
レインボーズ・エンド
演劇企画集団・楽天団
中野スタジオあくとれ(東京都)
2007/03/21 (水) ~ 2007/03/26 (月)公演終了

リュケイオン
innocentsphere
青山円形劇場(東京都)
2007/03/21 (水) ~ 2007/03/26 (月)公演終了

津田沼
THE SHAMPOO HAT
ザ・スズナリ(東京都)
2006/10/13 (金) ~ 2006/10/22 (日)公演終了

狂想のユニオン
イキウメ
吉祥寺シアター(東京都)
2007/03/16 (金) ~ 2007/03/21 (水)公演終了
役者が大きく見える。
イキウメの役者陣は、強烈です。
すごく上手い。魅力的。とってもだいすきです。特に岩本さんと浜田さんがだいすき。客演でしたが、有川さんも素敵でした。
イキウメに初めてであったのは『図書的人生』でした。
そこから3連続で見ているのですが、どんどん作風が変わってきている感じを受けます。
前川さんの脚本はすごい力だと思うし、訳者陣もものすごい力なのだけど、なぜか引力が足りない感じが否めなかったです。箱が大きかったかしら、2時間の中にものすごい情報量がつまっているので頑張ってみないといけないのです。
いつもならそれでものめりこめてみるのだけど、今回は私のコンディションがわるかったのやも。
でも本当にカッコイイシーンを作り出すんだ、イキウメは。やっぱりだいすきですわ。
次回はコンディション整えて、見に行きます。

リュケイオン
innocentsphere
青山円形劇場(東京都)
2007/03/21 (水) ~ 2007/03/26 (月)公演終了
満足度★★★
題材はいいのだが・・・
現場をしっかりと見ているので、作品自体の出来たイイのだが、気になってしまった点が最後まで解決されなかったのは、ちと残念。

きみをあらいながせ
COLLOL
インディペンデントシアターOji(東京都)
2007/03/09 (金) ~ 2007/03/13 (火)公演終了
みてきました。
きれいなシーンがいくつか。
舞台美術はとってもかわいらしくて、生命力のある、女の情念でした。
すっごいかわいい。
音響さんも素敵な方で、まるで演奏者でした。生音、というか、演劇って総合芸術なのよね、と再認識。すてき。コラボ。
ただ、物語好きなわたしとしては、もっとばしんとくるものが欲しかった。
これからに期待です。

コペンハーゲン
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2007/03/01 (木) ~ 2007/03/18 (日)公演終了
満足度★★★
要予習でした…
本当に素晴らしい照明でした
内容に関しては正直台詞を追っていくのが精一杯で…
話の構成が頭の中でなかなか組み立てられませんでした
初演を観て脚本も買ってさらに
Newtonの量子物理学特集で予習してきた友人とは
情報処理スピードが全然違っていたようです…残念
ただキャストの芝居が何か「???」という感じでした
前楽だったからかな
役の内面と外面の本来ならテンポのよい往復が
あまりスムーズでなかったような印象を受けました
また「研究者」としての精神的・哲学的な悩み・葛藤
というのがひとつの大きなテーマだったのですが
今井朋彦も村井国夫も最後まで「研究者」には見えなかったです
(これについては私の台詞を追うスピードに問題があったのかも知れません…)
でもホント照明よかったです

西の国のプレイボーイ
ドルイド・シアター・カンパニー
パークタワーホール(東京都)
2007/03/22 (木) ~ 2007/03/24 (土)公演終了
満足度★★★★
独特の空気
アイルランド西部の都市,ゴールウェイを拠点とする劇団による上演ですが,アイルランド西部地方の田舎の素朴で泥臭い雰囲気が濃厚につたわってくる舞台だったように思います.
笑いは定型的だし,びっくりするような演劇的仕掛けに乏しい古典的な舞台ですが,役者の作り出す空気に引き込まれてしまう感じでした.
マーティン・マクドナーの作品も一度このカンパニーで観てみたいと思いました.

リュケイオン
innocentsphere
青山円形劇場(東京都)
2007/03/21 (水) ~ 2007/03/26 (月)公演終了
満足度★★
題材、手法とも苦手なタイプ
引きこもりの更生施設での静かな群像劇ということで、題材、手法とも苦手なタイプではあったが、客席にもスピーカーを設置してのサラウンド音響(芝居では珍しい)や、“あの名曲” の生演奏などが良かった。

地獄の神
劇団俳優座
俳優座スタジオ(東京都)
2007/03/17 (土) ~ 2007/03/24 (土)公演終了

かぶき座の怪人
花組芝居
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2007/03/15 (木) ~ 2007/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★
エンタメエンタメ♪
例のテーマ曲がALW版にそっくりなのに純和風で感服しました。植本さん、おもしろすぎます。みなさん歌舞伎がホントに好きなんだろうなと感じました。(マジで歌舞伎座に行きたくなりました)
男ばかりの劇団にはいったら、やっぱり女形やってみたいよなあ。だから主宰が女役ってすごく健全だと思いました♪

いやむしろわすれて草
五反田団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/03/15 (木) ~ 2007/03/25 (日)公演終了
噂に違わず
噂に違わぬ名作。というか良作。素直に見れるし、他人にも勧められる。
端田さんは、ハイバイで見たとき好きに慣れなかったけど、とても良かった。
でもぎゅうぎゅうのアゴラの客席は、個人的に気が気でない。でも値上げは嫌。難しいですね。

一丁目二十三番地金子某の家にこぐまが居るといふ
トリのマーク(通称)
こぐま(東京都)
2007/03/21 (水) ~ 2007/03/21 (水)公演終了
居心地の良い
初めて行った「こぐま」はとても居心地のいい場所。
カフェ好きなのでほくほく。超迷ったけど。迷走したけど。
芝居自体は、ステキなところもあれど、なんかもっとステキかと思ったのでやや物足りない。
でも終演後に「こぐま紅茶」いただいてきた。普通に行きたい場所。
マスターの落ち着きが癖になる、かも。

メロストケイ
ホットケーキパニックプレイ
明石スタジオ(東京都)
2007/03/22 (木) ~ 2007/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★
飽食時代版!疾走感溢れる、瑞々しい作品
登録なかったんで、自分で登録してみたら
カテゴリを間違えてしまいました。普通の小劇場の
ストリートプレイです。
家の、すぐ近所にある劇場で気にはなっていたんだけど
これまでチャラチャラした作品(のように見えるポスター)ばかりで
なかなか行く機会がなかった。
今回は、何気にシックでモノトーン、しかも「メロス!?」って
感じで、足を運びました。
いやぁ
最近、手垢のついた作品の観劇ばかりだっかこともあって
いやぁ新鮮新鮮、なんていうか
出演者達の熱意と清潔感と疾走感が溢れていて、とても
瑞々しい。
これは密接な距離感の空間だから感じる事と思う。
台詞を噛もうが、棒読みだろうが、演技が一本調子だろうが
学芸会的であろうが、
「お芝居が好きです」ってパワーが観客に吸引力を与えるんだよね。
もちろん、映画並みのチケット代金で、小さい空間だから
思える気持ちなんだけど。
(商業演劇は、それじゃ全くダメ!)
作品的には星3つなんだけど、そんな純粋さにおまけして
星4つにしました。
太宰治と夏目漱石、
2つの話を合体させた発想は、素晴らしい。
こんなにリンクするとは思わなかった。
あとは脚本さえ、こなれれば、コクーンで上演しても
おかしくないと思う。
脚本、演出は、全体で目を通してもらえれば更に
もっと良くなると思う。是非、改訂して
また高円寺で再演して下さい。

女体カーニバル
柿喰う客
インディペンデントシアターOji(東京都)
2007/03/21 (水) ~ 2007/04/01 (日)公演終了
満足度★★★
『口だけの女』
一言で表現すれば「ダークでピンクな悲恋もの」?
風俗関係、暴力団関係、それに警察関係の登場人物たちが地方都市で繰り広げる物語、映画であれば少なくともPG-12、おそらくはR-15 な表現を含みつつ…(以下ネタバレへ)
また、タイトルの意味(いやもう、序盤でそれは想像に難くないのだけれど)が劇中人物によってハッキリ告げられる場面以降の言葉遊び(「リトマス試験紙」関連やナマで披露されるラップ)がなかなか。
さらに、女性刑事・二歩(コロ)のイッちゃってる目つき(ホント、ヤバいんだこれが(笑))と、尾管弔介(村上誠基)の独特な台詞回し(鳳啓介のモノマネ風?)が印象的。

西の国のプレイボーイ
ドルイド・シアター・カンパニー
パークタワーホール(東京都)
2007/03/22 (木) ~ 2007/03/24 (土)公演終了

地獄の神
劇団俳優座
俳優座スタジオ(東京都)
2007/03/17 (土) ~ 2007/03/24 (土)公演終了
満足度★★
サム・シェパード好きにはお薦め
攻撃的な不条理戯曲で面白かったです。田中壮太郎さんは役者さんとしても大好きですが、翻訳も演出もされて(どうやらバンドもやってる?)多才な方だなと思います。感想はトラックバックさせていただきました。

恋の骨折り損
彩の国さいたま芸術劇場
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)
2007/03/16 (金) ~ 2007/03/31 (土)公演終了

美藝公(びげいこう)
KUDAN Project
ザ・スズナリ(東京都)
2007/03/16 (金) ~ 2007/03/21 (水)公演終了
満足度★★★★★
さすが
世界に引き込まれるというのはこういうこと。
小屋の大きさも座った席もベストで天野天街の技を堪能しました。
王者館の方ももちろん期待

いやむしろわすれて草
五反田団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/03/15 (木) ~ 2007/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★
予想外の繊細さ
初めての五反田団だったのですが、まさかこんなに繊細な作品だとは思わなかった。例外的な作品と言っている人もいるようだけど。
前田さんは匂わせ方、書かない事で描写する、そういう事が上手な書き手ですね。それが舞台上に絶妙な間として表現される。とても感触が良い。
俳優陣は、志賀廣太郎さんが圧倒的でした。存在感が素晴らしい。出てくるだけで空気が変わった。
物凄い衝撃を受けるようなものではないですけど、総じて良い作品だと思います。こじんまりと良くまとまっているというか。