長寿郎の観てきた!クチコミ一覧

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15 Minutes Made Volume9

15 Minutes Made Volume9

Mrs.fictions

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/08/12 (木) ~ 2010/08/15 (日)公演終了

満足度★★★

小劇場芸術の紹介として
よくできていました。
コメディ・ちょっと不思議ホラーテイスト・シリアス・やや不条理など。
バラエティに富んでいて楽しめました。
小劇場は、こんな感じですよという雰囲気はよく伝わった。が
観客サイドも、やはり劇団関係者など多くいそうで、
世間という広大な海に、どうサイン出して見てもらうようにするのか。
宣伝が重要なファクターになるのでは?
などとエラソーに考えたりもしました。
(アフタートークも見ていないくせに・・、すいません)

ネタバレBOX

■わるぐち:気の弱い弟が兄ちゃんにキレて、思ったことズケズケ言えるようになって。兄弟喧嘩で物別れと思わせて、絆の再確認。って感じで上手にまとめて。悪口のバリエーションが豊富で、放送禁止コードに引っかかってるところも、背徳的で楽しめました。兄の「毒のある言葉喋れよ!」で「トリカブト」とか言う台詞のセンスが光っていました。
■OCEAN:よくある(失礼)RPGの世界の実演劇でしたが、始めのナレーションで”こんなしょんぼりな劇団なのさぁ”と紹介された劇中劇コメディでした。芝居は練習足りなくて・・という出来で。小道具の伝説の剣は折れていて。主人公が舞台裏で怪我して、腕がもげても「役者ですから」と、とれた左手もって出演続けた姿は暑かった(^^)。一番受けたのが、この劇団見に来た観客の役の役者さんが。芝居のコシ折る台詞や登場の仕方が愉しかった。「僕は年に300本芝居観てて、今日は招待じゃなかったね。評価は辛くなるよ」と席案内の女性に絡んだ台詞は、大爆笑でした。その後は変な笛での応援でしょぼかったです。せめて観劇中にかかってきた電話に出て「今つまんない芝居観てる最中だから」とか喋らせれば良かったのに!(現実、私は映画館でホントに携帯で会話したおばちゃんに出くわした事あります。)でさらに、ビニル袋から煎餅でも出して食べ始めるとか(カサカサ盛大にノイズ出しながら)すれば良かったのに。そしてラスト、とってつけた様なエコ推進劇でしたと、まとめた所は笑いが締まって楽しめました。
■ジョゼたち:個性的な小学生の缶蹴りを、小学生らしからぬ風貌の方々が演じるスラップステック劇と、お見受けしました。性格の描写が上手に演じ分けられていました。
■性的人間:妻を、目をかけていた書生に寝取られた男の心理を3人の役者が、悲しみ・怒り・好奇心(であってるかな?)で表現してゆく心理劇かな。普通なら妻・間男・主人公の3人で演じそうな所を主人公3人で合計5人で演じてた所がユニークでした。(サザンクロスというアニメの敵役や、エヴァのコンピューターマギなんぞ思い出しました)で詰め寄っていた側が詰め寄られと。割とオーソドックスなオチでしたね。
■漫才:なんか場末のスナックでやってるような、しょぼい芸人さんコンビを上手に見せていました。でもオチがマネージャーのスケジュール調整ミスのみでは、しょんぼりです。DV女とかも楽しめたのに。ただマネージャーさん役の方は、本物みたくらしく見えました。化け方上手!
■僕を寝かさない:夏定番の王道ホラーでした。仲の良い良いグループが集まるも、実は二人だけが現実?であとは物の怪だったらしい。という話。自分としては、何か飲む?で持ってくる毎回異なるミネラルウォーターギャグが楽しめました。それと643ノゲッツーの伊藤さんは声といい、喋り方といい。印象に強く残る方ですね。朴訥とした雰囲気は得意でしたね。

とりあえず、全部の感想です。
芝居の詰め込み方に負けないように、つめて感想述べました(いいわけ)
お見苦しくて申し訳ありません。
「名無しのエリーゼ」 Niemand heißt Elise

「名無しのエリーゼ」 Niemand heißt Elise

TACT/FEST

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2010/08/10 (火) ~ 2010/08/12 (木)公演終了

満足度★★★

台詞も役者もドイツの方でした
なんの予備知識なく観まして驚きました。
舞台左右に台詞の和訳が表示されるのですが、
ちと演技との表示にズレありました。
映画の字幕と等しく、物語進行上必要最低限の訳しか出ませんし。
後はニュアンスでした(^^)

でも絵本を見るような、暖かさが伝わってくるような芝居でした。
日本の公演ということで、台詞に日本語取り入れたり。
いろいろと頑張りなども感じられた1時間弱の演劇でした。

追伸:劇場入り口に設置された、羊になりきるための牧場セットが。
    妙に気になってしまいました。
    (注:今作品とは何も関係はありませんですハイ)

ノクターンだった猫

ノクターンだった猫

ニットキャップシアター

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/08/06 (金) ~ 2010/08/09 (月)公演終了

煽り文句通りクラクラしました・・
「踊るワン・パラグラフ」観て面白かったので期待したら・・・。
脳内麻薬ともいえるアドレナリンの大量分泌作品になってしまったらしく、
「面白い作品作りたいんだ!」
という意欲は良ーく伝わったのだが。
話が一貫してわからず、許容範囲の斜め上方をオーバーしていきました。
自身の時間の使い方について、反省や熟考を強制させる芝居でした・・・。
(平たく言うなら、移動時間+上演時間+期待感を返してくれーって事デス。)
でもまぁ。
とりあえず、ごまさん御結婚おめでとうございます。

Ryoma

Ryoma

ミュージカルカンパニーOZmate

六行会ホール(東京都)

2010/08/07 (土) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★

いつかニューヨークで興行できるといいですね
女性ばかりでの幕末ミュージカル。
なかなか動きや表現が細やかで綺麗でした。
新体操のリボンのような、布使いが印象に残りました。
また星空を表現したライトの演出は綺麗に思ったです。
ただマイクの入りか、体力の低下か。
後半、歌に入る前の出だしの台詞や歌詞が、
聞き取り難い時がありました。
改善の余地ありと思います。

さりげなく生演奏なBGMには驚かされましたね(^^)

サーフィンUSB

サーフィンUSB

ヨーロッパ企画

本多劇場(東京都)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/15 (日)公演終了

満足度★★★

舞台美術は感動しました
けどね・・・。
細かいエピソードは笑えるとこあって楽しいんです。
だけど中核をなす話しが、カタルシス得られないんです!
なんか一本調子のヘビ花火みたいな印象を受けました。
舞台セットづくりで燃え尽きてしまったんでしょうか?

ネタバレBOX

暑い時期に観るマイBEST映画「サマータイムマシンブルース」の原作劇団!!
シアターガイドに紹介記事も載っていて、
(ものすごく)2=(二乗)、期待してたんですぅ。
舞台セット上、遠くに見えるレトロなドーム状の未来都市。
シティライト+都市からのサーチライトまで表現していて感動的な出来でした。
水没した世界で、水面上に残った高層ビルが舞台となり。
一番下は黒幕で隠した海という設定は、ホントよく考えられたいました。

海面上昇により水没した世界。
ドーム都市で最先端の生活を送る人々を尻目に。
水面上に残った高層ビルに勝手に住み着いて、
水没都市からのサルベージ品を売買し、
日々サーフィンに明け暮れる主人公達。
ドーム都市からサーフィンをバーチャルに感じる為の、
USB端子付きサーフボードによる波乗り依頼を、
焼肉屋の割引券で引き受ける事になり。
それまで、ただ良い波に乗る事が目的だったのに。
自身の波乗り感覚の閲覧ランクを競う事になり、
結果、サーファーの殆どがサーフィンUSBに乗ることになりました・・・。
オシマイ。って なんですかー

文章にすると、ホント切ないよー。
人魚さん出て来たり、ハンバーガーの食し方のウンチクあったり。
いろいろ美味しい設定あったのに、生かしきれてない!
勿体無い!! (脚本の時間無かったのかな?)
未来少年コナンやウォーターワールド・OVAのAikaシリーズみたいな、
嬉しいレトロな水没世界ですよ!SFぢゃーないですか。
何でもありだから、人魚さんも尻尾とってUSB端子つけたのに。
(いきなり尾びれが取れたのには笑えました)
「波打ち際のむろみさん」(週刊少年マガジンの連載漫画です)
みたいな異性物交流コメディーにも出来たでしょうし。
いろんなものにUSB端子つける、電脳と現実の二極世界の軋轢話にも
出来たでしょうに、本当に残念でした。

公演回数が多い分、登場するだけで笑いのおきる役者さんがいたので、
リピーターが多く付いて、安定した興行収益計算でき。
(映画化も2回目だし)慢心したか、忙しくて時間が無くなったかですかね。

NEXT 期待させていただきます

追伸:舞台セットはホント素晴らしかったので星1つ追加です
    HPのUSBメモリの上のサーファー人形が物語り語っていました。
徒然なるままに…

徒然なるままに…

川崎インキュベーター

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★

昔こういう事があったさぁ
とういう感じの全年齢Verな、神風特攻隊の話しでした。
逆R-12指定な感じがしました。
BGMなどは良く出来ていて臨場感ありましたね。

ネタバレBOX

ただリアリティは、程遠かったかな・・。
高齢の方もちらほらみえてらしたので、芝居とはいえ戦傷者さんいたら。
怒るんじゃなかろうかと思いつつ観ていました。
(時期も時期だしタイムリー過ぎるし)

特攻で散った事知らぬ、妻と母の2名の芝居は上手でした。
いじられキャラの吉田さんは、
ヒートUPすると大声の台詞聞き取り辛いです。

えーかなり偏った私見を述べるならば、
この時期に小中学校の体育館等で、児童対象の公演にすると。
大変分かり易く歴史の理解に役立つのでは・・。
(なかなかに良いのではないでしょうか?)
などと思いましたですハイ。


サード

サード

演劇実験室◎万有引力

笹塚ファクトリー(東京都)

2010/08/04 (水) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

入場スタッフの手際等が悪い
招待の葉書で観劇したが、応募時に明記してあったとて。
招待枠が1名と葉書に記載無く、同伴者の割引等という気の効いた、
商売っ気も無かった。
19時開演といいつつ実際は開場時間であり、観客並ばせていた。
(日暮れとはいえ、この猛暑の中で。)
煙草や煙の匂いが強く出る場面もあり、
その配慮に対する場内アナウンスも無かった。
芝居にさえ熱込めていれば、全て許されると考えての結果とすると、
商業ベースでの演劇という姿勢について、猛省するべき点だと云えよう。

ネタバレBOX

さほど芝居に興味の無い、階段の昇降も大変な高齢の同伴者は、
スタッフ対応に、かなり憤慨してしまった。
またその感情のベクトルを逸らせるほどの芝居内容とはいえなかった。

繰り返すが、演出上見事な暗闇での炎のパートあっても。
その炎の出した煙が、(煙草の煙同様に)苦手な人間もいるわけで。
その旨、前口上のアナウンス等にて観客に伝えるべきであるし。
新型インフルエンザ流行時には、無償のマスク提供していた劇団も
あったこと考えると、煙の苦手な方はマスクの支給あるなどの、
観客目線に立った配慮が、あって然るべきと思いました。

また舞台が、観客席に入り組んだ鉄パイプの足場等が有り、
かなり観客席によっては、観にくい席も出るので。
先に並んだ者勝ちの自由席とせずに、
指定席等を考えても良いのではと、みてとれました。

ラストシーンは、演出家や脚本家の仕事でしょうが。
「あれっ終わったんだ」と、観客置いてけぼりの出来でした。
きちんと終わりのピリオド打って、
役者の舞台挨拶や、終わりましたのアナウンスのひとつでも入れるべきす。

終わり悪けりゃ、全て悪し!。
これで入場時に不快な思い加われば。
この劇団は二度と観る事も無いでしょう。
そう感じた2時間でした。
モダン・ラヴァーズ・アドベンチャー

モダン・ラヴァーズ・アドベンチャー

架空畳

テアトルBONBON(東京都)

2010/07/24 (土) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

ヘンな芝居という自覚はあるようですが
ヘン過ぎていましたね。
芝居についていけず眠くなると、タイミングよく後ろの座席の女性が、
椅子の背もたれ蹴っ飛ばしてくださいました。
ありがとうございます。
じゃなくて!
何度もぶつけるような長い御美脚は、丁寧に畳んでしまっておいて下さい。
お願い致します。
さて役者さん。声大きいし良く動いていた。
言葉遊びに付き合って、長い台詞もよく覚えていた。
舞台もそれなりに綺麗でしたが・・・。
その分ついていけない話で、理解の範疇に入らなかったです。

ネタバレBOX

12回もこのような話を続けていたのでしょうか?
固定客が付いているような事がパンフに書かれていましたが。
一度振り返ってみることなど考えてはどうかと、余計な事思いました。
衣装のパッチワークなども丁寧に仕上げていたし、
ホントに皆さん声大きくわかり易いので、
「全年齢版」みたいな、
勧善懲悪な作品に挑戦してみてはどうかと思いました。

とりあえず、私には合いませんでした。 と
『枯れるやまぁ のたりのたりと まほろばよ あぁ悲しかろ あぁ咲かしたろ』

『枯れるやまぁ のたりのたりと まほろばよ あぁ悲しかろ あぁ咲かしたろ』

AND ENDLESS

シアターX(東京都)

2010/07/23 (金) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★

詰め込みすぎー
な感じがしまして、妙に長くする必要性は無かったのではなかろうか?
と思いました。
石川五右衛門の話とか言いつつ・・。主人公、カゲ薄!!
時間軸が、行ったり来たりで。大変わかりにくかったー。

ネタバレBOX

(ニケの海賊話は楽しかったのにー・・)
猫と化け猫の表現が曖昧すぎです。(ネコミミつければよかったのに)
ex:猫になった漱石とかみたいにね
殺陣はカッコいいんですが、人が死ぬ剣技と死なない剣技は見た目、
分けたほうが良いのではないでしょうか?
あと利家殿は槍もっていてほしかったかなー。
あーさて、秀吉君と五右衛門くん。
思いっきり信長さまに喰われた感じがいたしました。
光秀くんも何かよくわからない立ち位置でしたし・・。
一番面白かったのは、信長が家臣集めて望み聞く所でした。
アドリブ交えて楽しめました。

良い材料が揃っていて目移りした挙句に、
全てぶち込んで無理矢理煮込んだ、
ブイヤベースみたいな作品になってしまった気がします。
残念・・・。
バラシて終わりと思うなよ

バラシて終わりと思うなよ

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2010/07/28 (水) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★

舞台の裏側暴露話って感じでした
舞台が終演し千秋楽後の、タイトル通りのお芝居でした。
へーこういう風に片付けとかしていくんだー・・。
勉強になりました。
ただ片付けるだけのはずが、劇団の解散公演後の撤収ともなり。
いろいろ出てくる諸問題・・、なかなか楽しめました。

ネタバレBOX

何気に説明も無くスタートされた撤収までのリアルカウンターが、
結構良い味出していました。
まったりダラダラと、やる気無く手際悪く片付けてゆく前半の話から。
ラストシーンのやり直しを、ロビーでやりつつ。
きちっと撤収しきった後の舞台の綺麗さが印象的に上手かった。
そして天然タカハシさんの無くしたイヤリングで〆たラストも、
小洒落ていて気に入りました。
惜しむらくは、前半のテンポ・リズムのノリが今ひとつだったのが残念です。
発声練習バトルとか、妙に納得のいく毒科白とか。
キャラクターや台詞等も楽しめるもの多かったです。
幸福な職場

幸福な職場

劇団 東京フェスティバル

小劇場 楽園(東京都)

2010/07/21 (水) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

まったく予備知識無く観ました
感動させられました。
実話ベースで再演ともなると、本当に良く出来ていました。
働くことって・・・。いろいろ考えさせられました。
基本的に芝居の視点が、淡々としている気がしました。
それが現実(場面)の積み重ねで丁寧に進んでいって、
違和感無く芝居に共感出来ました。

ネタバレBOX

障害者役の方は実際の会社まで行かれたそうで、迫真の演技でした。
普段社会では弱者として、あまり表に出ない障害を持った方々の話を、
充分に伝えらえた劇でした。
小道具としてのチョークや箱・シールなども手抜き無く完成度が高く。
劇場出入り口も上手に舞台として使ってしまう、
舞台芸術のうまさにも驚かされました。
社会の時代背景を科白に混ぜて、巧みに観客に伝えるところとか。
最後暗転でのBGMで時間経過をわからせる流行歌の流れなど。
なかなか上手にまとめられていました。
その為珠玉の仕上がりでしたが、コメデイー色は薄かったかな(^^)。
ヤマト版 夏の夜の夢〔公演終了!今後は「天幕旅団」としてリニューアル致します。〕

ヤマト版 夏の夜の夢〔公演終了!今後は「天幕旅団」としてリニューアル致します。〕

笑劇ヤマト魂

劇場MOMO(東京都)

2010/07/16 (金) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★★

悲劇Ver.を観ました
バタバタと人が死んだりして、暗くなる話なのかなぁ・・。
などと観ていたら、結構ユーモラスで楽しめました。
衣装デザインやシューズ(の靴紐)まで揃えた
芝居に対する力の入れ具合にも感動です。
登場人物が多く、Wキャストもしているのに。
人物の演じ分けが分かり易く、大変スッキリと観れました。

ネタバレBOX

召喚された魔モノは、ちゃんと使えたし。
悲劇といいつつ、誰も不幸にはならなかった気がしますし。
楽しく感情移入して笑えました。
迷いの森の木の演技や、かわいらしいコアラのリュックなど。
世界観を崩しそうで壊さない、バランスの良い衣装や演出でした。
まぁ時々、カミカミがありましたが(^^)許容範囲です。
惜しむらくは、王と女王の衣装が皆と同じすぎてチト違和感を感じたカナ。
王冠やティアラか、ショール風の衣装などで貴族風のイメージを
出して欲しかったかな。
パックの魔法は、2度目のわかりやすい視覚効果でGoodでした!
ただ惚れ薬の花、二人目は使ってなかったけど・・。
どうして効果出たのか、ヒントや説明必要な気がしましたねー。
繰り返しますが、迷いの森の演出や表現は評価高いッす!
Goodwill~王子支店~

Goodwill~王子支店~

spacenoid

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/07/20 (火) ~ 2010/07/25 (日)公演終了

満足度★★★★

面白い舞台の作りでした
舞台中央に机・椅子を置いて、観客席がコの字型に取り囲んでいるという。
で日々の業務をこなしていく王子支店の人間関係・労働派遣業の実態を、
ハートフルにユーモラスに演じつつ、一支店の視点から倒産の日まで、
丁寧に見せていただきました。

ネタバレBOX

おとなしく人当たりの良かった支店長がラストに発した怒号が、
ものすごくよく心情が伝わってきました。
現実には、暗くて切なく。
派遣でしか生計が立てられない話しがあったでしょうに、
実に明るく楽しめる作品に仕上がっていました。
今後は再演する時には、
各上演地の支店名Ver.でやってくれると面白いかな(^^)
ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」

ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」

ホリプロ

東京国際フォーラム ホールC(東京都)

2010/07/19 (月) ~ 2010/08/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しかったー(^_^)
昨今は3Dとか流行ですが、
やはり生身の人間が楽しそうに軽快に空を飛ぶ姿は感動しますね。
いろんなメディアで何度も繰り返し演じ表現された話なのに、
やっぱりワクワク・ドキドキさせられますね、
楽しいミュージカルでした!

ネタバレBOX

ティンクはスポットライトでしたが、
鈴の音の声は楽しく、復活させる時の劇場の一体感は盛り上がりました。
またフック船長も楽しく憎めず、部下たちは良い声で歌い。
タイガーリリーは逞しく、軽やかでした。
子供の頃に見たかったなー

最後の舞台挨拶で、ピーターが客席正面に飛んでくるシーンは。
最高にファンタジーでしたね!

ちなみに犬のナナとチクタクワニも良い味出してました。
「霞葬(かすみそう)」公演終了しました。

「霞葬(かすみそう)」公演終了しました。

劇団印象-indian elephant-

吉祥寺シアター(東京都)

2010/07/16 (金) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★

淡々とした感じを受けました
なんとなく巨匠の「火の鳥」を思い出しました。
ただ日常が時間経過し過ぎていくのみで心情描写が少なく、
命という湖の浅瀬で「パチャパチャ」ってしているだけの感じ受けました。
もっと深みにまで入り込んでもよかったのでは?

しんしやく・天守物語

しんしやく・天守物語

舞活道 自由童子

テアトロ ド ソーニョ(東京都)

2010/07/13 (火) ~ 2010/07/18 (日)公演終了

満足度★★★

うまくできていました
皆さん着物がよく合っていました。
丁寧に出来ていて、物語の世界観に入り込みやすかったです。
姫は気高く麗しく、若侍は凛々しく涼やかで。
大変役柄が合っていました。
舞台も角度をつけて工夫していましたが、
象徴たる獅子頭の中央部分は、もっと神秘的にして欲しかったかな。
黒塗りの木枠が見えたのは、ちょっと良くないと思いました。

ネタバレBOX

あと現代の杖ついて出て来る方と彫り物爺さんは、
ちょっと唐突過ぎやしませんかねぇ。
ヒントや説明・背景をキチット見せて欲しかったデス。
ザ・ベストマンションシリーズVol.3F

ザ・ベストマンションシリーズVol.3F

コメディユニット磯川家

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/07/14 (水) ~ 2010/07/18 (日)公演終了

満足度★★★★

『スウィートガールズと僕』を観ました
おもいっきりギャルゲーの世界を演じきっていました(^^)
またセットが凝っていて、ちゃんとベランダからの出入りしてるトコとか。
丁寧に出来てた分、舞台正面を見て右側より(または最前列)でないと。
ヒロインの部屋が見えにくいという欠点(?)がありましたね。
しかしベタというか鉄板な展開は、安心して観れた上に笑えて楽しいです。

ネタバレBOX

幼稚園児から高校生まで演じ、
生着替えまで見せてくれた主人公の演技に拍手です(^^)。
しかし漫画やアニメ・ゲームでよくある設定を、
生身の芝居で見せられると、浮世感ありまくりですねー。
豪快なお姉さんも良かったですが、
不惑超えた美人のお母さんもすごかったー。
今度は妹も出したりしたらどうでしょうね?
楽しゅうございました。
開かなくなった窓を、あわてずアドリブでさらっと流す心臓の強さにも拍手!
東京・坊っちゃん

東京・坊っちゃん

東京ギンガ堂

歌舞伎町「大久保公園シアターパーク」特設劇場(東京都)

2010/07/09 (金) ~ 2010/07/17 (土)公演終了

満足度★★★

ちょっと一本調子だったかな
ふり幅や強弱の感じが一定な感がありました。
2時間もの時間を持て余した感じがしましたね。

ネタバレBOX

でも出演者の皆さんは魅力的でした。
特に猫は、お気に入りです。
また特設テントの特徴を生かした舞台の後ろ外し!には驚かされました。
まさか始まりで、いきなり使うとは思いもよりませんでした。
ただ、せっかくの特設舞台ですからと長時間やるなら、
休憩挟んだ盛り上げ入れるとか。
思い切って90分位にしてしまうとか、
工夫が必要だったかなーって思いました。
真夜中のパーティー

真夜中のパーティー

ネルケプランニング

PARCO劇場(東京都)

2010/07/04 (日) ~ 2010/07/19 (月)公演終了

満足度★★★

レトロ感が全体を包んでいましたね
うーん、なかなか当時としては衝撃だったんだろうけど・・。
21世紀に入って観てみると、さほどインパクトは無いかなぁって思いました。
古い時代の話なんですよーみたいな演出が入ったら、
また別に感じたかもしれませんが、そういう強調はありませんでしたね。

ネタバレBOX

休憩明けで、きちんと同じ場面で続いたのは面白かったです。
ラストの閉め方にしても。
「大山鳴動、牛一頭」位のような感じを受けました。
当時の世相を取り入れて、世間に受け入れられない感じ出したりとか、
現代に置き換えるのならば、ケータイの電波も入りにくいような
保守的な町での隠れ家的パーティーの話しにしたほうが。
共感は強くなった気がします。
真夏の迷光とサイコ

真夏の迷光とサイコ

モダンスイマーズ

青山円形劇場(東京都)

2010/07/08 (木) ~ 2010/07/18 (日)公演終了

満足度

置いてけぼりにされた気分
YOUさんや生演奏、きちんとした料理など。
凝っているところと、説明すべきところなどがバランス悪かった。
(小さいパイプイスだし・・・、お尻痛くなるし・・・)
円形な舞台を、面白くは使っていたが。
なんとなく作り手側の「うまく使ったでしょ」風な感じが、ダメっぽく感じられた。
納得と共感できる点が少なすぎました。

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