
時空〜ダンディズム
「時空」プロジェクト実行委員会
シアターBRAVA!(大阪府)
2007/10/20 (土) ~ 2007/10/21 (日)公演終了
満足度★★★★
幸せな出逢い
楽しい一時を贈りたい!
ピュアな情熱で育まれた舞台は、演じ手と客席との幸せで濃密な一時。
しみじみとした懐かしさ、心躍るときめき。
熱意と夢が実現し結実した、素晴らしいコラボでした!!!

コントローラー
北京蝶々
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2007/11/16 (金) ~ 2007/11/23 (金)公演終了
満足度★★★★
構造も○だが、構成がしっかり。
SFチックな設定だけど、舞台として仮想と現実をうまく見せている。2つの物語の時間軸が大きく変化してからの展開が面白い。86分。

催眠術
劇団フルタ丸
しもきた空間リバティ(東京都)
2007/11/23 (金) ~ 2007/11/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
がっつり。
満席のぎゅうぎゅうの中、役者さんたちがやっていて楽しそうでした☆暴れるシーン、サイコーです。久しぶりのフルタ丸の感じを見ました♪今回実は結構予定的に厳しかったけど、見に来て良かった~。また見にいきます~。

催眠術
劇団フルタ丸
しもきた空間リバティ(東京都)
2007/11/23 (金) ~ 2007/11/25 (日)公演終了
満足度★★★★
すっげぇ。
今回は、前までのちゃんした物語から反転して、ある時期にフルタ丸がはまった暴れ芝居だった。もうパワーで押しまくるというかもう絶対男でしか出来ないことばっか。アホだった。いつもより、オチにしまりがない気がしたけど、自分としては、満足満足だった。しっかし、これ、絶対ケガする気がするよ。ホントは☆5でいきたいけど、最後の星は少し暑かったということで。まぁこの時期に暑く過ぎるっておかしいでしょ!!???

モーツァルト!
東宝
帝国劇場(東京都)
2007/11/19 (月) ~ 2007/12/25 (火)公演終了
満足度★★★★
名曲ぞろいで...
井上芳雄くんの回。
香寿たつきさんの風格と歌の上手さ、野本ほたるちゃんアマデの凛々しさにやられました。

若草物語
三条会
三条会アトリエ(千葉県)
2007/11/23 (金) ~ 2007/11/27 (火)公演終了
満足度★★★★★
三条会仕様の力技全開な異端的ミュージカル!!
会話劇においても、
腰が砕けるような選曲センスを
見せ付けてくれる三条会ですが、
ナンダコレ?面白すぎ!
こんなのを観せつけられると、
ロリータ男爵やゴキブリコンビナートが
正統派ミュージカルに思えてくる。(笑)
ホントに間口が広いなぁ、三条会って。

ライン
サスペンデッズ
OFF・OFFシアター(東京都)
2007/11/20 (火) ~ 2007/11/25 (日)公演終了
満足度★★★
良く出来た薄口のストレートプレイ。
観終わった後に
大きく心を動かされるタイプの演劇ではないし、
キモチの奥に染み込んで来るタイプの演劇でもない
かな。

モーツァルト!
東宝
帝国劇場(東京都)
2007/11/19 (月) ~ 2007/12/25 (火)公演終了
満足度★★★
井上ヴォルフガング初日
「ロマンスに出演して、演技をたくさん勉強しました」と
自画自賛している芳雄君は、目線や細かな仕草に微妙な
変化をつけ、演技派のように演じております。
モーツァルト!の魅力は若い主役の疾走感。
帝劇の大きな舞台で、中劇場の小さな微妙な演技をしている
芳雄君は、残念ながら勢いがなく
「もう今回で卒業かなぁ」と感じられました。
もっとも、今回は、オケの指揮が塩田氏から西野氏に代わったからか
やや楽曲のテンポが遅く、
重厚さを出そうとしているのでしょうか(上演時間も5分延びている)。
若さゆえの素直さ、不器用さが魅力の作品と
僕は感じているので、あまり綺麗にまとまるような作品には
しないでほしい。

モーツァルト!
東宝
帝国劇場(東京都)
2007/11/19 (月) ~ 2007/12/25 (火)公演終了
満足度★★★★
中川ヴォルフガング初日
僕が最も大好きなミュージカルの1本、待ちに待った公演。
幸運にも日生の中川初演から見ているのですが、
今日の印象は「いやぁ大人になったなぁ」。
作品を見ていて「老けたなぁ」と感じることはあっても
こういう「成長」を感じる作品って、まれです。
今回は、香寿たつきのお歌が素晴らしい。
前回も良かったのですが、今回は芝居も深みをまし、
歌は本当に練習したんだとうなぁ、と感じるほど、涙が出るほど素晴らしい。
彼女も色々な、本当に色々な役を演じる経験を通じ、
進化したのでしょう。
退化が感じられた、山口と対極的で、
彼女の歌を聴くだけでも、又足を運ぶ価値があると思いました。

ウィキッド
劇団四季
電通四季劇場[海](東京都)
2007/06/17 (日) ~ 2008/08/31 (日)公演終了
もう四季には勘弁
開演後すぐ行き、「そろそろキャストも変わっているだろう」と
5ヶ月経っていったけど、全員同じキャスト。
作品は良く出来ているのに、四季の悪さが、どんどん加速している、
そんな印象を受けました。
僕の行った回は、殆どが団体客と修学旅行生だったので
「わーすごい」って喜んでいるので、素晴らしいのだと思います。
四季の戦略は間違っていないのでしょう。
しかし、年に何度も劇場へ行く観劇マニアな僕には
どうも「四季臭さ」がプンプンして、勘弁してくれよって
場面が多く、ゲンナリして、カーテンコールは参加を
遠慮して帰りました。、
「こうやれば、喜ぶでしょう!」って姿勢が丸見えなんですよ。
歌い方一つとっても、
NYの公演と比べ、垢抜けないというか自由度がないというか
形式ばっているというか、計算が目に付いて
作品から、どんどん距離を感じてしまう。
もっと新鮮な気分で見れば、とても楽しめる作品ですが
もう初々しい気分にはなれないので、それも無理。
四季には勘弁、勘弁です。

ウーマン・イン・ホワイト
ホリプロ
青山劇場(東京都)
2007/11/18 (日) ~ 2007/12/02 (日)公演終了
満足度★★
日本オリジナル版って・・・
ロンドンで見て、難解な英語に話を追うのは必死でしたが、
それはそれは素晴らしい歌声に感動し、
目が回りながらも腰を抜かした舞台装置に衝撃を受け、
強い印象を残して来ており、楽しみに劇場へ行ったのですが・・・
日本オリジナル版だそうで、感想はネタバレに書きますが
先入観とのギャップで、ストレスを感じて見てました。
そんな中、良かったのはサヤカ。
ミュージカルの大役は初めてな上、複雑な旋律の曲で
大変とは思いますが、ひたむきに演じている姿に感動しました。
ミュージカル役者ではないので、声量はないし、
歌も決して上手じゃありませんが、
ひたむきに真面目に舞台の望んでいる姿が伝わり
とても好感度が高かった。
大きな声でワーワー、語尾を伸ばして
「私って上手いでしょ」と言わんばかりに歌う役者に
ウンザリしていたので、清涼感あふれる姿、
今後が楽しみです。

岡田利規 新作「ゴーストユース」
桜美林大学パフォーミングアーツプログラム<OPAP>
PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)
2007/11/20 (火) ~ 2007/11/25 (日)公演終了
満足度★★★
その実験で得をしたのは。
チェルフィッチュ的ではあったけれど、また別のものに見えてしまった。それは、話の構造としてもそうだろうし、完成度の問題でもあると思う。
役者によってクオリティの差が大きいし、それは個体差では許されないレベルのブレであったように思われる。そこが非常に残念。
なんだか、ワークショップの“発表会”としては納得できるが、“公演”としては疑問が残る結果であり、演出家と役者は収穫があったのだろうけれど、観る側としては収穫風景を見るばかりで、空腹感しか感じなかった。
しかしながら、少しばかり味見はさせてもらって、その味はなんかぐっとくるものはあった。
岡田さんには繰り返し、OPAPをやってほしいとは思う。次の実験に期待。

欲望という名の電車
アトリエ・ダンカン
東京グローブ座(東京都)
2007/11/16 (金) ~ 2007/11/25 (日)公演終了
満足度★★★
怪奇!なファンタジー
この戯曲は気に入っていて、国内海外問わず、何度も見ている。
そんな中、この際物のような篠井(女形)ブランチは、何とも怪奇な
印象でしたl。肩幅の広い男性が演じている時点で、
すでに現実味を帯びた作品ではなく、ファンタジーなのだ。
可憐な小島聖と、お坊ちゃま風情で線の細い北村ジュニアの
幸せなカップルに、飛び込んできた魔女といったところでしょうか。
そう、黒い衣装の篠井ブランチは魔女で、白雪姫の小島聖に魔法をかけて
姉と思い込ませている。それを必死に守ろうとしている、北村王子様。
もう全て話しを理解している人が古典を崩して上演している、と
見れば、とても楽しめます。僕も大笑いして見てました。
でも、「名作だから、一度は見ておこう」と思う人、また本来の
作品を見たことない(正統派を未見)の人は、避けてください。
でもグローブ座って、綺麗な劇場ですね。
ジャニーズの劇場になって縁遠くなり久しぶりに行ったのですが
アイドル劇場じゃないけど、軽々しい雰囲気になってるんじゃないかと
思いましたが、昔のジェークスピア劇場の面影も残っており、
いい感じです。ジャニーズは、タレントの若い男の子達の
言葉遣いなど教育や指導も、ちゃんとされているし、
偉いですね。

コントローラー
北京蝶々
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2007/11/16 (金) ~ 2007/11/23 (金)公演終了
満足度★★★★★
コントローラ
他にも書かれている方がいますが、女性としては秘かに 深く共感できる方も多いのではと感じました。主人公が悩む姿はときに思春期の自分の姿を見ているかのようでした。作演は男性の方ですが、女性の心情の描写が丁寧でドキリとさせられました。
盛り上がりといえるシーンがなく平坦な印象を受けましたが、そのぶんラストが生きていた気がします。とはいえ、ラスト以外にも盛り上がるシーンがあればよかったなと思いました。
小道具や音響、照明が非常によかったです。2Pコントローラも見に行こうと思います。現在最も注目している団体です。

漂流裁判
劇団あおきりみかん
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2007/11/23 (金) ~ 2007/11/25 (日)公演終了
満足度★★★★
久々にリピーターしたい!って思った・・・
名古屋の公演を経ての東京公演だから、初日ににも関わらずレベルが高かったし、セットもかなり作りこまれていたな・・・
お話自体も面白かったし、スピードもあったから、あっという間に終わってしまった。
久々にリピーターしたい!って思った作品。

長い夜の過ごし方
ZuQnZ
ギャラリーLE DECO(東京都)
2007/11/21 (水) ~ 2007/11/25 (日)公演終了
満足度★★
お初だから・・・
やりたいコトを詰め込んで、そこから刈り込んで作品を作り上げたと思うけど、ちと刈り込み過ぎて、唐突にシーン展開されてしまう処が多々あったな・・・
いろいろな繋がりが見え隠れしているんだから、もう少しそれのイメージをかき立てる様な演出を考えて欲しかった。

野鴨
メジャーリーグ
THEATRE1010(東京都)
2007/11/01 (木) ~ 2007/11/30 (金)公演終了
満足度★★★★★
野鳩じゃないよ、野鴨だよ(直前まで間違えてたw)
ペニノ演出家のタニノクロウ氏。ずっと気になる存在でした。「舞台奥行きがやたら深い野外舞台」とか、「腹部切開のシーンでジャズの生演奏」とか、毎回私のツボをつく「ニュース」な噂を耳にすれど、なぜかいつも忙しい時期に重なってしまいみにいくことができず。
念願かなって初のタニノ演出。
経験と自信と確たるセンスに裏打ちされた、すんげー贅沢な3時間。

タンデム~一人と一人と二人のはなし~
tea for two
「劇」小劇場(東京都)
2007/11/22 (木) ~ 2007/11/25 (日)公演終了
満足度★
懇切丁寧すぎる演習問題
「俳優は相手役と掛け合うことで、演技がかわる。それは二人乗りの自転車(=タンデム)に乗るように、カーブを曲がる際には、お互いの体重をかけるタイミングを図らねばならない」といったようなことがパンフレットに書いてあった。
「ほーなるほど。うまいこと言うねえ。なんか演劇ってスリリングそう」と、文章で読むと感心できる。が、これを客の見ている前で懇切丁寧に実証するとどうなるか……?それがこの公演の内容である。

職員会議
studio salt
相鉄本多劇場(神奈川県)
2007/11/15 (木) ~ 2007/11/25 (日)公演終了
タイトルに偽り無し
と書けば、興味を持つ人種の方、いらっしゃるんじゃありませんか?
はい、そこのあなた!おそらくご期待に沿えると思いますよ。職員会議+αで90分。それはだらりとした教師達の日常でもなく、しかし議論ばかりが続いていくわけでもなく。議事進行の合間に各々の人間関係が仄見えてくるのは基本とはいえそこを手堅く。
小劇場の劇団によくあるように同年代の役者だけで出演者を固めてしまうのではなく、年齢の幅が広いキャスティングによりさらに場の真実味というか、臨場感が増していたと思います。東横特急に乗って行った甲斐がありました。。

欲望という名の電車
アトリエ・ダンカン
東京グローブ座(東京都)
2007/11/16 (金) ~ 2007/11/25 (日)公演終了
満足度★★★
欲望から極楽は遠い
欲望という名の電車に乗っているのは私たちも同じなのだと思う。テネシー・ウィリアムズのどん底を生きる人間への率直な目と愛が感じられる秀作であり、今回の脚本も原作にほぼ忠実で、原作のそういう良さがグローブ座の舞台からも伝わってきた。原作にある音楽や効果音へのこだわりもよく消化工夫され好感のもてる演出になっていた。
だが「死と裏合わせにある欲望」を全身で表現しながら生きるアメリカの底辺の人々を日本で再現するのは難しい。日本人はやはり控えめで礼儀正しく、やさしいからだ。
女型のブランチには救いがあった。(同時に逃げでもあったと思うが…)女性が演じた時のさらなる痛々しさは想像すると苦しくなる。スタンレーは好演だった。ミッチー、ステラは上品過ぎた。いや日本的に過ぎたと言うべきか。日本での公演が絶望的なほど難しい演目だと思うが、それにしては善戦していた。