子殺し。
古民家の一間を観客席に、もう一間を芝居のスペース。貧困に迫る芝居で好きだが、自身の席だからか現代の配線コードやら色々見える。工夫は欲しかったです。通路から全体使って四方からのアプローチは良し。長すぎず、両方とも見たい内容。
満足度★★★★★
違う
初日は夜の公演だったので 会場内が暗かった
薄明りの中 絶妙な演出だと思った
千秋楽は夕方だったので 多少の明かるさの中で観る
同じ演出で違う芝居に観える
劇場で 同じ芝居を観るのもいいけど
自然状況で変わるのもまたいい
いつもながら 鬼の公演は人の中に棲む悪意や鬼に変わる瞬間について
考えさせられる
満足度★★★★
事実は小説より鬼なり。
肌寒い空間でしたがそれがよかったかと。
夜に観たらさらによかったでしょうか。
しかしまあ、事実に基づくと思うと胸糞悪くなる話であります。
満足度★★★★
-父殺し編-観劇
初見。チケットプレゼントにて観劇。
古民家の一室そのものが舞台を彩る江戸間8畳ほどの和室、その奥は30席ほどの客席、アイテム類も昭和期の世界観。
久しぶりに黒電話のダイヤル音を聞いたが、「0」の番号音を耳にした瞬間にいろんなことを思い返しそうな、我にかえる「間」というか。
鬼畜の所業と執念深さに出口の見えない娘、一手報いても残酷な結末に言葉が出ない。
「面白い」とは言えないけど、印象に残る作品でした。
約40分。
満足度★★★★
無知は罪。
子殺し編を拝見。恥ずかしながらハンセン病のことを知らず、終演後の帰り道に別の観客の方からその件をお伺いし、それを踏まえて思い返したら恐ろしさの質が大きく変わりました。雪の予報の夜、古民家で観たお芝居は、それはそれは厳しい物語でした。
ブログに感想を書きました。
http://ameblo.jp/kangeki-jyoshikai/entry-12123626278.html
満足度★★★★
解放 (父殺し篇)
回り込む廊下の軋みに気圧されつつ、黒電話の鈴音のけたたましさの中で沈黙する、その'間'がいくつもの生臭い想像を逞しくさせる。非道と憎しみの地獄絵図から「おまえがすべて」な寂寞と愛憐の下地が透けてくる。'現場'ならではの濃密さに締め付けられた。
満足度★★★★★
真の怖さ
親殺し、子殺し共に観劇。
古民家での舞台はまるでタイムスリップし、他人の家をのぞき見しているような錯覚を起こさせる。
明かりは裸電球一つ、あとは外からのほのかな日の光のみ。
どちらの劇もあまりに自然な演技の為、きつすぎる境遇に始まってからすぐに泣きそうになってしまった。
心が痛くなる話なのだが、本当にこの劇団はいいなぁ、また見たいなぁと思わせる。
満足度★★★★★
番外でも
2年前の「賽の河原」以降 毎回公演を観続けている 鬼の居ぬ間に
どの公演でも 人が鬼になる瞬間や経緯が美しい
いつ始まって いつ終わるのか 想像つかない演出
明るくなって残る 苦い味 切なさ
今回は 劇場ではない普通の家での芝居
どんな演出でくるのかと期待していた
これがまた 良かった
その時代を思わせる古民家で 役者さんの出入りで流れ込む冷たい空気
同じ場所で見ている気になる
知らない役者さんばかりの公演
それでも 鬼で納得する
いつもの重厚感もいいけど 少しだけlightな鬼もまたいい
満足度★★★★
切ない・・・
【―子殺し篇―】
登場人物それぞれに自身を重ね合わせ、「もし、自分だったら・・・」と、胸が痛くなった。
自然光を活かした、薄暗い中でのラストシーンは目頭が熱くなった。
重たい空気感の50分。
満足度★★★★
古民家が似合う内容
最初、タイトルから自分が判断したのは、人一人しか通れない崖っぷちで、のっぴきならない事情により、父が死ぬケース、子が死ぬケースというトゥーバージョンの芝居であったが、両方拝見して全く内容が違う作品であった。
満足度★★★★
生々しい芝居
【―父殺し篇―】
当日パンフによって、この作品は、○○市で実際に起きた事件と知るが、
その事件自体、記憶にないので、興味深く観せていただいた。
古民家が舞台ということもあり、生々しい芝居に終始惹き込まれた40分。
帰宅後、当事件を調べながら観劇の余韻に浸りました。