長寿郎の観てきた!クチコミ一覧

1-20件 / 2273件中
トライアル 2024

トライアル 2024

A.R.P

小劇場B1(東京都)

2024/04/24 (水) ~ 2024/04/29 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

Team B→ハチニチくん 田井弘子 大柿誠 高村賢 田中裕樹 眞田規史 塚田光虹 木下彩 前田剛司を観劇

舞台は折りたたみテーブル三つに各パイプ椅子
ホワイトボードひとつ等としたシンプルなセット

裁判長に裁判員ふたり
各陪審員が六名となり
量刑を決める審議を行うのですがー

あまり細かい事は無しよ
という感じのコメディです

なかなか楽しかった~♪
でも座席は正面舞台の設定があるようで
座席列の少ない方は
あましお勧めしないかなぁと

ネタバレBOX

なかなか人間関係が絡み合った
おもしろい事件の関与と解きほぐし方でした

まぁ「12人の優しい日本人」と同じかしらねぇ
おぉう30年以上昔の↑作品なのね
元ネタの『十二人の怒れる男』も
せっかくのGWに見てみるのもありかも
とか思えたなぁ

事件の絡み合い方に不条理等が無く
上手に説明出来てて
ラストが納得できたなぁって

今度はベタな
ダンディ刑事とかを
スピンオフで製作するとか(^-^)
オプティーマへようこそ!

オプティーマへようこそ!

A.R.P

シアター・アルファ東京(東京都)

2024/01/24 (水) ~ 2024/01/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

めっちゃ王道の青春ダンスグラフティでした
なんか昔その手のアメリカ映画
たくさん見てたなぁ
チアが多かったかしらねぇ
夢見る主人公が仲間を得て
教導者(メンター)に出会って
ライバルや様様な困難を乗り越えて
夢のステージに立つという
エンターティメント性に溢れた
楽しい作品でありました~♪

ネタバレBOX

「オプティーマ」のステージに憧れる少女たち
幼馴染の3人に主人公=同級生が加わって4人になり
主人公の公園でのダンス練習に光るものを見つけた
おじさまから憧れのオプティーマのダンスオーディションの
申込用紙を貰い出場を目標にするも
学校での練習場をライバルに取られたり
主人公の父の無理解でダンスを禁じられたりしながらも
なんとかオーディションに出場して
ライバルに勝って賞を得るという
まさに王道のストーリーを
実際にマナのダンスシーンを交えて
コミカルな脇役さんが支えてると
すんなり観れて楽しめました~♪
客席には小さいお子さんもチラホラ見れたが
おとなしく素直に観劇されてて
わかりやすい話は良いなぁと再認識しました
絶対に娘のダンスを認めない父の頑固さは楽しかった
後押ししてくれてたお母さんの設定と小芝居も笑えたし
マスコットのおぷてぃまる君の使い方も
なかなかでした
=スタッフさんが手足押えてステージに出してるシーン=は
抱腹絶倒もんでしたわ
絶望という名のカナリア

絶望という名のカナリア

甲斐ファクトリー

小劇場 楽園(東京都)

2024/04/23 (火) ~ 2024/04/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

なんとも言えない濃い舞台だったなぁと

生きる事って
そんなに難しい事じゃないんじゃないかと
舞台上の人物らに言いたくなったなぁ・・・

軽いコメディは入っているのだが
基本は重いストーリー展開だった
二時間の作品

ネタバレBOX

主人公は人生に疲れて
死を選んだおじさんで
冒頭にて長年飼っていたカナリヤを籠から放し
自身は部屋で首を吊ろうとするのだが
そこへ部屋を間違えたデリヘル嬢やら
新興宗教の勧誘やらが来て
自殺は有耶無耶になり
そのまま主人公は新興宗教に傾倒していきます

その主人公の部屋を間違えて入ってきた
デリヘル嬢の事務所での話

その事務所=893さんの下部組織で
タレント事務所など3つも掛け持ちしてる
なんか人情ある社長さんとか
従業員らの話

アイドルらしい翔馬くんの
推し活してる方々の話

主人公の解いた数式を基幹にした
株式ファンドプログラムで
会社を立ち上げてる女社長らの話

主人公が入会したカルト宗教内での
様々な話

と上記の話=登場人物らが絡み合う
群像劇ともいえる作品でした
難解な絡みではないものの
けっこう根太く絡んで人生が語られるのデス

数学が好きだった主人公でしたが
広い社会に出てみると
自分の才能以上の方々多くて
能量的にも非凡ではなく閑職に追いやらられ
人生に絶望していたが
カルト宗教等との絡みで少しは希望が出て
ラストは少しは生きてみるかと
前向きになります・・・少しなんですよ・・・・

株式ファンドの社長さんは
根幹の数式解が間違っていて
それにより暴走したプログラムで資金の暴落を招き
資金はカルト宗教のメンターに持ち逃げされ
仲間も逃げ=誘われるも逃げずに=全てを暴露して
自死を選びます

デリヘル嬢は少し明るい未来になりそうな感じで

推し活にハマったお姉さんは
ガンギマリしてしまってリタイヤみたいです
そこそこにハマっていたオバサマは
借金も順当に返せる職場を見つけて(^-^;)
なんとか生きていけるようでした

カルト宗教は服毒自殺させて
保険金&融資したファンド資金も全て
教祖が持ち逃げしてしまうのだが
ひとり服薬せず助かった男がいて
今後宗教感とか一人残った罪悪感とか
抱えて生きてくんだろうなぁ と

カルト宗教の洗礼名が
新撰組隊士の名前で
履歴を知ってる主人公が入れる
突っ込みは笑えました~♪

ラストはカルト宗教入会時に書かされた
保険金の受取人をデリヘル嬢にして
主人公は戻ってきたカナリヤと
部屋で生きてゆくんだろうなぁ・・・
最低三年ぐらいは で終演です

ほんに濃厚な舞台じゃったー
登場人物らの生活感やら存在感は
よく表現されていたが
推し活のお姉さんの薬物系のとこは
表現がいまいち分かり難かったかしら

闇金とタレント&デリヘル業を経営させられてた
社長さんの人柄は
何んとなく気に入ってました
善人な小悪党な感じ好きです(^-^)
校臨エンプレス【Aチーム】

校臨エンプレス【Aチーム】

RAVE☆塾

ブディストホール(東京都)

2024/04/25 (木) ~ 2024/04/29 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

舞台は、とある魔法女子高校。
そこは、魔法が使える事が入学条件という、日本で唯一の魔法学校。
とはいえ現代において、人間の魔力はほとんど失われており、
使える魔法はささやかなものという生徒がほとんどだった。
だがニ年前、圧倒的な魔力を持った生徒が入学して来た。その名は二條瞳。
同校では、年に一度、春に魔法の大会が開催されるのが恒例となっていたが、
瞳は一年時に圧倒的な強さで優勝する。
その強烈な魔力に、二年時は全校生徒が大会を辞退。
不戦勝でV2を達成した瞳は、
三年となった今年も戦わずしてV3を達成するものと誰もが思っていた。
だが、今年、その『女帝』に挑戦状を叩きつける生徒が現れた。

魔法女子校を舞台に繰り広げられる青春群像コメディ!と
説明にある通りの展開です。

舞台上はJKと女教師=3人のみの登場で
まぁ男性率はゼロっす

グループアイドルの舞台みたいかなぁ と
まぁ見たことは無いんですけど・・・
元気よく舞台上で若いお姉さんたちが動いているのは
なかなか迫力等あり良いものでした(^-^)

ネタバレBOX

挑戦者は無謀な感じでしたが
「女帝」が魔力を失ったと知り=噂が流れ
多くのチャレンジャーが参加して
魔法大会は盛り上がります
実際に「女帝」は友の病気を救えず
そのことが原因で魔力を喪失していましたが
「女帝」にだけ見える
その友人が励ましてくれて
無事に強大な魔力を取り戻して
今年の大会も優勝しV3を達成するのでした

全体的に舞台上での皆さまの声が高くて
非日常な気分が堪能できたなぁと
HEART STRINGS ハート・ストリングス

HEART STRINGS ハート・ストリングス

劇団Turbo

駅前劇場(東京都)

2024/04/24 (水) ~ 2024/04/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ギターの生演奏は良かった
楽器は詳しくないんで知らんかったが
ギターにバリコンが4つも付いてたりするんだねぇ
なかなかにタイムリーな時事ネタでの作品でした
様様な場面やら話は出来が良いかなぁと思えたが
なんとなくポンポンと調子よく繋げることが
うまくいってない感があってチョイ残念だったかしら
とか思えた1時間45分の作品
開演時間はサラリーマンに優しい
遅めの時間帯でしたわ

ネタバレBOX

劇団だーぼが輪島の文化会館で
1/2に井上落語をやろうと元旦に現地入りすると・・・・
そう地震災害が起きるのです
幸い劇団メンバー等に被害は無かったんだが
災害地から出る事も叶わず
避難した学校の体育館で
パーティーションで区切られた生活を送る羽目に・・・
舞台セットは区切られた状態を作り上げてまして
セット奥にモニターを配して
車窓やらリモートやら情景などを映してました

なかなか状況が好転しない中
皆に配った災害ラジオにて
集団化等を避けての文化提供をしようと
=ミニFMです=学校の放送機材を用いて=
いろいろな語りや歌や落語なと通して
地域の人の紹介などもしていって
離れていた恋人の再会を取り持っての大団円で幕となります

相撲の初っると実況落語は面白かった
そういやカラーの綺麗なギターの絃も
初めて見たなぁ
ピーチボーイズ

ピーチボーイズ

Peachboys

シアター711(東京都)

2024/04/23 (火) ~ 2024/04/29 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

12年の集大成
最終公演だそうですけどー
話は前説通りに
ドーテーな三人組が脱ドーテーを目指し行動すると
ヒロインがさらわれて
助けに行くと三人に一つづつバトルがあって
世界の危機になって
ラストバトルを勝ち抜いて世界を救うという話だす
宴会芸に全力を振り絞った舞台です

何とも濃厚で力強いというか
力技な作品です
自分的には好みな感じの二時間超えの作品

ネタバレBOX

前説での盛り上げと
ひたすら下ネタに突き進む方向性
元ネタのエヴァのオープニングの再現とか
懐かしき8ビット(16あったかな?)の
ドラクエのラスボス対決=アナログ的な表現
上手でした(^-^)
音響さんがタイミングとか上手かしら と
狭い舞台を行ったり来たりしての早替え等
大変だったろうが
その熱量は半端なく笑えました
ARTE Y SOLERA CONCIERTO Vol.28

ARTE Y SOLERA CONCIERTO Vol.28

ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団

めぐろパーシモンホール(東京都)

2024/04/20 (土) ~ 2024/04/20 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

生歌と生演奏は迫力でした
発表会とはいえないクオリティに脱帽っすね
衣装が何か
ベルベットが多くて
珍しいかなぁ~と感想
最近見ない生地ですしー
途中10分の休憩あるも
2時間超える長丁場の舞台で
熱量を保っていたのは凄かったデス

世迷子とカンタータ

世迷子とカンタータ

9-States

駅前劇場(東京都)

2024/04/10 (水) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

舞台は説明の中であった
寂れた温泉街の旅館=湯鳥(ゆとり)のホールが設定
閑古鳥の鳴く街を人気の小説で舞台になってるとして
聖地巡礼で盛り上げようとして
様々な人々が旅館を舞台に繰り広げる
群像劇=主軸は小説関連=です
なかなか重厚だった
2時間5分の長丁場作品

ネタバレBOX

点と線のオブリビオンの舞台セットと同じだよなぁ と感想
デジャビュー

ラストにチラッと出てきた
湯鳥の温泉手ぬぐいがリアルでした=我感動

あいかわらずの
暗転+してのモニターでの台詞流しで
視線誘導して舞台から意識を逸らさせる手段は
ナインステイツ独自で良いなぁと感心デス
私を殺して...

私を殺して...

東京ハイビーム

地中海料理&ワイン Showレストラン「ガルロチ」(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/12 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

テーブルに囲まれた舞台での
客いじりなどしつつ~の
テーブルトーク舞台といった感じでしょうか
韓国での舞台は普通に劇場での上演スタイルなのかしら?

ピアノの生演奏もあり
主役の汗だくの熱演も評価できるが
自分的には大ヒット~という感じはしなかったかな
いろいろと趣向を凝らしていてるんだけどね

ワイルド番地

ワイルド番地

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2024/04/05 (金) ~ 2024/04/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

話がシンプルで分かり易くしたぶん
当時人物達が曲者ぞろいで
しょっぱなからの掴みはOK
なんだがーそのぶん中ごろに
ゆる~くタルミを感じたかしらねぇ

だが後半への展開で
決闘をして盛り上げるトコは
さすがに上手に思えた二時間強の作品
全席指定

ネタバレBOX

小玉さん等
決闘二課の方々がウェスタンスタイルなんだが
久仁子女史のガンベルトが空だったのが
なぜか残念に感じてしまった
コルトでもさしておいて
一度くらいは空砲でも撃って欲しかったかなぁと

後半の主軸は
市役所の決闘一課と二課の対決で
設定はパトレイバーの一課と二課の感じでしょうか(^-^)
決闘は何か漫画「炎の転校生」の
弱肉学園の校則みたいでしたわねぇ
あ映画「火山高」とか思い出すわー

お役所コメディと称される感じかな
一課の課長さんが
キャラが立ってて好みでした
最初のバスの再現シーンが
なんとも良い掴みで
自分の好みでありました~♪
白鳥先生と過ごした2日間

白鳥先生と過ごした2日間

enji

調布市せんがわ劇場(東京都)

2024/04/03 (水) ~ 2024/04/07 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

基軸は説明通りの
疎遠にしていた息子と母の再開なのだが
閑散とした商店街を舞台に
様々な再生を見せてくれた
良き舞台でありました
二時間強で全席自由

ネタバレBOX

舞台セットが
なかなかに凝っていて
古くてデカイ蓄音器とか
いい感じで雰囲気を出していました

受験を念頭に成績UPを目指した授業をしていた主人公
=舞台の元魚屋の次男坊教師
卒業した生徒が自殺してしまい
消沈して久しぶりに実家に帰ってくると
魚屋であった家は日本に住んでる外国人の
生活支援NPO団体の拠点となりて
二階の住居には外人さんが母と住んでたりして
次男坊とまどいます・・・(父は他界している)
ブラジリアン商店街としての再生を目指して
近くの大型商店さんに対抗しようとしているのですが
それを担う外人さんらも
いろいろと問題を抱えていて
それらの話を展開していき
ラストは無事に商店街主催の
ブラジリアンマーケットを開催して
大団円での〆となります

親子の問題やら
引き籠りに不登校にと
いろいと出てくる難問に
無理しなくてもいいんだよ
出来ることからチョットずつ
行動していこうっていう
優しい目線の話の作りが良かった

まぁ問題出そうとすれば
不法滞在や薬物とかまで広げられる
だろうがバランスよく話は纏めていました

タイトルは主人公教諭の亡くなった父親が
次男坊の授業を録音したテープを聞いていた日数でした
因みに兄は失踪していて
姉は亡くなっている設定で・・・・・
その姉の死亡は交通事故で
次男坊が駆け出したのを追っての事故で
轢いてしまったドライバーは
主人公宅に関わって
いろいろと尽くしてくれる有能な人で
なんともな雰囲気を出していました
善良な方で好感のもてる設定でしたわ(^-^)
見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

ことのはbox

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2024/03/28 (木) ~ 2024/03/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

前回の再演から5年ですか・・・
光陰矢のごとしデスなぁ
さて
話は同じでも
やはり時間という要素が加わると
いろいろと自分の感性とか
演じる側のブラシュUPとかもあるようで
今回は星数満点です~♪

舞台は女学校の談話室を再現し
白いアーチ型の窓枠が印象的なセットでした
舞台右手に階段も設置されて二階への移動とか
舞台奥の通路とかも使って
立体的に奥深く劇場を使ってて
広くて裕福な感じの学校演出があったかなぁとも

長いものに巻かれる賢い生き方と
情熱に後押しされる青くて判断の拙く若い生きざま
時代の波に抗うのか流されるのか
揺れる女学生らの物語
約3時間もの超大作でした
全席指定

ネタバレBOX

夜に談話室に集まる時に
ほんとに蝋燭を使ってるみたいな
小さな明かりでコソコソと自分たちの文芸本を作るトコ
なかなか良い暗さでヒッソリ感が好ましかった~♪
天の秤

天の秤

風雷紡

小劇場 楽園(東京都)

2024/03/29 (金) ~ 2024/03/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

実際の事件を基にした再現劇です
(たぶんこうだったんじゃなかろうか劇)
コロナで中途上演が中止となり今回無事に再演という
なんとも根性のある作品=二時間弱ですわ
全席自由・・・やはり柱寄りが見易いかなぁとかは
思った

タイトルは正義の女神の持つ秤
「剣なき秤は無力、秤なき剣は暴力」
正義と力が法の両輪であることに掛けたものですわね

そしてこの事件は日本初のハイジャックであり
ハイジャック防止法が制定されることにもなる
ターニングポイントな事件でもあります

小劇場でもあり
シンプルなセットな分
いろいろと照明や音響にも拘りをみせた
作品でありました

で なぜか妙に妙齢の有閑マダムっぽい方々が
客席に多かったのか珍しく感じました~満席でした~

ネタバレBOX

運輸政務次官山村新治郎氏を人質交換に用いる
運輸大臣の台詞の間というかタイミングが絶妙で感動!
豊臣秀吉が徳川家康を自分の母を人質に差し出して
臣下に落とし込んだ手法も
こうだったんだろうなぁーと思わせる
天晴見事な芸でした

劇団の不屈の根性に星数はオマケ付けて五つ星!

そういやぁニュース映像で
本物の犯人らの北朝鮮での生活見たことあるけど
日本に帰りたがってたねぇ
こんなことして まぁぬけぬけと 
と感じたっす

韓国に借りができて
ソウルの地下鉄の技術(ホント)やら
想像だが裏金(確認しようがない)も渡したりしたんだろうなぁ・・・
イノセント・ピープル

イノセント・ピープル

CoRich舞台芸術!プロデュース

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2024/03/16 (土) ~ 2024/03/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

なんか混ぜるな危険な感じのモノを
原子爆弾という柱を基に集めてみせた力作という
印象を受けました
心に響いたなぁ・・・・

役者さんも上手で
引き込まれた2時間15分の作品

出演者さまから
ポテチがプレゼントされまして
ありがたく(^-^)

ネタバレBOX

映画シャドウ・メーカーズに感じた
現時点での米国最高頭脳の使い潰ししてでも
原爆の完成をさせるという感は
あまし無かったが=4mもの壁に囲まれた中での
しくじり=即消滅=みたいな研究を主人公がしていた
というトコは納得でした

アメリカ人最高!
という設定での英語ですよ~話してるのは~
日本人は白い仮面つけて
我々=主人公サイドの言葉などが理解できない未開人
という感じの演出は凄いインパクトありました

原爆でアメリカが戦争を早く終わらせたんだという
いまだに信じられてる嘘を
違うんだよーと作中で否定してくれなかったのは残念=旧作だから?
日本の無条件降伏を受け入れずに
新型爆弾を使うために終戦を引き延ばした事は
ポツダムではちゃんと各国語で解説されてましたわ

7月4日の独立記念日に集まる
旧友らを時間軸を前後しながらも
上手に見せてました

主人公の長男がベトナム戦争で半身不随になるのは
映画7月4日に生まれてを彷彿したましたな

作中で一番インパクトあったのは
致死量の被爆してるのに生き延びてる友人に
おまえはモルモットだったんだと明かすDrのシーンでした
ただ現実的にも
その被爆データ実験での検証で
対放射線被ばく量を決めているんだというのが
なかなか響きましたわ

第二次世界大戦で血液の輸血の交叉耐性を
実際のユダヤ人とか捕虜で行っていたとかいうの
同レベルのやばさでしたわね

白い仮面を外して
英語で主人公に語られる
広島被ばく者の実体験とかは
いまひとつ甘かったかなぁー
一面死体だらけで
逃れるにも死体を踏み越えていかないといけない状況で
踏んだ死体に足がめり込む感触が
いまだに忘れられないといった
被爆者体験話の方がもっと重くて今作向きに思えたかしら

コメディSF調の
古い家の冷蔵庫内に小さな人々が住んでいて
だんだんと進化していくのを
引っ越してきた夫婦がみてるというのがあって
ある時旦那の方が冷蔵庫内での
原爆らしい爆発を見て吹っ飛ぶシーンがあり
コメントに
アメリカ人って原爆を
ただ威力の強い爆弾だという認識しか無いんだなぁ
というのが何とも納得で
事実とかは自分で真剣に知ろうとしないと
届かないんだよなぁとかオモエタデスよ

映画オッペンハイマー作った監督さんも
自分の息子が核軍縮に興味が無いことを知り
製作意欲が上がったという話してたしー

戦争とか兵器とか
争いとかいろいろと詰め込んだ作品でした

ラストは主人公の娘の葬式で
自分のひ孫が
孫のお腹にいて手を伸ばすシーンで音と暗転が同時で
終演となる意味深な終わり方でした・・・

原爆製造のための計算をしていた数学者さんは
晩年教師を辞した後に
原爆に関与した罪の重さから猟銃自殺をしてしまい
そこにいたるまでの日々の苦悩を奥さんが述べて
キリスト教では自殺は重篤な罪であり
葬儀も行えないので
世間的には事故死ということにしたというのも
重かったなぁ・・・・

ひたすら明るく戦争肯定派の友人は
一人息子がイランイラク戦争で用いられた
劣化ウラン弾での被ばくが元らしい肺炎で若くして亡くなり

主人公宅のヘルパーさんは
祖父が住んでた山にあったウランで原爆が作られ
秘密裏に山に捨てられてた核廃棄物が原因で
兄弟共に被ばくでの癌で死んだとか
エピソードが・・・詰め込まれてたデス
ナマリの銅像

ナマリの銅像

劇団身体ゲンゴロウ

新宿スターフィールド(東京都)

2024/03/27 (水) ~ 2024/03/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

何というか
良くも悪くも小劇場的といった感じを受けた作品
テーマが神の担ぎ方みたいな印象でした
けっこう台詞に効果音とか
セットの移動音とかが重なって
聞き取り辛いトコが多くて
いま一つ感があったなぁ と
2時間の本作に約30分のアフタートークを付けて
お得感はUP
ただゲスト氏がMCやってたんで
新鮮さが何とも面白かった
劇団メンバーの出も多かったし(^-^)
珍しく紙のアンケートにペン付きでした

人形の家

人形の家

劇団東京座

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2024/03/28 (木) ~ 2024/03/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

さすがに近代戯曲だった
舞台セットとか衣装や調度品など
居間を再現した美術セットも内容も良かった
それにつけても長セリフ・・・・膨大
ご苦労さまでしたと脱帽です

あとジャスミン茶がプレゼンとされて
大変ありがたく(^-^)

リーサルウェポン第1作のように
クリスマス前から始まり
ラストがクリスマスで終わる
女性の自立の物語=3時間強の作品
見応え凄かった!!

いい旅、現実気分。

いい旅、現実気分。

人間嫌い

小劇場 楽園(東京都)

2024/03/13 (水) ~ 2024/03/17 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

説明は主人公ら三人娘の旅立ち前の心情でしたー

旅先の雰囲気といい
らしい感じのセットといい
細かな設定を生かしきった話のつくりは
なかなか楽しめた(^-^)
星数はオマケしますわ~♪

夜の開演時間は
サラリーマンに優しい感じがまた
高感度UPデス

「春さんの お~い、紙芝居屋さんだよ!」

「春さんの お~い、紙芝居屋さんだよ!」

辻シアター

川崎市多摩市民館(神奈川県)

2024/03/09 (土) ~ 2024/03/09 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

ちょいハコが大き過ぎたかしらね
と感じた芝居でした
場面とかの転換も
工夫は凝らしていたが
いろいろと
今ひとつだったかなぁと思えた
約80分の作品

稽古初日と哲学対話

稽古初日と哲学対話

O企画

アレイホール(東京都)

2024/03/01 (金) ~ 2024/03/04 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

📖戯曲「予約席」を観劇
ホールに円形に椅子を並べて
本当に即興で台本だけ先渡し?で
舞台の設定なども開演5分で
初顔合わせとする女優さん二人で決めてもらっての
二人芝居でした
まぁ台本は男性二人でしたがー

後半は そのままで休憩無しに
皆で椅子を丸く狭めて座っての哲学対話となりました
何かしら先の演目がらみと思っていたのですが
司会進行となる主宰さんが
とりあえずの題目を投げかけての
対話の積み重ねとしていきました
今回の題は服とか性を出しましたわ

試み的には面白かったかしらね

ネタバレBOX

台本を片手に持ちながらの
最初の芝居は
後半ヒートアップしての盛り上がりが
前半の静かさを打ち消す感じが楽しめて

哲学対話は
そのままディベートみたいな感じでしたわ
まぁ小学生にも理解できる言葉で
意見を否定せずにという制約があるので
なかなか普通の議論とかとは異なって面白かった
椅子を並べる感じはアニメ版の
ぼくらの みたいなイメージで
話す内容も近い感じが何とも・・・でしたなぁ

いろいろと初の試みな感じで
主宰さんは心労大きかったかしら
とか思えた舞台でした

意見の吐露は結構各人の考え方や
生活背景が透けるので
単にユニ~クとかは評せんなぁと思えたデス

むかぁ~し昔 とても小さかった頃に
なぜ人は生きてゆくのか?と考えて
結論出るまでに1年かかったのを思い出しましたわ
今日は楽しい誘拐事件

今日は楽しい誘拐事件

演劇ユニット【オクチナオシ】

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2024/03/02 (土) ~ 2024/03/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

一幕コント劇という感じだったでしょうか

開場時からジャージの人質さんが
ガムテープで口を塞がれて
パイプ椅子に縛り座らされておりまして・・・
そのまま開演時間までいて
開演して身代金請求の電話が
天の声で流れてのスタートとなる
約70分の作品

リアルさは流しての
不条理ギャグ作品
なんとも今風な感じで
動画配信を日頃されてる
というのが納得したかしら

ネタバレBOX

基本
素舞台に椅子が四つで
出演者も4人
人質さんと犯人さん
その犯人の奥さんと
異様にシュチエーションに拘る警察さん

人質の脅迫もネット検索で言葉を選び
監禁場所も
わざわざ借りたトコで
すぐに監禁場所も特定されるも
拘りの警官さんによって確保されずに
ズルズルと状況が流れていって
犯人と警察側双方が動画配信をしてって
カオス!
で結局そのまま動画を流してゆくのであろうと・・・
不条理系ですよねぇー

このページのQRコードです。

拡大