ライク ア ローリングストーンズ 公演情報 enji「ライク ア ローリングストーンズ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    さくさく進むストーリー
    意外な展開に、コミカルな演技と。
    なかなか楽しませていただきました。
    主人公のローリングストーンズへの思いの強さが、良く出ていました。
    (米国・英国での「転がる石」の意味の違いなど)
    細かい台詞や、登場人物たちのわかりやすさ。
    衣装での説得力。会話のテンポなどなど。
    ケチつけるトコ無かったなって(^^)。
    楽しかったです。

    ネタバレBOX

    死神(19番)さんに連れられながらも、
    ちょっかい出してる親父さん楽しかった。

    お寺にロック。いきなり死ぬ主人公。
    寺男、実は幽霊。しかも奥様に殺されてた。
    などなど、人間関係の仕掛けが多いながらも、
    変にに複雑にせず。実にわかりやすかった。

    でポンポン進んでゆく話は、観ていて心地よかったです。
    姪と思ってた子が、自分の子供とわかる話は、
    昔映画で見た設定で、さほどインパクトは受けなかったが。
    (無茶やって死んだ主人王が、現世に戻り。軟弱な兄ちゃんと知り合い、
    鍛えなおすのだが、実は自分の息子で。チキンとなじっていた男が、
    主人公の子だとと知りつつ、ヒロインと結婚した骨のある奴だったと、
    これまたヒロインの口から解説されるストーリーでした。)
    この芝居では、乗り移ってるんだから。
    「自分の子だ!」と宣言できて、納得できるし。落とし所はうまかった。

    住職しながら、長髪で。胡散臭そうなオヤジさんも。
    いい味出してました。

    お盆にツアーで、自分の墓に帰ってくる幽霊(?ご先祖)の集団は、
    インパクトありました(^^)。

    宝塚風のブライアンさん、立ち位置と演技がハマッテました。

    主人公に乗り移られた方々は、役者さんの演技の見せ所でしたが。
    皆さん上手でした。それだけ主人公のキャラがしっかり立っていたんですね。

    お盆過ぎて、おしまいと思いきや。
    主人公の孫まで出して〆るとは、ピリオドの打ち所が上手でした。

    K-ON風にも出来たのに、あえて抑えた演出も面白かった。
    古い時代の話を、レコードとかの小道具や、台詞で。
    上手に表現してました。綻びない設定と話は大好きです。
    (基本、明るい幽霊話なんですけどね。)

    命のトレードやっちゃう、アバウトな19番さん。衣装演技と、
    あいまって気に入りました。



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    2009/12/03 07:09

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