ひなつの観てきた!クチコミ一覧

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向日葵と夕凪【ご来場頂き誠にありがとうございました。】

向日葵と夕凪【ご来場頂き誠にありがとうございました。】

七里ガ浜オールスターズ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/07/07 (火) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

脚本も演出も、まっとうでシンプル
なのに求心力があるのは、すべて役者の魅力だろう(とくに藤子役の山崎ルキノ)。台詞が男性は説明的なものが多く、女性は感情重視という点で、ちょっと女優有利な作り、ではあるんだけどね。まあ、そういうことも含め、男ってほんとバカすぎ、って笑いとばせるかどうかが楽しめるかどうかのひとつの分岐点、かな? 

理想をいえば、もっと隙のない濃度の高い脚本・演出か、反対に役者の自由度の高い“日によってまるで変わってしまう”ような舞台が好み、とはいえ、じつはルデコぐらいの小空間で安価(2日目もワンドリンク付で1500円!)で良質な「尖ってない」芝居って案外少なく、貴重で、演劇マニア・フリーク的な立場からそれを歪めようとしてはいけないような気もしてきた(笑)。

というわけで、普段は「舞台を初めて観る方」が吃驚したり衝撃を受けそうな作品にしか付けないようにしている「お薦め」マークを進呈♪

GOOD DESIGN GIRL LOVES ART!

GOOD DESIGN GIRL LOVES ART!

NICE STALKER

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/06/30 (火) ~ 2009/07/05 (日)公演終了

満足度★★★

Bバージョンのみの観劇
趣味のいい悪趣味な話の作りは、一番、気持ちよく笑えるゾーン、かも。
なかでも、#3「宇宙には行けない」はかなり秀逸。

ただし理想をいえば、ハマカワフミエと帯金ゆかりの対決は、キャットファイトではなく舌戦であったほうが好み。シュレディンガーの猫VSラプラスの魔の戦いとかも観たかった(←テキトーなこといってますw)。

ボーイ・ミーツ・ガール

ボーイ・ミーツ・ガール

ロロ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2009/06/25 (木) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

いま観たい演劇はこういうの♪
滑りまくる床面のうえの役者たちの姿に、滑稽さではなく、愛おしさを感じてしまった。
実際に目に映っている舞台よりも、脳内でのほうが、さらに美しさや切なさが増していく…。

想像力に溢れた、魅力的な時間でした☆

15 MINUTES MADE  VOLUME6

15 MINUTES MADE VOLUME6

Mrs.fictions

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2009/06/25 (木) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

観客と劇団の新しい出会のための場、
というよりも、終演後に友人・知人と、あるいはネットで感想を言いあって、自分は演劇のどこに惹かれているのか、みたいなことを楽しく再確認できるのが、この企画の最大の長所なんじゃないの? と感じたので、あえて好みによる序列付けをすると、今回は、ロロが頭ひとつ抜けだしていて、Mrs.fictionsとワワフラミンゴがそれにつづく、という体感でした♪

ネタバレBOX


■ロロ「ボーイ・ミーツ・ガール」

前回の王子公演のときより伝わってくるものがはるかに大きくなっていて、吃驚。舞城王太朗的な“殺人鬼混じりの大純愛”という世界観が好みだということもあるけど、美しく血塗られた舞台の上を滑りながらたどたどしく相手を強く求め合う姿にこころ激しく打たれる。コップと色水を使ってのカラフルな殺人のシーンも当然よかったけど、悪霊が背負われるとことかもツボ。

あと、全劇団終演後のカーテーンコールで、男優ふたりが帽子を被って挨拶していたポップな雰囲気とかも好きです♪

■劇団掘出者「パーフェクト」

第一感、青年団の荻野友里を中心に据えるのは、ちょっとズルな、と(笑)。劇団の見本市、ショーケースだとするならば、その戦略は少し違うだろうし、純粋に芝居のレベルアップを図ったならば、もっと破綻した物語を作り、それを彼女の力量で支えさせ成立させてしまうようなものが観たかったなあ。ところどころに、輝きを放っていた台詞、冴えたやり取りなどもあっただけに、惜しいかも。

■劇26.25団「隣人と祝福」

一番長く感じてしまったのは、ビデオレターのせいだけではなく、好みの問題? まとまっているというより、なんか、こぢんまりした感じに思えてしまった…。

■バナナ学園純情乙女組「遊ぶカネがほしかった」

聞きとりにくい台詞ながら、まあ、そんなに頭を悩ますストーリーでもなく、愛を求める者と拒まざるをえなかった者たちという誠実ゆえの悲劇的な物語は、けっこう好み。なにより抱擁後に振りおろされるバットの軌跡が美しい。

ただ劇中、どうしても二階堂瞳子の印象が一番強いので、彼女が主役ではないという違和感が、残る。

■ワワフラミンゴ「早く行け」

ふわふわとした不条理感が素敵だったのだけど、企画的には、少し損をしてしまったような。もっとカチッとした物語の劇団がふたつほどあれば、より映えてみえただろうに。あるいは、美術
のベニヤ感が非現実への浮力を損ねてしまった印象も。

■Mrs.fictions「まわる。」

全能の神様があっさりふられて無言で佇む、なんてだれも観たことのないシーンをみせてもらえただけで満足度高し☆そして、予想どおりではあっても、廻りつづける模型の山手線は圧倒的に訴えてくるものがあって。

正直にいえば、同時多発会話など企て全体が成功していたようには思えないけれど、その優しくも切ない空気感だけでも伝わってくれば、その他のことはどうでもいいんじゃないかなあ、演劇だもの、みたいな気持ちになってしまった。
ハルメリ

ハルメリ

西村和宏(青年団演出部)+ウォーリー木下(sunday)企画

アトリエ春風舎(東京都)

2009/06/23 (火) ~ 2009/06/30 (火)公演終了

HALCAとMERRYの物語
かと、勝手にハルカリっぽいタイトルからそう思っていたら、まるで違った(笑)。脱力どころか、アジってました、はい。

ネタバレBOX

冒頭、テーブルをふたりが叩き、激しく落ち着きのない子供のように踊るシーンが格好良く(とくに境宏子の美しさといったら♪)。
さらに、大人数で繰り返されるテーブル殴打、までは素晴らしかったのだけど、クラブのシーンから一気に失速…。その後は、テレビドラマというフィルターを通したちょっと古めかしい現代、みたいなシーンが延々とつづいてしまったのは残念。

最初は効果的に使われていた木製の大型テーブルが、すぐにポップさを削ぐ重しになってしまったんだよねぇ…。
実験シリーズその1 『境界』 【追加公演決定】~これが最後のチャンスです~

実験シリーズその1 『境界』 【追加公演決定】~これが最後のチャンスです~

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2009/06/05 (金) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★★

たっぷりと境界にひたる
予約をすると、まだお金も払っていないというのに、とても凝った入場券が届き、その“おもてなし”感だけですでに満足してしまった。そして、いろいろと演劇的な可能性に満ちた、ポテンシャルの高い公演だったと思う。

ネタバレBOX

ただし、可動式の椅子での自由な場所での観劇を謳いながらも、ある程度、アクト・スペースが限定されていて、作り手側が自ら「境界」を設けていてそれを越えられなかったのは、ちょっと残念。

また、観客を促すのではなく、勝手に、自発的に動きたくなるような環境を作れていれば、なんて思いも。たとえば、ある席ではピンスポが当たり、まわりから注視されつづけて居づらいとか、あえて見切れる空間を生じさせて移動せねば観られないようにするとか、座っている真横で役者ふたりが怒鳴るような会話をするとか。

できることなら、最初は檻のこちら側にいた観客が、いつしかみなあちら側に座っていた、みたいな計算はあってもよかったかも。

さらにいえば、「実験」を標榜するのではなく、これが21世紀演劇の「究極」とか「標準」だ! みたいな、とことん強気な姿勢も欲しかったかも?

とはいえ、そんなさまざまな可能性に思いを馳せさせてくれる、というのも演劇の魅力なんだろうなあ、と感じさせた段階で勝ち、なのかもしれないけれど。
一人オリンピック~千の仮面をもつ女

一人オリンピック~千の仮面をもつ女

高木珠里ひとり芝居

リトルモア地下(東京都)

2009/06/18 (木) ~ 2009/06/29 (月)公演終了

満足度★★★★

演劇っていいなあ~
と、あらためて思いました。ひさびさの体育座り観劇だったのに、途中からはまるで気にならず、もっともっと観ていたくもなってしまったし、ね。

いっぱいエネルギーを頂けた感じ☆

シリタガールの旅

シリタガールの旅

本能中枢劇団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/06/20 (土) ~ 2009/06/27 (土)公演終了

外角低めいっぱいのスローカーブ
そしてたぶん絶妙なコントロール。なので、まったく手をだせませんでした…。

芍麗鳥(シャックリ)

芍麗鳥(シャックリ)

乞局

駅前劇場(東京都)

2009/06/17 (水) ~ 2009/06/22 (月)公演終了

再見
2回目ということで、ストーリーを追わずにゆったりと観ていたからか、音楽ライブのような作りになっているように感じられた。つまり、章や節ごとのタイトルは曲目紹介のようなもの。
それぞれ違った曲調や演奏で楽しい☆

そう考えると、他の芝居の多くはクラシックの交響曲 、なのかな?

空耳タワー

空耳タワー

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/06/16 (火) ~ 2009/06/21 (日)公演終了

10111011000110111100010000110101110000
あっ、違った、十進法だと200906182000(笑)

圧倒的な力量の役者たちが丁寧にデジタルに綴っていて平伏。

芍麗鳥(シャックリ)

芍麗鳥(シャックリ)

乞局

駅前劇場(東京都)

2009/06/17 (水) ~ 2009/06/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

錯乱させられてしまいましたでございます。
とにかく怖い。不安。気持ち悪い。不安定。気味が、気色が悪い。なので、ずつと震えながら観てしまいました…。しかも、土下座の瞬間、なぜだか死にたくなつてしまつたりもして、ああ、おぃしゆうございました。もうすつかり疲れ切つてしまつて走れません。何卒お許し下さい。気が休まることもなく御苦労、御心配をお掛け致し申しわけありません。すいません。ほんとに申しわけございません。生まれ直して、まいります。

LOVE 2009 Obirin ver.

LOVE 2009 Obirin ver.

東京デスロック

PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)

2009/06/13 (土) ~ 2009/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

いろんな愛があるわけです。
終演後、後ろの席の大学生らしき女の子が「すごい、すごい」を連発していて、いや、なにがすごいと感じたのか、もう少し言葉で説明して欲しいなあ、すっごく知りたいよ、と思ったものの、一方では、まったくおなじ感覚ではないかもしれないけど、自分にはそれを言語化することは多少なりとも可能な気もするのだけど、でも、それを語る必要は実際はあまりないかもなあ、なんてことも思う。

えっ、これじゃあ感想としては不親切すぎる? まあ、そうだろうね。だけど、つまりは、眼のある者は観るがいいし、耳のある者は聴けばいい。足のある者は集え! というだけの話なんだよね、きっと。

「リサイクルショップ『KOBITO』」

「リサイクルショップ『KOBITO』」

ハイバイ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/06/05 (金) ~ 2009/06/16 (火)公演終了

0と1の間の音
を、誰も聞いたことのない音を、懸命に作りだそうとしていた印象。
それにくわえ、合体とか視点のこととか、マザーコンピューターの演出シーンがいろんなことを象徴していたんじゃないかなあ。
と、勝手な消化の仕方をしてみたら、もう一回観たくなってしまった。やっぱり、作・演出の岩井秀人もすごいわ。

花のゆりかご、星の雨

花のゆりかご、星の雨

時間堂

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/06/02 (火) ~ 2009/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★

この雨は冷たくなく、このゆりかごは母のように優しい
いつもは、効果音のある芝居はほんとに苦手だったりするのだけど、生音だと、丁寧に作られた舞台だとこんなに楽しいのねと、全身が喜ぶ♪ 
それを含めて、今回の役者と演出家の作る濃密な空間は、ほんとに心地いいなあ~
この方向なら、劇団化によって、どんどんよくなる予感も☆

ネタバレBOX

脚本的には、もっと隙がない緻密な感じか、あるいは理解できない部分が多いほうが好みなんだけど(モノの記憶を読み取るぐらいは全然すんなり)、そういう部分をどうこういう芝居ではない、か。
途中、実際の舞台上にはない、紅茶や花の香りが漂ってきたのだから。
あるいは、物語の主軸ではない、ちょっとした台詞や仕草に涙してしまったのだから。

ただ、だからこそ、怒鳴ったりするシーンがなければなあ、なんてことはちょっと思ったりも。ここまで柔らかく優しい時間を作れたのなら、さらに追及して欲しかったような。

ちなみに終演後、劇中に登場したラプサンスーチョン(正露丸の匂いのする紅茶)と赤ワイン(安いほうにハチミツを垂らして!)を飲めたのも満足感、高し♪
さすがに、シャートー・オー・ブリオン’87(劇中と同様に売り値10万円)は頼めなかったけど、もし購入したら、リーデルの手作りのボルドー・グラスとかで飲めたりしたんでしょうか?(こちらはそんなに高くないけど)
ワインのコンディションも含め、ちょっと気になるw
SURROUNDED ALWAYS

SURROUNDED ALWAYS

年年有魚

新宿眼科画廊(東京都)

2009/05/27 (水) ~ 2009/06/09 (火)公演終了

満足度★★★

ブタとサイとカバが好き☆
壁面に飾られていた、なかむらきりんの紙アートがとても柔らかい空気を発していて、とても居心地のよい空間に。

反面、その雰囲気のなかでは、いかにもな白もの家電っぽいオーブンレンジや、テーブル、イス、時計あたりは不釣り合いだったかも(紙アートは弟の作品、という説明があっても、です)。
さらにいえば、台詞も演技ももっと抑え目、引き算なほうが体感にあったかも。

たとえば、ウェルカムドリンクのメニューからオレンジやグレープフルーツのジュースは除く、みたいな感じで(途中、氷の音が少し気になったし)。
あるいは、温かい珈琲だけに限定する代わりに、一杯ずつ、丁寧に入れるとか。たとえ開演後にお客さんに渡すことになったとしても、そんなに違和感はなかったと思うんだけど。

ネタバレBOX

個人的には、夫にも妻にも共感できたし、
互いの思いとは裏腹な仮面夫婦的な危うさも上手く伝わってきたので、
もう少しだけ、笑いを取りにいかないで、
脚本や役者、さらには観客をもっと信じて作って欲しかった、ような気も。
良品だけに、ちょっと惜しい。
愛のルーシー

愛のルーシー

北京蝶々

OFF OFFシアター(東京都)

2009/05/20 (水) ~ 2009/05/26 (火)公演終了

満足度★★★★

そんなに 「愛の理」でなくてもいいのに、
とは思いつつ、情報盛り沢山な大塩哲史による脚本を楽しむ。きちんと整理されているし、いろんな方向に転がる可能性を秘めていた物語には求心力もあって、好内容♪ まあ、個人的には、キャラに多面性があったり、もっと混乱させられてしまうぐらいのほうが趣味ではあるのだけど、観客動員とか考えるとたぶんそうしないほうがいいと思う(笑)。

ネタバレBOX

「あいのり」的には、実験施設生活者の中でもっとも魅力を感じた、イナカ(帯金ゆかり)とテイヘン(本井博之/コマツ企画)がカップルになって、ちょっと嬉しかったりも♪

あと、実験施設を監視するウエダ(石井由多加)がなにを考えながら視ているのか、なんてことを想像するのも楽しく。二列目観劇だったので、そっちばかり観てると、主舞台がおろそかになってしまうんだけど(笑)。
成れの果て

成れの果て

elePHANTMoon

サンモールスタジオ(東京都)

2009/05/21 (木) ~ 2009/05/26 (火)公演終了

満足度★★★★★

自分にとっては極限なくらいリアルな舞台
当日キャンセル待ちでの入場で見切れ席だったのですが、まるで不満はなく。
もっとも、最前列観劇の知人の話を聞くと、さらに良かったような雰囲気は漂ってましたが。
ちっ(笑)。

とにかく、丁寧な作りで、
男女問わず、すべての登場人物が違和感なくそこに存在している、
というのはけっこう凄いことで。
ほんとに珍しく、脚本をこうしたらいいのに、ということがまるで思い浮かばない舞台でした。

正直いえば、あまりに生々しすぎて、ちょっと苦手な系統の作品でもあるのですが、
なんだろう、視ている世界が一緒な感じで、これはかなり癖になりそうです。
つねに半歩踏み込んだ会話がいいんですよね☆

いやあ、好きな台詞やシーン、多すぎ!

関数ドミノ

関数ドミノ

イキウメ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/05/08 (金) ~ 2009/05/24 (日)公演終了

満足度★★★

ラストが大好き!
再演ゆえ、劇中で描かれる難病のほうは不治の病ではなくなり焦燥感が減じてしまった印象も、作者が就職氷河期世代ゆえの「格差社会」への視点は時代的により生々しくなったかも。でも、そんなことは作品の一部であり、前川世界はもっと深い。終盤の展開が予想できたという声も少なくないようだけど、けっこう自分はミスリードされてしまった模様で、最後はなかなか“どーん”とくるものがあったよ。

ネタバレBOX

それまでずっと、他人を妬み、妄念に囚われ、ネガティヴにしか考えられなかった真壁薫(古河耕史)が、はじめて、愛する者のために祈りを捧げるかのような、決意を秘めた爽やかな表情をみせるラストが秀逸で。その一瞬にすべてを託した演出が、かなり心地よかった。

ただし、ちょっとそれぞれの役者の演技質が整っておらず、プロデュース公演的な印象を受けてしまったので、少し満足度は厳しめ…。

ちなみに、ミスリードされたのは、ドミノは人を単純に救うのではなく、別の誰かに病気や怪我、あるいは不幸を押し付けることができるような存在ではないか、と推測してしまって。助かったと思ったら、替わりに誰かに苦しみを背負わせてしまっただけだった、みたいな葛藤の物語を勝手に作ってしまったんだよなあ(笑)。
朝霞と夕霞と夜のおやすみ(ご来場ありがとうございました)

朝霞と夕霞と夜のおやすみ(ご来場ありがとうございました)

FUKAIPRODUCE羽衣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/05/09 (土) ~ 2009/05/20 (水)公演終了

満足度★★★

気持ちはセックスよりビール!w
冨士山アネットの客演のときも思ったけど、深井順子の吸引力はやっぱり凄い。
あと、『真夏の夜の夢』を思わせる冒頭部分(←そうでもない?w)での、キムユスと鯉和鮎美の佇まいとかも素敵☆

ネタバレBOX

ただ、台詞の真っ直ぐすぎな感じがあまり好みではなかったので、ちょびっと時間を縮めて、70~90分ぐらいで歌とダンスだけで突っ走って欲しかった、なんて希望も。

あと、「HOTEL SeaSide」はスズナリのときのようにステージを仰ぎみる感じのほうがよかった気がするし(単にテンションの違いかも?)、かたや前半とかは車座になって観たかったかも。

いや、なによりも、ビール飲みながら観たかったなあ(笑)
ショート7

ショート7

DULL-COLORED POP

pit北/区域(東京都)

2009/04/29 (水) ~ 2009/05/06 (水)公演終了

満足度★★★★★

満足度は『エリクシールの味わい』限定です♪
『ショート7』の7作品を拝見しましたが、
個人的には、飲尿ミュージカル『エリクシールの味わい』が突出して好み、でした。
ミュージカルの王道たる「美女と野獣」ならぬ、「美女と変態」の物語があまりに切なすぎて…。

ネタバレBOX

だって、飲尿にだけ喜びを感じる変態であり、風体もまるで冴えない中年男性・小林タクシーが眼前に現れた瞬間、あんなに美しい岡田あがさ(けれど心を病んでいる)が、自分を救いだしてくれる王子様に違いないと、全身全霊を込めてうっとりしてしまうんですよ!
そんな有り得ない奇跡のような瞬間を共有できたとき、芝居を観ていてよかったと、真底思うわけです。
いやあ、堪能♪

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