実演鑑賞
西村和宏(青年団演出部)+ウォーリー木下(sunday)企画
アトリエ春風舎(東京都)
2009/06/23 (火) ~ 2009/06/30 (火) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://saladball.org
期間 | 2009/06/23 (火) ~ 2009/06/30 (火) |
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劇場 | アトリエ春風舎 |
出演 | 年清由香(sunday)、長野海(青年団)、長島美穂(机上風景)、荒木香奈(クレイヅ・プロ)、大友久志、片倉裕介、菊池美里、熊澤さえか、斎藤萌子(エムズクルー)、境宏子(リュカ.)、サカモトワカコ(THEMILLIONS)、中村祐樹、三原玄也(オフィスクロキ)、山岡太郎、由かほる、芳川痺(9-States)、若林康人(ROPEMAN(31)) |
脚本 | 黒川陽子(劇団劇作家) |
演出 | ウォーリー木下(sunday) |
料金(1枚あたり) |
2,300円 ~ 2,800円 【発売日】2009/05/24 一般 2800円、学生 2300円 予約・当日共 *芸術地域通貨ARTS(アーツ)がご利用いただけます。 (ARTSとは、桜美林大学内の演劇施設で施行されている地域通過です。1ARTS=1円) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 「いま私はクラブ・ハルメリに来ています……またしても若者達の……学生運動や安 保闘争は……抵抗……しかし今回は違います。 見てください。ハルメリを合言葉に、若者達が年配の大人達と一緒に踊っています!!」 ――ハルメリは優しさの思想。つまらない競争をやめ、全てを受け入れ合う。相手も自分も大した人間でないことを知り、 微笑みの中に自分の居場所を見つける。「……そういう、冗談なんです」 現代社会を若い視点からするどく描き、審査委員の圧倒的支持をうけて第13回劇作家協会新人戯曲賞を受賞した『ハルメリ』(作・黒川陽子)を東京で初めて上演。 --------------------- ■コメント 栃木県の豊かな土壌に種を撒き、完全無農薬で育てた安心・安全な戯曲です。 今回ご縁があり、遊び心溢れる演出家に料理していただくことになりました。 栄養価が高く、さっぱりとしながらも濃厚な舞台に仕上がること請合いです。どうぞご同伴のお客様を待たず、熱く柔らかいうちにおお召し上がりください。 黒川陽子(劇作家) --------------------- ハルメリという呪文のような言葉を巡る不思議な現代劇です。戯曲からは研ぎすまされた時代感覚が潔いくらいに炸裂してます。オーディションで選ばれた18人の役者が、跳ねたり飛んだり踊ったり叫んだりします。どこかの国の原始的な村祭りのような芝居になるといいなあ。踊りたいけど踊れない人たちに見てほしいです。僕もそういうタイプなので。 ウォーリー木下(演出家) --------------------- 栃木県在住の劇作家と、大阪在住の演出家、東京在住の俳優が作るこの群像劇は、 現代演劇のかかえる病気を軽やかに乗り越えてくれる気がしている。 「いい戯曲を信頼できる演出家が演出すれば、その作品は絶対に面白くなる」 という僕の信念はこの作品で実証できるだろう。 西村和宏(プロデューサー) --------------------- 【ハルメリ選評】(劇作家協会会報「ト書き」43号より 抜粋) 審査会の席上でも述べたが、フリーター、ニートといった若い世代の問題、いや問題ということもなく雰囲気といった方がいいのかもしれないこの感覚を描くすぐれた作家が、また一人現れたという思いが強かった。 しかも、世代を超えて共有できる要素を、戯曲のそこかしこに散りばめてある力量は賞賛に値する。これは、まぐれ当たりということはないだろうと、審査員一同が感じていたのではないだろうか。 受賞作は、台詞の切れ味、全体の構成など、どれをとっても、他の作家より群を抜いていた。 平田オリザ --------------------- ■プロフィール 黒川陽子 劇作家 1983年年栃木県出身。 2007年、「ハルメリ」で第13回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞。 2008年以降は、男性が演じることを想定した女性のみの芝居「褒め殺し」や、戯曲を第1000稿目まで書き直すことを前提とした「毒婦-千稿」等、企画性の高い作品を手がける。 また、アーサー・ミラーの研究で早稲田大学文学研究科修士課程を終えており、劇団民藝の機関紙等に評論を提供している。 --------------------- ウォーリー木下 戯曲家・演出家 1971年東京都出身。1993年、神戸大学在学中に劇団☆世界一団を結成。 現在はsunday(劇団☆世界一団を改称)の代表で、全ての作品の作・演出を担当。戯曲家・演出家として外部公演も数多く手がける。他にも演劇祭のプロデュース(OSPF/大阪ショートプレイフェスティバル)や演劇ワークショップ講師などもつとめる。またノンバーバル(無言劇)パフォーマンス集団・The Original Tempoのプロデュース・演出を行い、最近では海外からも注目を集めつつある(2005年・韓国/春川国際演劇祭招聘・台湾/台北芸術村招聘、2008年・エジンバラ演劇祭参加。2009年6月シンガポールEsplanade Theaterの演劇祭に招聘決定)。 |
その他注意事項 | ※終演後演出家とゲストのポストパフォーマンストークあり 23日19:30 黒川陽子(劇団劇作家)+西村和宏(青年団演出部) 24日19:30 わたなべなおこ(あなざーわーくす) 25日19:30 菜月チョビ(劇団鹿殺し) 未就学児入場不可 *出演を予定していた江ばら大介は急病のため降板いたしました。 |
スタッフ | 【プロデューサー】西村和宏(青年団演出部) 【照明】 岩城保 【舞台美術】 濱崎賢二 【宣伝美術】 京 【映像】 深田晃司 【協力】sunday 劇団劇作家 オフィスクロキ エムズクルー リュカ. THE MILLIONS 机上風景 9-States ROPEMAN(31)・クレイヅ・プロ 【技術協力】鈴木健介(アゴラ企画) 【制作協力】林有布子(アゴラ企画) 【芸術監督】平田オリザ 【企画制作】西村PRODUCE/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 【主催】(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 文化庁ロゴ 平成21年度文化庁芸術拠点形成事業 支援会広告 |
チケット取扱い
この公演に携わっているメンバー6
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保闘争は……抵抗……しかし今回は違います。
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