおっさんもいたので・・)
満足度★★★
なんかすごくもったいない
役者さん役になりきってるし、
台詞や掛け合い・間の取り方や舞台の転換など。
すごく上手にやってるのに、盛り上がり方・話の方向性も悪くないのに、
風船が綺麗に割れなかった劇でした・・・。
(風船にセロテープ貼って、そこに針刺した感じでした。)
ネタバレBOX
ダーツの盛り上がりと、オチの怪我のギャップがいまひとつかみ合わなかった気がしました。あれだけ長く目の怪我で引っ張るなら。誰かに、眼鏡かけてたんだから失明の心配は無いけど、視力も回復するけど、時間はどれだけかかるかわからない=それだけお金がかかるんだ。という台詞を言わせて観客に説明しないと、今ひとつ人の不幸で笑えない。そ・れ・と手塚さん、キャラも楽しいし、小さくてかわいいのだが。役の立ち位置がわからない。従業員?仕事皆としてるの?弁当屋のオーナー関係者?好き勝手に施設と従業員かき回す役?説明無いよ!作業のシフト表とか貼って説明台詞入れた方が観客取り込みやすいと思う。嫁のキャラと登場は、あれでGOOD!主人公の声説得力あって、タイトルにも合ってた。けど問題解決をラジオのみに頼るなら、ニュースの後に天気予報で、ありえない情報伝えて笑いとか取るべきだったと思う。ふつー事件聴いた後、ボリューム下げる輩はいないと思うぞ。
細かく主人公が受けた相談全てに、ベストアンサーつけて盛り上げなかったのが敗因ではないかな?弁当屋舞台なんだから、髪の毛入っちゃまずいでしょう。オチに坊主頭並べるとか。観客の笑いに、とどめ刺さないと。カッコ良かった兄の借金の根本原因に意外な答え用意するとか(EX:弟の大学受験用の金が、高卒でフリーターやって使わなくなって、言うことも聞かず、腹たってパーッと使ったのに味しめて・・・として弟のせいだと逆切れさせてみるとか)、よくある普通の借金理由に突っ込むところは楽しかった。他にも、あれだけ個性に溢れたキャラ出しとけば、勝手に話進めていきそうだし、膨らませ方が足りないパン生地みたくなってた気がします。(ほんとにもったいない、お化けが出るよ!)(準備時間無かった?のかな)このメンバーで、今度は弁当屋の存続話とかやってみたら面白くなるかも。カッティングミスったダイヤモンドみたく感じたということです。原石としての評価に星一つ加算します。
(すみません、今回の文章は人に読んでもらう事が前提となって無い事を、ここに謝罪します。ここまで読んだ方、すみませんでした。)
満足度★★★★
エド・はるみ、普通の主婦にみえますね
丁寧に作ってあった。人物も無理なく演じられ、説得力が強かった。
さすがに商業演劇、隙が無い。役者が好き・ロックが好き・劇で感動がしたい・K-ONが好きな方は、見て損は無し、かな。
ネタバレBOX
バケツのドラムセットは、使ってみて欲しかった面白そうでしたので。
実際に主役の方々が演奏しているので、
公演重ねるごとに上手になっているはずです。
つまり公演最終日が一番うまい演奏が聞けるということに、なるのかな。
秋野さんの登場シーンと暴露話のシーンは、インパクト巨大です。
なかなか楽しかった。実年齢公開するし(^^)。
そして、さりげなーく・わざとらしーく、スポンサー名使うところが笑えたね。
ラストは演出家の策略に嵌められた観客が、
スタンディングオペレーションして盛り上がり、
まさにライブステージと化しました。
上手ですねーというか、日本人のりやすい?かな。
のせられてしまった悔しさで、星一つマイナス!(傲慢ですね、許されて。)
満足度★★★★★
ライティングが見事
ブルーLEDと普通の白熱灯(かな?)の使い分けが絶妙でした。
淡々と積み上げてゆく、手紙というやり取りの中で語られる、
過去の話とその当時の心情。
人間関係の微妙な距離感と、コミュミケーション。
なるだろう結末を見据えての関係性、伴う時間の経過。
単なる朗読劇となりかねない危うさを、
皆が見事に演じ切ってました。見事な劇でありました。
ネタバレBOX
原作読んでいませんので、純粋に芝居のみで話の経過追っていけました。
照明の妙が生かせるように、女性陣が皆白系統の服で統一されており。
見事な効果を生んでいました。
携帯もポケベルすら無い時代の劇にLEDライトのアンバランスさが、
時代の進行を感じましたね。
友情と愛情の間をうまく演じた秀逸なる劇とお見受けします。
脱帽。
3時間が短かったです。
満足度★★★★
観客間近で殺陣やるとは
一番前で観たかったかな。
先生に盲目的に付き従う以蔵の純粋さが、よく伝わってきました。
結局史実をつなぎ合わせて、芝居として成立させるには。
その人となりの感情共感が必要となる。
各々のエピソードの積み重ねが、芝居の組み立てになるのだが。
すごく納得のいくものであった。
その分、先生の小人物ぶりが伝わったかなぁ。
芝居としては成功ですね。
ネタバレBOX
うーむ、男だらけの汗くさそうな話になるんだろうなぁ。と思っていたら。
上手に裏切られて、綺麗なお姉さん見れてビックリしました。
桜に赤い蛇の目傘、艶やかな着物美人は良い絵になってました。
所々に入る心に沁みる台詞あり、派手な殺陣の立ち回りあり。
まさに劇と言うより、芝居でした。
でラストシーン。傘をさし師弟二人で歩み去るシーンは、
見事なピリオドのつけ方でした。これぞまさに芝居の〆にふさわしく、
心からの拍手を送る事が出来ました。
が、後半の空調ダメです、暑かったー。ので星一つ減点。
満足度★★★★
(確かに)危険を伴う実験ではなかった
伴っていたのは、楽しさであった。
劇場を探し当てたとき、いろいろなものに名札が付いていて。
受付が白装束・・・。どこぞの宗教の勧誘劇か(失礼;)と思ってしまいました。
でも、お題の「なまえ」に対する演出とわかり、ほっとしました。
(まぁ、しばらく経ってからですが。)
なかなか哲学的になる話を、オムニバスの劇で解り易く、
観客と共になって、見せてゆく楽しい芝居でした。
「なまえ」に関する、薀蓄もいろいろ教えて下さり、
なんかちょっと賢くなったきにさせて貰いました、ありがとうございます。
ネタバレBOX
飛行機は、わからなかった。
目の前で飛ばしてくれて、一瞬に理解させられました。
まさに実験、百聞は一見にしかず(ちょっと使い方ズレたかな)でした。
実験参加用に、名前選ばせてくれるのも面白かった。
番号とかも名前の候補に入れたら、もっと面白かったかも。
(惑星とか食べ物とか、選択増えすぎても駄目かな、一つくらいは。ね)
基本はトーク参加形式の、マジックショーみたいな感じですね。
初めて観たので、なんとも言えませんが。
博士は「博士」、助手の男性は、助手AとかBの○○君と呼ぶほうが、
らしくて良い気がしました。いかがなものでしょうか?
実験なのだから、白衣は既存の一般的なもの用いて、
芝居に入ると、パッと脱いでハンガーとかにかけてみるとゆー
演出の方が、いいような気がしました。どうですかね?
席の移動も斬新ですね。
万人に受けそうな気はしませんが、
自分的には結構ツボに入った作品でした。
(いや、決して観劇後のおつまみとドリンクサービスに
負けたわけではなくてですね(^^;))
その場でいろいろお話できず申し訳ありません。
楽しかったです。これからも、さまざまな実験していってください。
満足度★★★
切り取られた日常のひとコマ
淡々と流れる日々の中での小さな渦たちを、丁寧に表現した作品には仕上がっていた。舞台装置も店長のコダワリ方が伝わるみたいに、しっかりとスキ無く作られており好印象を持ちました。ただ、日常にこだわり過ぎて、芝居としての喜怒哀楽、終劇までのカタルシスの度合い(感情の振幅)が小さく感じられました。一言でいうなら、小品過ぎですよ。もったいないと思いました。
ネタバレBOX
台詞の積み重ね。
新人が入った事による、観客を含めた人物紹介。見事!上手です。
暗転するときのポイント残した、残照表現は心情よく表せてました。
で、看板の話。「明日の天気まで書くのはやめたら」と誰かに言わせて。
効率重視の返答で、意見押し通す場面あったほうが良いと思った。
オチの感情爆発の上手な伏線になるし。
店長が施術と言うのに、普段からマッサージと言い、使っている心情のズレは、気が付く観客にニヤリとさせず。誰かに指摘させた方が
良かったかな(やめる発言までのイライラの積み重ねでるし)。
店長のコダワリの深さ知り、店長も現実との妥協点見つけ。
少し変わってゆく日々を、最後はオーナー交えた朝のミーティングで
観客に示し、終劇にした方が良かった気がします。
店長の行動に刺激受けて、日頃好きだった刺激物やファーストフードを
やめる台詞が一つ入るだけでも、変わってきたと思います。
尻切れトンボな感じが、否めない終わり方だったので。
星ひとつマイナスです。
でもキャラクターは、ものすごく良かった。
皆さん上手いです。
らしいなーわかるなーという感じが良く伝わりました。です
満足度★★★★★
見事にエンターテイメントしてました
歌で始まり、歌で終わる。一緒に歌えるよう歌詞まで見れる(^^)。
物語に破綻無く、キチンと動議つけられた行動理由が有り。
個性豊かな登場人物達が、見事に演じられていました。
舞台も興味引かれる立体配置で、出たり入ったり。
ライト・音楽あわせて、上手に見せてくれました。
テンポも良く、ストーリー先読めず。楽しく観劇できました。
惜しむらくは、中央のスクリーン。もっと多用できたのでは?
と、スタッフの苦労も考えず、期待したりしてしまいました。
ネタバレBOX
オープニングでカッコよく登場した主人公宮本。
妄想中の上司含め、現実とのギャップの演技が強く印象に残りました。
それにつけても桂さんの存在感、濃かったー。
地球儀ギャグ続けて担いでゆく所など、なかなかに良い味出てました。
結局能力的には、主人公よりも全て上なんですよね。
立体的な舞台配置が妙に上手に生かされていて。
回想でのメインキャラ後方より出てくる、回想シーンでのサブキャラの出し方
ライトとあいまって、解り易い!グッジョブ!。
それにしても山田太郎くん、初登場でのオーバーアクションに加えての。
後半のもろ肌、鍛えてますねー。男の目線でも綺麗でしたよ(^^)。
金髪の理由も、なかなか納得させられました。
台詞としては、池の水飲んでしまう鉄板ギャグでの。
「味は2重丸」が気に入ったです。
副館長の弱気な演技と、おバカ加減見事でした。
うーんいるなぁ、こーゆータイプはと思わせてくれました。
で達也さん、オチのエルビスみたいな衣装似合ってました。
でも鴻池さん拾った後の「半年たって持ち主が現れなかったら、俺のもんだー。」って台詞が感動モノでした。
台詞にも個性よく出していて、楽しい芝居でした。
個人的には、桂さんが一番のお気に入りかな。
地球儀見る時の「くわっ!」が印象に残りました。
オチが女性版「サマーウォーズ」風なのも、ご愛嬌です。
妹さんの、お姉ちゃんアイドルコスプレもまさか出てくるとは思わなかった。
みんな、らしさが上手く出ていました。
今度は、舞台全体が見れる。中央後方の席で見たいかなって思いました。
満足度★★★★
懐かしい椅子や机が見れました
言葉使いや方言が、地方色よく出してました。自分が何の卵かわからず、何にでも成れそうな、それでいて何も出来なさそうな。不安・期待が入り混じった時期の高校生を良く描ききっていました。田舎から出る事、出ない事。人より秀でているところの有無。それぞれの立場から出る言葉の積み重ねが、心に残る作品でした。
ネタバレBOX
すみません、開演時間に間に合わず。40分程劇が進行してからの入場になってしまいました。残念でしょうがないです。
さて、女子高生バージョン拝見しました。
セーラー服の脱がし方が、なんか実演つきでやってると。いかにも高校生!
って感じが伝わってきましたね。笑えました。
白い帽子の「やまたろう」さん。高校生としては無理があるんじゃ・・・。
といった自虐ネタは、なかなかフォローの踊り含めて楽しかった。
手鏡や上履きに(山)と入っているのが、おしゃれです。
観る人によって、やまたろうが白い帽子以外異なって見えるという。
妖怪らしさが、上手に会話で解らせてくれました。
木の床の教室、重い木の椅子や机。机に彫る言葉。
ノスタルジィーに浸れた時間でした。
ほとんど、台詞かまずにきたのに、終了後の宣伝とかの口上が、
かみまくりだったのが、かわいかったです。
きちんと観たかった。
男子高校生版も見たくなりました。 です。
満足度★★★★
たくましかったー
なかなかに、お婆ちゃん達の日々を生き抜く逞しさが、よく伝わってきました。
後ろにいた十代と思える淑女たちの「お婆ちゃんって接する機会無いから、よく分からなかったけど。こんな事考えたり、あーゆー事したりするもんなんだ。」といった啓蒙劇にもなっていたようです。まぁ劇ですので、誇張表現含みますが。いくつになろうと、女は人生美しく華やかに生きて行きたいものなんですよ。という事は伝わりました。(大岡越前の母の、教えに間違いは無かったという事ですな。)
ネタバレBOX
うーん、コーラのラッパ飲みには感動しました。他に、近所の腕の良い医者情報。薬の情報。いあやぁリアルリアル。恋心が出てきて、だんだんと華やいでゆく女性陣が、笑えながらも素敵でした。キチンと実物の、お芋や稲荷が出てきたのには感動ですね。楽屋落ちですが、ロビーで関係者らしい方々の立ち話で。台本通りの台詞でないのに、うまくアドリブなどで繋いでいた等と、小耳に挟みましたが。素人には何も問題なく芝居が楽しめました。さすが皆さん上手なんですねぇ。それにつけても、サザエさんの”マスオ”さんが、プレイ爺じとは・・。アンバランスさにも受けてしまいました。これで、お金せしめていたら「クヒオ大佐」ですよね。それにしても各々のキャラが良く出ていて、喩えの弁天様や恵比寿様など、言いえて妙でした。また舞台にそぐわない金属音で百合の開花を知らせてましたが、オチには小道具でも使って、実物風の百合を見せて欲しかったかな。(なかなか音も良かったんですけどね)
現実だと、結構どろどろしそうな話が。カラリと軽く流れていって楽しめましたね。年を取っても、こんな風に生きて行きたいナーと思わせる劇でした。
満足度★★★★★
劇中劇楽しかった
リーダーの別れ話、オープニングから一転。銀のメタルスーツはすごいインパクトでした。動きも最高!侵略者ものの王道パターンは受けますねー。
とバカバカしく始めといて、女性テイスト満開の本音トークは、盛り上がりました。自分の感情が人の手のひらの上で、コロコロ上下に激しく揺り動かされる感覚を、はじめて受けました。完敗です。
ネタバレBOX
みんな自己が確立していて、きちんと自分の立場で発言し。仲間も思う。リーダーの猛進パワーは観ていて気持ちが良かった。また特別ショーも含めて、衣装のバリエーションが女性らしくて細やかで、手抜きが無く見事です。今度は、劇団きらりにスポンサーが付いて・・とか、アナザーストーリー考えたくなるような楽しい話でした。まほチャンの割腹と切腹の違い話と、自分の生い立ち吐露するところの、話し方が妙に印象に残りましたね。大人版(自立女性版)中学生日記みたいなところが、琴線に触れたんだろうか?
しかし、ドッキリの看板芸をオチに使うところとか、芸が細かい!GOOD!!
笑って泣けて驚いて、楽しい時間が過ごせました。
特別ショーも楽しかった。
ありがとうございました(^^)
満足度★
ホラーコミックでよく観るような話でした
暗闇を多用した実験的な芝居でしたね、設定から結末のパターンが想像でき、ほぼ予想通りでした。台詞もかまないし、演技もそれなりなのですが。話が王道すぎて駄目な気がしました。中高の文化祭での体育館での上演ならOKですが、大学の文化祭特設ステージでやったら×。みたいな感じを受けました。
ネタバレBOX
主人公の、お金を愛する台詞には感動しました。また豹変振りも良かった。でも日名子ちゃんの狂気を演じるための笑い声は、なんか違和感感じたかな。無理やり、あーゆー狂気声の演出しなくても。と思ったです。
あと前説と〆の、お姉さん。せっかく芝居に合わせて黒で統一してるんだから、劇に組み込んで。ストーリーテラー役やればよかったのに。タモリ風に芝居の設定話して、始め。終わりは、暗い舞台奥から出てきて、「これで、このお話は幕を閉じました。屋敷の焼け跡からは、性別の判明が困難な2体の焼死体が発見されたそうです。」とか言わせれば、面白くなったかもしれないのにー。脚本が甘いよ。あーゆー設定なら、妹は吸血鬼、兄妹セットで食人鬼、実は時間に取り残された異次元館とか、時間のループがあるとか。やりつくされた王道設定なればこそ、いろいろバリエーションできたのに残念。
芝居としては、まとまってよくできてたけど。自分の費やした移動時間と期待感の高さから、星はひとつ引かせてもらいますね。
満足度★★★★★
推理サスペンスと思っていたら
たぶんいろいろな人の実話体験談が、基になった話なんでしょうね。ものすごいリアルと、圧倒的なる真実の重み、みたいなものが両肩に乗ってきました。こういう戦争の悲惨さの伝え方もあるんですよね。魂が思いっきり揺さぶられました。
ネタバレBOX
シュールな舞台でした、箱がぶら下がっているだけで。でも暗転使わず、過去と現在を、同じ舞台で演じながら、時間軸分かり易く。姉弟が突き止めていく真実が、同じ舞台横で演じていかれる演出の巧みさに感動しました。また要所要所で出てくる現地の、おじいさん方の演技と存在感。リアルに感じ、芝居の重みを高めていたと感じました。母の遺言が、子供たち二人の人生の再出発、新生だというところに。この話が、生きてゆく事への希望を込めている気がしました。今の自分の平和な環境が、奇跡に近く。世界では、まだこんな世界があるし。その傷跡が、いやがおうにも目の前に立ちふさがっている人もいるんだ。とういう深い考えを教えられた劇でした。
満足度★
劇としての組み立て方はどうかな
衣装も凝ってた、なかなかの長台詞。よくやっているとは思いはするが、なんかこう見せ方を失敗している気がしました。劇というのは、真っ白な観客の頭の中に、役者や演出家が色をつけ自由に絵を描くようなものと考えているので。あらかじめ、時代はこの辺で、お話は悲劇です。わかってますよね。という枠を決めたものには抵抗を感じましt。分かり易さを望むのは、エゴなのだろうかと考えさせられました。
ネタバレBOX
個人的にですが、ギリシャで靴はやめようよ。戦士や遠征中の軍人ならいざ知らず。皮っぽいサンダルか、側女なら奴隷身分と考えて裸足でもと思った。衣装や骨壷に凝ってたのに残念。剣もレイピア風より、幅広両刃のショートソード(銅剣風)の方がらしくなりませんか?主役のエレクトラさん、がんばっていたけど思い出してみると、感情の吐露が平坦だったかな。狭い空間なんだし小さな祈り風なしゃべりも充分聞き取れるはずなので、抑揚大きくした方が良かった気がする。妹や母はポンとピークの台詞でインパクト出せるからいいけど、出が長い主役はその辺加減大変だね。各役者にスポットライトあてて見せ場作る事も良いけど、劇としては乳母はらしさ出してほぼフード付けて、ここぞというときに顔見世するとか、した方が良いと思った。きれーだったし。
妹さん高いきれいな声と役どころが合ってました。母君はモーちっと悪役風に自己中なトコロの演出多くした方が、えー多くしないと。エレちゃん被害妄想気味な娘に感じられました。弟君は、なんかちょうど良い加減の演技になってたかな。で敵のおっさん、うむインパクトよかったぞ。でかいし。カタキにふさわしい。黒服のねーさんたち、恐ろしいまでに台詞がぴったり合わないと、合唱風の台詞は聞き苦しい。センテンスリレーの台詞にして、物語の背景や場面の語り部として使ったほうが、分かり易さとしての仕事は良かったのではないだろうか?でラスト、場面から去って椅子で本懐遂げたら。演出上。叫び声とか椅子の倒れる音とか「父上敵はとりましたよ」等の大きな音や台詞での締めがあったほうが、良かった気がします。まとめると固体性能の良いユニット多いが運用法が今ひとつだったかな、と。(読みました?こんな長くて読み辛い文を・・・。ごくろうさまです)
満足度★★★★
3時間やるとは思わなかった
主役のヘレンが、これでもかって位によく動いていました。
ネタバレBOX
と弟子が申しておりました。でんぐり返しや、椅子倒し。それにちゃんと本物の水が出る舞台装置に感動したそうです。
満足度★★★★
黒柳さんってば・・・
すごい! こーゆーお芝居するんだ。 笑わしてもらいました。
ネタバレBOX
と、弟子が興奮して。いろいろ解説してくれました・・・。観たかった・・・・。
満足度★★★★★
自分の涙腺の緩さに驚かされた
これは人々の善意の連鎖の一つの話。
単純な話だ。困っている人々がいて、助けられるのは自分だけ。
人道的見地から、託された命のバトンを次に繋げました。と
実話である、事実である、結末も知っている。
だが知らなかった。通じる言語が無く、当時の戦争を背景とした世界事情。
当時のさまざまな人々民族が、何を感じ・喜び・怒り・悲しんだのかを。
知識として知っている物事に、
役者が感情を込めて伝え託す情報量の凄さが理解できた。
物語終盤、両目から涙が止まらなかった。
(両目泣き腫らして、真っ赤になってしまいました。)
目には見えないが、確かにあって感じられる。
心や意志の強さ、やさしさが伝わってくる。よい芝居でした。
私の中での1番の感動作です。
ネタバレBOX
オープニングのフラッシュライト風な逃亡シーンは、緊迫感よく出ていました。
実際は杉原氏、子供も居て。もっと奥方も大変だったそうですね。
パネル展示も、しっかり読ませてもらいました。
ただ自分が生き延びるだけでなく、家族・民族を思う意思の連鎖。
虚飾を廃した、純粋なる命への渇望。その原理に伴うシンプルな行動。
当時の時代背景で、国賊・非国民と蔑まされる事の恐ろしさは、
劇では強く演じられていませんでしたが、
現代の凶悪連続殺人鬼等と呼ばれる事以上の恐ろしさが、
あったハズだと思います。その覚悟を秘めた言動など。
たんたんと積み上がってゆく事実の演技に感動が止まりませんでした。
さすがに長期にわたる芝居ですね。笑いの配分やストーリーテラーの出し方
バランスが、とても良いです。言語の違い・意思の疎通。見事な演出です。
自分の正義・信念の貫き方が潔く。演じられた方の、うまさが際立ちました。
大きな感動を下さり、ありがとうございました。
満足度★★
レトロなSF話ですね
なんか懐かしい感じのする、’60年代によく書かれた話でした。
で小ネタ・アドリブには笑いが取れても、
肝心のお話の背骨が、細くて曲がっていた印象が否めませんでした。
過去に似たような話、わんさか出てるんだから。
上手にイイトコ取りして、まとめれば良かったのに。
ネタバレBOX
紙媒体の記憶保存ツール=本(日記)をメインにして、日付や年を述べて。
話の時間軸をしっかり観客にアピールし、
本の流れを主軸にし、読み手と観客を同一にして。
読み手の正体が、オチで誰かの子孫やクローン・次世代最新モデル。
としたほうが、分かり易いと思うぞ。
で読み手の時代には、骨董品の端末を。検索解説して観客に理解させると。
SFは設定・状況の説明がうまくないと、物語にのめり込みにくくなるし。
キャラ的には、たねちゃんと総理が、お気に入りでした。
上手に個性が光ってました。次点は笑顔の汚い工場長!
主人公カップルは、いまひとつありきたりすぎかな。
オチもよくわかんないものになっていたし・・・。
いろいろ今後の課題ということで、どうでしょうか?
最後に百といわず、いい間違えた本心。
千人目指して続けてください。
満足度★★★★★
懐かしいアメリカンホームコメディみたいでした
舞台セットが、心情に合わせて微妙な変化するところとか。軍人は軍人らしく、父親はオヤジらしく。らしさの演技ががとっても合っていました。まぁそのぶん、なよっとした長男ルイの背中を。どつきたくなる気持ちがでてきましたが・・・。国会議員の家の居間での芝居という事もあり、舞台上の朝昼夕やBGM・照明(エアコンの送風まで使うところ)などが、芝居に合わせた演出効果で心憎いほど上手に入るところが素晴らしかった。
お話も、次は?この次はどんな展開?どうなっていくの?と興味が尽きぬ展開で。終幕まで一気にハイテンションで突き進み、あっという間に感じた2時間でした。 面白かったです。
ネタバレBOX
なんか大柄なメイドさんだなぁ・・、と思ったら・・・。あんなオチがあったとは!
でもオープニングの煙はケムたかったです。ドライアイスじゃ駄目でしたか?
マリィの写っている唯一のピンボケ写真とか、犬の遠吠えによる返事とか、風に当たればと言われて、窓を開けた後。観客席に向かって送風するところとか。オープニングのBGMがメイドのヘッドホンステレオで、観客席上空の音を動かす所とか、舞台演出が細かく、お芝居を盛り上げる上手な効果がよかったです。また、話にしか出てこないルイの婚約者の出来ちゃつたオチ。観客に「前半でルイの婚約者との付き合い方しゃべらせたの覚えてる?」と挑戦されたような笑いの誘導が、ツボにはまりました。100点です。
あぁ、こんな話の流れなら。こーゆー反応するよなー。と、自然に感じる演技が皆さん上手でした。でもスゴイ話と、人間関係ですよね!
最後に、私のように初見の方々もいると思いますので。
フランク大佐の秘密は、ぜひ劇場にて御確認下さいと。
宣伝費も貰ってないのに、つい言いたくなるような楽しい劇でした。