僕が戦うから君はコーヒーを買って来て 公演情報 コーヒーカップオーケストラ「僕が戦うから君はコーヒーを買って来て」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    デタラメ、という割にまとまっていました。
    テンションは高かった。笑わせよう・笑わせようとしているのが。
    なんか、よしもとのコントを積み上げたような芝居になっていた。
    それでいて、ストーリーおって、場面いろいろ見せ分けて。
    そこそこ感動話も入った、徳用メガ盛りみたいな劇だった。
    ただちょっと、まとまり薄かった気がします。

    ネタバレBOX

    せっかくチープなバケツのヘルメット出したなら。
    「¥100ショップで売ってそうな武器ですね」と役者に言わせて、
    ほんとに¥100ショップで売ってる水鉄砲などを、銀のスプレーで
    着色して使った方が、小道具生きたと思います。
    さもなきゃ、リアルな現行のモデルガン使って。
    弾だけ麻酔だけど実弾も、もちろん撃てるみたいな台詞で使ってれば
    違和感無く実銃使えたと思いますが、いかがなものでしょうか?

    怪物の設定が、オープニングのグレイの吸血シーンで、
    判らせ切っていません。時間的に、どの位前の話だったのか、
    吸血された宇宙飛行士達とどう繋がるのか。
    きちんと観客に、わかりやすく伝えるべきだったと思う。
    「デタラメ」で、逃げちゃダメだよ。

    ラジオのDJは、なかなか楽しめました。実際に出てくるし。

    学園生活は、よく出来ていました。
    デブの同級生と離婚調停の先生は楽しかった。

    島のお婆ちゃんは、なかなからしくてうまかった。

    あと逃げたアイドルとジャーマネが、最初見つかった時に。
    「ちッ原住民(現地人)か!」とか台詞入れて、伏線にすればよかったのに。
    追ってきた社長の動きが鈍いのも、「重力に慣れてないな」とか、
    言わせれば。らしさが増したのに。

    吊といい、テンポといい。そこそこに良いものがあるのに。
    吸血の設定の詰めが甘く、サスペンスとしても、いまひとつであった。

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    2009/12/07 02:45

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