
'S Wonderful
OSK日本歌劇団
世界館(大阪府)
2007/09/21 (金) ~ 2007/09/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
こういう作品を待ってました!
しっかりしたお芝居になってました。
そして、ショーもついてる。
満足満足!
みんながそれぞれ適役でした。
音楽・照明・振付・演出と、世界館公演のなかでは、ばっちり揃っていたと思います。
再演希望!

CoinLaundry
菅間馬鈴薯堂
インディペンデントシアターOji(東京都)
2007/09/20 (木) ~ 2007/09/24 (月)公演終了
満足度★★
静かに紡がれるアングラテイスト。
上野の山に集い、住まう人達の物語。様々な過去を持つ彼ら、それでも今を自分達なりに活きる姿を描く。91分。

ドラクル GOD FEARING DRACUL
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2007/09/01 (土) ~ 2007/09/26 (水)公演終了
満足度★★★
予想外に
よかった。期待してなかったけど、生演奏や転換、照明、評判どおりいい雰囲気で。長塚さんらしさもドラキュラの残酷さに程よく絡まっていたし。ラストの告解が心揺さぶられます。コクーンで久々に値段相応と思えました、A席ですが。

神のゆりかご
劇団バッコスの祭
アトリエファンファーレ東池袋(東京都)
2007/09/21 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了
満足度★★★
マジメなお芝居でした
こじんまりした劇場で、アットホームな雰囲気を楽しめました。
演出意図がよく考えられていて、力まずに楽しめました。
役者さんの動きもよく練られているなぁ、という感じを受けました。
役者の台詞のテンポ(掛け合いのところで、ズレる)が気になりましたが、
その場の勢いでカヴァーされていました。
もう少し照明や音響も駆使されたら、広がりがでるのではないでしょうか。

トラビシャ
アマヤドリ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/09/23 (日) ~ 2007/10/03 (水)公演終了
満足度★★★★
好きです。
まったくもって説明に書いてあるとおり、お話自体は。観てから読み返したらなるほどなって感じでした。でもそれはそれだけ、という意味ではなく、あれだけのお芝居をまとめて、この説明で説明しきれるっていうのに感心した、っていうニュアンスです。サブタイトルの「テキは面倒くさいにあり」にもうなづくことしきりでした。大興奮って言うテンションの上がり方はしないけど、ぞわぞわと気に入りました。

遊び半分
中野成樹+フランケンズ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2007/09/20 (木) ~ 2007/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
軽やかでモダンな翻訳劇
中野茂樹+フランケンズの舞台を見るのは今回がはじめてだったが、僕は非常に面白かった。
100年前のアイルランドの芝居を、現代の日本の感覚にひきよせて演じることで、そのギャップがもたらすおかしさと同時に、戯曲が本来持っていた普遍的な魅力についても再発見できたように思う。
シングのこの名作を選択するという嗅覚の良さもすばらしい。

アインシュタイン・ショック
劇団ジャブジャブサーキット
ザ・スズナリ(東京都)
2007/09/20 (木) ~ 2007/09/24 (月)公演終了
満足度★★
考える余地を与えない話の作り。
説明過多になっているため、演劇というよりも状況の語りに終始して、物語としての起伏に乏しい構成になってしまっている。124分。

実験公演『御霊祭御祭騒』
虚飾集団廻天百眼
シアターPOO(東京都)
2007/09/23 (日) ~ 2007/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★
ほんとにお祭り騒ぎだった♪
約70分。
客席巻込型でいろんなモノが飛んで来たり降ってきたりもらえたり…(笑)昔々のお祭りの、危険でいかがわしい楽しさあって好き。
花道芝居が多いので桟敷でかぶりつきより後方椅子席のほうが見やすいかも。

コバルトにいさん
劇団イナダ組
イムズホール(福岡県)
2007/09/22 (土) ~ 2007/09/22 (土)公演終了

劇団両面HEROの探偵白書Ⅱ~閣僚の神々~
劇団両面HERO
MODeL T(東京都)
2007/09/21 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★
至近距離熱演
つばが飛んでくる!よけながら笑う…結構いけてるかな、バーのお姉ちゃんがもう少しくだけて柔らか味があればもっとリアル。

カロリーの消費
サンプル
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2007/09/14 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了
満足度★★
初サンプル、初三鷹
まず最初に頭に浮かんだのは、なんと使いにくい劇場なのだということ。
そんな劇場を使いこなしてやろうというよりは、ちょっと使いにくいんですけど別にいいです。って感じの芝居でした。周囲で評判のいい芝居を観にいくと、大抵の場合「悪くないけどそれほどでもないな」ってことが多いのですが、そんな感じの印象。松井周さんの変態っぷりが存分に発揮されているところは好きなのだけれど、あまり完成度が高いようには思えず。
芝居には関係ないが、よっぽどみたい芝居じゃない限り、三鷹には行くまいと思いました。

白石加代子「百物語」 シリーズ第二十四夜「怪談牡丹燈籠」
メジャーリーグ
グリーンホール相模大野(相模原市文化会館)(神奈川県)
2007/09/22 (土) ~ 2007/09/22 (土)公演終了

スルー
あさかめ
新宿眼科画廊(東京都)
2007/09/15 (土) ~ 2007/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★
明るい死後
現世より明るくドライな死後の世界というのが面白いし、そうあって欲しいとも思う。
新宿眼科画廊の真っ白な壁も作品にあっているような♪
アンケート割引とドリンク&お菓子サービスがうれしい♪

CoinLaundry
菅間馬鈴薯堂
インディペンデントシアターOji(東京都)
2007/09/20 (木) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

ファイティングブロードキャスト
インディペンデントシアタープロデュース
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2007/07/13 (金) ~ 2007/07/22 (日)公演終了
満足度★★★
次に観たのがコチラ。
その日2本目の観劇というのもあってか、
あたしは1stの方が好きかもしれません。
1stは1本のみで楽しめそうやけど、
コッチは1stのも観なかったら
きっと消化不良起こしそう(笑)

ポーカーフェイスアパートメント
インディペンデントシアタープロデュース
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2007/07/13 (金) ~ 2007/07/22 (日)公演終了
満足度★★★★
まずコチラを観劇。
こうゆうの好きなんですよねー。
ワンシチュエーションもの。
それプラス2ndとも繋がってるでしょ?
そゆの、大好き(笑)
鈴木さん、真心さん、関さんがお気に入りですvv
ただ、ちょっと長く感じたかも。

コクジンのブラウス
売込隊ビーム
HEP HALL(大阪府)
2007/09/17 (月) ~ 2007/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
思わず耳塞いでもぉた!
笑わせるところは笑わせて、
恐怖感与えるところはガッツリと・・・。
「さすが」の売込隊ビームさん。
山田かつろうサンの、
あのなんともいえない微妙な間が最高です!
ラストはやはりブラック・・・
「おぉ、そうきたかぁー。。」と、
考えると妙に納得してしまうラストでした。

へそのはなし
昭和芸能舎
シアターブラッツ(東京都)
2007/09/14 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★
リピートで更なる感動
話の筋がわかっているのに、作品の「あら」が見えるどころか
前回より更なる感動で、涙が止まらない。
観劇友達数人に「これは、いい!」と薦め、引き連れて早速のリピート。
連休前の金曜日の夜公演なのに
数日前とは、うってかわて場内は超満員。
手荷物の会社鞄も足元におけないくらいで、スタッフに預かってもらい
観劇。
前回よりも、展開が速く感じる、台詞の一つ一つは更に心に響く。
これまでリピートで行くと、注目する場面と息抜きする場面が
分かっているから、途中途中、息抜きするんだけど、
今回は、それが全くない。
本当に、良く出来た作品だ。プロの仕事だなぁと感心。
登場人物、全てにドラマがあって、それぞれが、
押しづけがましく、感情を観客に押し付けるのではなく
自然に胸に響くような訴えかける。
役者の醸し出す空気感が、しっかりと伝わってくる。
これぞ、ライブの醍醐味。
ライブだからこそ味わえる、素晴らしい体験なのだ。
もちろん、人によって好みは色々だから
この作品が苦手な人、退屈に思う人もいるでしょう。
それでも、この作品を僕は自信を持って薦められると思う。
小奇麗な門構えではない、街の定食屋に入って
普通の煮魚定食を頼んだら、腰が抜けるほど、
魚は勿論、御飯も味噌汁も漬物も、小鉢に至るまで旨かった、
そんな気分です。

ニュータウン入口(本公演)
遊園地再生事業団
シアタートラム(東京都)
2007/09/21 (金) ~ 2007/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★
のこる印象は、倒錯。
のこる印象は、倒錯。
ほとんどのシーンは、すっっと繋がる台詞で流れていくのだが、ぽつりぽつりと、考えがまとまらないシーンが入って来て、結果的に、あれ?これってナニが言いたかったんだろう???と観終わる。
若松武は、やはりいいな。台詞回し、身体の動き、全てが見逃せない。
ほかの役者も、時間をかけて作り上げてきたのであろうと思われるような、微妙に調整された台詞の出し方があったりして見応えがある。
総じて。何の話なんだかよく分からないけど、芝居(出演者、演出、演技全般は)そのものは、これは見逃したくはないと思わせる作品。
観劇の初心者は避けておいた方が無難かもしれない。

渋柿の行方
ヒンドゥー五千回
サンモールスタジオ(東京都)
2007/09/14 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了
満足度★★
舞台装置がよかった
舞台装置の作り方が面白かったです。
沢山の障子を貼り合わせていて、なさそうなんだけどありそうな、
雰囲気ある部屋を演出されていました。かきのたね、扇風機、風呂上りのTシャツ、汗スプレー等など、なつかしい気持ちをぐっと持ってこさせられました。
照明もとても効果的だったと思います。なつかしい人が出てくる場面の色使いが絶品でした。
ただ劇団として、家族ものをやるのにはちょっと無理があるかなぁと感じてしまい、中盤あたりまで物語に入っていけませんでした。
家族同士(子供・両親・祖父母)のはずなのに、同じ歳の役者さんが会話しているように見えてしまうことがほとんどでした。あえてリアルさにこだわらない演出だったとしても、どうにも無理が多かったように感じます。
絶対のリアリティをもってやりたかったのか、もしくはありえない空間の中でこの芝居を表現したかったのか、どちらにもとれてしまい、曖昧なまま終わってしまった印象です。
けれど役者さんたちのキラリと光る個性が要所要所に感じられ、笑わせてもらいました。
次はまた違ったテイストのお芝居を見たいと思います。